SC-88Pro

SC-88Pro


データ

読み えすしーはちはちぷろ
属性 DTM・メカラッタ
種類 音源
能力 曲のクオリティを上げる程度の能力
   割と古い程度の能力
   結構高い程度の能力

説明

1996年にローランドから発売されたSC-88シリーズの最高峰のモデルのハードウェア音源である。
年代は古いものの、DTM用音源としての利用価値は高く、現在でも使用しているユーザーも少なくない。
音質としてはピアノやギター等の生楽器のクオリティが高い。
(実際に同社が行っている力作コンテストにて優秀賞をもらっている作品もある)

SC-88Proを使う利点

せっかくなので、ハードウェア音源の利点を説明していく。
現在、CPUの処理が高速になっており、高音質で、低価格なソフトウェア音源を使ったDTMが主流になってきている。
しかし、SC-88Proにはソフトウェア音源に無い利点がいくつもあり、作曲が容易な点がいくつもある。

  • 高音質で幅広い音源がそろっている。
  VSTi等のプラグイン音源は楽器単体の音源であることが多く、各楽器を集めるだけでもかなりの時間を労することが多い。その点ハードウェア音源は数多く楽器のデータが搭載されており、どのようなジャンルを作るに置いても楽器で困ることが少ないのである。
  • レイテンシ(音ずれ)が非常に少ない
  ソフトウェア音源では、PC内部にて演奏データのやり取りや再生データの内部処理を行うため、CPU負荷が高く再生までに時間がかかることが多い。その点ハードウェア音源では音源内部で処理を行い、再生には演奏データのやり取りで済むため、CPU負荷が少なく済み、リアルタイムに近い再生を行うことができるのである。これはキーボードを用いたリアルタイム録音をする際に非常に重宝する。
  • エフェクト処理等を音源内で行うことができる
  SC-88Proにはリバーブやディレイといったエフェクトが内蔵されており、各チャンネルごとに設定を行うことができるようになっている。そのため、録音機材さえあれば十分な状態で録音を行うことができ、前述の通りPCにかかる負荷を抑えることができる。


作曲において

個人的な印象としてSC-88Proは手軽に曲を作ることができるため、非常に扱いやすいです。
また、SSWやDOMINOとの相性も良く各パラメータを調整すれば非常に作りこんだ曲を作ることもできる点も魅力です。
(とはいっても設定をしないと音源はMSGSのままになりますが)
SC-88Proであれば、現在2万前後で購入できるので、是非使ってみてはどうでしょうか?

※ソフトウェア音源使うのも楽しいよ!まずはVSTiから

参考リンク(ニコニコ)


コメント

  • 「sc-88pro wiki」でググったら、かなり上位にこのサイトがでた。 -- f (2011-07-30 13:31:10)
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最終更新:2011年07月30日 13:31
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