214 名前:
狂依存 151[sage] 投稿日:2011/04/20(水) 02:29:14.95 ID:8IkPgYvt
「(沙耶さん……)」
授業中も昨日の事が頭から離れなかった。
とにかく昨日の事を謝りたいが、麻由お姉ちゃんが沙耶さんの携帯の番号とメールと履歴も全部消去してしまった為、こちらからは連絡が取れない。
番号のメモもどっかに失くしてしまったし、向こうからも連絡が来ない。
やっぱり、嫌われたよな……。
最近はあの人の事で頭を悩ませていたとはいえ、やはり昨日の出来事はショックだったろうしな。
「(可愛い人であったんだけど……)」
麻由お姉ちゃんの事がなければ、喜んで付き合ってたかも……いや、それが無ければそもそもこういう関係にもならなかったか。
とは言え、やはりちゃんと謝りたい。
今日、帰りに家に直接行ってみるか……。
今日も課外授業に出てた為遅くなってしまったが、帰りに沙耶さんの家に向かう。
一応バイト先のお店にも行ったが、いなかったので直接出向く事にした。
いきなりお邪魔するのはまずいと思うが、向こうから連絡が来ない以上、こうする以外にはない。
いると良いんだけど……。
「だーれだ?」
「うわっ!!」
沙耶さんの家の近くまで来た所、いきなり目の前が真っ暗になり、聞き覚えの声が背後から聞こえた。
この声は……。
「さ、沙耶さん……?」
「えへへ……当たり。良くわかったね。やっぱり、私達は心と心で通じ合ってるんだよ」
沙耶さんは嬉しそうに僕に抱きつき、頬ずりしてくる。
「驚かさないでくださいよ……」
「ここで待ってれば来ると思ったよ。大輝の事だから、絶対に昨日の事を謝りに来ると思ってね。へへ……沙耶、その気持ちだけで嬉しくて濡れちゃいそう」
「ちょっと、変な事言わないで下さい」
絶対に怒ってると思っていたがいつも通りだったので少し安心した。
「昨日は本当にごめんなさい。謝っただけで済まないとは思ってますけど、姉にはもう二度としない様にきつく言っておきましたし、もう絶対にあんな事はさせません。体の方は大丈夫ですか?まだ痛みませんか?」
「うーん……まだ蹴られた所とか少し痛むけど、別に平気だよ。大輝は大丈夫?」
「ええ、まあ何とか」
実はまだ殴られた所は少し痛むけどね。
「麻由ちゃん凄い力だったよね……昨日は本当にごめんなさい。まさか、大輝に暴力を振るうような真似をするとは思わなくて……私が麻由ちゃんを怒らせるような事を言ったせいだよね。本当にごめんね」
「いえ、別に沙耶さんが謝る事はないですよ」
昔は僕がしつこく付きまとっていたのが原因とは言え、毎日の様に殴られていたからな。
でも昨日は昔殴られた時よりずっと痛く感じた。
昔はどんなに殴られても照れ隠しとか、愛情の裏返しとかにしか思ってなかったし、何より楽しんでたフシがあったからあまり痛みは感じなかったけど、昨日はなんて言うか理不尽な痛みを感じた。
昔より麻由お姉ちゃんの力が付いたというのもあるだろうけど……。
「でも昨日は嬉しかったよ。大輝が私の事を必死で守ろうとしてくれて。やっぱり私の事を愛してくれてるんだね……」
「そういう訳ではないですよ。どんな理由があれあんなの見せられて黙って見てる訳にいかないじゃないですか」
「もう、照れなくて良いのに……お礼に今日一日……ううん、一生沙耶の事を好きにしていいからさ……」
「あのですね……また昨日みたいな目に遭いたいんですか?もう僕に付きまとうのは止めてください。僕も迷惑ですし沙耶さんの為でもあるんですよ」
「嫌だよ。沙耶は一生大輝のそばから離れないって決めたんだもん。麻由ちゃんがどうとか関係ない。例え殺されても別れないよ」
「沙耶さん……」
こんな可愛い子にここまで好意を寄せられるのは悪い事ではないのだろうが、今は頭痛の種でしかない。
どうしたら、僕から身を引いてくれるのだろう?
「お願いします……沙耶さんのその気持ちは嬉しいですけど、あなたとは付き合う気は無いんです。
姉さんの事もありますし、沙耶さんをこれ以上危険な目に遭わせたくないんです。だから……」
「まだ、そんな事言ってるんだ……沙耶はもう大輝の物になってるの。あなたの一部になって離れなくなってるんだよ。もう何を言っても離れられないし、離れる気もないもんね」
「いい加減にして下さい。どうしてわかってくれないんですか?沙耶さんに好き勝手な事してきたのは謝ります」
「何度言えばわかるの?謝っただけで私の気持ちは変わらないし、もう沙耶の体は大輝無しでは生きていけないの」
沙耶さんは僕の腕をがっちり組んで、鬼気迫る顔で僕に詰め寄ってくる。
215 名前:狂依存 152[sage] 投稿日:2011/04/20(水) 02:30:04.62 ID:8IkPgYvt
こんな所で、そんな恥ずかしい事を堂々と言わないで……。
「ほら、麻由ちゃんが来る前に早く家に入って。今日は絶対に沙耶を抱くまで帰さないからね」
いつの間にか沙耶さんの家の前に着き、強引に門の中に押し込められる。
どうしてあんな痛い目に遭ったのに懲りないんだよ……。
「へへ……大輝。昨日はちゃんと見せられなかったけど、今日はじっくりと私の新しい下着姿見てね……」
沙耶さんの部屋に半ば強引に連れてかれた後、昨日と同じように下着にエプロンという格好でお茶を持ってきて、エプロンを撒くって見せ付ける。
確かに可愛らしくて沙耶さんに良く似合ってはいるけど、とてもその姿を見て楽しむ気にはなれない。
「好きでもない人の下着姿なんて見ても、嬉しくないです。やっぱりもう帰りますね」
自分でも信じられないぐらい、冷淡な言葉が自然に出てきた。
もう沙耶さんを傷つけてでも、引き離さないと駄目だ。
「そりゃ私は麻由ちゃん程スタイルも良くないし、センスもないかもしれないけど、大輝も沙耶のエッチな姿を見て少しはドキドキしてるんでしょ。遠慮なんかしなくて良いからさ……」
「もう沙耶さんの体は飽きたんです。だからこれ以上あなたと関係を続けるつもりはありません。
はっきり言って沙耶さんとのセックスは虚しいだけなんですよ」
僕に抱きついて尚も迫ってくる沙耶さんを冷たい言葉を浴びせて強引に突き放し、そのまま部屋から立ち去ろうと立ち上がる。
これだけ言えば、沙耶さんもショックを受けて……
「何を言っても無駄だってわからないの?そう言えば沙耶が大輝の事を嫌いになるとでも思ってるんだろうけど、そんなの有り得ないんだからね」
「え?ちょっと……」
がばっ!
