とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

Part02

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告白編


あの告白のあったクリスマスから1ヶ月が経った。
正月は上条が「補習だぁ~」と言い一緒に過ごせなかった。
それ以外にもバタバタしていたのでなかなか一緒に過ごすことが出来なかった。

そして今日はやっと暇が出来たので2人でデートへ出掛けることにした。

今はある学区の遊園地に来ている。

「はぁ~不幸だわ。なんでなのよ・・・。入場待ち1時間ってなんなのよ。」
「仕方ないだろう。今日は日曜日なんだから。もうちょっとで順番回ってくるから。」

この時の時間は10時。
すでに2人は1時間も並んで待っていた。
その待ってる間もずっと御坂は、上条の腕を放すことは無かった。

「もうすぐね、当麻。」
「ああ、そうだな。」
「こんな風に待っているのもよかったわよ。だって当麻と一緒に居られるんだもん。」
「なんだよ急にコロっと態度変えあがって。まあ俺も楽しかったぞ。美琴。」
「ふ、ふにゃ~」
「おい、漏電はやめてくれよ。」
「だって~。」
と舌を出して笑っている。
「今日はいっぱい楽しもうね。当麻。」
「ああ。初デートだもんな、美琴。」
「ねぇ、キスしてよん。」
「ちょっ、お前こんなとこな人目があるところで、もし知ってる人でも居たらどうすんだよ。」
「いいじゃない、1回ぐらい。そんなに私とキスするのが嫌なの?」
「そんなわけないだろう。でも、ほら・・・人いっぱいいるしさ。」
「いいじゃん、私達の愛を見せ付けてやりましょうよ。」
なんなんだこのバカップルと周りの痛い視線も気にせず公然とイチャツク2人。
いつしか2人の周辺から人が居なくなっていた。


「ようやく入場出来たわね。」
「はぁ、結構疲れた。」
「なに言ってるの、今日は1日中遊ぶわよ。ねぇ当麻、最初は何に乗りたい?」
「あぁ、何でもいいぞ。美琴一緒に居れば何でも楽しよ。」
「本当に、本気で思ってるの?」
「勿論ですとも。この上条さんが好きな女の子の前で嘘はつかないですことよ。」
「ふにゃ~」
「おい、こんなところでふにゃ~ってなんなよ。」
「なっ、何でもいいじゃない。」
「はいはい、可愛いよ美琴たん。」
「たん言うな。」
「じゃあ最初にメリーゴーランドにでも乗りますか?」
「当麻って意外とメルヘンなのね・・・。違うわよ、最初はジェットコースターに決まってるでしょ。はいはい行くわよ。」
「俺の意見は無視ですか、そして俺ジェットコースター苦手・・・」

上条が不吉な予感ほさせながら御坂がグイグイ引っ張っていく。

 ・・・

ジェットコースターの入り口に着いた2人。
このコースターは、超高速が出ると有名だった。

「うぇ、まじで。これ乗ったら絶対に上条さん死んじゃう・・・。」
「当麻意外とこういうのダメなのね。大丈夫よ『男は度胸』でしょ。さぁ乗った乗った。」

         ☆

ジェットコースターを乗り終えた2人はベンチに腰を下ろしていた。
「確かにちょっと怖かったけど面白かった~。」
「・・・・・・」ウップ
「久しぶりに乗ったけど絶叫してスッキリした。」
「・・・・・・」ウップ
「お~い、当麻どうした・・・ってちょっと当麻!」
ジェットコースターが苦手な上条は真っ青な顔をしていた。
「ふ、不幸だ、だから上条さんは先に言ったじゃないですか。」ウップ
「本当に大丈夫?」
「だ、大丈夫じゃ・・・ちょ、ちょっとトイレに。」ピューン

(えぇ、当麻あんなにジェットコースター苦手だったの・・・)

(数分後)

「いや~、まったくご心配お掛けしました。」
「本当よ、ビックリしたんだから。」
「ごめんごめん。でももうお願いだからジェットコースターは勘弁を、御坂さん。」
「わかったわよ。まさかこんなに苦手だとは思わなかったから。もう少し休憩する?」
「いいや大丈夫だ。よし、次は何処行くか?」
「そうね・・・、いっぱいあって迷うわね。」
「じゃあさ、お化け屋敷行かない?」
と上条は不気味な笑みを浮かべる。
「い、いいじゃないの。当麻ビックリしすぎて失神したりするんじゃないわよ。」
と手を取りグイグイ引っ張って行く。
しかし・・・
(どうしよう・・・、私一番お化け屋敷苦手なのよね・・・。)

――――――――――――――――――――――――――――――――

お化け屋敷の前に着いた2人。しかし2人は唖然としていた。

「ここのお化け屋敷、広すぎないか・・・。」
「『所要時間最高120分』ですって、『最高』ってなによ。」
そう、このお化け屋敷は世界一広いお化け屋敷だった。
屋敷内ではさまざまなルートがあり扉の選択によって大きくルートが変わる構造になっていた。
一番最短ルートを選べば30分で出て来れるが、最長ルートを選んでしまうと2時間掛かってしまうと言う何とも鬼畜な構造だ。

