一般用語辞典
特に『TDX』以降見られることが多くなった、小難しい言葉を使った用語。どこで使われているかと共にまとめていきます。なお、表記などはカービィシリーズにおけるものに合わせています。
頻出って感じじゃないものも多いですが、不意に前振りから出されたりするので押さえておいて損はない。
あ
アインシュタイン・ローゼンブリッジ
理論上ブラックホールとホワイトホールを繋ぐとされるワームホールの一種。カオス・エフィリスがワープを繰り返して突進する「ローゼンブリッジ・エッジ」の由来。
明日は明日の風が吹く
カービィの座右の銘。明日はまた違う日なのだからあまり心配しても意味がない…というような意味。初代のエンディングの現在の名称でもある。なお、「覚えておきたいことわざ」には載っていない。
アジャイル
素早い、機敏などの意。転じてソフトウェア開発分野における変化に機敏に対応する開発方法なども指す言葉。「アジャイル開発」。プレジデント・ハルトマンの技名。
足を向けて寝られない
相手に対する感謝の意を表す言葉。『カビハンZ』及び『Sカビハン』でバンダナワドルディがカービィに対して言ったそばから足を向けて寝ることで知られる。なお、「覚えておきたい慣用句」には載っていない。
アンタレス
さそり座のα星。さそりの心臓に当たる部分で輝く赤色超巨星。フェクト・エフィリスの持つ槍、及びそれを使って繰り出す「アンタレス・メテオ」や「アンタレス・ベルト」の由来。
い
イングレス
立ち入り、侵入といった意味の英単語。ネットワーク用語では外部から流れてくるデータのことも指す。『カービィWii』のBGM「地下水道イングレス」。
インテルメッツォ
間奏曲の意。星の夢第二形態BGM「主のいないインテルメッツォ」。
う
ヴォルカニック・ウィンター
火山の冬とも。火山噴火により放出されたガスなどで太陽光が遮られ、気候が寒冷化する現象。ワイルドデデデ・幻が隕石を落とす「スーパーヴォルカニック・ウィンター」の由来。
か
カイパーベルト
正式にはエッジワース・カイパーベルト。太陽系において海王星の外側を回る小天体が帯のようになっているもの。
き
ギムネマ
丸川製菓の「星のカービィ まぜまぜミックスガム」に一時期入っていた「イタズラガム」に含まれていた。ギムネマシルベスターという植物から抽出されるギムネマ酸による効果で、甘味を感じなくなる。
鏡花水月
鏡に映った花、水に映った月のように儚いもの。クィン・セクトニア戦の楽曲「狂花水月」の由来の一つ。なお、「覚えておきたい四字熟語」には乗っていない。
関連して月は狂気に関連すると考えられていたことも同曲のタイトルの由来の一つになっていると思われる。
く
グリーンフラッシュ
日の出の直後や日没の直前に太陽の緑の光が届く現象。フェクト・エフィリスが槍を構えて突進する技。
け
ゲノム
DNAの遺伝情報を指す。フェクト・エフィリスの回復行動「ゲノムリペアーズ」の由来。
さ
サーマル・モジュール
コンピュータの冷却装置として使われるペルティエ素子を指す。星の夢が赤くなって突進する技。
サングレーザー
太陽を掠めて周回する彗星。カオス・エフィリスの「デッドリーサン・グレーザー」の由来。
し
ジオ・ストーム
太陽風などの影響で磁場が乱れる現象。磁気嵐とも。カオス・エフィリスが使う竜巻の技。
ジャイアントインパクト説
地球に隕石がぶつかり、その破片から月が形成されたとされる説。カオス・エフィリスが繰り出す巨大分身「ジャイアント・インパクト」、バウンドポンドの亜種「インパクトポンド」の由来。
シューメーカー・レヴィ彗星
シューメーカー夫妻とレヴィによって発見された彗星。なかでもシューメーカー・レヴィ第9彗星は木星の軌道を回っていたが、ロッシュ限界に突入して木星に衝突。初めて観測された天体同士の衝突となった。カオス・エフィリスが隕石を落とす「シューメーカーレヴィズ」の由来。
ショ糖
スクロースとも。グラニュー糖の主成分。化学式はC12H22O11。『まんププ』11巻第116話「マホロアのクイズ大会」でカービィが出題した。
す
スーパーバイザコール
プログラムがOSのカーネルを呼び出すための仕組み及びそのための命令。星の夢.SoulOSがギャラクティック・ノヴァ内部のザコ敵を呼び出す技。
スーブルソー
バレエにおいて、その場で真上に跳躍するテクニック。スワロリーナが使う上空から落下してくる技。
た
ダイアデム
冠の一種。ヘッドバンド状のものを指し、後述のローレルリースもこれに含まれる。マホロア第二形態の断末魔に『WiiDX』で付いたタイトル「解崩のダイアデム」の由来。
ダフネ
ギリシャ語で月桂樹を意味する言葉。その由来はギリシャ神話において月桂樹に姿を変え男神アポロンのローレルリースとなったニンフ。マスタークラウンの技「ダフネの絶叫」の語源。
ダブル・ダブルスター
こと座ε星を指す呼び名。最も明るい多重星。カオス・エフィリス第二形態が放つ交差レーザー。
ち
沈黙の春
生物学者レイチェル・カーソンの著書。アニメ28話「恐怖のデデデ・ファクトリー」で破壊された自然を見たフームのセリフ「沈黙の春だわ」の元ネタ。作中では酸性雨が原因だったが、当書籍はDDTという殺虫剤や農薬による自然破壊に警鐘を鳴らした本。
