転移直後大幅な改編が行なわれています。
(昭和18年中旬、ロッシェル戦役直前)の帝國海軍
転移直後(昭和16年末)、海軍約40万の兵力を誇っていましたが、転移による極度の労働力不足のため、大幅な動員解除が行われ、海軍30万に削減されてしまいました。
海軍は比較的軽微な削減に止まりました。これは転移地点が大陸から離れており、何をするにも海軍力に頼る必要があったからです。
ですが、これまで資源を殆ど手に入れることが出来なかった為、建艦計画に大きな影響を受けました。
大型艦の新規建造は凍結され、転移時に建造中だった艦艇についても多くが解体の憂き目にあっています。
まず戦艦については、『武蔵』を最後に建造していません。『信濃』は解体です。
空母についても、現在建造しているのは『大鳳』のみです。当時の空母戦力は以下の通りです。
第1航空戦隊 加賀、赤城
第2航空戦隊 飛竜、蒼竜
第3航空戦隊 瑞鶴、翔鶴
第4航空戦隊 隼鷹、飛鷹、龍驤
第5航空戦隊 祥鳳、瑞鳳、龍鳳
第6航空戦隊 海鷹、天鷹、神鷹(*天鷹はぶらじる丸を改装したもので、海鷹と同型)
第7航空戦隊 大鷹、冲鷹、雲鷹
他に練習空母として鳳翔があります。
また、補助戦力として、水上機母艦があります。
千歳、千代田、日進、瑞穂は、改装しなくてもこの世界では十分有力だった為、空母に改装されませんでした(現在は情勢の変化により空母に改装中)。特設水上機母艦も、偵察に留まらず空母の穴埋めとして活躍したものです。
巡洋艦・駆逐艦についてはだいたい史実通りです。
海防艦等の護衛艦については旧式駆逐艦を当てているため、史実程の大量建艦は行われません。
潜水艦については、開戦時の戦力維持で、旧式艦の後継艦の建造程度です。
-
最終更新:2006年08月08日 20:29