680 名前:
狂依存 209[sage] 投稿日:2011/07/13(水) 03:37:36.82 ID:E5Jw+R1E
麻由お姉ちゃんが運転する車に乗って山荘を出て一般道をしばらく走った後、高速に入り、そのまま家路に着く。
あれから、二人とも殆ど黙ったままだった。
「(何か気まずいな……)」
「ね、ねえ……良く僕が居る場所がわかったね。誰に聞いたの?」
麻由お姉ちゃんが用意してくれたペットボトルのジュースを口にしながら、何とか話しかける。
「あいつの親御さんに電話して聞いたのよ。あいつと旅行行く約束してたけど、急な用事で遅れる事になったから、別荘の住所を教えてくれってね。あの辺に別荘を持ってるって話は以前、耳にしたことはあったから、いるとしたらあそこだと思って」
「そ、そうだったんだ……」
麻由お姉ちゃんは運転しながら、淡々とした口調で話す。
やっぱり、僕が沙耶さんをホテルに連れ込もうとした事……怒ってるよな……きっと。
どうしよう?一応、謝っておこうか……。
「あの……ごめんね……色々迷惑かけちゃって……。沙耶さんの事も……」
「別に気にしてないわ。あんなゴミどうなろうと知った事ではないし」
「ゴミってそんな言い方しちゃ……」
沙耶さんだって、僕のせいでああなってしまった訳で、あの人だけが悪い訳ではない。
むしろ、被害者と言っても良いだろう。
「(そう言えば、今頃どうしてるんだろう?)」
あのまま、引き下がる様な人ではないとは思うんだけど……。
バックミラーを見て、沙耶さんが追いかけていないか、一応確認してみる。
流石にいないか……。
「あの女の事はもう忘れなさい。あなたには私がついてるんだから」
「え?う、うん……」
麻由お姉ちゃんには僕が……。
今日あった事をまた思い返してみる。
沙耶さんが僕にやってる事は僕が昔、麻由お姉ちゃんにやってた事、そのまんまだ。
改めて思い出しても、言動とかも本当に良く似ていると思う。
昔の僕も麻由お姉ちゃんの事で頭がいっぱいで、何をされてもどんどん好きになっていって……。
ようやく、気づいた時にはもう……。
「っ……!」
あの時の事を思い出し、胸がチクリと痛む。何とかしてあの人の目を覚まさしてあげたい。
でも、どうやって?
僕は麻由お姉ちゃんに
プレゼントを壊されたりして、漸く目が覚めたけど、まさかそんな事までする訳にもいかないし……。
もし、同じ様な事をやったら、僕も今の麻由おねえちゃんみたいに……。
「うっ……」
麻由お姉ちゃんを横目でチラリと見る。
すっかり忘れていたけど……沙耶さんだけじゃなくって、麻由お姉ちゃんだって普通じゃないんだ。
少し前まではその事で悩んでいて、それで沙耶さんに相談したんじゃないか。
まさか、あの時は沙耶さんがあんな風になるなんて夢にも思わなかったけど……。
本当なら二人とも何とかしないといけないんだ。
いや、二人だけじゃなくて僕もだ。
昨日、沙耶さんを一方的に犯したいなんて思って、ホテルに強引に連れ込もうとしたのは紛れもない事実。
それが昨日の様な事態を招いてしまったのだから、昨日、沙耶さんに別荘に連れ込まれたのだって僕自身が招いた事じゃないか。
「(だから、まずは僕がしっかりしないと……)」
そして、麻由お姉ちゃんにもまた昔みたいな本当の優しいお姉ちゃんに戻って欲しい。
あの時の麻由お姉ちゃん……本当に、良いお姉ちゃんだったと思う。
僕がそれに甘えて、あんな調子づいた事しなければ今頃……。
「あの女にも困ったものだけど、あんたも困り物ねえ……」
「えっ?」
麻由お姉ちゃんがそう呟くと、急に近くにあった高速道路を出てしまう。
「ちょっと、何処へ行くの?まだ高速を出るには早いんじゃ……?」
「……」
僕がそう問いかけても、麻由お姉ちゃんは何も答えず、そのまま料金所を出てしまう。
まだ僕が住んでいる所からは、少し離れた所にいるので、高速道路を出るには早い。
料金所を出てほどなく走ると、一面田園地帯が広がってる片田舎を走っていた。
「ね、ねえ……一体何処に?……っ!?」
ふと前を見ると、塀に囲まれたホテルの様な場所に入り、そこの駐車場に車を止める。
いや、このホテルってまさか……?
681 名前:狂依存 210[sage] 投稿日:2011/07/13(水) 03:38:41.63 ID:E5Jw+R1E
「ほら、行くわよ……」
「え?ちょっと、どうしてこんな所に……」
麻由お姉ちゃんは僕の手を強引に引いて、車から引きずり出すように出し、ホテルの入口へと向かう。
まさか、こんな所でやるつもりか……?
じゃなくて……!
