―ため息の理由は―
12月24日、15時
「はぁ…」
世間は今日がクリスマスということで浮き足立っている中、御坂美琴は一つため息をついた。
周りに視線を移そうものなら、その視線の先には、人の目もはばからずいちゃついている恋人達がほとんどの割合を占める。
だが、別に彼女はそれにあてられてため息をついたわけではない。
「あれ~御坂さん?今のため息は何ですか?」
「へ?」
かと言って美琴も、何も独りでクリスマス一色で彩られた街中を歩いているわけではない。
美琴の右隣を歩き、現在進行形で美琴に意味ありげな視線を送っているのは、彼女の後輩の佐天涙子。
「もしかして、今日は本当は別の人と一緒に過ごしたかったとかですか?意中の男性と…」
「ぶっ!?」
「まっ!お姉様に限ってそれは有り得ないですの!何と言ってもお姉様にはこの黒子がいぱしっ!」
「……とりあえずそれが一番ないから」
美琴の左隣を占有し、きれいに美琴のビンタをいれられた赤毛のツインテールの少女は白井黒子。
さらにその左隣を歩き、頭には溢れんばかりの大きさの花飾りをつけている少女は初春飾利。
今日はこの最早いつものとも言えるメンツで美琴達は街中を歩いていた。
「でもでも、実際問題どうなんですか?あたしとしては、イヴの日に御坂さんを誘うのは少し気がひけてたんですけど…」
「ですよね~。それを白井さんが無理に誘うから…」
「い、いいの!ほら、私も彼氏なんていないし…」
「いたら大問題ですの!そんなお姉様をたぶらかす輩がいようものなら、この黒子が煮て焼いてくし刺しにしてその不届き者を叩きつぶしっ!」
「……とりあえず、アンタは黙ってなさい。そもそもアンタにそんなことされるいわれはない!」
二度目のビンタが炸裂し、若干白井の頬に紅葉型の痕がほんのりとできつつあった。
そして最早何かに目覚めようとうっとりし始めた白井を佐天と初春は押しのけ、
「でも!それじゃさっきのため息は一体なんなんですか!?」
「そうですよ!さっきのはどう考えても恋のため息みたいな感じでした!」
「は?え、いや、さっきのは、ほら、その…」
頬を少し朱色に染め、美琴は少し思案した。
別に、先ほどのため息に深い意味などないはず。
視線を後輩達から少しの間周りの人達に向けたら、やはりというか予想通り周り恋人達が沢山いて、その中にはどこかアイツに似ている男もいて…
(って、ここでなんでアイツの顔を思い出すのよ!)
美琴はある少年の顔を思い出すと、少しだけだった朱色の面積は、さらに拡大の一途を辿っていく。
その美琴の様子を見て、佐天と初春はニヤついて顔を見合わせるが、美琴は気付かない。
(だ、大体アイツは今日は他に用事があって、それは多分他の人とのデートで、今頃…)
「はぁ…」
また少しだけ美琴の口からため息が漏れた。
今度は周りには聞こえないくらいの声量で。
そして、実は美琴は白井に今日のことで誘われる前に、“アイツ”を誘っていた。
無論、真っ正面からクリスマスの予定など、恥ずかしさが先行して聞けなかったわけだが、違う話題と絡めてそれとなく予定を聞いた。
すると彼曰わく何か用事があるようで、少なくとも暇ではないということは言っていた。
(ったく……今日はどこの誰と過ごしてるのよ…)
美琴の頭に思い出されるのは、あの白いシスター、二重まぶたが印象的な可愛げのある少女、その他にも様々な魅力ある女の子達。
一人一人思い出していく毎に、幾分かはよかった気分も次第に悪くなっていく。
(あぁもう!だからアイツのことは今はいいんだってば!)
