プラクティスモードにてCPUに飛び道具を打たせて飛び越える練習をする方法を記述してあります。
概要
KOFでは飛び道具の回避方法が様々ありますが、飛び越えが最もポピュラーな方法です。
しかし、数多くのジャンプがあるうえ、相手キャラによってとなるタブーな飛び越え方などもあります。
加えて実戦で飛び越えを意識しすぎた場合。他の行動への対処がおろそかになりがちです。
そこで飛び道具を飛び越えることだけに集中した練習方法を提案します。
無論この練習方法でいくら練習しても、実戦で飛び越えられるかはわかりません。
ただしっかり意識して回数を飛ぶことを経験することで、
実戦でも飛びこせるベストなタイミングをつかめるようになる可能性があります。
飛び道具が苦手な方は一度お試しください。
準備
- 家庭用KOF2002UM(PS2版(無印、闘劇版)、XBOX360版のうちどれか)
- コントローラ2つ(スティック可、2コンはコマンド登録にのみ使用)
まず相手キャラクターに飛び道具を打たせる準備をします。
地を這うタイプの飛び道具は、飛び道具回避の練習の中で最も簡単ですので、
今回はテリーのパワーウェイブ(236+A)を登録します。
プラクティスモードに入り、回避練習したいキャラとテリーを選択します。
プラクティスメニューになりますので、一番上の「CONTROL」を「PLAYER」に変更します。
これで2コンでカーソル移動ができるようになりますので、
2コンを使い「COMMAND」を選択します。
コマンド登録メニューに入りましたら、まずは「CLEAR」を選択します。
消すかどうかの確認をされますので、「YES」を選択します。
次に「EDIT」を選択します。
コマンドエディット画面に入りましたら、「2」「3」「6」「LP」と選択していきます。
フレーム数は「2」のみ30フレームにしておきます。
以下のような登録内容になります。
2(30)・3(1)・6(1)・LP(1)
これで登録が完了しましたので「END」アイコンでコメンド登録メニューに戻り、
「EXIT」>「YES」と選択し、プラクティスメニューに戻ります。
プラクティスメニューでいくつか項目を変更します。
まず「CONTROL」を「PLAYER」から「CPU」に変更します。
この時点で2コンで操作できなくなりますので、続きは1コンで操作してください。
次に「ACTION」を「STAND」に変更します。
更に「ATTACK」を「COMMAND」に変更します。
これですべての準備は完了しました。
スタートボタンを押して練習を開始してください。
テリーは立ち状態からしばらくしゃがんだ後にパワーウェイブを打ってきます。
練習ですので、心の余裕を持って挑んでください。
練習時のポイント
ここではいくつか練習時のポイントをあげておきます。
- 飛び道具は見た目ほど大きくない
- 見た目は結構な大きさがある飛び道具ですが、実際の判定はかなり小さいです。
かなり引きつけて飛んでも回避できることがほとんどです。
特に顕著なのがユリの覇王翔吼拳で、見た目ほど大きくなく、中Jで飛び越せるキャラが多く存在します。
- 様々なジャンプで飛び越えてみる
- 前方大Jで飛び越すだけならそこまで苦労しません。
出来うる限り低いジャンプで飛び越えられるようにしておくと実戦的です。
また垂直Jでの回避方法も重要ですので、ぜひ練習してみてください。
- ジャンプ攻撃を出しながら飛び越えてみる
- ジャンプだけでは飛び越えられない飛び道具も、特定のジャンプ攻撃を出しながら飛び越えることで飛び越えられるケースが存在します。
- 様々な飛び道具を飛び越えてみる
- KOFは非常にキャラ数が多く、その分飛び道具も多くの種類が存在します。
様々な飛び道具を飛び越えてみることも経験を養うことにつながります。
- 慣れてきたら予備動作を外してみる
- 先述のテリーのパワーウェイブの場合、最初のコマンドが「2(30)」となっていますが、これを「2(1)」にしてみます。
立ち状態から即座に飛び道具を打ってきますので、予備動作があるときと印象がずいぶん変わるはずです。
そのうえで飛び越えの練習をしてみましょう。
飛び道具の高さと飛び越えの関連について
飛び道具の高さは大まかに5種類あります。
概ね順番に飛び越えにくくなっています。
- 地を這うタイプ…テリーのパワーウェイブ、庵の闇払いなど
- 低空を飛ぶタイプ…キングのベノムストライク、舞の花蝶扇など
- 標準キャラの胸の位置程度を飛ぶタイプ…拳崇の超球弾、アテナのサイコボールなど
- 高位置を飛ぶタイプ…裏タクマの虎煌拳、ロバートの強龍撃拳、ジョーのハリケーンアッパーなど
- 満遍なく高さのある飛び道具…マチュアのエボニーティアーズ、リョウの覇王翔吼拳など
地を這うタイプのものは非常に飛び越えが簡単で、
多くのキャラの小中Jで回避可能です。
またギリギリまで引きつけての回避も可能ですので、
最も練習しやすいといえます。
ただしその分弾速が早めのものが多いですので、
引きつけすぎに注意しましょう。
低空を飛ぶタイプのものも多くのキャラの小中Jで回避できます。
見た目ほど高位置まで判定がないタイプなのですが、
このタイプの飛び道具は隙が全般的に少ないので、低いJで飛び越える練習は必須と言えます。
少なくとも垂直Jで飛び越えられるようにはしておきたい飛び道具です。
標準キャラの胸の位置程度を飛ぶタイプのものは小中Jでは飛び越えられるキャラが限られてきますが、
多くの場合垂直Jで回避することが可能です。
高位置を飛ぶタイプはかなり回避が難しくなります。
小中Jでの回避はまずできず、垂直Jでの回避も難しいです。
しかし、キャラによっては飛び道具の下くぐることなどが可能です。
満遍なく高さのある飛び道具は飛び越えを必ずしも必要としない場合が多いです。
キャラによって対処法が大きく変わる場合が多いです。
登録コマンド一覧
- 41236系
- 2(30)・4(1)・1(1)・2(1)・3(1)・6(1)・各種ボタン(1)
- 2363214+AorC
- 2(30)・3(1)・6(1)・3(1)・2(1)・1(1)・4(1)・LPorSP(1)
最終更新:2011年03月30日 10:46