「ねえ、麻由お姉ちゃん……今日はもう疲れちゃったから、早く帰って休みたいな……そうだ、お腹も空いちゃったし、何処かでご飯でも……」
「さ、来なさい」
麻由お姉ちゃんは僕の言う事など聞く耳もたず、フロントでさっさと部屋をとって、強引に部屋へと連れて行く。
「いやっ、駄目だって!今日は……んっ!!んふ……」
「ん、んふっ……ちゅっ、んちゅっ……ちゅっ、ちゅぷっ……ん、んちゅるっ……」
部屋へと押し込むとすぐに、僕を黙らせるように猛烈な勢いで口付けを始める。
「んっ、ちゅっ、ちゅるっ……ちゅっ、ぶちゅう……ちゅっ、んふっ……」
思いっきり口を押し付け、舌を中に入れて掻き回し、唾液を絡めていく。
「(ちょっと、息が……)」
「ん、んふっ……ん、んん……んっ!んちゅっ……!」
口付けをしながら、僕をベッドに押し倒して僕に跨り、上着を脱いで、乳房を露にして僕に見せ付ける。
「ねえ……大輝。昔の私はあなたにキスしたり、おっぱい見せてあげたりしてたかしら?」
「は?何言って……」
「昔の私はこういう事をしてあげてたかって聞いてるのよ……!」
「へっ?あっ、んぐっ……!」
麻由お姉ちゃんは履いていたジーンズとパンツも脱ぎ捨てた後、急に体を倒して、僕の顔に乳房を挟んできた。
「ほら……毎日味わってるお姉ちゃんのおっぱいでちゅよお。ふふ……最近あなたに揉まれてるせいか、また大きくなってきちゃったわ……」
「んっ……んぐっ……ねえ、止めてよ……」
「何が止めてよよ。顔を私の胸に挟まれただけで、こんなに大きくなっちゃてるじゃない。あなたの本心は私に甘えて、セックス三昧の毎日を送る事を望んでるのよ。良いわ……その望みを叶えてあげる」
ぐいぐいと僕の顔に胸を押し付けながら、僕の股間を太ももで擦って、肉棒にも刺激を与えていく。
その柔らかい太ももと顔に押し当てられた豊満な乳房に擦られた感触で、嫌が応にも肉棒は膨らんでいった。
「くすくす……さあて、入れるわよ。昨日丸一日お預け喰らったから、思いっきりイカせてもらうわよ」
「ちょっと、僕の話しを聞いて……」
「はふっ……はああああぁぁぁぁんっっ……!!」
僕の制止など全く聞かず、ち○ぽを掴み、一気に腰を沈めて挿入する。
「あんっ!!さあ、動くわよ……!はっ……ああんっっ!!」
麻由お姉ちゃんは中に入っている肉棒をきつく締め付け、ガンガン腰を押し当ててきた。
「ねえ、お願いだから話を聞いてよ……やっぱり、僕達も今みたいな関係は……んっ!んふっ……!」
僕が喋ると、再び黙れと言わんばかりに体を押し倒して口付けをして口を塞ぐ。
腰を振りながら僕の顔を抑え、ヒルみたいに激しく唇に吸い付いて
「んちゅっ、ちゅるっ……ちゅっ、ちゅ……本当にしつこいわねえ……いい加減、そんな説得など無意味だという事に気づきなさい。今、あなたは私とセックスして気持ち良いと思って、これを永遠に続けてたいと思ってる。これが私達の望んでいる事全てよ」
「今は、そうかもしれない……でも、やっぱり色々考えてみたけど、麻由お姉ちゃんや沙耶さんがこうなったのも僕が昔、麻由お姉ちゃんに色々迷惑かけたのが原因だって思って……」
「だから……その、今更こんな事を言うのは勝手だって思ってるけど、本当にごめんね……麻由お姉ちゃん、あんなに嫌がってたのに気づかなくて……それで……」
「あっ、はふっ……!あんっ!ええ、そうね。あの頃の私は毎日あなたの行為に頭を痛めていたわ。どうすれば大輝は私から離れてくれるんだろうってそればかり考えてた」
麻由お姉ちゃんは腰を振りながら、淡々と喋っていく。
「毎日、毎日嫌だって言うのに教室にまでくっついてきて、色んな人に相談もしたわ。両親にも友達にも先生にも近所のおばさんにまで……でも全然解決できなくて、最後はあなたを無視するようになって、いじわるな事もする様になった」
「麻由お姉ちゃん……」
そんな……そこまで、悩んでいたなんて……。
それなに、僕は勝手に照れ隠しだと思い込んであんな酷い事を何年も続けていたのか……。
「ごめんね……ごめんね……」
それしか言葉が出なかった。
682 名前:狂依存 211[sage] 投稿日:2011/07/13(水) 03:40:00.67 ID:E5Jw+R1E
今の僕以上にずっと苦しんで、悩んで……考えられる手を尽くして、僕を何とか姉離れさせようとして……。
「あっ……!はんっ……!そうね……あなたの言う通りかもしれない。あの時私があんたのプレゼントを壊したのもその不満が爆発したもの……私がこうなったのも大輝のせいかもね……はっ!はあんっ……!!」
「麻由お姉ちゃん……本当にごめんね……ごめん……」
「なら、責任を取って私の男になるのね。麻由お姉ちゃんがこうなったのはあなたのせい。だったら、その罪を償う為にも麻由お姉ちゃんが望んでいる事を叶えてあげるのが、あなたが出来る唯一の贖罪よ」
「だから、そういう関係は……!」
「はあ?あんた、何か思い違いしてない?」
麻由お姉ちゃんは再び体を倒し、僕の顔を手で抑え、僕の目の前に顔を近づけてじっと睨んできた。
「あなたを許すか、許さないか。どうすれば許してあげるか。それを決めるのは私よ。あなたが迷惑をかけたのは私。あなたが許しを請うているのも私によね。だったら、どうすれば良いのかを決めるのは全部私のはずよ」
「そ、それは……」
理屈としてはそうかもしれないけど……。
「でもね……僕はやっぱり、麻由お姉ちゃんに小さい頃みたいな優しいお姉ちゃんに戻って欲しいんだよ……勝手な事だってのはわかってるよ。でも、やっぱりあの時みたいなちゃんとしたお姉ちゃんでいて欲しいんだ」
「なら、私の男になって生涯私と愛し合い、セックスし続けると誓いなさい。そうすれば、あの時みたいに振舞ってあげても良いわ」
