路地裏の殺人事件!!
ポークカレー、強欲の宿り木、冥土の案内人の三人(八人と一本)が火花を散らせた戦場である!
「こい...Sレア作者こい」
今回の殺人鬼、ポークカレーこと一番早アルティエは祈っていた。
「俺の運命は作者の力量にかかっている。第一夜が始まれば流石にわかるだろ!Sレア作者こい!」
ガチャ
「ゆとりのぽ...失礼、今はオカマの傀儡師と名乗らせて頂きます。私の真名は優勝した時に明かしましょう」
「カスレア引いちゃった感...」
こうしてアルティエはこの正体バレバレの作者に運命を託す事になったのだ。
期限は二週間後!そして何も進展が無いまま10日が経過した!!
「よしウラシザ攻略思い付きましたよ。貴方がカズトにトドメ刺した事にすれば彼女はレギュレーション違反でバイク死です」
「先の事はいいから第一夜書けよ!」
「ちょっと黙ってて下さい。私今大会マジ優勝狙ってるんで」
「じゃあ書けよ、お前書く早さぐらいしか取り柄ないだろ、多分」
「私今回後手取りたいんですよ。貴方のキャラ的には最後に登場してこれぞ一番楽な勝ち方だとしめすのが正解です。よしできた」
「投稿したのか?」
「プロットが。これが路地裏戦で貴方にやってもらう事です」
そして、戦いがハジマッタ。
【06:40】アルティエ新幹線で東京を出る。
「大丈夫かこれ!?出た途端俺消えないだろうな!?うおおおお!東海道新幹線!うおおお!まだ生きてるうう!!」
【07:00】アルティエ黒星カットインを見る。
「戦場にいない相手へのレイプはやめろ!お前そういうとこだぞ!」
【08:20】アルティエママチャリで富士登り。
「うりゃうりゃうりゃうりゃー!」
【08:55】アルティエ富士樹海焼く。
「...なんか富士の樹海って神聖視されてたりするけど、本当にやるの?」
【08:56】黒星カットイン二度目。
「勝手に冷血キャラをデレさせるな!わかったよ!やるよ!」
【09:42】アルティエママチャリで下山。
「下りは少し楽」
【09:53】S・Kに電話して誘導尋問。彼の登場イベントを消す。
「なんかここが凄く重要って作者言ってたけど賢司さんって勝負左右するほどキャラなのか?」
(後に他ルートのS・Kバフを見てこの判断の正しさに震えるアルティエ)
【13:00】東京帰還、昼食休憩。
「やる事が...多い!」
【13:35】アルティエお買い物タイム。
「第二夜以降の為の下見も兼ねてるってさ」
【14:44】アルティエ神田明神到着。
「あ、これまた厄い事俺にさせる奴だ」
【15:00】現場確認。
「くるぞくるぞ」
【16:00】トラップと火炎瓶作成。日没まで待機。
「ほーら!」
【17:54】アルティエ神田明神を焼く。
「無理ー!バーロー!将門のヤバさは富士樹海の比じゃねえ!死にたいの?俺じゃなくてお前が死ぬよ?」
【17:55】黒星。そして挑発だと説明。
「あっ、本当に燃やすんじゃないんだ。なら投げよう」
ぴゅーん
「本当にこの一日無茶をやりまくった...でも他のアルティエにはできない事をやれた気がする。オカマの傀儡師、正直お前が作者だとわかった時不安だったがこれなら勝てそうだ」
サイノウアリ サイノウアリ
「聞こえる。俺の殺しの才能を称える『才能あり』の声が...今なら登れる、第二夜第三夜、その果てのキラーキラーの称号まで...俺はなる、殺人鬼界の梅沢富美男に...!」
【18:00】神田明神大炎上(ルート分岐)。
「あのオカマ、アドリブでシナリオかえやがった!」
【18:04】オールスター感謝祭ぬるぬるローション相撲改めただ悪への怒りに燃えよ朔也
「ひでえ!ただただひでえ!」
【18:07】カレー南蛮絶対殺すウーマン...グフッ
「ん、あれ?作者?」
土曜日夜、神田明神を全焼させる方向に舵を切った直後、作者は謎の悪寒と高熱に襲われた。最後の力で謝罪文を書き投稿しベッドに向かう。翌日作者は一日中『ナイフの様に鋭利な木の根に全身を貫かれる』という悪夢にうなされた。
そして、夜中に目覚め謝罪兼説明兼生存報告せなと思い立ちこれを書き始めたのだった。
「そんな、神をも恐れぬ戦いをしてきたら...リアル神罰で作者が倒されるなんて...」
ちゃらり~鼻から牛乳~
サイノウナシ サイノウナシ
命運はこうして...絶たれた...!
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「どうも、一番早アルティエです。路地裏の殺人、いかがだったでしょうか?」
『お亡くなりになったのですね』
「他の世界が正史になりましたからね。でもこれでよかったとも思います」
『負け惜しみですね』
「そうですね。でも、もし勝ち進んだら後十回位自分が死ぬ所を見る羽目になるじゃないですか。敗者をいたぶる人に当たる前で本当に良かったです」
『あっ...そうでした。話は変わりますが今回の敗因は?』
「富士の霊力と将門様を甘く見すぎていました。試合前に本体燃やしに行けば楽勝じゃんと余裕してたらこちらの本体が焼かれました。作者の身に起こった事は実話です。そして、他の作者様が必死で作品を完成させる中、未完成のものを出してしまった事を改めてお詫びします。作者様読者様そして日本の神霊様大変申し訳ありませんでした」
『では最後に生き残った殺人鬼にアドバイスをお願いします』
「そうですね...、正史のアルティエがいい仕事したせいでとんでもないモンスターが生まれてしまった感。奴は強く美しくそして残酷です。ですが真剣勝負の経験がまだ足りないのも事実。強大な敵はやはり搦め手が有効ではないかと」
『本日はありがとうございました』
「はい、では皆さん年の変わり目は健康に気をつけて」
ギィ...パタン
追記:第一夜から今日までに恋人と別れ年末のギャンブルで30マン負け友人と喧嘩してゲーム機が壊れ冷蔵庫でカレーこぼしました。健康は無事回復。