ね
ネオテニー
幼生・幼体に見られる特徴を残したまま、生物が成体となる現象。ウーパールーパー、イエイヌなどが代表的。ID-F86が覚醒するムービー及びそこで流れるBGM「トランスフォーム・ネオテニー」。
ネグリタラム
フランス産のラム酒の一種。「ネグリタ」は黒人少女の意。2016年に開催された「プププトレイン」で販売されていた「ウィスピーウッズの森バウム」に用いられている。ラムのブランド名として「ネグリタ」だけでも可。
ネメアーの獅子
ギリシャ神話において、獅子座の由来になったともされるライオン。レオンガルフの技「強襲のネメアー」。
は
バイナリー・ツリー
データ構造の1つ、二分木を意味する英単語。星の夢が使う枝分かれして爆発する電撃の技。
箱物行政
「箱だけ作って中身を考えない」、「知恵のない役人のやる」行政を指す批判的表現。アニメ77話「ロイヤル・アカデデデミー」で建設された「ロイヤル・アカデデデミー・オブ・アーツ」に対するフームの評価。
パ・ド・ドゥ/グラン・パ・ド・ドゥ
男女2人で踊るバレエ。中でも決まった構成を持つものをグラン・パ・ド・ドゥと言う。アルマパラパがはりぼてダンスドールと共に繰り出す技。
パルサー
強い磁場を持って回転し、パルスを発する中性子星。フェクト・エフィリス/カオス・エフィリスの「軌道性パルサー」及び「集積性パルサー」の由来。
パンゲア
現在存在する全ての大陸の分裂元となった、古代の超大陸の名前。レオンガルフの技「パンゲアを裂く爪」。
ひ
ピルエット
片足爪先で回転するバレエのテクニック。スワロリーナが繰り出すトルネイドアタック的な技。
ふ
フェルミパラドックス
地球外生命体は存在する可能性が高いのに、実際に接触したことはないという矛盾を指す言葉。フェクト・エフィリスが落とす巨大隕石「フェルミパラドックス・アンサー」の由来。
フリップ・フロップ
1ビットの情報を一時的に保存できるフリップフロップ回路。星の夢.SoulOSの最終形態前半で使う、柱が不規則に動く行動。
フル・ピルエット
空中で1回捻りを加えて跳ぶトランポリンのテクニック。スワロリーナが繰り出すピルエットの高速版。
ブレーザー天体
ブラックホールのエネルギーを基に、中心核からジェットと呼ばれる超高速のプラズマ流を放つ天体。カオス・エフィリスのシューターカッター「ブレーザーカッター」の由来。
ま
マルスプミラ
セイヨウリンゴの学名。『WiiDX』の楽曲「断罪のマルスプミラ」及びマスタークラウンの技「禁断のグラン・マルスプミラ」。特に前者は発売前に公開されたこともあって、当時行われた企画では大抵触れられていた。
み
ミストルティン
北欧神話においてヤドリギを指す言葉。光の神バルドルが自分が死ぬ夢を見ると、母が万物によってバルドルを傷つけないように手をまわした。しかし、弱そうだったヤドリギの新芽を無視した結果邪神ロキに利用され、バルドルはそのヤドリギに貫かれて死に、ラグナロクの発端となる。マスタークラウンの使う「憎悪と執念のミストルティン」及び戦闘曲「王亡き樹冠のミストルティン」の由来。
め
メーザー
マイクロ波を増幅・発生できる装置。これによって観測できる天体はメーザー天体と呼ばれる。カオス・エフィリスが使うワープするレーザー砲「メーザー・III/メーザー・X」の由来。
も
両葉草(もろはぐさ)
京都の賀茂神社の葵祭で冠に飾られる双葉葵の別名。マスタークラウンの「双葉(もろは)の舞」及びその派生技の由来。調べると分かるが葉っぱの形もまんまそれである。
る
ルフラン
音楽用語。リフレイン形式。簡単にいえば同じフレーズを繰り返す形式のこと。小説『星のカービィ ミュージックフェスで大はしゃぎ!』の舞台。
よ
ヨーク
イギリスにおいて鉄道の中心となった都市。小説『星のカービィ ナゾと事件のプププトレイン!?の巻』に登場する鉄道王ヨークの由来と思われる。
黄泉つ竈食 / 黄泉戸喫(よもつへぐい)
あの世のものを食べてしまうともう戻ってくることはできないという言い伝え。小説『星のカービィ メタナイトと黄泉の騎士』で、名前こそ出ないが描写された。
ら
ラマダン
イスラム教において断食を行う期間であり、終わると盛大な祭りが催される。小説『星のカービィ デデデ大王の脱走大作戦!』の惑星ミノーレの風習の元になっていると思われる。
ろ
ローレルリース
ローレルで作ったリース、月桂冠のこと。WiiDXの強化版マホロア ソウルの説明文でマスタークラウンを指して使われる比喩。
ロッシュ限界
惑星・衛星とその主星が崩壊せずに近づける限界の距離。フェクト・エフィリスの戦闘曲「いつしか双星はロッシュ限界へ」、カオス・エフィリスの技「スプラッシュロッシュ」の語源。『ディスカバ』ネタバレ解禁後のカービィクイズではほぼ毎日のように見た。
英数
ADXL202
『コロコロカービィ』や『ヨッシーの万有引力』などに使われている、アナログ・デバイセズ社の加速度センサー。そのうち、ベタ問化するかもしれない。
OJT
「オン・ザ・ジョブ・トレーニング」。職場での実務を通して新人のトレーニングをする事。プレジデント・ハルトマンの技「アサイン ザ OJT」。
最終更新:2025年04月07日 16:24