今度は雑念を振り払うかのように首をブンブンと勢いよく振る。
今どう考えても、どれだけ悩んでも、今日の予定は揺るがない。
だから今日は周りにいる後輩達と一緒に楽しく過ごす。
そう決めていたではないか。
「御坂さん…?」
気づけば、視界の端に大きな花飾りがちらついた。
美琴が視線をそちらへと移すと、不思議そうな顔をした初春がいた。
「と、とにかく何でもないの!ほら、今日はみんなと楽しく過ごすって決めてるんだから、いいじゃない」
「ええー。御坂さんの浮いた話を聞けるならそれだけで十分楽しく過ごせるのに…」
「私が楽しくないから却下ね。さぁ行きましょ」
忘れよう、美琴はそう自分に対して言い聞かせた。
今度会った時、クリスマスは何をしていたかをそれとなく聞けばそれで済む話だ。
だから、今日は“アイツ”のことは忘れよう。
「仕方ないですねぇ……じゃあ当初の目的通り学舎の園のケーキ屋に行きますか」
「あ、ちょっと待って下さいまし。その前にあそこの薬局にいってもいいですの?ちょっと買っておきたいものが…」
「薬局?何買うか知らないけど、じゃあ店の前で待ってるわね」
「すぐ済ませますの!」
それだけ言い残すとタタっと、白井はほんの少しだけ先にある薬局へと駆けていった。
そして走っていく白井と対照的に、残された美琴達はゆっくりと徒歩で移動していく。
「よし、学舎の園のケーキ屋楽しみだなぁー。クリスマスだし、今日は奮発するぞー!」
「ケーキ食べ過ぎると、太りますよ?」
これからの為にテンションを上げようする佐天だが、初春がそれを戒めるように、ボソッとそう呟いた。
「それなら初春だって言えるんじゃない?ほら、最近ほんのりウエスト気にしてるみたいだし…」
「なっ…!なんでそれを知ってるんですか!」
「あれあれ?当てずっぽうだったのに、本当だったのかなぁー?」
「!!さ、佐天さん!」
「あははっ、初春顔酷い…よ?って、あれ何だろ?」
この二人はいつもながら、仲がいいなと、美琴が軽く苦笑いをしている矢先だった。
佐天が何かに気づき、初春の怒りを片手間でさばきながら視線を何かの方へと移した。
それにつられるようにして、美琴もまたその方へと視線を移すと、
(っ!?な、なんで!!??)
美琴の視線の先に映ったものは、ツンツン頭が特徴的な、いつも薄幸そうな顔を見せている少年、上条当麻が必死の形相でこちらに走ってきている姿だった。
確かに今美琴達が歩いている場所は上条の高校からはわりと近い。
今日は確かに彼は用事があると言っていたのを美琴は覚えている。
そしてそれは恐らく誰か女の子とのデートなのだろうと美琴は予想していた。
しかし、それでは説明がつかない点が多々見られる。
例えば彼の後方。
一人や二人の人数ではなく、十人弱の人数の女の子が彼を追いかけている。
それも、結構な怒りを示した表情で。
「あっ!み、御坂!いや…美琴!良いところに!!」
「「「えっ?」」」
三人は同時に、キョトンとした声を漏らした。
しかしその中で一番驚いているのは美琴。
ある意味、様々な形で注目の的となっている上条から、そして悩みの種となっていた彼から直々の指名、それも苗字ではなく名前でを呼ばれたからだ。
間もなくして彼が三人の場所へとたどり着くと、一目散に美琴の側にまでいき、
「悪い、少しだけ、時間、もらうぞ」
「えっ…?」
走ってきたためか、息絶え絶えながらも、そう美琴に言った。
そしてもう間もなくして後続の女の子達が到着。
やはりその表情は怒っていた。
「ほ、ほら、こいつが俺の彼女なんだ」
「「えっ……えええぇぇ!!??」」
「(頼む、話合わせてくれ!)」
美琴の驚きもさることながら、初春と佐天の驚きもなかなかだった。
声を揃え、信じられない、と驚きの声を上げた。
そして突然の上条の登場に、突然の上条からの頼み、そしてまさかの展開。
上条に話を合わせろと耳打ちされたが、当然ながら今の状況に美琴の頭はついていけてなかった。
「今からちょっと俺ら約束があるんだよ、俺ちょっと遅れちゃったけどさ。そうだよな、美琴?」
「…!?…!!」
声を発そうとしても、緊張のあまりに美琴は声が出せなかった。
とりあえず、大きく首を縦にブンブンと振り、目の前の何人もの女の子達にそうだと示した。
「ほら、本人もこう言ってるし……な?」
「そんなの、納得できない!何かただの道端で会った人って感じするし、その子もまだ何も言ってない!」
「そうよ!本当に彼女ならそうだって証拠みしてよ!」
集団の先頭を走ってきていた二人が、上条に対してそう抗議した。
当然と言えば当然。
美琴は顔を真っ赤に、目を若干涙目で俯いているだけ。
信じろというのが無理な話。
「しょ、証拠だぁ?何をどうすりゃ示せるんだよ!?」
「例えば……抱きしめるとか」
「抱きっ…!?」
「抱き締めるって、この往来でか…?」
「当たり前じゃない。恋人ならできるでしょ!」
