1941年(昭和16年)

11月
黒部成之、帝國陸軍少尉に任じられる。

12月7日
帝國、異世界に転移する。

12月8日
外地との連絡途絶。
本土各地で外地派遣軍将兵や海外在留の邦人、海外資産等が見つかる。

政府、外地への渡航を禁止。海外からの転移組から事情聴取。一部隔離も。(国民の動揺を抑えるための処置。この時点では政府も状況を把握出来ていない)

国民の不安感が増大し、幾つもの噂が流れる。


12月20日
ダークエルフと政府レベルで接触・交渉開始。これ以降、ようやく事態を把握し始める。

12月23日
政府、今回の不思議現象は『帝國の実験によるもので詳細は国家機密』と発表。

12月24日
神州大陸島に侵攻。大兵力投入により短期間で沿岸部を制圧、『害獣』は奥地へ逃走。神州大陸島への元海外転移組の入植開始。これは『食糧確保』『海外からの転移組の居場所確保』のため。

12月30日
ダークエルフと暫定合意に達する。交渉本格化

12月31日
富士演習場においてダークエルフが魔法の実演を帝國陸海軍の要人達の目の前で披露する。



1942年(昭和17年)

時期不明事項
獣人国家建国グループとダークエルフの仲介によって接触
神州大陸への軍先導による入植地開拓が始まる。
大陸直轄領下での獣人達による労働開始
メディチ商会と帝國の交易開始

初頭
ガルム大陸辺境地域での資源入手の為の直轄領獲得作戦(決一号計画)が始まる。はっきりと明言されていないが、危急時でありなおかつ、辺境地域のことなのでかなり強引かつあくどい手法を用いたようである。

1月3日
政府、連合艦隊を東京湾に集めて一大観艦式を行う。大和の存在公表。
合わせて大規模な軍の動員解除を発表、100万以上の成年男子の職場復帰を決定。
これ等一連の措置は、『国民に対する鼓舞』『英米ソとの戦争は無いという証拠を国民に見せる』『人手不足が深刻化』等の理由による。

