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「ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね★」
その場にいた全員が凍りつき、彼女の命令に従って2エロ狩りをすることになるのは言うまでもない
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常盤台中学。
この名門中学は一端覧祭の準備とかで午前中で授業が終わっていた。
てなわけで現在 白井&御坂は下校中である。
黒子「お姉さまー、今度の一端覧祭、黒子とご一緒してくださいませ。」
美琴「ゴメン黒子、当麻と回る約束だから。」
黒子「なっ!!いけませんわお姉さま!!あの日は全員制服着用!!公衆の面前でいちゃついて常盤台の名を汚すのが目に見ゴギュッ!!!!」
美琴「そこまで言わんでもよろしいっ!!!!/////////////////////////」
黒子「そこまで赤くなられたお姉さまに言われても説得力ありませんのってウギャアア!!!!!」ビリビリ!!!!
美琴「死ねえええええっ!!!!!!」
とそこへ件の上条当麻がすさまじい形相で美琴達の視界を左から右へ通り過ぎる。
美琴「あれ?当麻?」
しかし愛しの上条は後ろを見るか必死で走るのに夢中で気が付かない。
あっけにとられる二人。
と、そこへ総勢40人にもなるであろうか、大勢の上条と同じ制服を着た生徒が走り抜ける。
まあ大体の学校が準備で午前中だから生徒が「居る」のは不思議でない。
だが「狩りをしている」のは尋常ではない。
黒子「……ウォンテッドという感じでしたわね。」
美琴「う、うん。」(どうしよう、やっぱ助けるべきなんだろうか???)
上条「くっそおおおおおおおおおおおおおおおお!!不幸だあああああああああああああああああああ!!」
上条狩り班「「「「待てええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!」」」」
上条「待てといって待つ野郎はいない!!」
上条(くっそおおおおおおおおおおおお!!こんな事いっても来ないのは分かってるが誰か助けてくれ~!!)
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一方通行「もう我慢ならねェ!!ここで全員スクラップだァ!!」
吹寄おでこデラックス「ひるむな!!ここで一方通行をスクラップにするのよ!!」
一方通行狩り隊「「「おおおおおおおおおおお!!」」」
一方通行「さあ、死にやがれェ!!」
拳銃で(ゴム弾)一人一人しとめていく。
吹寄おでこデラックス「拳銃なんて卑怯よ!!」
一方通行「戦いにずるも正しいのも無いンだよォ!!」
といって急所をはずす一方通行でした。
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上条が捕まりそうになったその時、
美琴「当麻になにすんのよおおおおおおお!!」ビリビリ!!
上条狩り班「「「「うぎゃああああああああああああああああ!!」」」」
当麻「おお!!」ちょっと飛んできたので無効化
美琴「当麻!!大丈夫!?」
当麻「美琴!!ありがとう上条さんは助かりました!!」
美琴「黒子に飛ばしてきてもらって良かった。」
当麻「そういえば白井は?お前に着いて来るような気がするのだが…。」
美琴「ああ、条件交換して私に近寄るなっていっといたの。」
当麻「どんな条件をのんだか気になるのだが…。」
美琴「そんなことよりこいつらはなんで当麻を追いかけてたの?」
当麻「嫉妬」キッパリ
美琴「そんなんでこいつら目を光らせて当麻を追いかけてたんだ…」木の棒でツンツン
当麻「いや~本当にありがとうなあのままじゃボッコボコ確実でしたよ。」
美琴「じゃあ、ご褒美ちょうだい!!」スッと手を出す
当麻「この手は何でせうか?」
美琴「あ・い・か・ぎ・ちょ・お・だい♪」
当麻「お前は俺の家の合鍵手に入れてどおするつもりだあああああ!!」
美琴「だめ…かな…?」うるうる上目遣い
当麻「ダメじゃないです。」合鍵差し出す。
美琴「やった♪」すかさず受け取る。
美琴「それと、ん!」あごを突き出す
当麻「んじゃいただきます…。」
チュッ レロレロ…
上条狩り班「「「「貴様ああああああああああああ!!常盤台のお嬢様に何してんだああああああ!!!!!!!!!」」」」
当麻「やべッ忘れてた!!逃げるぞ美琴!!」
美琴「言われなくてもそうする!!&ビリビリ!!」ビリビリ!!