沙耶さんは僕の手を引いて強引に押し倒し、僕に跨ってきた。
「沙耶はね……あなたの全てが好きなの。優しい大輝もエッチな大輝も冷たい大輝も何もかも……大輝の好きなものは全部好きになるし、嫌いなものは全部嫌いになるよ」
「だから、大輝が麻由ちゃんの事好きだっていうなら私も好きだよ。逆に嫌いになったら私も嫌いになる。でも大輝が麻由ちゃんの事嫌いになるなんて有り得ないでしょ?だから私も麻由ちゃんの事嫌いにならないよ」
「ちょっと、沙耶さん。本気でそんな事言ってるんですか?冗談なら……っ!」
「んちゅ……ちゅ、むちゅっ……ちゅっ、ん、んふっ……ん、んん……」
沙耶さんは僕の口を塞ぐように唇を押し付けてキスしてきた。
唇と舌を強引に絡め合わせて、口内を掻き回す様にキスを続ける。
「ん、んく……ちゅっ、んふっ……ちゅっ、ちゅっ、んん、んふっ……はあっ……ふふ……沙耶のキスで大輝のあそこがこんなに勃ってるよ……早く沙耶を押し倒してえ……ちゅ……」
「沙耶さんどいて下さい……何度言えば……ん!んん……」
「ん、ちゅっ、んちゅ、むちゅう……れろっ、べろ……ちゅっ、ちゅ……ん……いちいちうるさいよ……大輝は黙って沙耶を犯してくれれば良いの。本当は私としたいんでしょ……?ほらほら……」
沙耶さんは再びキスをして僕の口を塞いだ後、僕の手を胸に当てて、乳房を揉ませる。
麻由お姉ちゃん程じゃないけど、底々ボリュームもあって触り心地も良い。
「ふふ……沙耶のおっぱい大輝の好きにして良いよ……ほらあ我慢しないで沙耶のエッチなお口におち○ぽぶち込んでえ……」
「沙耶さん……」
目を細めながら、微妙に顔を紅潮させて僕に迫ってくるその様子がいつにも増して色っぽく感じ、徐々に欲情を刺激していく。
この感じ……まるで麻由お姉ちゃんみたいだ。いや……段々似てきている。
「へへ……ほら、こんなにおち○ちんビクビクさせちゃって……きゃっ!」
我慢できなくなり、上に乗ってる沙耶さんを抱きついて押し倒し、下着を剥ぎ取る。
「ああん……そうだよ……それで良いんだよ……そうやって、沙耶を欲望の赴くままに満足するまで犯して……私を麻由お姉ちゃんだと思っても良いから……ん、んん……」
今度は沙耶さんの口を塞ぐようにキスをし、乳房に手をかけ揉みしだく。
「ん、んん……れろ、れろ……んちゅっ、ちゅっ、んちゅっ……はぁっ……あっ、そんなに強く……やっ、あああああんっっ!!」
乳首をこねくり回した後、思いっきり引っ張り弄ぶ。
もう頭の中は沙耶さんに対する欲情でいっぱいになってしまった。
こんな女滅茶苦茶にしてやれ……。
麻由お姉ちゃんに抱いていたような凶悪な欲望を今度は沙耶さんに対して感じるようになった。
216 名前:狂依存 153[sage] 投稿日:2011/04/20(水) 02:31:02.54 ID:8IkPgYvt
「いたっ……!はあああんっっ…もう、あなたったら……はっ、や、あああああああぁぁぁぁっっっ!!!」
有無を言わさず、沙耶さんの足を開いて、既に熱くたぎっていた肉棒を沙耶さんの中にぶち込む。
「はんっ!いきなり……はふっ、あんっ!やあああっ、はっ、あんっ……」
いきなり挿入されて少し驚いていたようだったがすぐに慣れて肉棒を締め付け、腰を振りまくる。
もう今は何も考えられない。
沙耶さんの中で気持ち良くなりたい。
「あっ……はふっ……!はんっ、やっ……あんっ!はっ、あっ、はんっ……あっ、あああああぁぁぁぁんっっ!!」
「良いよ……その調子だよ……!もっと……もっと動いて……沙耶を犯しまくってええっっ!!やっ、はっ、はああああんっっ!!」
お望みどおりがむしゃらに沙耶さんの子宮を突きまくって、この目先の快楽を堪能する。
気のせいか、最初の頃より肉棒の締め付けが心地よくなっている気がした。
「はんっ!!うん、そうだよ……沙耶のおまんこ、大輝のおち○ぽに開発されちゃったんだよ……もう大輝以外のおち○ぽは受け入れられないんだから……!はんっ、あっ!」
僕の手を握り、嬉しそうに喘ぎ声を上げながらヨガリ狂う。
その様子を見て、更に欲情を掻き立てられ腰を動かすスピードを自然に速める。
「はんっ、やっ……!あっ、ああっっ!!イクっ……!やんっ!もうイッちゃう……あっ、はああああんっっ!!」
本当にこんな事されて嬉しいのか?