1月7日
帝國-ダークエルフトップ会談。『御聖断』下る。ダークエルフ、帝國に臣従。

1月10日
領土下賜し、ダークエルフ族国家スコットランド王国建国。連合艦隊にダークエルフの輸送命令(『いかなる犠牲を払っても、彼等の安全確保に努めよ』)が下る。

2月
政府、帝國標準船型規格の第一弾、『第一次帝國標準船型』を制定する。

2月上旬
シュヴェリン王国での内乱扇動とその鎮火も油田獲得の為、直轄領獲得作戦の一環である。

4月
直轄領獲得作戦において帝國海軍二等駆逐艦『栗』、ワイバーンの爆撃によって沈没

5月
黒部少尉、中尉に昇進し、タブリン軍区に転任。

6月
黒部中尉、旧タブリン王国王都ダソレルに到着。


『機銃操作員教育・補充隊』新設。司令は吉良海軍大佐
各艦艇に高角砲・25ミリ機銃が増設される。同時に一部軽巡・駆逐艦の水雷兵装の撤去が行われる

半ば過ぎ
帝國政府、『転移』の事実を国民に初めて知らせる
帝都大開発計画着工


『機銃操作員教育・補充隊』、陸軍より三八式小銃、九六式軽機、擲弾筒、各種弾薬を手に入れる
その後、少年雑誌に『特務砲術科物語』が掲載される


『特務砲術科物語』、大好評になる
『のらくろ』作者、F世界を見る。

12月
政府、帝國標準船型規格を改定し、『第二次帝國標準船型』を制定する。


『のらくろ』の連載が再開。野良犬くろ吉、帝國陸軍少佐の位と陸軍大学入学許可を貰う
獣人族国家マケドニア王国建国



1943年(昭和18年)
食糧事情の悪化(好転?)。米が不足し、肉が食の中心となる。

初頭
帝國陸軍100万、帝國海軍30万に削減済み

半ば
帝都大開発が開始

6月
決二号計画発動

ロッシェル戦役?勃発
半ば頃
帝國、ロッシェル王国に勝利
帝國、ロッシェル王国を邦国にし、大陸同盟の盟主になる意欲を示す

レムリア王国編

グラナダ戦役レムリア王国と戦闘。派遣軍司令官は山下奉文中将

レムリア王国北部国境付近にて行われる大陸同盟軍特別演習通称大得演に参加するため軍規模の帝國軍(第10集団を含む)が派遣される。

第三十六代レムリア国王崩御。享年48歳。

レムリア王都への海軍爆撃機一式陸上攻撃機による威嚇空爆を実施

レムリア王国外務卿、帝國グラナダ王国派遣軍と和平交渉の為グラナダへ向かう

大特演参加のマケドニア王国軍の暴走によりレムリア王国国境守備軍との一部軍事的衝突が発生、レムリア王国外務卿との和平交渉中断

レムリア主要都市への海軍爆撃機一式陸上攻撃機で威嚇飛行を実施

レムリア王国、無政府状態に突入

レムリア王国商業港湾都市ボルドー 帝國への編入を決意

レムリア王国軍務卿、レムリア王国の帝國への編入を決意、同時に王都を制圧

帝國師団不足のため近衛師団をレムリアに派遣せざるを得なくなる。その大義名分の為、帝國第二皇位継承者である親王殿下がレムリア総督として赴任する事が陛下によって決定

グラナダ王国派遣軍レムリア王国外務卿との和平会談を中止、旧王都へ向かう為レムリア東部へ進軍

レムリア東部の都マルセイユで親王殿下率いる近衛師団とグラナダ派遣軍、帝國に恭順した東部諸侯軍と合流、錦の御旗を立ててレムリア総督軍として旧王都へ進軍

レムリア総督軍、旧王都を制圧した軍務卿と合流そのまま併合への手続きに入る

帝國、レムリア併合の式典の招待状を列強や諸外国、異種族宛に配布
エルフ族は使者へ正式な返答すら出さず出席拒否

ドワーフ族の大族長テオドール帝國本土への視察を願い出る。

列強や諸外国、異種族を招いて正式にレムリア併合の式典を執り行う。この席で北東ガルム域のドワーフ族の大族長テオドールが帝國に恭順の意を示し邦国として迎えられる。
レムリア西方諸侯、併合式典にてレムリア王国の存続を奏上する。

10月
良平の所属する歩兵第二八聯隊(旭川)帰国。

12月
17日付けの新聞の一面トップ、『またも偽魚! 不当表示で某水産会社を摘発!』
東京塔の建設進む。
弾丸列車、全線完全電化決定へ。帝都-博多間への延長も検討。


帝國陸軍、帝國直轄領のバレンバン大油田地帯で防空訓練。一式戦Ⅱ型()と二式戦(屠竜)が配備済み



1944年(昭和19年)
漫画市場の成長がさらに加速、貸し本屋が賑わう
一式中戦車、一式砲戦車の生産開始

初頭
レムリア併合式典の際にレムリア西方諸侯が奏上したレムリア西方部をレムリア王国として継続承認願いに関しての会議が行われる。

ツーロン事件に関する提督会議が開かれる。この会議では帝國陸軍機械化防空警戒網に対し結果的に海軍の協力は見送られる事となる。

半ば
電探が制式化。今後新造される巡洋艦以上の軍艦、及び改秋月型駆逐艦に装備、すでに就役している艦については、巡洋艦以上の軍艦(5500トン型を除く)だけに追加装備される予定。



1月
元日、熱海の温泉宿にて宮内相が巡査に斬られて即死。

港町ツーロンにて重巡洋艦『足柄』大破事件が起きる

レムリア方面艦隊による旧レムリア王国海軍残党拠点への単独攻略(ゲヘナ島制圧作戦?)を実施、制圧


四式戦、初陣を飾る

諸外国への情報漏洩事件、俗に言う『松島事件』が発覚
軍綱紀の引き締めが図られる。

7月
新爵位制度が制定される。




1945年(昭和20年)
テレビジョン放映が都内で始まる
真海竜の活動が活発化、帝國のシーレーン防御の大きな障害となる。



平成
飛竜が正式に除籍される。除籍時に勲章を授けられ、辺境の山岳地帯を下賜される

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最終更新:2007年07月21日 00:33