再び倒れる上条狩り班であった…。
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そのころ、学校では。
土御門「おのれ一方通行…後で血祭りにあげてやるにゃー…って痛いにゃー!!」
白雪「ほら、男の子なんだから我慢する!!」
土御門「薬ってしみるから付けなくても…って、月夜どこまでやってくれるつもりだにゃー!!」
白雪「えっ?胸だけど?」
土御門「にゃー!!そこまでやんなくていいから…ってにゃあああああああ!!」
白雪「(元春って結構筋肉あるな…こんな胸に抱きしめられたら…きゃ♪)」
土御門「月夜なんか言ったかにゃ?」
白雪「なんでもない!!」バシ!!
土御門「にゃああああああああああああああああああああああ!!」
土御門狩り隊&青ピ狩り隊「(おのれ土御門…女の子に手当てしてもらえるとはごさんだった…。じゃあいま攻撃しても桃色イベントが起きない奴は…アイツダ♪)」
青ピ「いいな土やん…。なんでみなさんこちら睨んでますの…?」
土御門狩り隊&青ピ狩り隊「死ねええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!」
青ピ「こういうのはカミやんのポジション!!不幸やあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
戦いは一層激しさを増していく。
吹寄「ええい、このままでは埒が明かないわっ!!全員集合!!作戦会議をするわよっ!!!」
【第56回上条討伐作戦会議】
吹寄「現状を報告せよ。」
茜川「討伐軍はほぼ全員、電撃を受けて目標を見失いました。現在手分けして近辺を捜索中です。」
情報屋「上条のフィアンセは御坂美琴。青ピのは白井黒子であることも判明しました。」
佐藤「で、その青ピと上条の相手が中学生というのは間違いないんだな?」
情報屋「ああ、それも常盤台のレベル5とレベル4だ。」
野原「なんだと!?分不相応にもほどがあるぞ。」
吹寄「…で、さっき電撃してきたのが上条のレベル5、御坂美琴ね。」
井ノ原弟「…それってもしや『レールガン』!!??」
野原「そういや聞いたことがある。…しかしなんで上条なんかと?」
情報屋「それと青ピの相手の白井って子はレベル4のテレポーター、しかもジャッジメントと来てる。」
井ノ原姉「それってあれ?…ジャッジメントが誇る、捕まったが最後、再起不能にする極悪のテレポーター……?」
茜川「その噂、私も聞いたことあるっ!」
吹寄「…全く。聞けば聞くほど不釣り合いだわ。…もしかして母性本能ってやつ??」
全員「「「「「「ありうる。」」」」」」
情報屋「イヤ、それは無い。」そう言うと彼は封筒を出し、中身をばらまく。
「隠し撮りした上条カップルの写真だ。うつりは悪いが、……見ての通りだ。」
そこには完全に上条によりかかっている「甘えん坊な」レベル5の姿が。
井ノ原弟「全くもってわけがわからん。…ところで一方通行についての情報は?」
情報屋「いや、だめだ。何でか知らんが情報統制が異常なまでにかかっている。……なんか『グループ』とかいう単語が出てるんだが…。それ以上は俺でも……。」
土御門:ビクゥ!!!!
(そこまでたどり着いてる時点でオメエは異常にゃーっ!!!!!)