「いい加減に僕の気持ちもわかってよ……もう絶対に我侭も言わないし、迷惑もかけないって誓うから……だから……」
だから、小さい頃みたいな笑顔をまた見せて欲しい。
「前にも言ったと思うけど、私はこうやってあなたのチ○ぽを嵌めてヨガるのが最高の生きがいになってるの。これを止めようなんて気は全く無いわ」
「どうして、そんな関係にこだわるの?どう考えたっておかしいだろ。姉弟でそんな事やってもどうにもならないんだよ」
「はあんっ!!中であなたのおち○ぽ、また大きくなってビクビクしてるわ……待っててね……今、楽にしてあげるから……あんっ!あっ!!」
「お願いだから、話を聞いて!もうこんな事は終わりにしようよ」
「はんっ!!あっ、あああんっっ!!もう話し合いの余地はないわ。これからはあんたの体に直接聞くから。くくく……口で何を言ってもあなたの体は麻由お姉ちゃんが欲しくて欲しくて堪らない見たいねえ……はふっ!あああんっっ!!」
麻由お姉ちゃんは僕の言う事など全く耳を傾けず、更に腰を振るスピードを速めて、ガンガン押し当ててきた。
「はっ!はんっ……あっ、ああああんっっ!!しばらくぶりのち○ぽ……やっぱり、最高よ!あっ、はふっ……!はああああぁぁぁっっ!!」
「麻由お姉ちゃん……」
「ふふふ……そんな子犬みたいな可愛い目をしちゃって……お姉ちゃんの体とっても気持ち良いのね……さあ、早く出しなさい」
「はっ、あはんっ!!はっ……あっ、あっ……!!はんっ!はっ、いやっ……あっ、あああああぁぁっっ!!」
麻由お姉ちゃんは体を仰け反らせて、中の締め付けをきつくし、ラストスパートをかけてきた。
締め付けられた膣壁と愛液が中で激しく絡まり合いが、肉棒にとてつもない快楽をもたらし、どんどん絶頂に追い込んでいく。
「はっ……!!はふんっ!!あっ、あああっっ!!ほら、もっと腰を突き上げなさい……!お姉ちゃんと一緒にイクのよ!あっ、はあああんっっ!!!」
「くっ……お願いだから、もう……」
「あっ!はんっ……!!ふふ……何がもうよ。おち○ちんビクビクさせながら、子宮を突き刺しといて……さあ、早く出してえ……!はっ、ああああっっっ!!!」
口では嫌がりながらも、麻由お姉ちゃんの膣肉が絡み合う時の快楽には抗えず、自然に腰を動かしてしまう。
嬌声を上げながら、ヨガリまくっている麻由お姉ちゃんの痴態を見て、更に欲情を刺激され、絶頂へと導かれる。
「はっ……!!あんっ!!良いわよ……さあ、早く出しなさい……はっ、あんっ……!!あっ、はっ……やんっ……はっ、はああっっ!!」
「イク……!もう……イッちゃう……!!はっ、あんっ……!!はっ、はんっ……はっ、ああああああぁぁぁぁっっ!!!」
麻由お姉ちゃんが大きな喘ぎ声を出して、イったと同時に中に思いっきり精液をぶちまけ、絶頂に達する。
「はあああんっっ……あんっ……こんなにいっぱい……あっ、はふんっ……」
心底満足そうな顔をして、精液を受け止め、余韻に浸る麻由お姉ちゃん。
本当にこんな関係がいつまでも続くと思ってるのだろうか?
683 名前:狂依存 212[sage] 投稿日:2011/07/13(水) 03:41:02.75 ID:E5Jw+R1E
「くすくす……あなたが上辺でどう思おうが、あなたの心と体は私に体を求めている。大好きな麻由お姉ちゃんとエッチして甘えて、ずっと一緒にたい。それが本心でしょ」
「良いわよ……好きなだけ犯らせてあげるわ。下らない遠慮なんかしないでお姉ちゃんと楽しみましょう。私もそれを望んでいるんだから。大好きなお姉ちゃんの望むことなら何でも出来るわよね?」
麻由お姉ちゃんは僕に頬ずりしながら、色っぽい声で耳元で囁く。
その心地良い甘い囁きに頭が段々ボーっとしていき、思わず頷きそうになってしまう。
「うん……今はそう思ってるのかもしれない。でもね、麻由お姉ちゃん。僕はやっぱり
「まだ言うの……可哀想な子。沙耶に変な事でも吹き込まれたのかしら?」
「そういう訳じゃないよ。だけど、今日気づいたんだ。沙耶さんが僕にしていた事は昔、僕が麻由お姉ちゃんにしていた事と同じなんだって。だから、もう沙耶さんにも麻由お姉ちゃんにもあんな辛い思いはさせたくない。だから……」
「本当、困り者だわ……また変な病気が再発しちゃったみたい。大丈夫よ。私がちゃんと治してあげるからね」
白けた顔して僕を見つめ、肉棒を更に摩ってくる。
やっぱり、簡単にはいかないか……。でも……
「麻由お姉ちゃん。やっぱり、僕は小さい頃の麻由お姉ちゃんの方が好きだよ。もちろん今の麻由お姉ちゃんも好きだけど、あの頃は優しくて本当に大好きなお姉ちゃんだった。我侭言って困らせて本当にごめんね。もう二度とあんな事はしないから……」
「ふーん……今更そんな事を言って、私が応じるとでも思った?」
「それは……うん、勝手な言い分だとは思ってるよ。でも、麻由お姉ちゃんも今の
「……」
そう言うと、麻由お姉ちゃんは黙って体を起こし、僕の前に立つ。
「わかったわ。それじゃあ、こうしましょう。私をセックスで1万回イカせて満足させてごらんなさい。そしたらあなたの話に耳を傾けてやっても良いわ」
「麻由お姉ちゃん……馬鹿な事を言わないでくれよ……」
「何が馬鹿な事なのよ?1万回よ。1日3回私をイカせれば、10年もかからないわ。私の事が大好きでどうしても正気に戻したいって言うなら、そのぐらいの労力を惜しむのはおかしいわよね?」
「はあ……」
あまりにも無茶な条件に思わず溜息をついて、呆れる。
僕の言う事など一切聞く気など無いという、頑なな意思表示なんだろうがどうしてそこまで体の関係にこだわるんだろう?
