小説作成所に投下した、いくつかの短編。十中八九、駄作。
長編とかも書いてるんだが・・脳みそがダダンボヨル過ぎて駄目だ。
長編とかも書いてるんだが・・脳みそがダダンボヨル過ぎて駄目だ。
- 試合終了
今日も僕ら光が丘高校バスケ部はだらだらと
無駄な時間を過ごしておりました。
大会は二週間後。
初戦の相手は磯野鰹主将率いる強豪カモメ第三高校。
無駄な時間を過ごしておりました。
大会は二週間後。
初戦の相手は磯野鰹主将率いる強豪カモメ第三高校。
勝てない。
みんな諦めておりました。
それまで何も言わずそっと扉の向こうから覗いていた顧問の安藤先生も
とうとう僕らに呆れてしまったようです。
とうとう僕らに呆れてしまったようです。
今日はどこの風俗に行って何のサービスを受けようかなと雑誌を見ていました所、
部員四人ばかりがふいにパス合戦を初め、とうとう試合にまで発展しました。
部員四人ばかりがふいにパス合戦を初め、とうとう試合にまで発展しました。
戻ってきた安藤先生もこの様子を黙って見ておりました。
半分ずつに別れ、本格的な試合が始まりましたが・・
ポロッ
コケっ
ドンっ
仲間内でさえまともに試合ができません。
「ああ、もう終わりだな。」
「諦めろ諦めろ」
「諦めろ諦めろ」
気づくと、顧問の安藤先生は我々の中心で悲しそうな顔をしておりました。
部員も皆それに気づき、気まずい気分になり、黙りました。
安藤先生は、「諦めたらそこで試合終了ですよ」とだけ言い残し、
体育館を後にしました。
体育館を後にしました。
それからしばらく全員うつむいて黙っておりましたが、
そのうち、誰か一人が言いました。
そのうち、誰か一人が言いました。
「諦めたら試合終了・・そうか、そう言うことなのか。」
全員がその一人に向きました。
「どういう事何だ?」
「諦めたら試合終了なんだろ?・・つまり点数リードした状態で諦めれば・・・」
「勝ちってことだ!」
「勝ちってことだ!」
その時から僕らは猛練習を始めました。
まずは全員の気持ちを一つにすること。
そしてパス、ダンク・・・
大会まで後一週間。
僕達はとうとう有ることを試しました。
隣町の高校との親善試合。
相手は私たちのことを舐めきっていた様です。
楽々と私たちは点数をリードしました。
そして次の瞬間、私たちは「諦めた」のです。
何ということでしょうか。
残り三分の筈の試合時間が0になり、我々が勝利したのです。
残り三分の筈の試合時間が0になり、我々が勝利したのです。
まばらだった我々の応援団は大喜びしました。
そして大会当日。
私たちは重大なことに気がつきました。
勝利するにはリードしなければ成りません。
この前の親善試合では相手が弱かったので楽々とリードし、
諦めれたのですが、今度の相手は強豪です。
リードできるかも分かりません。
この前の親善試合では相手が弱かったので楽々とリードし、
諦めれたのですが、今度の相手は強豪です。
リードできるかも分かりません。
私たちはただ、リードできる事を願いました。
そして試合が始まりました・・・
試合開始から五分、早くも一点をとられました。
しかし奇跡でしょうか、直後に我々は一点を取り返すことができたのです。
これが自信になり、とりつとられつ、同点のまま、
我々は最終局面へ・・・
我々は最終局面へ・・・
我々が相手の隙をつき、一点リードしました。
そして全員が力をふっと抜き・・・
ピーっ
「何ということでしょうか、長年の弱校が強豪に勝利しました!」
安藤先生は私たちを「自慢の生徒だ」と褒めたたえました。
その後も我々は勝利しつづけ、
とうとう全宇宙王者に上り詰めました。
とうとう全宇宙王者に上り詰めました。
ありがとう、安藤先生。
END
- 蛍の糞
「節子、それドロップちゃうで」