そうなら勝手にやらせて貰おう。
「はんっ!!やっ、イクっ……もう……あっ!やっ、はんっ!!イク、イク……あっ、はんっ……はっ、あああああぁぁぁぁっっっ!!」
どぴゅっっ!!どぴゅるるるるっっっ!!!
思いっきり中で放出し、肉棒を子宮に押し付けてしっかりと精液を叩き込む。
「はあああぁぁぁっっっ……こんなにいっぱい……はんっ、あっ……あっ、はんっ……」
「ふふ……お姉さんの中がそんな気持ちよかったんだ……さあ……続きをしよう。まだまだ終わらせないからね……ちゅっ、んちゅっ……」
沙耶さんは抱きついて来て、更に求めてくる。
だけど……。
「……沙耶さん」
「何?」
やっぱり、この人とは付き合う気になれない。
嫌いでは無いし、悪い人ではないのだろうけどどうしてもそういう目では見れない。
「ごめんなさい……沙耶さんとは付き合う気になれません……こんな事しておいて勝手だとは思いますけど……やっぱり……」
ピンポーン
「っ!?」
沙耶さんの体から離れようとした瞬間、突如として呼び鈴がなった。
「はーい。ごめん、ちょっとどいてね」
「あ、はい……」
沙耶さんはすぐに服を着て下に降り、玄関に向かう。
誰だろう?麻由お姉ちゃんじゃなきゃ良いけど……。
「あ、お母さん。お帰りなさい」
「ただいま。ねえ、誰か来てるの?」
え――?
今、『お母さん』って聞こえたような気が……。
まさか―――?
「うん。ちょっと友達が来てて。お父さんは?」
「急な仕事が入って少し遅くなるって言ってたけど……でも、お友達って?この革靴って……」
「へへ……ちょっと待っててね。今呼んでくるから」
沙耶さんが階段を駆け上がって、この部屋に戻ってくる。
ちょっ!冗談だろ?
「大輝。ほら早くズボン履いて。お母さんに大輝の事紹介するから」
「ま、待ってください!急にそんな事言われても……」
「何言ってるの?今日はそのつもりで呼んだんだよ。私たちは将来結婚するんだから、ちゃんと両親に紹介した上でお付き合いしないとね」
し、しまった……。
そう言えばこの前、沙耶さんを家に送っていった時も両親に紹介するとか何とか言ってたっけ。
あの時は冗談で言ってるのかと思ったけど、まさか今日こんな事になるなんて……。
いや、とりあえずちゃんと着替えて挨拶だけはしないと。
「もう、もたもたしないで。今日は家で夕飯食べて二人の事をじっくり話し合うんだから」
「な!?夕飯なんていいですよ!いきなりそんな事されても親御さんだって困るだろうし……今日は挨拶したらすぐ帰りますから」
「ほら、いいから早く行くよ」
「ちょっと、押さないで……」
制服を整えたら沙耶さんはすぐ僕を部屋から押し出し、下にあるリビングに引っ張って行った。
217 名前:狂依存 154[sage] 投稿日:2011/04/20(水) 02:31:52.75 ID:8IkPgYvt
リビングに行くと仕事帰りなのだろうか、スーツ姿で沙耶さんのお母さんと思わしき女性がやや困惑した表情でソファーに座っていた。
やはり、お母さんにとっても突然の事だったのだろう。
「お母さん、紹介するね。こちらは三船大輝君。ほら麻由ちゃんって知ってるでしょ。お母さんも会った事あるよね。その子の弟さんなんだ」
「は、初めまして。三船です……」
「どうも……沙耶の母です。えっと……三船さんは沙耶とはどういう関係で……?」
「え、その……」
思わず沙耶さんをチラっと見る。何て説明すれば良いんだ?
友達の弟ってだけでわざわざ家に来るなんて普通無い訳だし……。
「へへ……私達お付き合いしてるんだ……1ヶ月ぐらい前からね」
「ちょっ!何言って……」
「そうだよね?」
僕の腕をガッチリと組み、さりげなく足を踏んできた。
「付き合ってるって……三船さん……でしたっけ。失礼ですが、あなたお幾つなのですか?」
「あ、はい。18歳、高校3年です」
「麻由ちゃんの家に遊びに行った時に知り合って、それで仲良くなったんだ。折角付き合う事になったんだから、早い内に紹介しておこうと思って。ねえ、今日家で晩御飯食べてって貰おうと思ってるんだけど良いよね?」
「ええ?いや、そんな悪いですよ……それに僕達付き合ってる訳では……」
「へへ……ちょっと照れ屋さんだけど、そんな所も素敵なんだよ……」
「ちょっと、止めて下さい……」
目の前にお母さんがいるにも関わらず、堂々と僕の腕を組んで頬ずりしてくる沙耶さん。
「沙耶、止しなさい。困ってるでしょ」
「はーい……」
お母さんに注意され渋々離れる。
「すみません……色々迷惑かけているみたいで……」
「い、いえ!僕の方こそ普段から沙耶さんにはお世話になりっぱなしで……」
娘さんに言い寄られて迷惑していますとは流石に言えない……。
「ねえ、大輝。晩御飯家で食べて行くよね?頑張ってご馳走作るからさ。お母さんも良いよね?」
「え?それは別に構わないけど……」
「い、いや!今日は本当にちょっと挨拶しに寄っただけなんで!あまり遅くなると姉も心配しますし、もうこれで……」
とにかく早くこの家から出たい。
沙耶さんのお母さんも突然見ず知らずの男を連れて来たからか、少し迷惑そうな顔をしているので、はっきり言って少し居心地も悪いし、これ以上長居したら面倒な事になるのは火を見るより明らかだ。
「もう、遠慮しないの。麻由ちゃんにはちゃんと連絡すれば大丈夫だよ。それにちゃんとお父さんにも挨拶しないと駄目でしょ」
この場を去ろうとする僕の袖を引き、強引に引き止める沙耶さん。
「(沙耶さん、お願いですから今日はもう帰して下さい。そんなつもりで来たんじゃ無いんですから)」
「え?夕飯はカツカレーが食べたいって?わかった。じゃあ出来るまで私の部屋で待ってて。お母さん、今日は私が夕飯作るから」
「ちょっ!誰もそんな事……!」
お母さんに聞こえないように耳元で小声で帰らせて欲しいと囁いたが、沙耶さんは完全に無視して僕が言った事と真逆のことを言い放った後、そのまま台所に行ってしまった。
「あの……娘もああ言っている事ですし、今日はどうぞ家で夕飯を食べて行って下さい」
「は、はあ……」
どうしよう?何か帰りづらい雰囲気になってしまった……。
「それじゃあ、私も着替えますので三船さんはどうぞ娘の部屋でゆっくりくつろいでいって下さい」
「……は、はい」
沙耶さんのお母さんも少し居辛いのか、そう言うとそそくさとリビングから出て行った。
どうする?このまま隙を見て帰ってしまおうか?