「何、ボーっとしてるのよ。ほら、立ちなさい」
麻由お姉ちゃんはベッドでへばってる僕の手を引いて、強引に起こし、バスルームに引っ張っていく。
「ほら……早く私を犯して満足させなさい。一刻も早くお姉ちゃんを元に戻したいんでしょ?なら、さっさとやるのよ」
バスルームでマットを敷いて僕を寝かせ、全身にボディーソープをかけて僕の全身を擦る。
「ん……ん、んん……どう?お姉ちゃんの体暖かくて気持ちよいでしょう。全身があなたへの愛と性欲で溢れてるのだから、当然よね……ん、んふ……」
豊満な乳房
「ねえ、もういい加減にしよう。僕ももう辛いんだよ。こんな関係続けてもどっちにしろ幸せになんかなれないのはわかりきってるじゃないか」
「だったら、さっさと私を犯して、満足させて。麻由お姉ちゃんの目を覚まして本当に幸せにする為に私を1万回イカせるのよ。ほら、早くなさい」
「だから、馬鹿な事を言うのはもういい加減にしてくれ……!とにかく今日はもう帰ろう。ここにいつまで、いてもしょうがないだろ」
「もう一度言うわよ。さっさと私を犯しなさい……!!」
ドスっ
立ち上がってバスルームを出ようとした僕を力づくで押し倒し、再び跨ってきた。
「お願いだから、真面目に考えてくれよ。僕の事を愛してるって言うなら、少しは話を聞いてくれても良いじゃないか」
「ええ、聞いてるわよ。あなたのお願いを聞いて考えた結果、私を1万回セックスで満足させたらあんたの戯言も聞いてやるって言ったじゃない。他に方法なんて無いわ」
僕の体を強く押さえつけながら、
「麻由お姉ちゃん……」
「あんっ……可愛い目……食べちゃいたいぐらいだわ……ん、んふう……ちゅっ、むふっ……」
麻由お姉ちゃんはうっとりした顔をしながら、僕の口をキスで塞ぎ、丹念に唇を吸い付いていく。
「ん、んん……ちゅっ、んちゅっ……ちゅっ、ちゅっ、んちゅっ……ん、んはあっ……ほうら……お姉ちゃんがあのメス豚に汚された体を綺麗にしてあげるからね。んあっ……」
口を離した後、僕の体を乳房や太ももを使ってゆっくりと丁寧に擦り、全身を愛撫する。
泡立てられて、更に滑らかになった肌に擦られた感触はとてつもなく気持ち良く、快楽でどんどん思考が支配されていった。
684 名前:狂依存 213[sage] 投稿日:2011/07/13(水) 03:42:39.66 ID:E5Jw+R1E
「ん、んん……ちゅっ、ちゅ……また大きくして……早くお姉ちゃんのエロマンコにぶち込んでえ……あんっ……」
「お願いだから、もう帰ろう?ね?んがっ……!」
「そう……今度はおっぱいでしごいてから入れて欲しいのね。本当にお姉ちゃんのおっぱいが好きな子ね……今すぐやってあげるわ……」
僕が帰ろうと言うと体を強く抓り、強引に押さえ込む。
「だから、もういい加減にしよう。とりあえず今日はこれで……ふぐっ……」
「ごちゃごちゃうるさいわねえ……しゃべってる暇があるなら、私のマンコでも舐めて気持ち良くさせなさい。さ、行くわよ……ん、んん……」
麻由お姉ちゃんは僕の顔に股間を押し付け、口にヴァギナをぐいぐいと押し込んできた。
「ほおら……大好きなお姉ちゃんのおまんこよ……しっかり、気持ち良くさせなさい……」
「んっ、ふぐう……」
「くすくす……良い顔……本能に逆らうとこういう目にあっちゃうのよ……さっ、おっぱいでしごいてあげるからね……」
不適に笑みを見せて股間を押し当てながら、しばらく腰をふりふりと動かした後、そのまま体を倒し、肉棒を乳房に挟み込む。
「ん、んちゅっ、ちゅぷっ……ん、んん……」
泡でヌルヌルした乳房に肉棒を挟み込み、先端にキスをしながら、乳房をゆすり始める。
この大きくて柔らかいおっぱいで挟まれて擦られると、あまりの快楽でいつも力が抜けてしまい、立ち上がる気力も奪われてしまう。
「ん、ちゅっ、んん……どんどん大きくなってビクついちゃってるわ……もっと、もっと気持ち良くさせてあげるからね……ん、んん……」
もう反抗する気力も無くなり、されるがままにパイズリを続けられる。
そんな気持ちになりながらも、麻由お姉ちゃんがもたらす快楽には逆らえず、肉棒はどんどん大きくなってまた射精寸前になってしまった。
「あんっ……ん、んちゅっ、ちゅるっ……ちゅっ、ちゅっ……このまま出しちゃう?それともまた入れて欲しい?ん、んちゅっ……」
「……」
「そう、中に入れて欲しいのね……じゃあ、行くわよ……ん、んん……ん、ああああぁぁぁぁっっ!!」
僕が目を背けて、黙っていると、麻由お姉ちゃんは勝手に僕の肉棒を掴んで膣中に押し込む様に入れて、また腰を振ってくる。
「あああんっっ!!また子宮をズボズボ突いてるう……!!あんっ、はっ、はあああぁぁんっっ!!」
「はんっ!あふっ……!さあ、良く見なさい。これがあなたの大好きな麻由お姉ちゃんの今の姿よ!弟のち○ぽをおまんこに嵌めて、腰を振るのが唯一の生きがいとなった変態淫乱女。1万回イカせなきゃ永遠にこのまんまよ。はんっ、はああっっ!!」
膣中で締め付けて、僕の上でガンガン腰を振り、一人でヨガって喜んでいる麻由お姉ちゃん。
本当にずっとこのままなの……?
「はんっ!そうよ……!お姉ちゃんは永遠にこのままよ!あなたとセックスして、甘えられるのが最高の喜びなの……はっ、ああああっっ!!」
「ふふふ……なあに、その顔は?『麻由お姉ちゃんは本当はこんなんじゃない』とでも思ってるのかしら?残念……麻由お姉ちゃんはこれが本当の姿なの……はっ、あああんっっ!!」
冷めた目で見つめていると、麻由お姉ちゃんはそれを嘲笑うかの様に、更に締め付けをきつくして腰を激しく振り回し、淫らな言葉を吐き散らしながら、ヨガり狂う。
「あんっ!!良いわよ……もっと突いてえ……あっ、あっ!!また出してえ……はっ、あああんっっ!!はああああぁぁぁっっ!!」
「うっ……!」
どぴゅっっ!!びゅくるるるっっ!!
