とあるスレの思い出話【カミコトーク】
上条「どうも! 上条当麻です!」
美琴「御坂美琴でーす!」
上条「今回は、このスレに投下されたSSを読みながら、
我々二人がただひたすらダラダラと喋るという企画です。過度な期待はしないでください」
美琴「まとめサイトと一緒にご覧になることをお勧めします」
――――――――――
上条「それにしても、もうこのスレも終わりが近付いてんだな」
美琴「そうね…ちょっと寂しいわね」
上条「色々あったよな。この間に、新約も超電磁砲も新刊が発売されたし……」
美琴「でも! 一番のビッグニュースはなんと言っても
『とある科学の超電磁砲 アニメ第2期 制作決定』よね!!」
上条「まさか禁書3期より先にこっちが来るとはな……
やるのは妹達編か? 俺は活躍できるからいいけど、禁書でもやったし、ラストがカブっちゃわねぇ?」
美琴「そうよね…他のレギュラーの、黒子も初春さんも佐天さんも、あまり絡んでこないし……
あっ! もしかして学芸都市編やるんじゃない!?」
上条「ありえな…くはないな」
――――――――――
美琴「前置きが長くなっちゃったわね。ちゃっちゃと行きましょう」
上条「まずは mmさんの 『祝☆21スレ到達』 だな」
美琴「本当、よく続くわね。もう次スレも立ってるし」
上条「part1が立ってから3周年らしいからな。どんだけ俺たちにイチャイチャしてほしいんだよ」
美琴「そ、そうね……///」
――――――――――
上条「次は ナナ氏さんの 『月と彼方と私とサクラ』 だな」
美琴「30過ぎか……まだちょっと想像できないわね」
上条「いや! 大丈夫だぞ美琴! 美鈴さんを見る限り、お前の未来は明るい!!」
美琴「……何の話?」
上条「だから胸だろ? 今はちっちゃくっても気に―――」
美琴「こ・ん・の……クソボケ~~~~~!!!」
上条「ちょ、ちょっと!! 今日は電撃は無しの方向で!!
ほら! SSの中の美琴はもう能力使えないんだし!!」
美琴「残念ながらここにいるのは『今』の私なのよね!!!」
上条「ぎゃああああああ!!! 不幸だぁー!!」
――――――――――
美琴「えっと次は… 風花さんの 『Fine story 後日談』 ね。本当に心配させないでよ…馬鹿……」
上条「み、美琴さん!? 先程ワタクシめに電撃ぶっ放したのはどこの誰だったでせうか!?
心配して! この上条さんも心配して!! それはもう、泣き疲れるほどに!!」
美琴「大丈夫よ。ギャグならどんな攻撃しても死なないから」
上条「身も蓋もねぇ……」
――――――――――
上条「そんじゃ次! kuroさんの 『想いと幸せの先に』」
美琴「ア、アンタってさ……その…禁書本編では結構、私のこと『美琴』って呼んでるじゃない?」
上条「まぁ、そうだな。わりとナチュラルに呼んでるな」
美琴「そそそそれってやっぱり、みみ、苗字が変わった後のこととか考えてたりするわけ…?///」
上条「いやだって、御坂だと紛らわしいだろ。御坂妹もいるし、美鈴さんもいるし」
美琴「ですよねー」
――――――――――
上条「お次は 風花さんの 『みこにゃんの日常』 だな。これ可愛かったな~」
美琴「ホ、ホント!?///」
上条「秋物の服も似合ってたし」
美琴「ありがと……///」
上条「…本物の美琴も、頭を撫でたら『にゃー』って鳴いたりして」
美琴「えっ!? ちょ、やめ―――ふにゃー///」
上条「『にゃー』じゃなくて『ふにゃー』だったか」
上条「じゃあ次行くか。ソーサさんの 『上琴の戦い 上琴VS食蜂操祈』 か。久しぶりだな、このシリーズ」
美琴「ふにゃー」
上条「おーい美琴。もう起きろー」
美琴「…はぇ? あ、ああ。もう始まっちゃってる? えっと次は上琴の戦いね」
上条「それはもう言った」
美琴「アンタって、やっぱり精神操作、効かないの?
