もしレベル0のヒーローが初めからニブくなかったら
7月17日~反撃~
ミコっちゃん(電流が…流れていかない!!? 何なのよコイツ~~~!!)
カミやん「………」
ミコっちゃん(まずっ! これじゃ反撃が…)
カミやん「………」
ミコっちゃん「………」
カミやん「……お前の手って、やわらかくて温かいな」
ミコっちゃん「いつまでも握ってないで反撃しなさいよ!!!///」
7月18日~ヒーロー~
ミコっちゃん「いいの? 何かみんなあの場を救ったのは私だって思ってるみたいだけど
今名乗り出したらヒーローよ」
カミやん「俺はお前だけのヒーローになれるならそれでいいよ」
ミコっちゃん「思いっきりカッコつけてんじゃないのよ!!///」
7月19日~ついてない~
カミやん「オマエ、本当についてねーよ」
ミコっちゃん「何ですって?」
カミやん「いいか? 俺のことが好きになるって事はだな、
これから先、不幸体質の男がずっと隣を歩くって事なんだぞ?」
ミコっちゃん「その前に! 何で私がア、ア、アンタのこと好きって前提で話が進んでんのよ!!!///」
7月20日~変な設定~
カミやん「ケンカに負けたのが悔しいらしく、上条の元を何度も訪れては返り討ちに遭っているのだ」
ミコっちゃん「……。 誰に対して説明してんのよ?」
カミやん「気が強くて負けず嫌いだけど、実はとっても寂しがり屋でクラスの動物委員も務めてます」
ミコっちゃん「勝手に変な設定考えんな!!」
カミやん「そしていつしか上条との追いかけっこを楽しむようになり、
それが恋だと気付いても素直になれず、つい強気な態度に出てしまうツンデレさんなのです」
ミコっちゃん「変な設定考えんなっつってんでしょーが!!!///」
カミやん「事実じゃん」
7月20日~遺産分配~
ミコっちゃん「遺言と遺産分配やっとけグルァ!」
カミやん「やだ」
ミコっちゃん「何でよ!?」
カミやん「遺言が無い場合、遺産って半分は子供達で山分け。で、もう半分は配偶者に相続されるんだろ?
なら何の問題もねーじゃん。 なぁ、美琴?」
ミコっちゃん「ど、どういう意味よ!!///」
カミやん「そういう意味」
8月20日~食品衛生法ギリギリの缶ジュースでも~
ミコっちゃん「いーからジュースお飲み。美琴センセー直々のプレゼントだなんて
ウチの後輩だったら卒倒してるのよん」
カミやん「…そーだよな…美琴からのプレゼントだもんな…… よし! 俺大切に飲むよ!!」
ミコっちゃん「そこまで気合入れるほどの事でもないけど……///」
8月21日~支え~
変態さん「お姉様の支えになっている方のお顔を少しばかり拝見してみたいと思っていただけですから」
カミやん「支え? 家族的な意味で?」
変態さん「ぶっ殺しますわよ」
8月21日~支え②~
変態さん「それはそれは嬉しそうな顔で食事の際に入浴の際に就寝の際に
その殿方の話ばかりが口をついて出ていれば誰でも分かりますわよ」
カミやん「………」
変態さん「…? どうかなさいましたの?」
カミやん「いや、なんでもない。(前の自分に嫉妬してた、なんて言えないよな)」
8月23~27日 ~またお見舞い~
カミやん「ひょっとしてまた俺のお見舞いに来てくれたのか?」
ミコっちゃん「ちっ」
カミやん&ミコちゃん「「違うわよッ!!」」
カミやん「…言うと思った」
ミコっちゃん「なんで分かるのよ!!///」
8月31日~超電磁砲の美琴~
インデ目録「……、とうま。レールガンノミコトって、誰?」
カミやん「あー…俺の大切な人」
インデ目録「!!! とうまのバカ! どうま゛のバガ~~~!!!」
カミやん「えっ!!? 何で泣くんだインデックス!?」
8月31日~海原対策~
ミコっちゃん「二度と付きまとわれないようにしたいんだけど」
カミやん「じゃあ本人の前で俺とキスするってのはどうかな