「はっ、はああああぁぁぁぁんっっ……はっ、はふんっ♪」
麻由お姉ちゃんの中で再び絶頂に達してしまい、子宮に思いっきり流し込まれる。
見ると、結合部からは愛液とともに先ほど出した精液も外に溢れ出てきていた。
「くすくす……また出して……気持ち良かったのね……嬉しいわ……」
「もう帰ろうよ……お願いだから……」
「駄目よ。私はまだ満足出来てないんだから。そっちが来ないなら、私の方から行かせてもらうからね」
「そんな……あぐっ……」
「ちゅぷっ、んちゅっ……ちゅるっ……ん、んふっ……ちゅるっ、ちゅぷう……」
麻由お姉ちゃんは今度は口で咥えて、フェラを開始し、再び肉棒を勃起させていく。
「ん、ちゅっ、ちゅるっ……ちゅっ、ちゅっ……ちゅぷっ……」
「ほら、また入れるわよ……あっ、ああああぁぁぁんっっ!!」
結局このまま何時間も僕の体力が尽きるまで、麻由お姉ちゃんのされるがままにセックスを続けていった。
僕の気持ちなど完全に無視して……。
685 名前:狂依存 214[sage] 投稿日:2011/07/13(水) 03:43:50.60 ID:E5Jw+R1E
「はんっ……!!あああんっ……もう終わりかしら……?」
「ううっっ……」
あれから、どれぐらい経っただろう?
大輝は私の下で何度目かわからない射精をした様だが、既にほとんど精液は出なくなっていた。
「ふふ……そろそろ終わりにしてあげるわ。ねえ、あなた。今のセックスで私が何回イったかわかる?」
「……」
そう問いかけたが、大輝は虚ろな目をしていて黙ったままだった。
「5回よ。駄目じゃない……ちゃんと数えてなきゃ……。1万回、正確に数えなきゃまた最初からやり直しよ……」
「という訳で、今度はまた1からやり直しね。くくく……後、1万回頑張ってね。ちゅっ……」
頬にキスした後、既に萎えていた肉棒を中から出し、シャワーを浴びる。
ふふふ……これだけやったのは久しぶり。今日は沙耶も始末して良い気分だわ。
「あの女、死んでくれてると良いんだけど……」
しぶとさだけは一級品だから、何らかの方法で脱出して、明日には何食わぬ顔で私達の前に現れるかもしれない。
もっとも、その時はまた殺しに行けば良いだけ。
それよりも大輝だ。
沙耶に何か言いくるめられたのか知らないが、また『昔みたいなお姉ちゃんに戻って』なんて寝言を言うようになってしまった。
素直になれないなんて可哀想……。
本当はお姉ちゃんと離れるのが嫌で嫌で仕方ないのに、変な意地を張っちゃうなんて……。
「これはちょっとした病気かもしれないわね」
でも、それも私の愛が足りないせいなのかもしれない。
いい加減、私に対する変な幻想を壊して、今の状態が一番幸せなのだという事を認識させないとこの子も不幸になってしまうわ。
「んしょっと……」
大輝を抱きかかえて体を拭き、服を着せてから、おぶって部屋を出てそのまま車に乗り込み家路に着く。
流石にちょっとやり過ぎたのか、少し疲れてしまった。
「ぐっすりと寝てるわねえ……」
後部座席に大輝を座らせ
それにしても、またこの子は小さい頃の私に何か妙な夢を見ているようだ。
本当の私はこんな人では無いと思い込んでいる。
「昔の私……」
私と大輝は3つ違いの姉弟だった。
赤ん坊の時から本当に私に懐いていて、可愛い弟だと思っていたし、仲も良かったと思う。
でも、それだけ。
可愛い弟以上の感情など持っていなかった。
あれは私が小学生に上がる少し前の頃だっただろうか。
大輝はもう覚えていないだろうが、ある日、大輝が私に何処からか摘んできた花を持ってきて、私に言った。
『麻由お姉ちゃん、大好き。僕のお嫁さんになって』と。
今思えば、あれが弟とは言え男の子からの初めての告白。
告白された時、私はどう思っていただろうか?流石に正確には覚えていない。
ただ、悪い気はしなかったと思ったが、あの子の告白を受けようなどという気は少なくともなかった。
だから、こう言った。
『大輝がもっと大きくなって、カッコよくなったら、もう一度言ってね』
確か、こんな様な事を言って、やんわりと差し出した花も突き返してしまった。
その時のあの子はキョトンとした表情をして、しばらく呆然としていた。
私の言ってた事が良くわかっていなかったのだろう。
「何て、忌々しい女だったのかしら……」
せっかく、小さかったあの子が勇気を振り絞ってプロポーズして来たというのに、曖昧な返事をしてごまかしたりして……。
あの後もずっとアプローチをかけてきてたけど、結局それに応える事はなかったし、応じる気もなかった。
あの子は私に普通の弟として見てくれと言ってるけど……。
「それじゃあ、今の私は満足出来ないのよ……」
普通の姉弟関係なんて全く持って論外だ。そんなのいつかは他人同然になってしまう。
仮にあの子が本当にそんな関係を望んでいたとしても、絶対に嫌だ。
もし、そうでも私の体で永遠に離れられなくして見せる。
「そんな事、大輝も絶対に望んでないけどね」
私も大輝ももうお互い愛し合って、離れることが出来ない関係になっているのだから。
その事にいい加減気づいてもらわないとね。
686 名前:
狂依存 215[sage] 投稿日:2011/07/13(水) 03:45:21.49 ID:E5Jw+R1E
「んっ……ふぐうっ……」
体が痛い……。
あれから、何時間経ったのだろう?
日も暮れてきて、温度も急激に下がり、体もかない冷えてきた。
麻由ちゃんに全裸で逆エビの体勢できつく縛られて、猿轡をされて山林に放り込まれ、全く身動きが出来ない。
「ふっ……んん……」
どうしよう……?
今の時期は熊も出るし、冬眠の準備を控えて気が立っている時期だから、出くわしたら本当に命も危ない。
熊だけでなく、イノシシとか鹿とか猿や蛇なんかの危険な野生生物も出る。
さっきは変な虫も体を張っていたし、ここに落とされたとき、強く打ったせいで体も痛い。
誰か、誰でも良い……助けて……!!