「俺もちょっと怖くなってきた。不幸体質な上条さんは『120分ルート』にはまるのが見え見えじゃないですか。」
「ななな何言ってるの、さぁ行くわよ。」
「美琴大丈夫か?、声震えてるぞ。」
「だ、大丈夫よ。」
と2人は意を決して中へ入っていった。

「本当の廃屋に入ったみたいな感じがするな・・・。」
「・・・・・・。」
「大丈夫か美琴?」
「・・・・・・。」
「お~い。」
「手・・・握っててよ。当麻。」
「ああ、手を握るぐらいならお安い御用ですのことよ。」
と上条は手を差し出す。
握った手はとても震えていた。

         ☆

「結局120分ルートだった。流石にこれはきつすぎるだろう。」
「・・・怖かった、怖かったよ。」
御坂は泣きながら上条の胸へ飛び込んできた。
「大丈夫、ていうかここお化け屋敷だぞ。本当のお化けなんて出てこないと思うぞ。」
「それども怖かった。不安だった。」
と上条は泣いている御坂の頭をそっと撫でてやる。
「ハハハ、美琴はいつもは気でかいけどこういう時はめちゃ泣き虫だよな。」
「うるさいわね。120分もあの中いればこうなるわよ。」
「はいはい。俺が居るから大丈夫ですよ。」
とさらに上条は美琴のことを強く抱きしめた。

その時御坂のお腹が鳴った。
御坂は頬を赤らめた。
「そりゃあんだけギャーギャやりゃお腹減るよな。よしお昼にしようか。」
「そ、そうね。さっきよさげなレストランあったから行きましょう。」

しかしそのレストランで散々弄られる羽目になるとはこの時は知る由もなかった。

――――――――――――――――――――――――――――――――――

2人は窓際の席に案内された。

「流石に日曜日だから混んでるわね。」
「でもすぐに座れたからよかったんじゃないか?」
「そうね。本当にお腹すいた。」
2人はメニューを指しながら喋っていた。
「私は、このハンバーグセットチリトマトソース添えで。」
「俺は、シーフードドリアセットで。」
「当麻、女子みたいね。」
「いいじゃないの。上条さんだってたまにはこういうの食べてみたいですことよ。」

暫くすると料理が運ばれてきた。
「うわ~、おいしそ。」
「超久しぶりだわドリアなんて。」
と料理の感想を言い合っている。
「おいしい、ちょっと辛いけど。」
「熱っつ、俺猫舌だからな。」
「当麻、やっぱ女子っぽい。」
「そうでせうか。」
「ねぇ当麻、そのドリアちょっと頂戴。」
「ああ、いいぞ。」
と上条は皿を差し出す。しかし
「そうじゃないでしょ、ほら。」
と御坂は顔を前に出す。
「はあ、なんだ急に?」
「本当に当麻ってだめね。こうしたら『あ~ん』に決まってるでしょ。言わせんじゃないわよ。」
と御坂は顔を真っ赤にさせる。
「ああ悪かったよ。はい、あ~ん。」
「あ~ん・・・、おいしいわね、ていうか全然熱くないじゃない。」
「そうか、上条さん的には結構熱いぞ。」
「じゃあ私も当麻に。はい、あ~ん。」
「あ~ん、って辛!!結構辛くないですか?」
「えぇ~、こんなんで辛いとか、当麻はだらしないわね。」

とこのバカップル2人は他人の目も気にせずやっている。
すると不意に
「あれ御坂さんじゃないですか?」
「ふぇ、ああ初春さんに、佐天さんに、く黒子ぉ!?。」
「お姉さまビックリしすぎですの・・・ってあ~~~~~」
「「どうしたんですか」」
と初春と佐天が同時に驚く。
「おおおおおお姉さまなぜその殿方とご一緒で・・・」
「ああ、だってデート中だもん。当たり前でしょ。」
と御坂は平然とした顔で言い放つ。
「「「で、デ~ト」」」
「そうよ、あたし達付き合ってるんだから。ねぇ当麻ぁ。」
「そ、そうですね。」
と色気付きながら上条の名前をよんだもんだからちょっとドキマギしながら上条は答えた。
「ふぇ~、御坂さん大人ですね。」
「いつの間に彼氏作ってたんですか、御坂さん?」
「お姉さまが・・・私のお姉さまが。」
と3人はそれぞれの感想を言いながら自分達が座っていた席に腰を下ろす。
「ちょっ、なんであなた達ここに座るのよ?」
「勿論御坂さんから色々聞くためですよ。あ~私初春飾利と言います。」
「私は佐天涙子です。あ、こら初春、メモ用意するな。」
「わたくしは白井黒子。お姉さまのルームメートですの。私も意を決して聞くですの。」
「俺は上条当麻です。」
と上条はちょっと困ったような顔をして頭を掻いている。
(はぁ、折角の当麻とのデートだったのに・・・。)