付きまとわれなくなるどころか、ショックのあまり気絶するかもよ?」
ミコっちゃん「そんなの私まで気絶するわよ!!///」
8月31日~感想~
ミコっちゃん「で、なんか質問とか感想とかってある?」
カミやん「感想ねぇ。 多分美琴と同じ」
ミコっちゃん「? どういうこと?」
カミやん「偽装とはいえ、デートできるのは嬉しいってこと
あわよくばこのままいい感じになりたいって思ってるのも同じ」
ミコっちゃん「わ、私はそんなこと思ってないわよ!!///」
8月31日~トリートメントの淡く甘い匂い~
カミやん「……美琴の髪っていい匂いするな」
ミコっちゃん「ちょっ! なに勝手に嗅いでんのよ!!///」
8月31日~ライバル~
エっツァリ~ん「気を悪くしなければ教えていただきたいのですが、あなたは御坂さんのお友達なんですか?」
カミやん「んー…友達っつーか、俺は美琴のこと好きだし、向こうも俺のこと意識してるから……
友達以上恋人未満ってヤツじゃねーかな」
エっツァリ~ん「もう少し自分にも、希望を持たせてはくれませんかね」
8月31日~演技~
カミやん「で、結局この後どうすんだよ。まだ演技続けんのか それとももうやめるのか」
ミコっちゃん「……、はぁ。アンタはどうしたら良いと思う?」
カミやん「俺としちゃギブアップだな。『演技』じゃなく『本気』で付き合ったら良いと思う」
ミコっちゃん「何でそーなるのよ!!///」
8月31日~急いでるんです~
ミコっちゃん「相手にされなかったのがムカついただけで、特にこれと言って用事がある訳じゃないんだけど。
……ある訳じゃないんだけどさ」
カミやん「美琴、少しでも一緒に居たいってのは俺だって同じだ。 けど今は急いでるんだ、本当にゴメンな!!」
ミコっちゃん「べ、別に私は一緒に居たいとかそういうアレじゃ……///
って本当に行っちゃうの!? ねぇってば!!」
9月1日~急いでたんです~
ミコっちゃん「昨日の夜は人をさんざんさんざんさんざんさんざんスルーしていったってのに!
ちょっとは引け目とか感じないの!?」
カミやん「だから急いでたっていったろ!? はぁ。しゃーない
お詫びにホレ、ギュ~ってハグしてあげるから、それで許してくださいな」
ミコっちゃん「アンタしか得しないじゃないそんなの!!///」
9月1日~疲れる理由~
ミコっちゃん「昨日の、こ、恋人ごっこって、そんなに疲れる仕事だった訳?」
カミやん「まぁ、ずっとドキドキしっぱなしだったし……そういう意味では疲れたかな」
ミコっちゃん「へ、へー。 そうなんだ///」
9月19日~一本のスポーツドリンク~
ミコっちゃん「仕方がないからあげるわよ! ほら!!」
カミやん「おー!! これは間接キスというヤツでせうか!? 上条さんは幸せ者ですのことよ」
ミコっちゃん「口に出して言うな!!///」
9月19日~たまたま~
カミやん「なぁ御坂…『第一種目で競技を行った高等学生』なんて、俺以外に軽く10万人はいるぞ?」
ミコっちゃん「(ギクッ!)た、たまたまアンタがいたからよ!」
カミやん「そりゃあ、わざわざ俺を探して選んでくれたってのはうれしいけどさ」
ミコっちゃん「(ギクギクッ!!)だ、だからたまたまだってば!!」
カミやん「しかも俺が『棒倒し』やってたことも知ってるってことは、応援しに見に来てたってことだろ?」
ミコっちゃん「(ギクギクギクッ!!!)た、たまたまだって、何回言わせんのよ!!!」
カミやん「………じゃあたまたま俺の棒倒しを見て、たまたま勝利条件の俺を見つけて、
たまたま俺はここに連れてこられたと」
ミコっちゃん「そ、そうよ!!///」
カミやん「へー。 ほー。 ふーん」
9月19日~速記原典を破壊せよ~