こういうのって頭に直接かけるから、右手は関係ないと思うんだけど」
上条「そりゃ効かないんじゃないか? 5巻で念話能力が効かないシーンがあったろ」
美琴「でもアウレオルスに『全て忘れろ』って言われた時は、忘れてたわよね」
上条「……………」
美琴「……………」
上条「……あれは…その……錬金術、だから…?」
美琴(あまり気にしない方がいいみたいね)
――――――――――
上条「つ、次行こうぜ次! Tonitrus984さんの 『還ってきてよ…』 だな」
美琴「……………」
上条「? どうかしたのか?」
美琴「どうかしたのかじゃないわよ!! アンタ何してくれてんの!?
麻琴ちゃんのこともちゃんと考えなさいよ!!」
上条「(マ、マズイ! 美琴センセー、感情移入しすぎていらっしゃる。何かまたバチバチしてるし…話を変えよう)
あ、あー、あのさ。子供の名前なんだけど」
美琴「…何よ急に」
上条「『麻琴』ってのは色んなSSで出てくるけど、『当美』とかってないよな」
美琴「当美…って何て読むの? 『とうみ』?」
上条「……『あたみ』…?」
美琴「DQN!!」
――――――――――
美琴「お次は…夢旅人さんの 『彼の手料理は、愛の万能薬?』 ね」
上条「な、なんつーか…その……すごかったな」
美琴「そそそそそうね!!!///」
上条「その…ごめんな? ちょっと失敗しちまって……」
美琴「べべべ別に!? わ、私も、はは、初、めて、だったし……///」
上条「けど、愛情は注いだつもりなんだ!」
美琴「分かってる! 分かってるから!!///」
上条「そっか。そう言ってくれるとありがたいよ。飯作った方としては」
美琴「でもアンタがあんなに大胆に―――ん? メシ?」
上条「そうそう! ずいぶん大胆に食ってたよな、俺の手料理。
まさか、あんな山盛りのご飯を平らげるなんて、さすがの俺も思わなか―――」
美琴「そこかよ!!!」
――――――――――
上条「次は…久志さんの 『幸福へのプロローグ』 か。長編完結、本当にお疲れ様でした」
美琴「ハッピーエンドで良かった~。一時はどうなることかと……」
上条「クリスマスって…本当にあるのかな」
美琴「えっ……なにそれこわい」
上条「あぁ、原作の話な? まだ11月だし、クリスマスって何年後になるのかなってさ」
美琴「…知らんがな」
――――――――――
上条「次は hakimuさんの 『通い妻宣言』 だな」
美琴「ね、ねぇ……ここ、今度は、ア、ア、アンタが私に耳掻きするってのはどう!?///」
上条「いや…男の膝枕なんて、ゴツゴツしててあまり気持ちよくないだろ」
美琴「い、いいのよ! 別に!!///」
上条「分かったよ。今度な」
美琴「や、や、約束だからねっ!!!///」
――――――――――
上条「次は ツキサカさんの 『共に歩む願いを星空へ』 な」
美琴「七夕っていいわよね。織姫と彦星の話とか、ロマンチックで好きだな~」
上条「願い事とかどうなん?」
美琴「そ、そりゃ…勿論…ア、アンタと…ずっと一緒に…その………///」
上条「何か途中から小声になってて、聞き取りづらいんだが」
美琴「ううううるさいわね!!!/// アンタはどうなのよ!!!」
上条「……『進級できますように』か『スーパーのお肉が安くなりますように』のどっちかだな」
美琴「うわぁ…」
上条「まぁどの道、願い事なんて、勝手にそげぶしちゃうから意味ないんだけどな」
美琴「ごめん、ちょっと泣いていい?」
美琴「次は ナナ氏さんの 『杏仁豆腐に浮かぶクコの実』 ね」
上条「あー…杏仁豆腐食いたいな」
美琴「………何で?」
上条「!! あっ、やっ、違うぞ!? 別に美琴さんのおっぱいを見ていたわけではなくですね!!
