神州大陸には多数の『
害獣』が生息しており、開発の際多数が狩られていた。これらの後始末に困った政府は、これらの『害獣』を食肉に回す事を決定した。
勿論、異論が噴出した。誰もが二足歩行の『害獣』など、食べたくも無かったからだ。
だが当時帝國には、その様な我儘を許す余裕等存在しなかったのである。『害獣』は憲兵隊の監督の下、厳重に解体されてから秘密裏に本国に送られていった。國民にはただ『獣肉』としか教えられず、現地の帝國軍幹部にすら知らされる事は無かった。この極秘任務は国家機密となり数年の間続く事となる。
肉の副産物としての骨は一応名目上は『肥料』としていますので、本当に骨粉肥料にされています。
死体処理の程度も良くないものが多く、加工して誤魔化している状態です。
毎日が肉食なため、調理法も煮込んだり、タレで誤魔化したり、湯で通して脂肪を抜いたり、薄味に味付けたりと飽きないような調理法が推奨されているし、軍内部では率先して行っているが流石に限度があり兵士達の間では大陸配属(優先的に米が支給される)を待ち望んでいる者が多い。
最終更新:2006年05月06日 13:18