「いんや・・・ドロップや・・」
「いや、だからちゃうて」
「あたしがドロップ言うたらドロップさかい・・」
「いや、せやからそれドロップ・・」
「うるさいわほんまに!だまっといてくれます!?」
「・・・それでもドロップちゃう(ry」」
ブチッ
「いんや・・・ドロップや・・」
「いや、だからちゃうて」
「あたしがドロップ言うたらドロップさかい・・」
「いや、せやからそれドロップ・・」
「うるさいわほんまに!だまっといてくれます!?」
「・・・それでもドロップちゃう(ry」」
ブチッ
昭和二十年八月二十七日、僕は死んだ。
- アベベ
アベベ
東京の空気はまずい。
こんな所で走りたくないが
円谷とか言う馬鹿が俺をライバル視して居り、
帰ったら日本からも母国からも腰抜け扱いだ。
こんな所で走りたくないが
円谷とか言う馬鹿が俺をライバル視して居り、
帰ったら日本からも母国からも腰抜け扱いだ。
それにしても良い天気だ。
1964年秋
東京オリンピック開催直前
東京オリンピック開催直前
もう直ぐ、入場行進だと言うのに、コーチがある老人を紹介して、
合わせ様としていた。
合わせ様としていた。
コーチが怒ると怖いので、老人と合う事にする。
「やあ、アベベ」
「え、ええ。」
「君はマラソンに出るらしいな」
「え、ええ。」
「君はマラソンに出るらしいな」
君呼ばわり・・
「はい。」
「アキラメタラ試合、いやマラソンはシュウリョウだて。覚えときいや」
「??」
「アキラメタラ試合、いやマラソンはシュウリョウだて。覚えときいや」
「??」
気付くと僕は、入場行進の中で、観客席に向かい手を振っていた。
マラソン開催当日
それにしても空気がまずい。
ひどい。
日本人はこんな空気に慣れているから楽だろうが
俺には苦痛だ。
ひどい。
日本人はこんな空気に慣れているから楽だろうが
俺には苦痛だ。
選手村から出ると、少年が一人でバスケットボールで遊んでいた。
「あ、外人だ、外人だ」
「へーイ、ボーイ・・」
「へーイ、ボーイ・・」
後の言葉が続かない。
そうだ、あの老人が言ってたことを・・
「アキラメタラ、シアイシュウリョウ!」
何を理解したのか少年は頷いた。
(この少年が後に、光が丘高校でバスケを教える事になる、あの先生だ)
そしてマラソン開始・・
25キロ地点
飛ばしすぎた俺は、いまだ一位を保っているとは言え追い上げられている。
しかも・・円谷に。
ああ、もう直ぐ其処まで円谷が・・
これで負けたら国の、家族の、俺の恥だ・・・
そんな時、あの言葉が浮かんだ。
「アキラメタラシアイシュウリョウ」
俺は力を抜き、「アキラメタ」。
何故か俺はゴールに居る。
しかも一位だ。
しかも一位だ。
何故だろう。
まあ良いや。
俺は金メダルを取ったのだから。
まあ良いや。
俺は金メダルを取ったのだから。
- 教育テレビの有るべき姿
教育テレビのあるべき姿
「お母さんと一緒」の一つ前の番組
「とーびでるあっいであー、わくわーくとーらいー
あそんでわくわくっつくってわくわくっあそんでわくわくっつくってわくわくぅ」
あそんでわくわくっつくってわくわくっあそんでわくわくっつくってわくわくぅ」
「ゴロリ君の着ぐるみを着ていた西三郎君が胃がんで死んだので
今日はゴロリ君が出ません、代わりにディレクターの小森がアシスタントします。」
「だって、みんなよろしくねっ!」
今日はゴロリ君が出ません、代わりにディレクターの小森がアシスタントします。」
「だって、みんなよろしくねっ!」
「わくわくさん、今日は何を作るんですか?」
「そうだねえ、ゴロリの中の人が死んで着ぐるみ余ったから、
着ぐるみを燃やして遊ぼうか!」
「良いですねえ、僕ガソリン持ってきます」
「そうだねえ、ゴロリの中の人が死んで着ぐるみ余ったから、
着ぐるみを燃やして遊ぼうか!」
