みんなで「上琴SS」をリレー形式で書いてもらったらgdgdだった
[ルール説明]
・魔術サイド、科学サイド関係なく、あらゆる人物に「上琴SS」を書いてもらう
・書き方はリレー形式で行う事
・トップは御坂美琴 アンカーは上条当麻とする事
・一人当たりの行数制限は、3~6行程度とする。 文字数制限は特になし
・上条当麻、及び御坂美琴についてよく知らない者でも、想像で書いてかまわない
・ただし、どれだけ無茶な展開になっても、「夢オチ」を使ってはならない
・前の人の流れを汲む事。後に人に繋げやすい展開にする事。 思いやりの精神が大切
[注意事項]
・リレー形式のため、話の内容がヒドイ事になる可能性有り
・書き手によっては、強引な展開や無茶苦茶な展開になる可能性有り
・そもそも「上琴」を理解していない者や、理解した上で破局をさせようとする者もいる
・あまり期待してはいけない
・あまり期待してはいけない 大事な事なので2回(ry
[最後に]
今回のプロジェクトは、科学と魔術が互いに手を取り合い、平和的に云々……というのは建前であり、
本音を言えば、上条当麻と御坂美琴の両名を、とっととくっつける為のものである。
上琴推進委員会会長 アレイスター=クロウリー
第1創者 御坂美琴
(ま、まぁ最初だし、いつものパターンを書けばいいわよね)
「よう御坂!」
学校の帰り道、いつも通りにコイツは話しかけてきた。
全く、私は全然ちっともビックリするほどコイツに興味ないってのに、
何で毎回毎回、私に声を掛けてくるのかしら。
ホント全然スルーしてくれないんだから、もしかして私に気があ
※ 書き手が途中で「ふにゃー」したため、中途半端なところで次の人に移ります。
第2創者 御坂美鈴
(美琴ちゃんてば…素直じゃないんだから)
るんじゃないかなー、なんて思ってるけど、
本当のところは美琴ちゃんの方が、彼の事を気になって気になって仕方なかったのです。
「上条くんじゃない。何かご用?」
素っ気ない返事をしつつも、美琴ちゃんの心臓はバックバクなのでしたー!
第3創者 上条詩菜
(あらあら当麻さんたら。何だか昔の刀夜さんを思い出し……
あらいやだわ、イケナイ事まで思い出しそう。うふふふふふ……)
「実は当麻さん的に、前々から御坂さんに言いたいことがありまして……」
当麻さんは、今までにない程の真剣な顔つきで話しかけます。
その顔が赤く染まっているのは、夕日が差し込んでいるせいでしょうか…?
「俺は…俺は! 御坂さんの事が―――」
「ま、待って下さい!! 私も…大事なお話があるのです」
第4創者 海原光貴
(何だかいきなりクライマックスですね。このまますんなり行くのは癪ですし……
まぁまだ序盤ですから、多少妨害しても文句は言われないでしょう)
「自分には…他にも好きな人がいるのです」
そう、御坂さんは、彼の他にも気になっている人物がいたのです。
御坂さんは初めて会ったときから、その人の事を忘れることができませんでした。
いつも物陰から見守ってくれている彼の事を―――
第5創者 青髪ピアス
(いつも女の子を見守っとる人っちゅうのは…つまりはボクの事やんね!?)
「まさかそれって、イケメン中のイケメン、青髪くんの事か!?
頭も性格もめっちゃ良くて、世の女性達がみんな好きになってまうあの!?」
「せやねん。私やっぱ、彼の事が忘れられへん」
「そらしゃあないな……いくら何でも彼には勝たれへんわ……」
「ホンマすまんなカミやん」
第6創者 白井黒子
(青髪って誰ですの!? ソイツも類人猿も、まとめてワタクシが始末してさしあげますわ!!)
「というのは冗談ですの」
「も、もう。心臓に悪いご冗談はお止めくださいまし、お姉様」
「わたくしが真に愛するのは! そう! 勿論、黒子ですの!!
