豪華客船“浅間丸(神鷹)”“龍田丸(瑞鷹)”“秩父丸(祥鷹)”の3隻を空母に改装した艦。
基本的に大鷹型3隻と同じ艤装であるが、昭和一八年の四月から五月初頭にかけて相次いで竣工(改装完了)した新鋭艦だけあって、数々の改良が加えられている。
①兵装の強化。
“大鷹”の『十年式12cm単装高角砲×4、九六式25mm連装機銃×4』から『十年式12cm連装高角砲×4、九六式25mm三連装機銃×10』に強化。
②飛行甲板の拡大。
“大鷹”の『162.0m×23.5m』から『172.0m×23.7m』に拡大。
③機関換装による速力増強。
“大鷹”の21ノットに対して20ノット(予定)と唯一劣る筈だった速力は、機関換装により22ノットに強化されている。
基準排水量 |
17,600t |
最高速力 |
22ノット |
航続距離 |
18ノットで8,500海里 |
兵装 |
十年式12cm連装高角砲×4、九六式25mm三連装機銃×10 |
搭載機 |
常用21機(艦戦9+艦攻12)、補用4機(艦戦2+艦攻2) 注:竣工時の定数であり最大搭載数ではない。 |
同型艦 |
“神鷹”“瑞鷹”“祥鷹” |
最終更新:2007年09月09日 02:35