でも、猿轡を嵌められているせいで声も出せないし、ハイキングコースも狩猟のエリアからも外れている為、人も滅多に入らない。
大輝……助けて……。
彼女がこんな目に遭ってるのに、どうして来てくれないのよ!
「……」
いや、甘えては駄目だ。
これは大輝と結ばれる為に、私に課せられた試練なんだ。
あの凶暴な弟狂いしてる麻由ちゃんと義理の姉妹として付き合っていかないといかないのだから、これぐらいの危機は自分で乗り越えないといけない。
それに……まだまだ、大輝のおち○ぽでいっぱい犯して欲しいんだから……。
「ふっ……んぐうっ……」
あんっ……想像してきたら、濡れてきちゃった。
帰ったらすぐにご褒美を貰わないとね。
だから、まだまだ死ぬわけにはいかない。
でも、どうすれば……。
後ろで仰け反らされて、手首と足首を結ばれているので、寝返りも満足に打てないし、動かすたびに縄が食い込んで痛い。
このままでは熊に遭わなくてもここで野垂れ死にしちゃう……。
ピカっ!!ゴロロロロロ
「っ!?」
雷鳴が響いたので、空を見上げてみると、いつのまにか黒い雨雲がたちこめていて、今にも大雨が降りそうな空になっていた。
「(ま、まずい……)」
風も強くなってきて、温度も急激に下がり、大きな雨粒が体に落ちてきた。
ざあああああ……
「(いや……冷たいよ……)」
あっと言う間に雨足が強くなり、雷鳴がガンガン鳴り響く。
ここは元々雷雨が多い地域なので注意はしていたのだが、まさかこんな目に遭うとは思わなかった。
滝の様な冷たい雨が肌に直に当たり、どんどん体温を奪っていく。
まだ秋だが、山の中の夜はとても冷え込むので、この時期でも真夜中は0度近くまで温度は下がる。
何とか雨宿り出来そうな所に移動したいが、こんな状態で縛られては身動きが出来ない。
「(でも、こんな所では終われない……)」
何としてもここから脱出して、また大輝にいっぱい愛してもらうんだ。
何とかあそこに……。
体を芋虫の様にくねらせて近くにある大きな木の木陰に行こうとする。
「ふぐっ……!!んんっ……!!」
でも体を動かそうとすると、後ろで縄で繋がれた手首と足首に激痛が走り、ここから移動できない。
本当にこのままじゃ……。
ドンっ……!!
「……?」
何とか体を転がそうと寝返りを打ったら、何かぶつかって、また元の体勢に戻された。
えっ、何……?
恐る恐る顔を上げて見るとそこには……。
ピカっ!!ゴロロロ!!
「(う、嘘っ……!?)」
稲光の光に照らされて、私の目の前に映し出されたそれは最も恐れていた物だった。
「ぐううううっっ……」
い、いつの間に……!?
そこには私の身長以上はある、熊が四つんばいで私をみつめていた。
激しい雨音と雷鳴で全く接近に気が付かなかった。
いや、気づいていてもどうにもならなかっただろう。
「(ふっ……ふぐっ……)」
687 名前:狂依存 216[sage] 投稿日:2011/07/13(水) 03:46:32.76 ID:E5Jw+R1E
熊は匂いを嗅ぎながら、私の事をじろじろ見ている。
いくら動物だからってじろじろ見ちゃ嫌……!
私の裸を見て良いのは大輝だけなんだからね!!
「ぐううう……」
「っ!?」
しばらく私の体を物色した後、今度は私の体を手で触り始めた。
いやあ……触っちゃ駄目……。
この熊がオスかメスかわからないけど、熊だろうが何だろうが、大輝以外のオスに私の肌を直に触らせるなんて、絶対に許さないって誓ったのに……。
「(ごめんなさい……大輝)」
これじゃあ、妻として失格だよね……。
「ぐるる……」
「!?」
そうかと思うとクマは仁王立ちし、手を振り上げていた。
いや……まさか……!?
「ぐるるるっっ!!!」
「!!」
私に向かって、その大きなカギヅメを持った手を振り落とし、咄嗟に目を背ける。
終わった……。
ピカっ!ドドドーンっっ!!!!
そう思った瞬間、激しい閃光とともに耳が劈くような轟音が鳴り響いた。
「ふっ……」
ここは……?私、一体……?
確か……麻由ちゃんに……。そうだ!!
熊は!?
立ち上がって辺りを見回して見るが何もいない。
良かった……さっきの雷に驚いて何処かに逃げたのか……。
え!?私……立ち上がっている……。
縄は……嘘……?
縄が切れている……。
あれだけガチガチに結ばれていたのに、どうして……?
稲光に照らされた縄の切れ目を見てみると、何かに引きちぎられた様な跡が残ってる。
まさか、あの熊が……?
そう言えば縄の結び目辺りを弄られていた様な気がしたが……。
ピカっ!!
「うっ……」
長時間、無理な体勢で縛られたせいかまだ手足が痛んで、満足に歩くことが出来ない。
とりあえず、猿轡は外さないと。
「ぷはあっ!」
雨足は大分弱まってきたが、気温が大分下がって来たのでとても寒い。
速く戻らないと……きゃっ!!
「いたたっっ……」
漸く少し歩ける様になったので、戻ろうとした矢先に何かに躓いて、転んでしまった。
何だろう……?妙に柔らかかったけど……。
「ひっ……!」
雷に照らされたその物体を見て、思わず体を引きずらせた。
これって、さっきの熊!?
雨に打たれながら、ぐったりと倒れており、動く気配が無い。
まさか、さっきの雷の直撃を……?
いや、良く見ると頭の部分が木に押しつぶされている。
「えっと、つまり……?」
さっきの熊が縄を引っ張ったおかげで縄が緩んでちぎれて……。
そして、私を襲おうとした瞬間に雷が近くの大木に直撃して、それが倒れて熊に……。
「はっ……ははははっ……はっ、はははは……」
「はーっ、はっ、はははははははっっ!!凄い……凄いよおっっ!!!」
笑いが止まらなかった。
688 名前:狂依存 217[sage] 投稿日:2011/07/13(水) 03:47:13.23 ID:E5Jw+R1E
これは凄い!!こんな事が起きるなんて!!