黒子の事を想うと、夜も眠れませんわ!! ああ! 今すぐ黒子のもとへ走り出したい気分ですの!!」
「やはり…そうでしたのね。わたくしの様な類人猿よりも、きっと白井さんの方がお姉様を幸せにしてくださりますわ」
こうして二人は、無事、破局いたしましたの。
第7創者 佐天涙子
(もう…白井さんってば…… よーし! ここはあたしが何とかするしかないよね!)
その後、なんやかんやあって二人は仲直りしました。そして、
「やっぱり私、上条さんが好き!」
「ああ! 俺も御坂さんの事が好きだぜ!」
二人は付き合い始めました。
第8創者 初春飾利
(なんやかんやって!!? なんやかんやって何ですか佐天さん!!?)
そこは二人だけの世界。二人だけの空間。
お花達は幸せそうにそよ風に揺られ、小鳥達は祝福するかのように二人の周りを飛び回ります。
恋人。
男女の関係となった御坂さんと上条さんは、
ただただ甘く、そして切なく、お互いを見つめあっていたのです。
第9創者 フロイライン=クロイトゥーネ
(恋、人?)
はい、了解しました。
上条当麻と御坂美琴は
恋人です。
第10創者 神裂火織
(こういった催しでは、やはり今時流行りの「若者言葉」を用いた方が良いかもしれませんね)
周りが羨むほどのラブラブなアベックとなった二人は、
本日もナウいファッションに身を包み、イケイケでヤングゴーゴーな逢引へと出かけます。
「今日も御坂さんはチョベリグですね」
「ご、胡麻を摺って私のご機嫌を取ろうとしても、そうは問屋が卸しませんからよ!」
と、言いながらも御坂さんは、ドキがムネムネするのを抑えられませんでした。
第11創者 土御門元春
(ね、ねーちん!! イタすぎて見てらんねーぜよ!! アンタ本当に18か!!?)
「で、今日はどこに行くのかにゃー?」
「……たまにはカミやんに場所を決めてほしいぜい。
そもそもこういうのは、男が女を引っ張っていくモンじゃないのかにゃー?」
「うっ…それはスマンかったぜい……」
やれやれ、カミやんもすっかり尻に敷かれてやがるぜい。
「そうだにゃー…じゃあ、あそこに決めたぜい」
第12創者 絹旗最愛
(デートと言えば、超コレしかないです!)
「それなら、映画館に超行きましょう! 超オススメの映画がありますから!」
「超気になりますね…何て映画なんですか?」
「『鉄橋は恋の合図 Ⅱ』 ビバリー=シースルー監督の超新作です!」
「!!! 是非行きましょう!!」
第13創者 マリアン=スリンゲナイヤー
(やっべー。映画とか全然分かんないんですけどー…)
彼等は決して死ななかった。銃で撃たれようが、首を切断されようが、構わずこっちへ向かってきた。
かろうじて視神経と繋がっていた目玉をボトリと落とし、
腹からでている小腸を引きずりながら襲い掛かるゾンビたち。
うら若い女性は成すすべなく、彼等に頭から喰われ、血と脳みそをぶちまけていった。
鉄橋の上は、まさに地獄絵図と化していたのだ。
……という映画を観たのだった。
第14創者 麦野沈利
(…? ビバリー=シースルーって、ホラーとか撮ってたっけ?)
映画も観終わり、今日はこのままお開きにしようかって時間帯。
だが彼は、強引に第三位の腕を引っ張り、ひと気のない方へと歩き出した。
「えっ、ちょっ、痛いってば! 急にどうしたの!?」
「おいおい、ガキじゃあるまいし、こんなママゴトみたいなデートで終わるわけないだろ?」
彼は第三位を、無理やりある場所へと連れて行く。
男と女がやる事といえば、一つだけだ。
第15創者 フレメア=セイヴェルン
(やる事って言えば、大体コレしかない! にゃあにゃあ!)
二人はゲーセンに来た。
この前、浜面に連れて来てもらったとこ。
大体ガンアクションが面白い。ゾンビを撃つヤツ。
さっきホラー観たからちょうどいいし。
浜面とやったヤツが大体面白かった。にゃあ。
第16創者 滝壺理后
(はまづらは……はまづらは私といた方が絶対楽しい!!)
