とある夫婦の毎月捲暦(カレンダー) 2
-4月(初出勤)-
当麻「……よし、準備OK」(靴を履く)
美琴「当麻、新任挨拶の原稿はちゃんと持った?」
当麻「え…っと、おう。カバンにちゃんとある」
美琴「ハンカチは?」
当麻「おう。スーツの右ポケットに」(出して見せる)
美琴「道順とかも大丈夫よね? 特に当麻は今でも妙に事件現場に
遭遇しやすいところがあるから通勤中にあちこちでフラグ立てないようになるべく大通りを…」
当麻「小学生か俺は!(苦笑) そもそも勤務先は俺の母校だし」(←新人体育教師設定)
美琴「ごめんごめん、当麻って昔から色々あったから心配で」
当麻「まぁ、そんな色々と俺のことを案じてくれてるところも
美琴の可愛いところなんですけどね。大丈夫。俺は美琴だけのものだから」(にっこり)
美琴「えへ♪ ……あ、当麻、ネクタイが少しゆがんでる…」(と言って直す)
当麻「ありがとう美琴。……あ、1つだけ忘れ物が」
美琴「え?」
当麻「……」(美琴の背に右手を回し、美琴に微笑みかける)
美琴「……えへ♪」(当麻の首に両手を回す)
当麻&美琴「……(チュッ)」
当麻「…行ってきます♪」
美琴「…行ってらっしゃい♪」
-5月(母の日…の数日前)-
当麻「えー……っと、母さんにはどっちが良いかなぁ……」
美琴「そういえば正月に帰省した時、この色の着てたから、こっちのが合うんじゃない?」
当麻「おっ! サンキュー美琴。最高に素晴らしい嫁だなぁ美琴は」(なでなで)
美琴「ッ!……えへ、えへへ♪////」
当麻「んで、あと美鈴さんには何を贈ろうか?」
美琴「そうね…去年あれだったから今年はこれかな」
当麻「よっし。じゃあさっそく会計と発送手続きいくぞ」
美琴「うんっ」
美琴(にしても、当麻、やけにノリノリね?)
当麻(近い将来、俺たちの子供といっしょに美琴に選ぶ時のために勉強しとかなきゃな)
-6月(結婚式直前 控室)-
乙姫「お兄ちゃん、いま美琴姉ちゃんの着替えが終わったって!」
当麻「サンキュー乙姫!…(超特急)…みーこーとッ(ガチャッ)……!////」
美琴「あ、当麻……ど、どうしたの?」(目の前で手をひらひら)
当麻「……ッ! ごめんごめん。いつも美しいけどウエディングドレス姿になった美琴があまりに美しすぎて…////」
美琴「う、美し……////」
当麻「……////」
美琴「……////」
詩菜「あらあら、当麻さんも美琴さんも…付き合って6年にもなるのに…」
美鈴「まぁ良いじゃないの……あら? どうしたの? あなた」
詩菜「あらあら、刀夜さんまでどうしたの?」
旅掛「美琴ちゃんを見て、結婚式の時のお前(美鈴)を思い出しちまって…////」
刀夜「当麻の今の状態が、ウエディングドレス姿の母さん(詩菜)を見た時の俺と重なって…////」
美鈴「まぁ、あなたったら…////」
詩菜「あらあら、刀夜さんまで…////」
当麻「美琴……最高に綺麗だ」(見つめる)
美琴「当麻ぁ…嬉しぃ……」(嬉し涙目)
義妹(御坂妹)「はぁ…とミサカは計3組のバカップルっぷりに溜息をつきます」
-7月(七夕 デパートの出口付近)-
美琴「いつも買い物の荷物持ってくれてありがとね、当麻♪」
当麻「どういたしまして……お、笹と短冊か」
美琴「んじゃ、せっかくだし、願い事書いていこうよ♪」(短冊2枚手に取り1枚を当麻へ)
当麻「おう。……あ、短冊、たぶん1枚で良いんじゃないか?」(書きっ)
美琴「え?」
当麻「……………な?」(書いた短冊を見せる)
美琴「…うん、そうね♪」(にっこり)
当麻「んじゃ、一緒に飾ろう」
