柏崎刈羽原発 地震被害 報道・発表 まとめ

2007-08-05 報道・発表まとめ

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kknpnews

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目次

朝日、中越地震と比較して最大 10 倍の揺れ

原発の揺れ、04年中越地震の10倍 「耐震性を過信」 (朝日、6:11) 
中越地震の「観測データで現在残っているのは5、6号機分」。 6 号機では想定値の 1.3–1.9 倍、中越地震と比べて約 5–10 倍の最大加速度だった。5 号機でも、約 6–8 倍の大きさだった。 東電幹部 『中越地震でもあのような揺れで収まったという自負があった。今回の地震で大きな被害が出ている以上、過信と言われても仕方がない』。 新潟県斎田英司危機管理監 『想定外の地震に見舞われた原因を国の責任で解明してほしい。耐震基準も見直しが必要だ。現在の指針に沿って耐震設計を進めて大丈夫なのかを明確にしてほしい』。

IAEA 調査団来日

「共有できる教訓得たい」 IAEA調査団が来日 (共同、9:13) 
フィリップ・ジャメ原子力安全施設部長、アントニオ・ゴドイ IAEA 課長代行ら工学や耐震の専門家計 6 人の IAEA 調査団が来日。 ジャメ部長 『日本政府の要請でこちらに来た。今日これから柏崎の原発に行く。すべての原子炉を見て情報収集し、事実を確認して世界で共有できる教訓にしたい』。
IAEA調査団、6日に柏崎刈羽原発の調査開始 (AFP, 14:58) 
「日本が民生用を含む核問題全般に敏感に反応するのは、米国による原子爆弾投下により、21万人以上が瞬時に犠牲となり、数万人がこの後放射線や重度のやけどにより死亡したことが背景にある。 IAEAの調査が開始される8月6日は、くしくも広島に原爆が投下された日に当たる。」
「国際社会への教訓見極めたい」=IAEA調査団が来日-6日に柏崎刈羽原発へ (時事、16:16) 
IAEAの調査団、6日から柏崎刈羽原発の現地調査 (朝日、19:43) 
UN nuclear inspectors arrive in Japan to inspect quake-hit nuclear power plant (AP, 4 Aug. local time) 
ジャメ団長 『我々は独立した調査を行うために ... ここに来た。』 「ジャメは彼のチームが『あらゆるものを見たい』が、時間的制約により選択的にならざるを得ないだろうと述べた。」 「すでに発電所の調査に当たっている日本の当局者は 6 名の IAEA チームに協力するが、この国連機関の調査は独立なものとなると機関の当局者は語った。」
IAEA team in Japan to inspect quake-hit nuclear plant (Reuters, 4 Aug. 23:43 EDT) 
「『原発に対しての不安と別の地震への恐怖のために柏崎だけでなく新潟全体の観光に打撃を被ったのは明らかだ』現地自治体の観光部局の当局者は語った。『IAEA からの危険がないという判断には我々は非常に感謝するだろう。』」
Experts to visit Japanese plant (BBC, 5 Aug. 3:58 GMT) 
「[調査団の]滞在は新潟の自治体の要請に従ったものだ。 東京は当初国際的な調査は必要ないとしていた。 新潟の当局者は、外部の専門家を迎え入れることが許容されたものより深刻な放射能漏れがあったという噂を静めるのに役立つだろうと述べた。」

おわり
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