「あっ、ははははっっ!!大輝、見てる!?沙耶は大輝の愛で不死身になったんだよっっ!!はっ、はーっ、あはははははっっ!!」
やっぱり、大輝と私は何があっても結ばれる運命にあるんだ!そう決まってるんだ!!!
神様が私達を生涯の伴侶に指名してくれたんだ!!
「はっ、ははははっっ!!あーっ、はははははっっっ!!!」
ピカッ!!ドオオオオン……
激しい雷雨に打たれながら、私はその場でずっと笑い続けた。
今までの人生で笑った分よりずっと多く。
陰鬱な気分で電車から降り、改札を出る。
もちろん、悩んでいるのは麻由お姉ちゃんの事だ。
一度……いや、二度か。麻由お姉ちゃんと恋人同士になっても良いと思った。
でも、やっぱり……冷静になって考えてみれば今の麻由お姉ちゃんも沙耶さんも普通じゃない。
麻由お姉ちゃんは明らかにあの時のショックでおかしくなったのだ。
元を正せば、僕のせいで二人ともああなってしまった。
沙耶さんなど無関係だったのに、巻き込まれた完全な被害者だろう。
どうにかしてあの二人を……そう言えば沙耶さんはどうしてるんだろう?
一昨日、携帯で連絡を取ろうとしたが、いつの間にか番号が消去されていて、連絡を取ることが出来なかった。
家の電話番号も知らないし、麻由お姉ちゃんに聞いても教えてはくれないだろう。
「今日にでも……ん?」
あれは……。
駅前の公衆電話の近くに立っていた沙耶さんが目に入った。僕を待っていたのかな……?
「一応、声をかけて見るか」
「沙耶さん」
「……」
僕が背後から声をかけると、沙耶さんは黙って振り向いた。
「あの、一昨日の事は……んっ……?」
僕を見ても、沙耶さんは何も反応せず何処か焦点が合ってない様な虚ろな目をして僕をじーっと見つめていた。
おかしいな。いつもだったら僕に抱きつくぐらいの勢いで迫ってくるのに……。
「あ、えっと……」
「ご褒美……」
「はい?」
「沙耶、ご褒美が欲しい……一昨日凄く頑張ったから、そのご褒美頂戴」
「は、はい?何ですか急に……」
「私ね……雨風に打たれても、身動きできなくても、熊さんや雷に襲われても、ずっとあなたの事思ってたの。大輝への愛があったから、乗り越えられたんだ。だから、ご褒美に沙耶を犯してえ……」
「……は?何、言ってるんですか?」
何か今日の沙耶さんはいつにも増して、言動がおかしい。
言ってることもさっぱり意味がわからないし、何処か呂律も変だ。
「私達の絆は誰にも邪魔することは出来ないの。麻由ちゃんだろうと誰だろうと。今までもずっとそう思ってたけど、それを一昨日確信したんだ。だから、ご褒美に沙耶を犯して」
「は、はあ?ちょっと、何言ってるんですか?」
もしかしてこの前、麻由お姉ちゃんに何かされたのか?
「なあに?その顔は……あっ、心配してくれたんだね……沙耶、嬉しい……」
「ほら、行くよ。時間は待ってはくれないんだから」
「えっ……ちょっと……!」
沙耶さんは僕の手を引いて、強引にその場から連れ出す。
一体、どうしたんだ……?
「ちょっと、どうしたんですか?今日は……うわっ!!?」
ドンっ!!
沙耶さんに引っ張られて間もなく、急に後ろから物凄い力で襟を引っ張られて、沙耶さんから引き離され、その場で倒れこんでしまった。
689 名前:狂依存 218[sage] 投稿日:2011/07/13(水) 03:49:11.45 ID:E5Jw+R1E
「いたた……」
「へえ……また邪魔しに来たんだ。本当嫉妬深い小姑さんだよねえ」
「えっ?」
沙耶さんがそう語りかけたので振り返って見ると、そこには麻由お姉ちゃんが立っていた。
「へへ……麻由ちゃん……いや、やっぱり、お義姉ちゃんって言った方が良いよね。近い将来義理姉妹になるんだから」
「でも、麻由ちゃんもウカツだよねえ……二度も私を仕留めそこなうなんて……本当は私の事、心の中で認めているんじゃないの?密かなライバル心を抱いているとか。あははっ……何かドラマみたいだね」
仕留めそこなう……?
やっぱり、一昨日山荘で麻由お姉ちゃんに何かされたのか?
「帰るわよ」
「あん、駄目だよ。優先権は奥さんである私にあるんだから。麻由ちゃんはお姉ちゃんらしく、弟さんの恋路を応援するのが筋って……ぐあっ!!」
尚も僕を引きとめようとする沙耶さんに対して、麻由お姉ちゃんは無言で沙耶さんの足を思いっきり、踏んづけ、僕からまた引き離し、強引に手を引いて連れ出す。
「行くわよ。こんな所でもたもたしてる時間は無いわよ」
「でも沙耶さん、痛そうにしてるし……」
「どうでも良いわ、あんなクズ。早くなさい。ご飯冷めるわよ」
沙耶さんを気にかける僕の手を強引に引き、沙耶さんを置いてここから立ち去った。
「くっ……待って……」
「……」
麻由お姉ちゃんと一緒に家に向かっている途中、度々振り向いて、背後を歩いている沙耶さんを見る。
まだ諦めきれないのか、10メートル程距離を置いて、僕達の後をつけてきていた。
「諦めないもん……絶対に大輝に犯して貰うまで諦めないもん……」
何を言ってるかはっきりとは聞こえないが、うわ言の様にぶつぶつと何か喋っている沙耶さんを見て少し不安を感じる。
何かまたおかしくなった気がするんだが……一体、どうすれば良いのか?