美琴「うん♪」
短冊(ずっとずっと、良い夫婦でいられますように
ずっと一緒にいられますように 上条当麻・美琴)
(数分後)
涙子「ったく、あの二人はいつもいつも…」(短冊を眺めながら)
飾利「良いんじゃないですか? 御さk…上条さんらしくて素敵じゃないですか」
-8月(夏休みに新婚旅行)-
当麻「美琴、まだかな~」(海を眺める)
美琴「おーまーたーせっ♪」(ぎゅっ)
当麻「●◇★←◎£▽↑ッ!?////」
美琴「ど、どうしたのよ!? 当麻!!」
当麻「あ、あ、あのですね、美琴の柔らかいのが腕に当たって気持ち良すぎて…」
美琴「…ッ!////」(なんとなく台詞の続きが予想できた)
当麻「危うくオオカミさんになってしまいそうに……////」
美琴「ちょ、その、それは、……////」
美琴「せめて、部屋に戻るまで、待ってちょうだい…ね?////」(超小声で)
当麻「え……?////」(赤面しつつアイコンタクト)
美琴「…………////」(赤面しつつ小さく頷く)
当麻「…お、泳ごうか////」(まだ赤面)
美琴「う、うん////」(こちらもまだ赤面)
-9月(大覇星祭●日目、美琴が学校まで迎えに行ったら)-
美琴(まだかな~…あ、来た来た♪ …ん? 何かあっちで話し声が?)
女子A「あ、上条先生の奥さんだ!」
女子B「本当だ! いつも先生とラブラブの!」
女子C「いいなぁ~大好きな人とそうなれるなんて」
男子A「お、先生の奥さん」
男子B「マジだ! ウワサ通りすげぇ美人だなぁ…」
男子C「あんな美人と毎日ラブラブか…あー俺もそうなりてぇ~!」
当麻「お、美琴。迎えに来てくれたのか…って、ど、どうしたんでせう? そんなに真っ赤になって」
美琴「…なんで生徒たちにあんなに知れ渡ってるのよ。まさか生徒に話して…////」
当麻「いやいや、単に目撃されまくってるだけなんですけど////」
-10月(ネタがないので調べたところ27日はテディベアの日らしいです…けど)-
美琴「おかえりぃ~当麻ぁ~」(ゲコ太人形抱きしめゴロゴロしてた)
当麻「ただいま…って起きるな起きるな。そのまま寝てていいから」(慌て)
美琴「大丈夫よ…それより夕食作らなきゃ…」
当麻「いいって、たまには俺が…第一、今朝吐きそうにして今朝病院行ったじゃないか。
医者が何て言ってたか知らないけど、今日ぐらい用心して……」
美琴「あ、あのね、当麻。 その事なんだけど…」
(中略)
当麻「………え? マジでせうか?」
美琴「………////」(小さく頷く)
(以降、私でも書けないぐらい甘すぎるので略)
-11月(文化の日に映画デート行ってその帰り)-
美琴「結構混んでたわね…」
当麻「あぁ、席がなかなか取れなくて、もうこんな時間だ」
美琴「そうね…ぅうッ、寒ッ」
当麻「あわわわ! ほら美琴、これ着ろ」(自分の上着を美琴に)
美琴「え、でもそうしたら当麻が…」
当麻「大丈夫だよ俺は。 それに…(ぼそっ)…な?」
美琴「う…うん、そう…ね////」
-12月(大晦日)-
美琴「今年も色々あったわね……」
当麻「あぁ、今年も美琴のおかげで楽しい事いっぱいだったな」
美琴「えへへ♪ …私も、当麻のおかげで楽しい事いっぱいだったわ♪」
当麻「そう思ってもらえて何よりです。 …来年もよろしくな、美琴」
美琴「こちらこそよろしく、当麻。 ……それと…」
当麻(&美琴)「お前(アンタ)も、よろしくな(ね)。」(美琴のお腹に向かって)
上条美琴(21歳) 現在妊娠4か月。
愛する夫と もうすぐ生まれる子供との 楽しい生活は これからも、ずっとずっと。