はまづらがフレメアと遊んであげてるのは、ただお守りをしてるだけ。
はまづらは優しいから仕方ないけど、そういう事をすると女の子は勘違いしちゃうから気をつけて。
はまづらには私っていう彼女がいる事を、忘れないでほしい。
ちなみにかみじょうとみさかは、ゲームセンターを出たとこ。
第17創者 婚后光子
(さて、そろそろこのお話の影の主役であるわたくしを、さりげなく出しておいた方がよろしいですわね)
一方その頃、御坂さんのお友達である謎の美女は、
食後のお茶を嗜んでいるところですわ。
「ふぅ…やはり紅茶はアールグレイに限りますわね」
はたしてこの美女の正体は? 一体物語にどう関わってくるのか?
乞うご期待ですわ!
第18創者 姫神秋沙
(…みんな。好き放題書きすぎ。あまり。気乗りはしないけど。ちょっと話を進めよう)
さすがにそろそろ。帰る時間。
帰りながら二人は。こんな話をした。
「なあ御坂さん。俺たち。いつまでもこんな馬鹿やってられるかな」
「どうしたの? 上条君がそんな事言うなんて。珍しいわね」
「……いや。ただちょっと。な………」
第19創者 吹寄制理
(…姫神さん、強引に話の軌道修正してきたわね……無理もないけど)
「上条……」
「ほら、俺ってすぐどっか行っちまうだろ?
おかげで欠席も多いから進級も難しいし、成績はどんどん下がるし、
しかも大覇星祭の準備も全然手伝わないロクデナシだしな!」
思い出したら腹が立ってきたわね!
第20創者 雷神トール
(うーわ、愚痴ってんなー。つかこれって、上条当麻と御坂ちゃんをくっつける話であってんだよな?)
「だからさ、御坂は俺なんかより―――」
「それ以上言ったら怒るわよ」
「御坂ちゃん……」
「私はね! アンタの事が好きなの!! アンタの全部が好きなの!!
だから悩まなくてもいいの!! 私はどんな事があってもアンタを嫌いにはならない!!
それでもそんなくだらない事言うんなら……私がその幻想を殺してあげる!!!」
第21創者 右方のフェアンマ
(随分と盛り上がってるじゃねぇか)
「本当に…いいのか? 本当に俺様でいいのかよ!?」
「当たり前だろ。さっきからそう言ってんじゃねぇか」
「じゃあ…俺様に護らせてくれ。お前の世界ってヤツをさ」
第22創者 結標淡希
(これってもう…プロポーズよね?)
「私さ…子供に囲まれて暮らすのが夢だったのよね」
「い、いや……さすがに気が早くないか?」
「いいから聞いてよ。それでね、特に……男の子に囲まれたいの!!!」
「だよな!!! ショタ最高!! 男の子? いやいや男の娘だ!!!」
そして私が育てるわ。一緒に寝たり、一緒にお風呂に入ったり……
あら? 鼻血が……
第23創者 オルソラ=アクィナス
(それでは、続きを書かせていただくのでございますよ)
「私には…他にも好きな人がいるのでございます」
そう、御坂さんは、彼の他にも気になっているお人がいたのでございます。
御坂さんは初めてお会いしたときから、その御方の事をお忘れする事ができなかったのでございますよ。
いつも物陰から見守ってくれている彼の事を―――
第24創者 食蜂操祈
(? どうして話が最初に戻ってるのかしらぁ?
けどせっかくだし、この流れを利用しない手はないわよねぇ)
「だからぁ、貴方には今までの事を、その忘却力で忘れてほしいって言うかぁ……
正直飽きちゃったのよねぇ。貴方の事」
「じゃ、じゃあ俺の事は、今までお遊びだったってことぉ? なんって性悪力の高い女なのぅ」
「くすくすっ、騙される方が悪いんじゃなぁい?」
第25創者 五和
(こ、このままじゃ上条さんが可哀相です! 何かいい方法は……
し、ししし仕方ないですよね!! こここ、この手で行きましょう!!)
