小ネタ とあるアニメのコメンタリー 超電磁砲第2話分
「始める前にアンタに聞いておきたいことがあるんだけど」
「な、なんでしょうか御坂さん…(不機嫌オーラが見える…見えるぞ)」
「あんまり思い出したくはないんだけど……スバリどこまで見たワケ?」
「……、白井が個室から追い出される所までです。ハイ」
「(全部見られてたって事!?)す、素直でよろしい…」
「(今にもビリビリが出てきそうな雰囲気だ…)で、では始めましょうか~」
「ちょっと待った! せ、せ、折角だから聞いておくわ…どうだったワケ?アンタ的に…は、裸を見て…?」
「……、とりあえず始めましょう、終わったら…終わったら話しますから!」
本編開始(美琴が走るシーンから)
「いきなりかよ…」
「……、これって私が短パンじゃなかったらどうなってるのかしら」
「白井のが見えないように、見えなくなるんじゃねぇか?
って…今チラッと見えたのって俺!?」
「そういうもんかしらね…でも黒子はそれより大事な色んな物を見せてる気がするわ
…。それについては私がアンタを追っ掛けてる途中だもん」
「うわぁ…カワイそうな俺、逃げ場がない所でビリビリとか…」
「どうせ効かないんだから良いじゃない」
「そういう問題ですか!?」
「でも…まぁ、こういうシーンを見るってのは私としても良い気分にはなれないわ」
「こりゃひでぇ…よく生きてたな俺」
「客観視したくないわね…」
オープニング
「映像のほとんどは俺とはほぼ無関係なんだけど、知ってるか?」
「ん?なによ」
「とある魔術の禁書目録、とある科学の超電磁砲のOPちょっとリンクしてるんだぜ。ほら自販機のシーンとか!」
同じシーンだけが映し出されてるって訳でもねぇんだけど、禁書目録OPにはオマエの友達も出てるしな」
「ほぇ~…チェックしてみる価値はありそうね、アンタ詳しいじゃない。もしかしてそっち系の人になるつもりじゃないでしょうね?」
「そっち系ってどっち系だよ…。ま、ここだけの話…媚び(妹)キャラのオマエはアリだと思った…って超電磁砲でしたね、失礼しました~」
「……?」
「いや~何でも無いんですよぉ? ほらカッコイイな~レールガンだっけ?」
「アンタ様子が少しオカシイわよ…。頭のスイッチ入れ替えてあげよっか?」パチパチ
「オープニング終わりましたァ―――!!」
Aパート開始
「出落ちとはこれの事を言うんでしょうネ、御坂さん」
「自然体なんだけど…ね」
「どうコメントしたら良いんでせうか…?」
「私もこのパートは出来ればスルーしたいわ…」
「でもコメントしない事には帰れねぇからな」
「そうね…」
「……、御坂、オマエってあっちの気あったのか…?」
「黒子の想像だから!!!」
「安心した、なら良いんだ」
「何が良いのよ? しかしこんな恥ずかしいセリフを想像とはいえ…」
「だな、一番苦労してるのは…なk…ッ!?」
「ふぅ…危なかったわ」
「……、言いたい事が言えない世の中って辛いですね」
「誰に向かって話してるの?」
「い、いえ…何でもないんですよ、アハハッ…」
「今日のアンタやっぱりオカシイわよ」
「……、そんなことよりアニメの方で不穏な空気が…」
「……、アンタは黙って目を閉じてなさい」
「えっ、どうしてだ?白井の変態行動を見せつけられた所で驚かねぇよ」
「そ、そういう意味じゃなくて…」
「ん…じゃどういう意味なんだよ?白井の下着を見せびらかしてるだけじゃねぇのか?」
「いや、だからそうなんだけど…そうじゃないっていうか…」
「何泣きそうになってんだよ、言いたい事があるならハッキリと…ッ!?」
「……、大事な物を失いすぎじゃないかしら私…」
「(…なんとか空気を!)入学式の時のオマエ、めちゃくちゃカワイイじゃん!」
「ほ、ホント…?」
「ああ、俺だったら一目惚れしてた!」
「し、仕方ないわね、アンタがそこまでいうなら今度しっかり見せてあげるわよ」
「(ふぅ~助かったー)た、楽しみにしてるぜ」
「(小学生の時の私がカワイイのであって…今は別に何でもないわよね、きっとそうよ…)」
「御坂~?……、また『中』でひどいことになってるようなのですが…」
「(小学生の頃みたいにすればいいのかしらね…?いや、ここは…)」
「聞いちゃいねぇ…」
「(確か、黙ってればカワイイって言ってたわよね…これしかないわ…)」
「あの御坂さ~ん」
「……」
「(睨まれてるぅ!?)……、どうしたみ、御坂?」
「……」
「(やっぱり嫌われてんのかな~不幸だ…)」
「(残り数分だってのに一言も言葉を発しなくなってしまった…)
御坂、俺が悪いなら謝る!だから喋ってくれ!」
「……、アンタが黙ってれば…って」
「んと…?あ~この前の事か、アレはそのよーな意味じゃなくてですね…」
「じゃ、どのよーな意味なのよ…」
『中』では黒子が美琴の水着を取り出すシーン
「オマエは言葉より先に電撃を飛ばしてくるだろ?」
「……、アンタが無視するからじゃない!」
「よーするに正面から来いって事だ、そーすれば逃げも隠れもしませんよ」
「……、分かったわよ。その代わり無視したら覚えときなさい」
「へいへい」
『中』では黒子が美琴に電撃を浴びせられるシーン
「えーーっといつの間にかエンディングに入ってました…」
「黒子の変態行動を見て話せって方がむちゃなのよ」
「(途中黙り込んでたのはどこの誰でしたっけ?というのは心の中にしまっておこう…)」
「終わったし、帰りますか~お疲れ様でした!」
「ちょっとアンタ…最初に言った事忘れてんじゃないわよね?」
「……、覚えてらっしゃった?」
「て、手っ取り早く聞かせてちょうだい!」
「上条さんの理性はまだ鉄壁ではありませんでした。以上…ッ!」
「そ、それってどういう…ってダッシュで逃げてんじゃないわよ!!」