しばらく呆然と突っ立ってた後、リビングから出て廊下で台所の様子を伺うと沙耶さんが鼻歌を歌いながら上機嫌な顔をして夕飯の仕度に取り掛かっていた。
今のうちに気づかれない様に……
「ちゃんと部屋で待っていてね、ダーリン♪腕によりをかけて作ってあげるから」
沙耶さんはキッチンで野菜を切りながら、上機嫌な声で僕に部屋に戻れと呟く。気づかれていたか……。
218 名前:狂依存 155[sage] 投稿日:2011/04/20(水) 02:32:29.96 ID:8IkPgYvt
「沙耶さん……お願いです。今日はもう帰して下さい。姉の事もありますし」
「今、愛情をたっぷりと込めたカツカレーを作るからね。あ、辛口が良いかな?」
「いい加減にして下さい。気持ちは嬉しいですけど……」
ピンポーン
「ん?誰だろう?はーい」
全く噛み合わない会話の途中で呼び鈴が鳴り、沙耶さんが玄関へと赴く。
「あ、私が出るわ。はーい」
沙耶さんが出る前に沙耶さんのお母さんが玄関に出る。
「どちらさまですか?あら……」
「こんばんは。あの、沙耶さんはいますか?」
ん?この声は……?
「ああ。麻由さんでしたっけ。ちょっと待ってて下さい。沙耶ー」
「むう……麻由ちゃんが来ちゃったか……はーい」
お母さんに呼ばれて、沙耶さんが玄関へと行き、僕もその後に続く。
やっぱり、麻由お姉ちゃんだったか……。
「はい。ああ、麻由ちゃん。どうしたの?こんな時間に?」
「どうしたの?じゃないわよ。大輝を迎えに来たに決まってるじゃない」
「ええー。今日は私の家で夕飯食べる事になってるんだけどなあ。良かったら麻由ちゃんも一緒に……」
「あの!こうして姉も迎えに来た事だし、今日はやっぱり帰りますね……」
助かった……!この機会に早くこの家を出よう。
「駄目。今日は絶対に家で夕飯を食べて貰うんだから」
家から出ようとすると沙耶さんががっちりと腕を組んで、阻止する。
「一体、どうしたの?」
玄関で言い合いをしている最中に、沙耶さんのお母さんが騒ぎを聞きつけ、再び玄関へとやってきた。
「あ、おばさん。急な用事が出来て、弟を迎えに来たんです。すみません、折角お誘い頂いたのに……」
「あら、そうなの。残念ね」
「本当に申し訳ありません。さ、いくわよ」
「あ、うん……それじゃあ、沙耶さん。お邪魔しました」
「ちょっと、待って……!」
この好機を逃すまいと、沙耶さんの腕を振りほどき、麻由お姉ちゃんと一緒に玄関を出て家を後にし、門の傍に止めてあった家の車に乗り込む。
本当に助かった……。
車に乗った後、心からそう思い安堵の息をつく。
「麻由お姉ちゃん、良く僕が沙耶さんの家に来てるってわかったね」
「あなたの事だから、昨日の事を謝りに沙耶の家に行くと思ったわ。帰りが少し遅いから嫌な予感がして迎えに来たの」
「はは……謝ってすぐ帰るつもりだったんだけどね。今日は本当に助かったよ。ありがとう」
「べ、別にお礼を言われる様な事じゃないわよ。ただあの女にはもう二度と近づかないようにして。わかったわね」
「うん」
僕がお礼を言うと麻由お姉ちゃんは少し照れた様な表情をし、その仕草が無性に可愛く思えた。
こうやって照れ隠ししてる麻由お姉ちゃんも可愛いな……。
「ふう……」
家に帰り、自室で着替えた後ベッドに座り込んで息をつく。
今日は本当に麻由お姉ちゃんに助けられた。
こんなにも麻由お姉ちゃんに感謝したのはいつ以来だろう?
沙耶さんが夕飯を作り終える前に来てくれて良かった。
「でも、今日は逃げられたけど沙耶さんとの関係はこれからどうするか考えないと……」
「あの女と会わないようにすれば良いのよ」
「え?」
声がしたので、顔を上げると麻由お姉ちゃんがいつの間にか目の前に立っていた。
219 名前:
狂依存 156[sage] 投稿日:2011/04/20(水) 02:33:15.79 ID:8IkPgYvt
「会わないようにすれば良いって、どうやって……?」
「最初からこうすれば良かったんだわ……」
「はっ?」
プス
「え?」
麻由お姉ちゃんが抱きついた後、首筋に何か突き刺された様な感触がした。
何を……?うっ……。
「あっ、がっ……」
何だ?急に意識が……。
バタッ
…
……
「うっ……」
何だ……?どうしたんだ……?