単に甘い物が食べたいなと、ええ!! 誓って、美琴さんのおっぱいなど見ていませんとも!!」
美琴「どうせ私の胸なんか、見る価値もないくらいちっちゃいわよ!!!」
上条「あれっ!? 怒りの矛先がおかしな方向に!」
――――――――――
上条「つ、次行くぞ次! お次は… 風花さんの 『2つの糸』 だな」
美琴「せ、責任…ちゃんと取りなさいよね……///」
上条「……なぁ、美琴。さっきから感情移入しすぎてないか?
一応、今の俺たちは『第三者として、色んな作家さんのSSを客観的に読む』って立ち位置なんだからさ」
美琴「あ、あんなに何度も『愛してる』って言ってたくせに……///」
上条「聞いちゃいねぇ」
――――――――――
上条「次行くぞー。 21-492氏(仮名)さんの 『時代劇編』」
美琴「こういうパラレルって珍しいわよね」
上条「そうだな。他にも戦国編とか、幕末編とか色々できそうだし」
美琴「いいわね! 楽しそう」
上条「あとこれ読んでて、ふと思い出したんだけどさ、
アニメのワンピースでこういうのあったよな。ルフィ親分とか出てくるヤツ」
美琴「その情報いらなくない!?」
――――――――――
上条「お次はっと… 一哉さんの 『クリスマス狂想曲』 だな。クリスマスって…本当にあるのかな」
美琴「それさっき聞いたわよ! そして知らないわよ! 他にもっと気になる所があるでしょ!!」
上条「例えば?」
美琴「たた、例えば…その……ここ、こ、婚約の…こととか……///」
上条「婚約か…婚約指輪って給料の3ヶ月分だっけか。
けど俺たち学生の場合、まだ働いてないから…奨学金3ヶ月分なのか? それともバイト代3ヶ月分?」
美琴「あぁ…またどうでもいい方向に話が……」
――――――――――
美琴「次は ナナ氏さんの 『FはMになる。MはFになる』 ね」
上条「いつかは美琴も…『母親』になるんだよな……」
美琴「そ、そうね……いつか素敵な旦那さんがいれば……///」
上条「素敵な…ねぇ…………一方通行とか?」
美琴「色んな意味で、嘘でしょ!!?」
――――――――――
美琴「はぁ…もう次行くわよ…… あくびさんの 『いつもと違う朝』」
上条「……美琴が二人もいたら大変だよな。上条さんの身が持ちませんのことよ」
美琴「みっ! 身が持たないってどういう意味よ!!!///」
上条「いや、ダブル追いかけっことか、マジ勘弁」
美琴「……そうよね。そういう意味よね。何回騙されてんのよ私!!!」
上条「あれ? でもよく考えたら、美琴って二人どころか、一万人近くいるよな?」
美琴「それ同じDNAだけど、別人だから」
――――――――――
上条「次は 寝てた人さんの 『当麻と美琴の恋愛サイド ―帰省/家族― 15章 帰省2日目 二つの心 』。
さすがはベテランって感じだな」
美琴「けど、この後どうなるのかすごく怖いわね……ハッピーエンドだといいんだけど……」
上条「まぁ、ハッピーエンドにも色々あるからな。
『父に、ありがとう 母に、さようなら そして、全ての子供達に おめでとう』で終わったりとか」
美琴「あれって、バッドエンドじゃないの?」
――――――――――
美琴「次は…タイトルは無いけど、ナナ氏さんの短編ね」
上条「アレだろ? 俺が女の子になってるヤツ」
美琴「そうそう、それで最後にアレイスターが、らんま観てるってヤツ」
上条「俺さぁ、幻想殺しで呪い解いたことあるんだけど…呪泉郷にも効くんじゃねぇかな」
美琴「……アンタがいたら、らんま1話で終わるわね」
上条「次は 一哉さんの 『赤いコスモス』 だな」
美琴「私の友達に、花言葉に詳しい人がいるんだけどさ」
上条「うん」
美琴「セラセニアの『変人』とか、ハランの『不老不死』とか、オケラの『金欠病』とかどこで使うのかしら」
上条「まず花の名前が全部初耳だけど、何となくオケラってのに親近感が湧いた」