「だって貴方も……他に気になっている娘がいるじゃないですか!!」
御坂さんには見透かされていました。
確かに、上条さんの心の中には、もう一人女性がいたのです。
いつも、おしぼりを渡してく
※ 書き手が途中で気絶したため、中途半端なところで次の人に移ります。
第26創者 建宮斎字
(五和…よく頑張ったのよ。後は俺に任せるのよ!)
れる娘だったのよ。二重まぶたが特徴的な娘だったのよ。そして隠れた巨乳の娘だったのよ。
「知って…いたのよ?」
「当たり前なのよ!! 上条当麻が、あの娘の事を忘れられる訳ないのよな!!」
その娘の名は五和。
上条当麻の元カノなのよ。
第27創者 土御門舞夏
(おおお!! 私好みの、ドロドロとした展開だぞー!)
青髪、白井、五和…そして御坂と上条当麻。
この五角関係は、もはや昼ドラもビックリの、さらなる泥沼と化していったぞー。
ある日の事、御坂のケータイに、上条当麻の着信が来たんだなー。
「何の用だー? 今はお前の声を聞きたくないんだがなー」
『そう言うなって御坂ー。大事な話だぞー』
第28創者 削板軍覇
(やっと俺の出番か!! 待ちかねたぞ!!)
そして時は10年後。
学園都市は地球侵略を狙う宇宙人に壊滅させられていた!
「くそ! もう弾薬がないぞ!!」
地球防衛軍 第七部隊 副隊長 御坂とかいう女
「根性だ!! 根性で乗り切れ!!」
地球防衛軍 第七部隊 隊長 上条とかいう男
第29創者 浜面仕上
(えええええ!!!? 何この超展開!! 大将からの大事な話って何だったの!!?)
地球侵略を狙うのは、優れた科学技術と魔術を同時に使う 「グレムリン星人」
いくら30年は科学が発達している学園都市でも、
地球より500年は先を行っているグレムリン星人には、
もはや、なすすべはなかった。
「こうなったら…アレをやるしかねーな!!」
だが大将には、何か秘策があるらしい。
第30創者 打ち止め
(うはー! 面白くなって来たー! ってミサカはミサカはテンションをあげてみる!!)
「こうなったらカミジョウとお姉様のラブラブパワーをためて、一気にぶつけるしかない、
ってカミジョウはカミジョウは提案してみる!!」
「けどアレをするには時間がかかるかも、ってミサカはミサカは不安になってみたり……」
「俺に任せとけェ!! 正義の悪党【ヒーロー】アクセラ仮面、参☆上!!
ってアクセラレータはアクセラレータはポーズを決めてみるゥ!!
「ああ! あなたは!? ってミサカはミサカは驚いてみたり!!」
「俺はただの、通りすがりの悪党【ヒーロー】だァ。
そンな事より、俺が奴等を抑えてる間に、そのラブラブパワーってヤツを、とっととためやがれェ!!
ってアクセラレータはアクセラレータは催促してみる!!」
「ありがとうアクセラ仮面!!
よし、じゃあラブラブパワーをためるぞ!ってカミジョウはカミジョウはお姉様にチュウしてみたり!」
そうなのだ! ラブラブパワーは、あの人とお姉様が、チュウした分だけためる事ができるのだ!!
ってミサカはミサカはお顔を真っ赤にしながら説明してみる!!