「ようやくお目覚め?」
「え?」
うっすらと目を開けると、麻由お姉ちゃんの声が聞こえたので重い顔を上げる。
「そ、その格好どうしたの?」
目の前にいた麻由お姉ちゃんは下着姿とガーターベルトという艶かしい姿で僕の前に立っていた。
「あら?どうしたのじゃないわよ。いつもお姉ちゃんの裸見てるんだから、このぐらいの格好で驚くことないでしょ」
「それは、そうだえけど……」
いや、それより……。
「ね、ねえ……手が動かないんだけど……」
目を開けて見る後ろ手に縛られて動けなくなっている。いや、それよりここは何処だ!?
僕の部屋では無い―――蝋燭の灯りが何本か照らされた薄暗く、狭い部屋に麻由お姉ちゃんと二人っきりでいた。
「ごめんなさい……あなたを凶悪なストーカーから守る為なの。わかるわよね?」
いや、だからって何でこんな所に……?
「ほら……早く始めるわよ。お姉ちゃんとセックスしたいんでしょ……んっ……」
麻由お姉ちゃんは僕に抱きついてキスを始めてきた。
「ん、んん……ちゅっ……ん、んふっ、ちゅ、んちゅっ……んん……ちゅうっ……さあ、おっぱいしゃぶってえ……あんっ……」
「ま、麻由お姉ちゃん……ん……ここは何処なの?一体何をしたの?」
「うるさいわね……ほら、さっさと麻由お姉ちゃんのおっぱいを味わいなさい。ん……」
僕の口を封じる様に顔に乳房を押し付け、股間を肉棒に擦り付ける。
「ああんっ……こんな状況でもお姉ちゃんにおっぱい押し付けられて勃起しちゃうなんて……本当にエッチなのね。これからはそうやって私とセックスする事だけ考えなさい……」
「あふっ……んっ……麻由お姉ちゃん、お願いだから質問に答えて……ここはど……ん、んん……」
「ん、ちゅっ、ちゅるっ……んちゅっ、れろ、ちゅっ、んちゅっ……れろ、むちゅっ、んん……ほら、入れるわよ……」
「いや、話を……」
「そら……はんっ!あっ、はんっ、はあああああぁぁぁぁぁっっ!!」
キスをしながら肉棒を股間に擦りつけ、十分に勃起させてから一気に腰を落として挿入し腰をガンガン押し当てる。
「はんっ!!あんっ……良いわ……あなたのおち○ぽ最高よ……!はんっ、やっ……ああっ、あああんっっ!!」
中でぎゅうぎゅうにち○ぽを締め付けながら、僕に抱きついて腰を揺り動かし、淫らに声を上げヨガる。
こんな異常な状況でも麻由お姉ちゃんの膣の中は最高に気持ちよく、瞬く間に快楽で頭がいっぱいになってしまった。
「あんっ!はあっ……あんっ!ほらっ……さっさと出してお姉ちゃんにち○ぽミルク飲ませなさい……はむっ……ちゅっ……」
耳たぶを軽く噛み、更に肉棒を刺激させて腰を押し付けるスピードを速め、締め付けもきつくする。
麻由お姉ちゃんの中で擦り付けられる快楽で早くも射精寸前に追い込まれてしまった。
「はんっ!あっ、あああんっっ!!やっ……!はああんっっ!!イクのね……良いわよ……早くお姉ちゃんのおまんこに思いっきり出してえっ……はんっ!!やっ!ああああっっ!!」
麻由お姉ちゃんもラストスパートをかけて腰を打ちつけ、自然に僕も肉棒を突き上げて一緒に腰を動かす。
もうイキそう……。
「あんっ!!そんな、強く……あんっっ!!やっ、イクっ……イっちゃう……!あんっ、やっ、あんっ……あっ、はああああぁぁぁぁっっ!!」
びゅくっっ!!どぴゅるるるううぅぅぅっっっ!!!