白雪「ん?どしたの元春?顔青いよー。」
土御門「い、いやー月夜、チョッとさっきの乱闘がきつかったからにゃー。…保健室行きたいんけど肩貸してくれるか??」
白雪「いーよー。じゃ赤音ちゃん、ちょっと土御門君を保健室に連れていくからー。」
茜川「わかったー……って完全に下の名前で呼んでるし。」
吹寄「あれはまだ同級生同士だし、いいほうよ。それに引き換え後の3人は……」
情報屋「一人は中2、一人は中1、一方通行に至っては小学生だぞ。」
野原「でもどーするよ。どのカップルも強すぎだぞ。何か手はないのか?」
そのとき情報屋が閃いた。
結局購入したのはそこそこおしゃれないってみれば普通の服もろもろ。
「ありがとなー美琴。今度の土曜はこれ着て行くよ。」「そうしてー。今から楽しみー。」
そして上条と美琴は・・・
『今、期間限定クレープセットを買ってくれた人はゲコ太ストラップをプレゼント』
上条「・・・・・」
美琴「行くわよ」
上条「はぁ。やっぱりですか」
重度のゲコ太マニアの美琴はこれを見逃すはずがない。
御坂妹「おや。その声は、とミサカは振り返ってみます」
そしてその美琴のクローンである御坂妹も見逃すはずがない。
店員「はい。今ので最後のゲコ太ストラップとなりました」
「「・・・・・・・・・」」
上条(修羅場ですかーーー!!ひさびさの不幸だーーー!!!)
美琴(またデートの邪魔をしないわよね・・・。しかもちゃっかりゲコ太ゲットしてるし)
御坂妹(またデートですか。あの時は邪魔できましたが、今回は双方の同意の下。どうしましょうか、とミサカは警戒心を燃やします)
上条「あの~。この重苦しい空気はどうすれば・・・「とうま(当麻さん)はだまってなさい、ッ!(こいつ、いつの間にとうま(当麻さん)と呼んで!?)」
敵対心丸出しの2人を横目に観察中の天草式は
浦上「修羅場ですね」
建宮「ここにプリエステスと五和が・・」
浦上「くだらないこと考えてないで、これどうするんですか?」
建宮「こういうのは男の方が解決するもんだよな」
浦上「ですよね。それにしてもそっくりさんがやるってのも珍しいんじゃないですか?」
そして、残りのストーカーはというと、
白井・青ピ「「(あの)お嬢様が2人!??」」
妹達の存在を知った。
現状。
御坂・ミサカ・上条 : 絶賛三角関係!
建宮・浦上 : それを望遠鏡で見ている天草式の二人
青ピ・黒子 : 同じく三角状態を発見した二人連れ
(かか、上条さんはどうしたらよいのでせう??)
彼の前には服装以外(ミサカは相変わらず制服)全て同じ2人の美少女。
美琴と交際している彼としてはここは彼女の側に立たねばならないなぁー。と思っていたのだが、
「アンタ、いつからこの子に『当麻さん』って呼ばれるようになったの?」
「ずーっと前からですよ、とミサカは間髪いれず回答します。」
「そ・う・な・の?」(人を殺せそうな)笑顔で当麻に尋ねる美琴。
「っ!!ちょっと待て御坂妹!勝手に話作んじゃねえ!・・それと美琴、バチバチ言いすぎぃいいいいい!!」
「そんな、あの夜のことをお忘れになったのですか!?とミサカはつぶらな瞳をあなたに向けます!」
「このエロ男が……そんなに妹って響きが好きなのかぁああ!!!」
「違うってば美琴!!御坂妹が勝手に話作ってるだけだ!!」
「そんなことはありませんとミ…」
「「御坂妹(アンタ)は黙ってろ!!!!」」
「アンタってホント色好みよねえ?」
「だぁー、だからなんでそうなんの?美琴以外とは完全に事故ですよ!事故!!」
「…うれしい事言ってくれんじゃない、そーよね偶然よね、ボールがぶつかって居乳の子の胸にダイブしたり、シスターさんと歩いていたり・・・・・」
「だから違うってば!」
「じゃあこの子(妹)の言ってる事はどーなんのよ!?」
「全部ウソだ!美琴以外には一切恋してねーよ!!コレ間違いナシ!!」
「え………あ、そうなの………」
「まったく痴話喧嘩かと思えばおのろけですかこいつら、とミサカはあまりの二人のヒートアップぶりに失望します。」
「「あんた(お前)が原因でしょーが!!」」