麻由お姉ちゃんは怖い顔して黙ったままだし……。
そうこう考えている内に家に着き、麻由お姉ちゃんは玄関の扉の鍵を開けるため、バッグから鍵を取り出し、鍵を開ける。
うっ……このまま家に入ったら、また麻由お姉ちゃんに……。
昨日も隙を見ては、僕に迫ってきて、散々な目にあったし……。
「何やってんの?入りなさい」
「あっ……うん……うわっ!!」
いつまでもここにいる訳にもいかないので、渋々家に入ろうとすると、後ろにいた沙耶さんがいきなり抱きついて来て、僕を中に押し込み強引に家に入り込んでしまった。
「ちょっと、何を……?うっ……!!」
「んちゅっ、ちゅぷっ……んちゅっ、ちゅっ……んふうっ……ちゅっ、ちゅっ……ちゅっ、んちゅっ、んん……」
沙耶さんは不意に僕に抱きつくと、強引にキスをして、激しく舌を押し付けてきた。
「んっ……んちゅっ……ちゅっ……ちゅうっ、ちゅっ、んちゅっ……!!」
「(ちょっと!息が……)」
あまりにも激しく唇を押し付け、吸い付かれて唾液を絡められたので息をつく暇も無く、何とか強引に離そうとしたが、物凄い力で抱きつかれ、離す事が出来ない。
さ、沙耶さんってこんなに力あったっけ……?
「ん、ちゅっ…ん、んんっ……ぷはっ!!」
「はぁっ……はぁっ……」
麻由お姉ちゃんが強引に引き離してくれて、漸く解放され、その場で少し息を切らす。
窒息するかと思った……。
「帰れよ……いつまで夫婦生活を邪魔をすれば気が済むの……」
690 名前:狂依存 219[sage] 投稿日:2011/07/13(水) 03:49:45.99 ID:E5Jw+R1E
「邪魔をしてるのは麻由ちゃんの方じゃない。お姉ちゃんの癖にいっつも義理の妹の邪魔をしてさ。そんなに弟を独占したい訳?姉弟なのにおかしいよ」
「ちょっと、二人とも……」
「そんなに死にたいんだ……後から割り込ん来て、私達の平穏を邪魔するメス豚が……!今度こそ始末してやるっ!!」
「出来るものなら、やってみれば?沙耶は大輝の愛で不死身になったの。誰であろうと私達の邪魔をする事は出来ないってのはもう実証されたわ。もうすぐ子供だって産んで麻由ちゃんを叔母さんにしてやるんだから」
「そう……なら、今すぐ……」
「もう、いい加減にしてくれ!!沙耶さん、早く家から出てください!!」
玄関先で口論する二人の間に慌てて入り込み、ドアを開けて沙耶さんを強引に家から出そうとする。
「嫌!今日は大輝にご褒美貰うまで帰らないの!私は大輝の奥さんなんだから、本来ならここに一緒に住まなきゃいけないんだからね!!」
「馬鹿な事言ってないで、出てください!ほらっ!!」
「あっ、ちょっと……!!」
ばたんっ!!
何とか沙耶さんを家から、追い出し玄関の鍵を閉めてチェーンもかける。
良かった……とりあえず、これで今日の所は落ち着けるか……。
「ふうっ……あれ、麻由お姉ちゃんは……?」
ふと目をやるといつの間にか麻由お姉ちゃんがいなくなっていた。
何処に行ったんだ……?
まっ、家の何処かにいるだろう。
とりあえず、手洗いうがいでもしてくか……。
「ふう……うわっ!!」
「ちょっと、何……?ごぼっ……!!」
洗面所へと足を運び、中に入ると突然麻由お姉ちゃんに引きずり込まれ、泡立てられた水がいっぱいに入った洗面台の中に顔を突っ込まれた。
「がばばっ……うっ……何をするの……うぐっ……!んっ、んん……!!」
顔を出したら、すぐにタオルで乱暴に顔を拭かれ、麻由お姉ちゃんにその場で押し倒されて口付けされた。
「んっ……!!んふっ、んちゅっ……ちゅっ、ちゅっ、ちゅるっ、ちゅぷっ……ぷはっ……!!」
「ごほっ……!何するの……?」
「何じゃないわよ。あの女に汚された口を綺麗にしてやったのよ。感謝しなさい」
「だからって、こんなやり方……」
「ぐだぐだ抜かしてないで、さっさとやるわよ。ほら……」
麻由お姉ちゃんは僕に跨り、上着を脱いで乳房を露出させ、股間から肉棒を引きずり出し股間で擦ってきた。
「あのね……今日はもう疲れたし、また後で……」
「何を言ってるのよ?一刻も早くお姉ちゃんを正気に戻したいんでしょ。だったら、私を1万回イカせて少しでも早くお姉ちゃんの病気を治してごらんなさい」
「そんな馬鹿な約束した覚えはないよ!第一、本当にやっても話を聞く気なんかないんだろう?だから、早くどいて……んっ……!」
「ほら、おっぱいでしごいてあげるわ……ん、んちゅっ、んん……」
麻由お姉ちゃんは僕の制止も聞かず、肉棒を乳房に挟みこんで、パイズリを始め亀頭をしたで舐め始めた。
「ん、んちゅっ……ほうら……また大きくなっちゃって……早速入れるわよ……はっ、はあああぁぁんっっ!!」
肉棒を強引に膨張させた後、膣中に押し込み、腰を振る麻由お姉ちゃん。
結局、麻由お姉ちゃんに押し切られて、そのまま麻由お姉ちゃんに何度も搾られてしまった。
「はっ……あんっ……!!あなた……」
自室に篭って、愛する夫に思いをはせながらオナニーにふける。
あの後、結局大輝の家に入り込む事が出来ず、仕方なく家に戻った。
今日は両親も仕事でいないので、一人だけ。
本当なら、大輝と一緒に甘い夫婦生活を送っているはずなのに……また麻由ちゃんに邪魔された。
「はんっ……!!でも良いの……沙耶は大輝の全てが好きなんだもん……!はっ……!」
麻由ちゃんに逆レイプされて困ってる大輝も麻由ちゃんにデレデレしている大輝も大好き。
だから、麻由ちゃんとの浮気自体は広い心で許しちゃう。
でも麻由ちゃんに虐められて困ってるのは、ちょっと可哀想……。
ごめんね大輝。
いつか助けてあげるからね……。
最終更新:2011年07月23日 18:41