肉棒を突き上げながら、麻由お姉ちゃんの子宮に思いっきり射精しザーメンを叩き込む。
後ろ手を縛られて身動きが出来ず、ここが何処だかわからないまという異常な状況下でも麻由お姉ちゃんの体がもたらす快楽には抗えず、射精は中々止まらない。
「はんっ……あ、ああああぁぁぁぁんっっ……はんっ!ふふふ……こんなにいっぱい出しちゃって……いつ、どんな時でもあなたは麻由お姉ちゃんとセックスしたくてしたくて堪らない程、好きなのね……」
「ねえ、麻由お姉ちゃん。もう良いでしょ?ここが何処なのか教えてよ……んっ……!」
「ふ、んふっ……ちゅっ、んちゅっ……ちゅ、ちゅっ、ちゅっ、んちゅっ、れろ……ちゅっ、むちゅっ、んん……」
僕が質問するとそれを黙れと言わんばかりに再びキスをして口を塞ぐ。
220 名前:狂依存 157[sage] 投稿日:2011/04/20(水) 02:34:17.91 ID:8IkPgYvt
丁寧に唇をついばむようにキスを繰り返し、舌を絡めて口の中をかき回す。
その麻由お姉ちゃんのキスが蕩ける様に気持ち良くて、また頭の中が徐々に快楽に支配されていった。
「ん、んちゅっ…ちゅっ、ちゅっ、れろ、れろ……ちゅっ、んん……んはぁっ……今度はおっぱいでおち○ぽしごくわよ……」
「ね、ねえ、話を……」
僕の言う事など全く無視し、再び勃起しかかってた肉棒に乳房を挟み、パイズリを始める。
これをやられるとまたしばらく快楽で何も考えられなくなってしまう……。
「ほら……ん、んん……ふふ……面白い様に私のおっぱいの中で大きくなっていくわね……ん、んちゅっ、ん、んふ……」
「麻由お姉ちゃん、いい加減に質問に答えて。ここは一体……」
「ん、んちゅっ……静かにしないとこのち○ぽ噛み切るわよ……はむ、ちゅる……」
「ひっ……」
僕を一瞬脅す様な目線で睨み付けて怯ませた後、再び乳房で肉棒を擦りながら先端をしゃぶる。
そう言えば以前にも同じような事を言われて、その時は本当に噛んできたんだっけ……。
「くすくす……そうよ……大人しくしないと本当に噛んじゃうから、黙ってお姉ちゃんに身を委ねなさい……ん、んちゅっ……」
乳房で肉棒を押し上げるように揺り動かし、その度に柔らかい乳房が擦れる感触で肉棒が熱くたぎってくる。
麻由お姉ちゃんのパイズリやフェラは何度やられても慣れる事は無い。
やれる度に頭がおかしくなるぐらい気持ち良いし、実際あまりの快楽で本当におかしくなってるかもしれない。
「ふふ……心配しないで……したくなったら、いつでもやってあげるから……はむ……ちゅっ、んちゅっ……ちゅっ…」
亀頭を舌でもったいつける様にチロチロと舐めて、肉棒を乳房と口で弄ぶ。
体が快楽のあまり火照ってきて、おかしくなりそうだ……。
「くすくす……ほら、さっさと出しなさい……ん、んちゅっ、はむっ、ちゅっ……ちゅっ、んちゅっ、ちゅっ……」
更に擦りつけるスピードを上げ、肉棒を絶頂に導く。
「ん、んん……ちゅっ、ちゅぷっ……ん、んふっ……ちゅっ、ん、んふっ……ちゅっ……」
どぴゅっっ!!びゅくるるるるるるっっ!!!
麻由お姉ちゃんの口内で思いっきり射精し、喉の奥にザーメンを流し込む。
2回目……いや、今日だけで3回目の射精なのにどんどん精液が出てくる。
本気で体がおかしくなってしまったんじゃないくらい、射精が止まらない。
「はむ……ん、んんく……ちゅっ、ちゅぷ……ごくっ……はぁっ……ちゅっ、ちゅぷっ……」
麻由お姉ちゃんは精液をしっかりと飲み込み、舌先を丁寧にしゃぶって残りカスも舐め取る。
まだまだ体の火照りが止まらない……。
「麻由お姉ちゃん……」
「くすくす……火がついたみたいね……いいわよ……気の済むまで麻由お姉ちゃんを犯しなさい……」
そう言うと、妖しげな笑みを浮かべながら手を縛っていた縄を外し、軽くキスし胸を押し付ける。
もっとやりたい……。
「きゃんっ!あっ、やあああぁぁん…そうよ……いつもみたいにガンガン麻由お姉ちゃんを犯してえ……あっ、はああああぁぁっっ!!」
欲情に支配された体の火照りを我慢できなくなって麻由お姉ちゃんを押し倒し、体を思いのままにひたすら貪り、犯しつくす。
蝋燭に照らされた薄暗い部屋で気を失うまで、麻由お姉ちゃんを犯し続けた。
「はああんっっ!!やんっ……!はっ、ああああぁぁぁんっっ!!良いわ……またイクっ、あっ!イっちゃうっっ!!あっ、ああああぁぁぁっっ!!!」
「それじゃあ、お邪魔しました」
「あっ、待って」
バタンっ
「もう……」
折角、両親に紹介して大輝と私の仲を周りに認知させて逃げ場を無くそうとしたのにそれを阻止するかの如く。麻由ちゃんが大輝を強引に連れ帰ってしまった。
頑張って大輝の好物のカレーを作って食べさせてあげようと思ったのに……。
「沙耶。沙耶」
「えっ?」
「どうしたの?ボーっとしちゃって?」
「えっ、ううん別に。ちょっと残念だなって思って」
「そう……ねえ、三船さん帰っちゃたけど夕飯どうする?」
「せっかく準備したんだし私が作るよ。カツカレーで良いよね?」
台所に向かい、夕飯の仕度の続きに取り掛かる。一応4人分作っておくか……。
カツだけでも後で届けよう。
221 名前:狂依存 158[sage] 投稿日:2011/04/20(水) 02:34:50.40 ID:8IkPgYvt
「今日の夕飯は沙耶が作ったのか?」
「うん」
ちょうど夕飯が出来た頃にお父さんも帰ってきたのでしばらくぶりに家族全員で夕飯を食べる。
いつもは二人とも仕事が忙しくて帰りが遅いため、三人で食事というのはあまりない。
二人とも帰りが遅くなる時は大抵外食で済ませてしまう。
本当だったらこの食卓の中に私の未来の夫も加わるはずだったのに、麻由ちゃんが余計な事をしたせいで……。
「(大輝が好きな物は私も全部好きって言ったけど……)」
やっぱり麻由ちゃんは邪魔だ。
麻由ちゃんが大輝を縛り付けて苦しめてるんだ。
「今日は沙耶のお友達が来て、一緒に夕飯を食べる予定だったのだけど急用が出来たとか言って、帰っちゃったのよ」
お母さんが私の方をチラリと見て、お父さんにさっきの事を話す。
「違うよ。友達じゃないよ」
「え?」
『友達』だなんて言ったのは私に気を遣ったつもりなんだろう。だけど、それは無用な気遣い。
「友達じゃなくて彼氏だもん」
「ふう……」
食事し終わった後、自室のベッドに寝転がってため息をつく。
