1フレドロップとは
リアルカウンター~バックドロップは通常はリアルカウンターのモーションが少し出てからバックドロップに移行します。
しかし、特殊な入力方法を使用することで、リアルカウンターのモーションなしに、いきなりバックドロップで相手を投げることが可能になります。これを1フレドロップといいます。
厳密にはリアルカウンターが1フレーム出ているのですが、他の1フレ投げと同様な使い方ができるため、このように呼ばれています。
このような性質上、起き上がりに攻撃をきちんと重ねられてたり、相手が空中技やジャンプで回避しようとしても、きちんと投げることができます。
また、他の1フレ投げと違い、リアルカウンターが1フレーム出ているため、後ろ向きでも投げることが可能です。
1フレドロップ入力のポイント
主な出し方は下記の3通りです
- 2141236後にニュートラルに戻してAorC(省略コマンド:214236、21426)
- 2142146後にニュートラルに戻してAorC(省略コマンド:42146)
1番目の入力方法は214を素早く入力して、(4)1236を他の1フレコマンド投げと同じ速さで入力してください。
ニュートラルに戻さずに、方向入れっぱなし+ボタンで入力してしまうと、スピンフォールが暴発してしまいます。
また2回目の2要素がしっかり入力出来ていない場合、リアルカウンターのみがてしまいます。
2番目の入力方法はこのような方法で出すことにより、スピンフォールの暴発を防ぐことができますが、
2142までの間にニュートラルが入るとバックステップが出てしまいます。
なお、どちらの方法でもニュートラルに戻してからボタンを押すことが重要ですので、この点を心掛けてください。
関連情報
1フレドロップって2Fじゃないんですか?
そういう風に書かれている所もありますが、他の1フレコマンド投げと同じく1フレ投げです。
他の1フレコマンド投げは、
【ボタンを押す>投げの成立可否判定(ニュートラルモーション)>(投げ成立時)ニュートラルモーション>投げの発生】
という構成ですが、1フレドロップの場合、
【ボタンを押す>投げの成立可否判定(ニュートラルモーション)>(投げ成立時)リアルカウンターのモーション>投げの発生】
という構成になっています。
このリアルカウンターのモーション中に相手が1フレコマンド投げを成立させた場合のみ投げられてしまいますが、
1)相手が1フレコマンド投げを成立させる状況が限られている。
2)1フレコマンド投げ以外は一方的に勝てる。
3)リアルカウンターかニュートラルかというモーションの違いはあれど投げの発生自体は他の1フレコマンド投げと同じである。
以上のことから、1フレ投げと思って問題無いです。
なお投げスカり時は、
【ボタンを押す>投げの成立可否判定(ニュートラルモーション)>スカりモーション】
という構成となり、リアルカウンターのモーションは一切出なくなります。
成立条件
- 214+AorCと426+AorCを同時に成立させる事。
- 21426入力の場合、16F以内に入力を完成させる必要がある。
途中の2要素が抜けていた場合、リアルカウンターが暴発する。
最後のボタン入力時にニュートラルでない場合、スピンフォールが暴発する。
- 42146入力の場合、20F以内に入力を完成させる必要がある。
また4214までの間にニュートラルが入り、かつ4~4までの総フレームが8F以内の場合バックステップが暴発する。
参考
- 1フレドロップでない場合の最速投げ発生は4F。
- 連続技で1フレドロップを使用する場合、出来うる限りヒットストップの終わり際にコマンドを入力~完成させることが望ましい。
特に強攻撃や特殊技から成立させる場合タイミングがシビア。
最終更新:2011年03月26日 14:24