事件概要

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事件概要 - (2008/01/14 (月) 11:10:53) のソース

2007年7月3日13時50分頃、兵庫県神戸市須磨区の私立滝川高校にて、同校の3学年の男子生徒が「トイレに行く」と言って教室を出て渡り廊下へ行き、遺書をズボンのポケットに入れ、飛び降り自殺 。 
10分後、 校舎脇のコンクリートの地面にて、教諭が、頭から血を流して倒れている被害生徒を発見した。 

9月17日、被害生徒が所属していたフットサルサークルのメンバーだった少年Hを県警が恐喝未遂で逮捕。
同月25日、共犯としてフットサル仲間だった神戸市西区在住の同級生の少年Yと少年Bが逮捕される。 
翌10月29日、恐喝容疑でフットサルサークルのメンバーではない少年Iが逮捕された。

本事件は、以下の点で社会的な関心を集めた。
&color(#006633){1. 携帯電話やパソコンからのインターネット、携帯メールを使った「ネットいじめ」が大規模、陰湿に行われ、携帯からの恐喝メールが逮捕の証拠となったこと}
&color(#006633){2. 2ちゃんねるを舞台に、加害者、在校生の愉快犯と思われる人物が虚偽を含む事件情報、加害者・関係ないと思われる生徒の個人情報を書き込み、ネット上での隠蔽工作、錯乱を行ったこと}
&color(#006633){3. 学校の事件に対する対応が、事件の矮小化、隠蔽ととられかねない言行が相次ぎ、事件の進展とともに学校側の説明が二転三転したこと}
-加害者たち
[[少年H]]
[[少年Y]]
[[少年B]]
[[少年I]]
-滝川高校
滝川高校は1918年創立の神戸市にある生徒数1200名の私立男子高校である。詳細は、&blanklink(wikipedia){http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BB%9D%E5%B7%9D%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E3%83%BB%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1}、&blanklink(同校ホームページ){http://www.takigawa.ac.jp/}を参照のこと。
コース制を採用しており、クラス間の交流が非常に薄い。入学時の学力で輪切りされているため、コース間の無関心、敵対心を招きやすい体質であった。
|コース|クラス|特徴|
|Ⅰ進|3、4組(文系)、5、6組(理系)|高校からの募集、最も生徒数が多い|
|Ⅱ進|1、2組|高校からの募集、高校組の特進コース|
|Ⅲ進|7、8組|中学からの募集、中学進学コースからの持ち上がり|
|Ⅳ進|9(文系)、10(理系)組|中学からの募集、中学特進・医進コースからの持ち上がり|
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