あの後、両親に大輝の事を色々話したけど、何か少し気まずい雰囲気になってそのまま有耶無耶になってしまった。
お父さんもお母さんもはっきりと交際に反対はしなかったが、相手が高校生だからなのかあまり良い顔はしてなかった。
本当に良い子なのに……。まあ良いや。
既成事実さえ作ってしまえば嫌でも認めるしかないのだから、焦ることは無い。
「そうだよね、ダーリン」
携帯で隠し撮りした大輝の写真やアルバムに保存した写真に語りかける。
「へへ……今日も何十枚もダーリンの素顔を記録しちゃった……」
もう携帯の内部メモリもアルバムも大輝の写真でいっぱいになってしまった
これだけ私が彼を愛しているって証なんだろう。
「あんっ……もう……」
何気ない立ち姿の写真を見ただけで、興奮してきてしまいヴァギナに指を入れて自慰を始める。
「はあんっ……!あんっ……ダーリン……」
愛する人の事を想いながら、指をぐちゅぐちゅと中で引っかき回す。
今まであまりオナニーはした事はなかったけど、大輝と付き合ってからはすっかり日課になってしまった。
写真だけじゃ足りないよ……。
「はむ……あんっ……良い匂い……」
引き出しからハンカチを取り出し、口に咥えて、指を動かすスピードを速める。
このハンカチは以前公園でセックスした時、大輝がおち○ぽを拭いた私のハンカチ。
あれ以来洗っておらず、精液ですっかり黄ばんでゴワゴワになってしまったが、今は一番の私の宝物。
だって彼の愛がたっぷりと染み込んだ物なんだから。
「はふっ……ああっ……良い匂い……これが愛の匂いなんだね……」
彼の愛が詰まってると思っただけでアソコがどんどん濡れてきちゃう……。
こんな所傍から見たら、どう見ても変質者にしか見えないだろう。
「はむ……ちゅっ、んちゅ……れろっ……ああ……大輝の愛の味がするよ……」
ハンカチをくちゃくちゃとしゃぶりつき、愛する人の愛の味を堪能する。
どうしよう?沙耶、完全に狂っちゃった……。
「はあんっ……あっ!でもとっても幸せ……」
だから、もっともっと狂っちゃおう。どんどん狂わせて沙耶をおかしくして。
人を愛するのがこんなに幸せな事だったなんて……。
「はあっ!あんっ、やっ!はああああんっっ!!」
そう思ったら、更に疼いて愛液でぐちょぐちょにおまんこが濡れてきてしまい、突っ込んだ指を引っ掻き回す勢いも速くなる。
「ああんっっ!!あっ……指だけじゃ足りない……」
体の疼きがいつになく止められなくなってしまった。
もう大輝の愛無しに生きられない体になっちゃたのだろう。
「へへ……そうだ。今から大輝の家に行っておち○ぽを入れてもらおう」
いつも通りなら、今頃大輝は夕飯も食べ終わってお風呂で麻由ちゃんとセックスしてる最中だ。
今日は麻由ちゃんに邪魔されたから、今度は私が割り込んで邪魔してしまおう。
ダーリンも喜ぶだろうな……可愛い彼女と綺麗なお姉ちゃんの3人同時に出来るんだから。
両手に花って奴だよね。
222 名前:狂依存 159[sage] 投稿日:2011/04/20(水) 02:35:27.36 ID:8IkPgYvt
「待っててね。お風呂に入って体を綺麗にしたら、すぐに行くから」
アルバムにある大輝の写真にキスしてから、急いでバスルームに向かう。
夫婦の営みの前に念入りに体を綺麗にしておかないとね。
「うっ……」
ここは……?そうだ、麻由お姉ちゃんと……。
変な所に連れ込まれて、それで……。
蝋燭が2、3本点いてるだけの薄暗い部屋を見渡して見る。
いや、良く見ると見覚えがある。ここは……。
「家の屋根裏部屋じゃないか……」
そうだ、何年も入ってないからすっかり忘れていた。
ここは確か麻由お姉ちゃんが子供の頃隠し部屋に使っていた、屋根裏にある小部屋。
麻由お姉ちゃんの部屋には鍵がついてないので僕が無断で良く入って来て、麻由お姉ちゃんの着替えを偶然を装って見ようとしたり、色々邪魔になる様な事をしていたので、試験前なんかは僕に邪魔されないように、ここに入って良く勉強していた。
部屋の隅に小さな机とデスクライトと懐中電灯も置いてあるし床に何故か布団も敷いてある。
麻由お姉ちゃんの押入れの中にある天井が入り口なのだが、ここに潜り込まれると中から鍵をかけられてたのか、入口が開かなかったので侵入する事が出来なかったので歯がゆい思いをした事が良くあったけな。
「何だ……ここは家だったのか……」
正直、少しホッとした。何処だかわからない所に監禁されるよりはまだマシだしな。
「ようやく気づいた様ね」
「えっ!?」
背後から突然声がしたので、振り返ると麻由お姉ちゃんがいた。
「ま、まだいたの……?わっ!」
振り返った途端に僕を布団に押し倒し、跨ってきた。
「ちょっと、麻由お姉ちゃん。こんな所に閉じ込めてどういうつも……んっ!」
麻由お姉ちゃんは体を倒して、またキスをして僕の口を塞いだ。
「ん、んちゅっ、ちゅっ、んふっ……ちゅっ……さあ、まだまだやるわよ。あなたはここでずっと大好きな麻由お姉ちゃんとセックスするんだから……」
「ずっとって……ちょっと早く出してよ!学校の課題もやらないといけないし……」
「学校はしばらく休みなさい。ほら行くわよ……」
肉棒を再びズボンから引きずり出して、股間に擦り付けて刺激を与える。
「麻由お姉ちゃん、これ以上は本当にもう……」
「何がもうよ。私のおまんこに擦られて大きくなってるくせに……ん、んん……ふふ、さあ入れるわよ」
「待って、もう……」
勃起した肉棒をつかみ、一気に体を沈みこませてまた挿入する。
「ふっ、はあああぁぁぁんっっ!!あっ、はああんっっ!!あっ、はんっ!!」
「ふふ……ほらほら、もっと腰動かしてお姉ちゃん満足させなさい。あっ、はあああんっっ!!」
お風呂から出た後、すぐに着替えて準備をする。
車は駐車スペースがないから、自転車で行くか。
今日作ったカツもお裾分けに持っていこう。
沙耶と一緒に美味しく食べてくれると嬉しいな。
「お母さん、ちょっと今から出かけてくるね」
「ええ?こんな時間に?」
「大輝が家に教科書忘れちゃったから、それを届けに行こうと思うんだ。ちょっと勉強見てあげてたからさ」
「そう……気をつけてね」
「うん」
玄関を出て車庫にある自転車を運び出し、すぐに大輝の家へと向かう。
家からならちょっと急いで行けば15分かからない距離だ。
まず家に着いたら、大輝を呼び出さないとね。どうやって呼び出そう?