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「あっさり撃破しましたねあの二人。」
「撃破というかなんというか、なのよな。」
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「お姉さまが二人ぃいぃいいいい!!☆☆☆☆☆」
「落ちつきなはれ白井はん!!!って後から来た方(御坂妹)が失意のうちにコッチ来とんで!」
その通り、もはや二人を止めるのは不可能だし、このままではゲコ太をとられると判断した妹は(とりあえず一時撤退して他のミサカとともに反撃するのが得策でしょうとミサカは内心の絶望を抑えつつ結論を出します。・・・・・おやおや?あれはいつもお姉さまにひっついてる子ではないでしょうか?とミサカは判断し、)
「そこのお二人はカップルのようですが、とミサカはあまりにアンバランスな組み合わせに疑問を呈します。」
「「立ち直りはやっ!!!」」ケロッとして青ピと黒子の評価をしだした御坂妹に驚愕する二人。
「あなたはお姉さまの何なのですか?」「あんまそっくりやさかいびっくりしたわあ。」
(この場合、正直にクローンと言うべきなのでしょうか?とミサカは思案します。)
「適度に遠い親戚です、とミサカはごまかします。」
「いや、ごまかせてへんから。」
「ですの。」
「あんたら、ここで何やってんの?」妹と黒子の遭遇に気がついた美琴がやってきた。
「おっ、青ピ、白井とデートか?」手振りで妹に『早く行け、早く。』と合図しながら上条が言う。
「カミやんに言われたないわ!!」
「あれ?あの方は?」
「一体全体、あの方は何者ですの?私てっきり噂のお姉さまのクローンかと。」「そっ、そんな訳ないでしょ。ハハ、ハハハハ」
ここは先ほどの店のある公園。
黒子と美琴・青ピとカミやんとでそれぞれ別のテーブルに座っている。
「にしてもさみーなー」「せやなー。」買ってきた缶コーヒーで手を温めながら男連中はぼやく。
「カミやん、調子はどない?」「あ?何のこと?」
「デートでんがな、デート。」「うぐっ!いや、そう言うんじゃなくてただ単に買い物だから!」
「いやいや、どー見ても……」「おめーらもな。」
「「なな何をゆうてますの(仰ってるんですか)!!??」」
どうも美琴達のほうも同じ話題に入っていたらしい。
上琴「「でさ、あんたらどこが良いわけ?」」
白青「「だから違いますゆうてんねん(違うと申し上げてますの)!!」」
上琴「「どっからどー見てもカップルだよ」」
白青「「あんたらに言われたないわ(ありませんの)!」」
上琴「「だってこっちはカップルだしー」」
「っ!!だめや!こいつら白昼堂々のろけよった!!」「ホントにこの殿方(青ピ)とは何でもありませんの!!」
「何でもないってひどいわ白井はん!」「あなたは黙って下さいまし!!」ボコッ!!
「黒子―?彼氏殴ったらまずいわよー。」「いや、おめーも言えた義理じゃね・いて!いててて!!ひゃめろふぃこと!!ぎゅりぎゅりふぃなぎゃら電撃ふぃるふぁあ!!(やめろ美琴!ぐりぐりしながら電撃するなぁ!!)」
「ですから彼氏ではありませんの!!(グリグリグリ)」「やめて白井はん!!頭が割れるぅウううう!!」
「どう見たって彼氏だってー。ねえ当麻―?」「ふぃとひょぎゅりぎゅりひひゃがらひゅーなー(人をぐりぐりしながら言うなー)!」
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「何か面白いことになって来ましたよ。」「なのよな。彼女にいたぶられるのは彼氏なら必ず通る試練なのよ。」
うわーっっ!!!建宮さんがやけに雄弁だー!!という浦上の声は建宮のソウル(拳)でかき消された。
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「で、これからどうすんだ?」頭をさすりながら上条が言う。
「そーねー、門限も近いから…」
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