~天空'ソラ'の旅人 風の伝承者~
「もし風の伝承者になれたら、君は何をしたい?」
まだ小さかった僕は、その言葉の意味すら理解出来ていなかった。
「かぜのでんしょうしゃ?」
僕は子供には当たり前のような反応で、その大人に問いかけた。
するとその人は…
するとその人は…
「そうだ。君には素質がある。もしかしたら、この私を越えるようなちからを持てるかも知れないよ。」
「でも僕、おししょうさんにかてるちからはないよ」
その時はそれが普通だった。だって、昔の僕にはお師匠さん…実の父さんだって救えるような力は、なかったから。
「今はその言葉は分からなくていい。君にも、その意味が分かる時がくるさ。」
結局お師匠さんは「越える力」の意味を教えてくれなかった。
でも今は…今は、お師匠さんに感謝してる。
「力」の意味をしっていたら、きっと僕は「無理だ」と投げ出しただろう。
「力」の意味をしっていたら、きっと僕は「無理だ」と投げ出しただろう。
その時の僕はトビッキリの笑みで
「おししょうさん、ありがとう!僕もうお父さんがよんでるから、いくね!」
そう言った。
「あぁ、転ぶんじゃないぞ。」
「うん。分かった!バイバイ、おししょうさん!」
「…あぁ、じゃあな!」
なぜかお師匠さんは少しかなしげな顔をしてた。
しかし、僕はその微妙な変化にきづかず、家に走り去った。
しかし、僕はその微妙な変化にきづかず、家に走り去った。
「じゃあな………ロトゥ。」
それが僕の、旅の始まりだった。
続く
コメント
- 感想
まだ完結していない様なので詳しい感想は掛けないが、子供の表現はとても上手く出来ている。
だが、発言に大して思考部分が余りにも大人すぎて、妙なちぐはぐを感じる。
この場合は本人に語らせるのではなく、第3の人物の視点で書くべき…であると思う。
また、この会話をしている場所が何処なのかを明確にすると、更に良くなるかも知れない。
とりあえず、家ではない、と言うのは理解出来る。 -- 名無しさん (2009-06-28 22:56:07) - 修正。
冒頭の説明を読み飛ばしていた。
思考部分は現在、会話部分は過去と言う設定か。
失礼した。 -- 名無しさん (2009-06-28 22:56:51)