56歳の壮年獣人男性で
シャオの父親
帝國大衆食堂「
まんぷく」の店主
出身国は
清華王国
普段から獣頭状態でいることが多い(癖になっているのだろうか?)
性格は人情家の苦労人
帝國人なのに行き倒れている怪しげな男、稲葉を居候で働かせてやるほどである。
子供の頃(16歳前後)家族と共に帝國へ亡命してきた。
こう書くと簡単そうだが、当時は帝國も転移してまだ20年足らず。その勢力圏は清華から遠く離れていた為筆舌に尽くせぬ苦労があったものと思われる。
亡命後、ロンの父親は帝國軍に志願。特に望んで激戦地を渡り歩き戦死した。
ロン自身も義勇少年兵として帝國軍に志願。同様に激戦地を渡り歩いた。
親子二代で命がけで戦ったのは、帝國本国居住許可を得るためであった。
(今でもそうだが、当時の獣人達は特に帝國に憧れており、皆なんとかして帝國本国に住みたいと考えていた)
帝國は親子二代の血の忠誠の代償として、ロンが志願して10年後(当時26歳前後)に本国永住資格を与えてくれた。
既に父の戦死により本国長期滞在許可を得ていたロンだったが、これで子々孫々まで帝國本国に住めることになったのだ。
永住資格を得たロンは軍を除隊、その後現在に至る
こんな人生を送ってきたため、ロン自身の青少年時代は遊びとは程遠かった。
それゆえ、娘のシャオには思う存分遊んで欲しいと願っているが男親の悲しさか娘に巧く伝わっていないようだ。
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最終更新:2007年08月24日 07:49