抱き締める、というワードが出てきて、喉は干上がり、頭はその様子を想像すると、回路の半分以上はショートをし始めている。
だが、美琴がそんな状態なのもお構いなしに、上条は次の行動へと移す。
「仕方ないな…」
「ぇ?ぇ?ちょ、まだ心の…!?」
上条は言われた通り、ギュッと擬音出ていそうな強さで美琴を抱きしめた。
抱きしめられた美琴の方は、彼に抱きしめられているという事実、頬から感じられる彼の熱、鼻いっぱいに広がっていく彼の香りで、頭の中は既に真っ白。
はじめ気になった羞恥や周りの人の目も、今となってはもうどうどもいい。
彼女の視界の端に後輩二人がとんでもなくニヤニヤしているのが見えたが、今はそれすらもどうでもよく思えていた。
こうなったからには、もう暫く顔を隠しつつ抱きしめられていたい。
そう思えるまでに、美琴感覚は麻痺していた。
しかしその心地よさは数秒しか続かず、次第に上条の方から離れていく。
「ぁ…」
「……これでいいだろ?」
流石の上条でも、この行動に関しては若干顔を赤色に染め、頬をポリポリと掻きながら、少し恥ずかしそうな素振りを見せた。
周りの人はと言えば、大半は彼がやらかした行為に呆気をとられ、一部の者はにやけきっている顔を通常のものへと戻そうと必死に顔を抑えている。
美琴は、離れていった上条に若干の名残惜しさを感じつつも、やはり顔を真っ赤に染め、俯いている。
そして上条の質問の後に続いたの少しの沈黙。
「………」
上条を追ってきた者達のなかには、既に諦めムードを醸し出している者、信じられないと言わんばかりにわなわなと震える者、まだ諦められないと鋭い眼差しを向ける者と様々。
「もういいよな…?じゃ、じゃあ俺は行くからな?いいよな?」
「……まだ、諦められない」
「へ?」
場の雰囲気を読み、退散しようという姿勢を見せる上条だったが、それは一人の女の子によって阻まれる。
その子の目にはまだ、光が残っていた。
「今ここで……キス、できたら認めたげる」
「はぃ…?」
「っ!!??」
「できるでしょ、それくらい。本当なら」
「は…?あ、いや、ちょ、ちょっと待てって……キスぅ!?」
抱きしめたことくらいなら後で死ぬほど土下座して謝って、なんなら何かお願いでも聞いてやるなどして、美琴から許しを請おうと上条は考えていた。
だが、彼の目の前にいる一人の少女が先ほど口にした内容をもし実行してしまえば、取り返しのつかないことになってしまう。
いきなり頼んで、いきなり抱きしめて、さらにいきなりキスなどをしてしまったら、美琴に申し訳が立たないどころの話ではない。
「ちょっと待て!落ち着け、冷静になれ。いいか、ここは街中だぞ?普通に人の目もあるし、今だって人通りもそこそこある。そんな街中だぞ!?」
「それくらい知ってる。できないなら私は認めないそれだけ…」
「うっ…」
ちらりと、上条は隣にいる美琴を見る。
俯いてはいるものの、それでもわかるほど顔、さらに耳までもが真っ赤。
何を言っているかまでは上条にはわからないものの何やら指でごにょごにょしながら、何かをブツブツと呟いている。
おまけに目は見開き、その焦点はどこか合っていない。
(明らかに動揺してんな、こいつ……でもなぁ…)
やるしか、なさそうだ。
上条の目の前にいる女の子は、恐らく実際にやらないと気が済まないだろう。
「…………美琴、目瞑れ」
漢、上条当麻、まさに覚悟を決めた瞬間だった。
「ぇ…?うえぇ!?ま、まじでするの!?ちょ、本気!?」
「いいから!」
ガッと上条は強く美琴の両肩をつかんで正面を向かせ、そして語気を少しだけ強め、美琴に指示に従うよう促す。
その上条の顔、瞳には一切の冗談の色はなく、真剣そのもの。
(ほ、ほほほ本気でするの!?い、いや、別にこいつとのキスなら……じゃなくて!問題はこんなに人の目があってしかも佐天さんや初春さんもいて、これじゃ私達の仲が公認になっちゃう……だからそうじゃなくて!あぁもうわけわかんないわよ!!)
完全にパニックに陥っている美琴をお構いなしに、上条はスピードは非常にゆっくりながらも、顔を近づけていく。
その距離凡そ二〇センチ。
美琴もまた覚悟を決める時が迫りつつある。
(ちょ、ちょちょちょ、ちょっと!!何もうやるって体勢になってんのよ!?大体あの人の言うことなんて無視すれば…!!)
距離は次第に縮まっていき、十五センチ。
美琴の視界の端には、目を輝かせながらこの光景を眺めている後輩二人、何も見たくないと顔を隠す女の子が数人、興味本位でこちらを見てくる通りすがりの人などと、視界の大半が上条の顔を埋まりつつある中、やたらと様々な人が目についた。
(なんで!?てか、私達まだ好きとか告白すらしてないのに何いきなり抱きしめたりキスしたりから始まってんの!?物事には順序ってものが…)
両者の顔の距離、凡そ一〇センチ。
(ああああ!ちょっと待っ…!まだ心の準備ができて…!!)