忘れ物を届けに来たとか言って外に呼び出して、それから脅して中に入れさせて貰って押し倒しちゃえば良いか。
麻由ちゃんの目の前で大輝とセックス……。
あんっ……想像しただけで頭がどうにかなっちゃいそう。
「ふーん、ふふーんっと。おっ、着いたか」
早く会いたいが為に急いで漕いだら、いつもより早く着いちゃった。
これも愛の力だね。
「あれ?おかしいな……」
大輝の家の電気が何処の部屋も点いていない。
まだ寝るには早い時間だし、二人がセックスするときは大抵電気を点けてやっている。
何処かへ出かけてるのか……いや。
223 名前:狂依存 160[sage] 投稿日:2011/04/20(水) 02:36:00.57 ID:8IkPgYvt
「わかるよ……大輝は家にいる……」
恐らく麻由ちゃんも一緒だ。
何処かに閉じ込めてるな。でも無駄な話だ。
私には大輝の気配がはっきりと感じ取れるんだから。
「はんっ!あんっ……!……ん?」
大輝に跨って腰を動かしてる最中に携帯の着信音がなった。
もう誰よ……ってあの女か。
「はい」
「麻由ちゃん、駄目だよ。大輝を閉じ込めて独り占めしちゃ。可哀想じゃない」
「ふん、あんたには関係の無い話よ。今夫婦の営みの真っ最中なんだから邪魔しないで」
「大輝を隠したって無駄だよ。私には何処にいるかわかっちゃうんだから。へへ……愛の力って凄いよね」
何て気色悪い女なの……。
こんな変質者にこれ以上接していたら、私の夫がおかしくなってしまうわ。
「場所がわかったら何だというの?あんたに何が出来るっていうのよ。家に来たきゃ今すぐ上げてやるわよ。思う存分、なぶり殺してやるから」
「あっ……うっ……」
大輝が苦しそうな呻き声を上げたのでお尻の穴を指で弄ってペニスに刺激を与えて勃起させ、締め付けを厳しくし、腰を打ち付けるスピードを速める。
まだまだお姉ちゃんとの愛の営みは続くわよ。
「用が無いなら、もう切るわよ。近いうちに殺してやるから今の内に遺書でも書いておきなさい」
そう言った後一方的に電話を切り、電源も切って携帯を放り投げる。
この子は気づいていないみたいだけど、あの女最近、大輝にこそこそ付きまとって、盗撮したりしてるのよね。
教えてあげても良いけど、それを知ったら大輝に余計な精神的な負担がかかってしまうし、あの女の事だから、自分がストーキングしてると気づいたのを知ったら開き直って何をしでかすかわからない。
あんな性質の悪いストーカーに付きまとわれちゃうなんて本当に可愛そうな子……。
「あんっ……!はふっ、あっ!イクのね……さあ、早くお姉ちゃんのおまんこの中に出しなさい!はっ、はっ、はあああぁぁぁっっ!!」
腰を打ち付けるスピードを速めて一気に絶頂へと導く。
ふふふ……思いっきり出しなさい。
「うっ……!」
びゅくっ!!どぴゅるるっっっ……!
私の中で何度目かの射精をし、私の子宮に注ぎ込む。
流石にだいぶ勢いも量も減ってきたが、それでもまだ結構出てる。
「あああんっっ……またこんなに出しちゃって……本当にエッチな子なんだから……」
「麻由お姉ちゃん、お願い……もう……」
「何がもうよ。まだまだイケるでしょ……今日、沙耶とヤッたお仕置きも兼ねてるんだから、こんなもんじゃ終わらせないわよ……よっ……はむっ……れろ……」
一旦ち○ぽを出した後、またフェラを始めて残りカスを掃除してまた勃起させる。
口の中でじらすように吸いながら、先端にキスしたりチロチロと舐めたりして刺激を与えると面白いようにまた大きくなってきた。
「はむっ……んちゅっ…、ちゅっ、ちゅるっ、んちゅっ……ちゅっ、れろっ、ん……ほら、まだまだイケるじゃない……夜はまだまだ終わらないわよ……」
「もしもし、もしもし」
切れちゃったか……。
本当にずるいなあ、麻由ちゃん。私の婚約者を独り占めして楽しんじゃうなんて……。
私だって同じ事やって一晩中夫婦の営みをやりたいのに。
これから、どうするか?
多分、屋根裏か物置辺りにいるんだろうけど勝手に入る訳にもいかないし、仮に入れて大輝の所へ行けても彼はもう麻由ちゃんに絞られて虫の息。
今日はもう楽しめそうにないな……。
「しょうがない、今日の所は引き返すか」
そして、変態お姉ちゃんに閉じ込めれてる大輝を助けて保護してあげないと。
麻由ちゃんにばっかり美味しい思いはさせないんだから。
「待っててね、あなた。もうすぐ沙耶が助けてあげるからね」
そう言い残し、自転車を漕いで大輝の家を後にした。
最終更新:2011年04月22日 22:20