「でも話を聞く前に注文していいですか?」
「へ?、ああいいわよ。」
「私はこの『宇治抹茶パフェ』で。初春はまたいっぱい頼むの?」
「そうですね。じゃ、『ビッグサンダージャンボマウンテンパフェ』で。」
「私は、ドリンクバーだけでいいですの。やけ飲みしてやるですの。」
と注文を終えまた話は御坂と上条の関係についての話題に戻る。

「それで、2人はいつから付き合ってるんですか?」
「1ヵ月前からよ。」
「もしかしてクリスマス?」
と佐天は身を乗り出して聞いてくる。
「そ、そうよ。当麻から告白してきたの。」
「そうえばイブの日やけにお姉さまが変でしたの。まさか告白があっただんて・・・。」
「上条さんはなんで御坂さんのことが好きになったんですか?」
「お俺?・・・そうだな美琴はそのへんの女の子より、より女の子らしいと思うんだよ。心やさしいしな。」
と上条は御坂の頭を撫でる。
「お~流石。御坂さんにベタ惚れなんですね。」
と佐天が身を乗り出して聞いてくる。
それに上条は頬を赤くしながら、
「そうだな。気づいた時には好きだったかな。」
「ふぇ~」
「御坂さんは上条さんの何処が好きですか。」
「わ、私?そうね、当麻はとにかくかっこよくて、頼りになって、心やさしいところね。」
御坂も頬を真っ赤にして答える。
「とにかく2人ともラブラブなんですね。」
「ゴン、ゴン、ゴン」
「白井さん顔ドラムやめてください。」
「ひぇ~~、私のお姉さまはもうすっかり身も心もその類人猿の虜ですのね。」
「え~!、御坂さん身もですか?」
「え、ないない。まだあるわけないじゃない。」
「そうですよね、まだですよね。」
「それでいつの予定なんですか?」
「こら初春、変な事聞くな。でも私もちょっと興味が・・・。」
「あ~、私のお姉さまが・・・・・・。」
「し、白井さん・・・。あ~あ倒れちゃったよ。」
「大丈夫よ。そのうち勝手に起き上がるわよ。黒子なら。」
「お、おい。美琴本当に大丈夫か?」
「平気平気。ほっといて。」

「それでそれで・・・―――」

―――1時間後・・・

「御坂さん、今日はどうもありがとうございました。」
「いえいえ、気をつけて帰ってね。ほら黒子も早く帰りなさい。」
「わかりましたですの。とにかく学生なので節度を持ったお付き合いをお願いしますの。」
「大丈夫よ。中学生が高校生と一線を越えちゃったなんてこと起きないから。」
「本当ですの、とにかくお願いしますわよ。」
「わかった、わかった。じゃあね、初春さん、佐天さん。」
「「「さよなら~(ですの)」」」
2人はレストランから出て園内を歩いていた。
しかし根堀葉堀聞かれた2人はげっそりしていた。
「当麻、大丈夫だった。」
「ああ、大丈夫だ。しかしあの3人はなんであんなに聞きたがるんだ?・・・」
「わからないわ。なんかごめん・・・。」
「気にするな、俺は特に何も思ってないから。それより次何乗る?」
「そうね・・・――――」

このあと2人は様々なアトラクションに乗った。

――午後5時

「じゃあ最後にあれ乗らない?」
「ああ、観覧車か・・・、いいぞ。」
と2人は観覧車へ向かって歩いていく。
もちろん2人の手は恋人繋ぎのままで。

観覧車にいざ乗ってみると2人はかなり緊張した。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
沈黙が続く。
すると不意に、
「俺まだ夢みたいだ、美琴とこんなに近くにいれるなんて・・・。」
と上条は明後日の方を見ながら話す。
「なによ急に。私も夢見たいよ。」
「もう少し早く気持ちに気づくべきだったよな。」
「私ももう少し早く素直になりたかった。」
2人は真っ赤になりながらだんだん顔が近づいて来る。
「ねえ当麻、キスして。ここなら誰も見てないし。」
「いいのか?」
「いいにきまってるでしょ。ほら早くしなさいよ。もちろん唇にしなさいね。」
「じゃ行くぞ・・・」

夕日が映えるとある観覧車のゴンドラの中で2人の陰は重なった。

観覧車を降り、遊園地を後にした2人は家路についていた。
「今日は楽しかったよ。また2人で来ようね。」
「そうだな。美琴が平気なら上条さんはなにも言いませんよ。」
「ねえ、当麻の家に行ってもいい?」
「へっ、だめだだめだ。じぇったいだめだ。」
「なに噛んでるのよ。いいじゃない彼女なんだから。」
「とにかく今日はだめだ。」
「わかったわよ。そんな剣幕で言わなくても・・・」
「すまない。」
「いいわよ、じゃあ私こっちだから。」
「ああ、またメールしてくれ。」
「わかった。じゃあ気をつけて帰ってね。」

寮に向かいながら上条は焦っていた。
(美琴を家に招きたいが・・・、インデックスがいるしな・・・。)
(インデックス俺達が付き合ってるとかいったらどうなるかな・・・。)


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