もうどうにでもなれと言わんばかりに、ギュッと目をかたく瞑り、顎を少しあげる。
美琴にもファーストキスにはそれなりの夢というものが少なからずあった。
何回かデートして、その何回目かのデートでどこか夜景が綺麗な場所で二人きりで過ごし、二人だけの空間で良いムードになり、そのまま…
(そ、それがなんでこんな…!)
別に相手に不満があるわけではない。
むしろ相手は理想とも言える。
だがシチュエーションがあまりにも理想とかけ離れ過ぎている。
二人はまともなデートを一回はおろか、そもそも告白すらしていない。
まだ正式な恋人ですらないのだ。
なのに、
(っ!!)
ふっと、上条の息が美琴の頬を撫でた。
二人の距離は最早五センチもない。
(く、くる…!)
覚悟を決め、今まで以上にかたく目を瞑り、彼を迎える。
チュ。
(っ!!……って、あれ?)
二人の唇は互いに重なることはなく、上条の唇の終着点は頬で落ち着いた。
「……こ、これで、ダメとか言うなよ?キスはキスだ」
視線は明後日の方向へと向けながら、上条は指示をしてきた女の子へと確認をとった。
「き、キスったら唇同士が基本でしょ!それじゃあ…」
「……ごめん、私帰る」
「私も…」
「えっ?あ、あれ…」
未だに認めていない一人を除いて、その場にいた女の子達は踵を返し、もと来た道を帰っていく。
その中には、若干の涙を浮かべる者さえもいた。
「そ、それじゃあ、もういいわよ……じゃあね」
「お、おう、またな…」
独り取り残され、次第に諦めの気持ちが出てきたのか、残された一人の女の子も上条に背を向け、帰っていった。
「はぁ~~、やっと解放され…!?」
「ふにゃー」
「おいいぃぃ!?」
追いかけ回されていた女の子達が帰り、一安心したのも束の間。
美琴がバチバチと激しくスパークさせながら、上条の方へと寄りかかってきた。
ずっと張り詰めていた彼女の緊張の糸に、限界が訪れたのだ。
その彼女の電撃こそ彼の右手で打ち消すが、
「お、おい!御坂!?」
「えへ、えへへへ、当麻~」
肝心の美琴の意識がなく、目を回しながら何やら戯言を呟いていた。
「くそ!どこか安心して寝かせられる所は…?……!!」
「こんの類人猿がぁーー!!!!」
「ぐはぁ!!」
休める場所を探すため、上条は辺りを見回していたが、まず始めに視界に赤い物体が映ったと思えば、手元にあったはずの美琴の体重がなくなり、次の瞬間、後頭部から何やらきつい打撃を受けた。
状況がさっぱりわからず、瞬間的に後ろを向くが、そこにはやはり誰もいない。
辺りを少し見回すと、頭に花飾りをのせた女の子と髪の長い女の子、そこにどこかで見たことがある赤毛のツインテールの常盤台の女の子がいる場所に、美琴はいた。
「げっ…!」
美琴のあの状態、赤毛のツインテールの常盤台の少女の存在。
これだけで上条の頭の中で激しく危険信号が発令されるには十分。
やがて花飾りとロングの少女に美琴が預けられると、赤毛のツインテールの少女は向き直り、
「覚悟はよろしいですの?と・の・が・た・さ・ん?」
「……ふ」
ヤバい、上条は突差に立ち上がり、なりふり構わず全力で走り出した。
でなければ、あの鬼の形相の少女からは逃げられない。
いや、それでも逃げられるかわからない。
「逃がすか!こんのど腐れ類人猿がぁーーーー!!!」
「不幸、だぁーーーー!!!!」
12月24日、クリスマスイヴ
今年のこの日には、大変奇妙な男女を見た者が多数いたとかいないとか…
Date:12/24
From:上条当麻
件名:すまん…
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今日の事については本気で謝る。
すまん…;
Date:12/24
From:御坂美琴
件名:そんな簡単に許すとでも?
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また今度、理由聞くから。
ばか…
Date:12/24
From:上条当麻
件名:ええー
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今度っていつだ?
Date:12/24
From:御坂美琴
件名:ええーじゃない
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今度…そうね、いつなら空いてる?
Date:12/24
From:上条当麻
件名:・・・
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今年は全部補習があるから空いてない。
大晦日は補習じゃないけど、掃除とか
あって忙しい。
Date:12/24
From:御坂美琴
件名:ぶっ!
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じゃ、じゃあ元日は?
Date:12/24
From:上条当麻
件名:Re:ぶっ!
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なんとか…
Date:12/24
From:御坂美琴
件名:じゃあ、
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じゃあ、その日で。
せっかくだから初詣もいきましょ。
じゃあまた。
……遅れるんじゃないわよ?
Date:12/24
From:上条当麻
件名:わかった
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努力はします。
じゃあなー。