――――――――――
美琴「お次は… 月見里さんの 『居場所―上条サイド―』 ね。
はぅ……このもどかしい距離感がいいのよね……アンタもちょっとは、SSのアンタを見習いなさいよ!」
上条「…シュールな台詞だな。 ってか、見習えって何をだよ! 俺にも頭から熱いココアを被れと!?」
美琴「だから! そこじゃないっつの!! 何!? わざと言ってんの!?」
――――――――――
上条「次は… 風花さんの 『Summer story』 か」
美琴「海…行きたいなぁ……今度、連れてってよ」
上条「海はなぁ…御使堕し【イヤなおもいで】があるから……」
美琴「それで浜辺で追いかけっことかして……」
上条「あの青髪インデックスが近付いてきた時の恐怖ったら……」
美琴「そ、そんで…『イヤ~ン、捕まっちゃった!』『もう二度と離さない☆ZE』
とかなんとか言っちゃったり!?///」
上条「ぐああああ!!! 思い出しただけで鳥肌が!!!」
上条&美琴「「って、さっきから人の話、聞いてる!?」」
――――――――――
上条「次はっと ツキサカさんの 『消えゆくあいつの背中を追って』 か。
俺が筋ジストロフィーになるって話だっけ……」
美琴「これは…色々と『くる』モノがあるわね……思いっきりトラウマだし……」
上条「……トラウマって…漢字で書くと『虎馬』であってんのかな………」
美琴「……私のシリアスな雰囲気返せ………」
※ トラウマはギリシャ語で『傷』という意味だそうです。
――――――――――
美琴「次は… 一哉さんの 『とある高校生の平和な非日常』 ね。 じ、実際こういう夢って見たことある…?」
上条「……ない、こともないと、言えなくもない…かな、と……」
美琴「!!!///」
上条「いやだって! 仕方ねーじゃん!?
上条さんだって健全な男子高校生であってそういった欲求が夢に出てきても
誰のせいでもないって言うかもう本当にすみませんでしたー!!!」
美琴(あるんだ……///)
――――――――――
美琴「つつつ次行くわよ!!/// 次は ナナ氏さんの話 で、私に予知能力が身につくヤツね」
上条「ああ、俺のエロ本を見つけ出す能力な」
美琴「だから違うっつの! てかあんな分かりやすい場所、能力が無くてもバレるわよ!!」
上条「マ、マジで!? れ、冷蔵庫の裏とか、押入れの奥とかは大丈夫だよな!?」
美琴「……今度アンタん家に行くのが楽しみだわ」
上条「い~~~~や~~~~~!!!」
――――――――――
上条「えっと…次は…… 久志さんの 『名状し難い上琴的パロネタ』 だな」
美琴「佐天さん、張り切ってたわね」
上条「終始ノリノリだったな、あの子」
美琴「てか、原作の真尋ってちょっと冷たすぎない? すぐフォークで刺すし」
上条「いやいや、ニャル子って、女の子の形してるけど、実際は触手の化物みたいなヤツだろ?
さすがに無理だろ。アレを受け入れるのは」
美琴「えー…?」
上条「じゃあ例えばだよ? 俺の見た目がテッラそっくりだったとして、お前、俺と仲良くできるか?」
美琴「………が、頑張ればなんとか……」
上条「目ぇ泳いでんぞ」
――――――――――
上条「次がラストだな。 かぺらさんの 『寒空の下』」
美琴「て、手編みの手袋とか…やっぱりもらったら嬉しいもんなの…?」
上条「そりゃ嬉しいよ。そんなステキイベントがあったら」
美琴「そっか……///」
上条(あれっ? 何か美琴の体温がすげぇ勢いで上がってんだけど……
近くにいるだけで温かいから、これもう手袋とかいらなくね?)
――――――――――
上条「と、そろそろお開きの時間ですね。皆さん、楽しんでいただけましたたでしょうか」
美琴「今回の企画が、色んな作家さんのSSを読む機会になれば、こんなに嬉しい事はありません」
上条「では、名残惜しいですが、このスレもこの辺で!」
美琴「またpart22でお会いしましょう~!」