第31創者 御坂妹
(上位個体、ノリノリですね。
しかし行数制限を完全に無視するのはどうなのですか、とミサカはアホな上司に溜息します)
「それではいきますよ、とカミジョウは胸を高鳴らせます」
「ちょっと待ってください。まだ心の準備ができていません、とミサカは深呼吸します」
「まだですか、とカミジョウは催促します」
「もう大丈夫です、とミサカは目を瞑ります」
「……この戦いが終わったら結婚してくれませんか、とカミジョウは無駄に死亡フラグを立ててみます」
「……あなたが言うとシャレになりません、とミサカは一気に不安になります」
第32創者 番外個体
(最終信号はお子ちゃまだねえ。キスなんかで終わる訳ないじゃん)
ラブラブパワー(笑)をためるために、おねーたまとあの人はキスした。
舌とか絡ませて、クチュクチュ音立ててやんの。完全にスイッチ入っちゃったね、こりゃ。
地球の危機そっちのけで、何やってんだか。
ちまみにアクセラ仮面とか名乗ってた変態ロリコン野郎は、無事逮捕されたのでご心配なく。ギャッハ☆
第33創者 オリアナ=トムソン
(ふふふ、お姉さんも何だか、体が火照ってきちゃったわ)
「…くっ…ふ、ぅん……や…は、ぁ……ん……」
美琴の甘美な声に、当麻はもう自分を抑えることができなくなっていた。
当麻はそのまま、美琴の女の部分へと手を伸ばし、そして、
「ひゃっ!? そ、こは…や…ぁあ、ん…だ、だめ…ぇ……」
「そんなこと言っても…ここはこんなに濡れてるじゃないか……」
美琴の秘部から溢れ出したその液は、当麻の指をいやらしく光らせていた。
第34創者 ロベルト=カッツェ
(若いってのはいいねぇ!!)
その後、お嬢ちゃんは股を開き、
少年の方はパンパンを音を立てた。
これ日本も、少子化対策はバッチリだな! ハッハッハ!!
第35創者 月詠小萌
(はわわわわ!!!/// そういう事は、まだ上条ちゃんたちに早いのですよ!!///)
ラブラブパワーのたまった二人は、その力を放つべく、手をグレムリン星人に向けたのですよ。
「せーの、でいきますよ御坂ちゃん!」
「OKなのです! 上条ちゃん!」
あっ、ちなみに2コ前のお話は御坂ちゃんの汗の事で、
1コ前のお話の「パンパン」という音は、干してあるお布団を叩いている音だったのですよ。
第36創者 垣根帝督
(何で俺がこんな事を……)
せーのっつー掛け声とともに、何とかパワーが放出される。
常識のまるで通用しねえこの攻撃には、さすがの何とか星人も全滅だった。
それとアクセラ仮面とかほざいでた、あのクソ第一位は、俺がぶっ殺しといたんであしからず。
第37創者 一方通行
(何なンですかァ!? このクソみてェな展開はよォ!!
それと番外個体と垣根の野郎は、後でマジでぶっ殺す)
こォして学園都市に平和は戻った。さすがはヒーロー。
「おい、オリジナル。さっき俺が言った事、忘れた訳じゃねェよなァ?」
「あァ、全部終わったら結婚するっつー約束だろ? 忘れる訳ねェだろォが三下ァァァ」
第38創者 リドヴィア=ロレンツェッティ
(結婚といえば教会! そして教会といえばもちろん十字教ですので!)
宇宙人の侵略により、学園都市は完全に崩壊しましたので、街は十字教一色となりましたので!
そしてここにも、科学という異教を捨て、人生の門出に立つ二人がおりますので。
「汝はこのものを妻とし、健やかなる時も病める時も、彼女を愛すことを誓いますので?」
「はい、誓いますので」
「汝はこのものを夫とし、健やかなる時も病める時も、彼を愛すことを誓いますので?」
「勿論、誓いますので」
第39創者 インデックス
(ううう…何か納得いかないかも!)
誓いのキスをしようとする、新郎とうまと新婦短髪。
けどその時! 教会の扉がバーンと開いたんだよ。
「「「ちょっと待ったー!! なんだよ!!」」」
そこには、かつてとうまや短髪を奪い合った、
あおがみって人と、ツインテールと、いつわが立っていたんだよ。
第40創者 上条当麻
(…何だコレ。 この破綻しまくった話を、夢オチ使わないでまとめるには……)
ウートガルザキロは、そこでハッとして目が覚めた。
「まさか…今までのは全て……幻覚…? 映画も…ゲーセンも…宇宙人も全て!?」
目の前にいる男、木原乱数は汗を垂らしながらニヤリと笑った。
「そういうテメェも…自販機に2000円札が飲み込まれるなんて、味な幻覚見せてくれるじゃねぇの……」
科学と魔術。立場の違う二人の幻覚使いがにらみ合う。
ゲバージシティを巡る最悪の騒乱は、まだ始まったばかりだ―――