カミやん「何も言わずにこっちに来てくれ!! そこは危険なんだ! お前に怪我なんてして欲しくないんだよ!!」
ミコっちゃん「そこまで心配してくれなくても。私の能力があれば、どうにでも、できるんだから……」
カミやん「ほっぺを赤くして、視線をあちこちに巡らせる美琴ちゃんが可愛いのは分かったから
こっち来てくれって!! マジで危険なんだよ!!」
ミコっちゃん「そそそ、そんなことしてないわよっ!!!///」
9月19日~海~
ミコっちゃん「泊まりがけで海ってアンターっ!!?」
カミやん「なんだったら今度行くか? ……二人っきりで」
ミコっちゃん「ふ、二人っきり!? 二人っきりってーっ!!?///」
美鈴ママ「Oh~♪」
詩菜ママ「あらあら」
初代フラグメイカー「と、当麻ーー!!」
インデ目録「………」
9月19日~たまたま②~
インデ目録「とうまの学校の応援にも来てたよね。確か『ぼうたおしー』の時」
ミコっちゃん「ちがっ、ちょ、黙りなさいアンタ!!」
カミやん「そうだぞインデックス。アレはたまたまなんだよ。 なぁ~、美琴ちゃ~ん(ニヤニヤ)」
美琴ちゃん「ほ、本当にたまたまだもん……///」
9月30日~二人目のライバル~
変態さん「だったらこんな殿方に頭を下げずとも、わたくしとお姉様が二人でペアになれば何の問題もありませんの!」
ミコっちゃん「男女のペアじゃなきゃ駄目だっつってんでしょ!!」
カミやん「…だってさ。 諦めろ白井。お前のお姉様はどうしても俺と撮りたいそうだ」
ミコっちゃん「そこまで言ってないでしょうが!!///」
変態さん「ぐぬぬ……」
10月4~8日 ~酔わせて~
ミコっちゃん「ア・ン・タ・は、人ん家の母を酔わせて何をするつもりだったァああああ!?」
カミやん「誤解にも程がある!! それにどうせ何かするつもりなら、お前を酔わさせるっつの!!」
ミコっちゃん「なっ!! ちょっ!! えっ!!?///」
カミやん「いやいや、冗談だって。半分くらいは」
10月18日~貸し~
カミやん「開いた! サンキュー御坂!」
ミコっちゃん『あいよー。言っとくけどこれは貸しだかんね』
カミやん「うん分かった。後でいっぱいナデナデしてあげる」
ミコっちゃん『……ふにゃー』
カミやん「あっ、電話の向こうで漏電した」
11月10日~海に~
ミコっちゃん『(いきなり海外だよ寮監も黒子の目もないよどうしよう!
これって日帰りとかありえないよね泊まりがけって事だよねどうすんのどうすんの!?)』
カミやん『まさか本当に二人っきりで海に来るとはな……何か間違いが起こったりして』
ミコっちゃん『(ビックゥッッ!!)ままま間違いなんてお、お、起こる訳ないじゃない!!
私達にはそういうのはまだ早いっていうか……その……///」
カミやん『…「二人っきりじゃない」ってツッコミを待ってたんだけどな。バードウェイたちと待ち合わせしてるし』
11月10日~英語力~
カミやん『なんて言っているんだ?』
ミコっちゃん『アンタ、それで良く海をまたごうとしたわね』
カミやん『だから美琴だけが頼りだ。美琴がいないと俺は生きていけない』
ミコっちゃん『お、大袈裟でしょ!!///』
11月10日~顔見ただけで~
カミやん『……顔見ただけで魔術師かどうか分かるほどドップリ浸かってないんだよな』
ミコっちゃん『そうなんだ』
カミやん『美琴の顔なら、見ただけで気持ちが分かるんだけどな』
ミコっちゃん『今その話関係無いでしょ!!///』
カミやん『この顔は、言葉では否定してるけど、心の中ではめちゃくちゃ嬉しいって顔だな』
11月10日~同じ道~
ミコっちゃん『アンタと私は、同じ道を進んでる。その事を忘れんじゃないわよ』
カミやん『……今の言葉、どう考えてもプロポーズとしか思えないんだけど………』
ミコっちゃん『も、もう! 人が真面目に話してんのに!!///』