「良いですねえ、僕ガソリン持ってきます」
「良い子のみんなは家の近くの枯葉や木の枝を燃やすと良いね!」
「わくわくさん、持って来ました」
「うん、ありがとう!」
「わくわくさん、持って来ました」
「うん、ありがとう!」
「わくわくさんって呼ぶの面倒だから呼ぶの本名で良いですか?」
「あ、別に良いよ。本名田中って言うんだよ」
「よし、じゃあ田中さんはマッチ。」
「うん、もってくるよ!」
「あ、別に良いよ。本名田中って言うんだよ」
「よし、じゃあ田中さんはマッチ。」
「うん、もってくるよ!」
「もってきたよ!」
「どうも。」
「なんかわくわくさん演じるの面倒だから普段の俺で良い?」
「良いですよ、どうぞ」
「どうも。」
「なんかわくわくさん演じるの面倒だから普段の俺で良い?」
「良いですよ、どうぞ」
「おい、小森、じゃあガソリン撒け。」
「うーす。」
「うーす。」
べちゃべちゃ
「じゃあマッチつけるぞ、小森、バケツに水入れてもってこい。」
「あーい。」
「あーい。」
しゅっ
ぼっ
ぼわわわああああ
「もーえろよもえろーよー・・・」
「暖かいすねえ・・」
「暖かいすねえ・・」
その日から、二度とその番組は放映されませんでした。
この番組を録画したビデオをオークションに出すとプレミア価格が付くそうです。
この番組を録画したビデオをオークションに出すとプレミア価格が付くそうです。
(終)
- おはよう日本全土に居る愚民共よ
おはよう日本全土に居る愚かな具民共よ
オープニング
朝鮮人民軍斉唱「金正日将軍の歌」
朝鮮人民軍斉唱「金正日将軍の歌」
八月十三日のおはよう日本・オウム臨時特番で放送できなかった分を
放送します。
放送します。
第35話 愛の妖精・ぷりんてぃん
「はああああああああああああああい!ぷりんぷりんしてますかああああああああ!」
「いえええええええええええい!」
「きょうはああああああああああああああ、みんなのためにいいいいい
ペンダントをくばりまあああああああああああああすうううううう!」
「いええええええええええええええい!ひゅううううううううう!」
「みんなあああああ!後で銀座にサリン蒔きましょうねええええええ!」
「いええええええええええええい!」
「いえええええええええええい!」
「きょうはああああああああああああああ、みんなのためにいいいいい
ペンダントをくばりまあああああああああああああすうううううう!」
「いええええええええええええええい!ひゅううううううううう!」
「みんなあああああ!後で銀座にサリン蒔きましょうねええええええ!」
「いええええええええええええい!」
「そんなことは許さん、すべてこのたあ坊とキティがお見通しだ」
「名ああああああああんですううううってえええええええええ?」
「名ああああああああんですううううってえええええええええ?」
ブチッ
「ま・・・マイクのコンセントをぬいたあああああああああ!?」
「なあキティ、マイク抜こうが抜かのうが煩い事に変わりないな。」
「ええ。 広告スペース ラブホテル-こんにちわキティ-格安でお泊りいただけます」
「ええ。 広告スペース ラブホテル-こんにちわキティ-格安でお泊りいただけます」
「その卑猥な広告をおおおおおおおおおおお止めなさいいいいいいいいいいいい!」
「そうだあああああああああああああああああああそうだあああああああああ!」
「そうだあああああああああああああああああああそうだあああああああああ!」
「まずファンから黙らせるか、キティ、やれ」
「はい。 広告スペース ラブホテル-こんにちわキティ-格安でお泊りいただけます」
「はい。 広告スペース ラブホテル-こんにちわキティ-格安でお泊りいただけます」
びびびびびび
(検閲)
ぷしゃああああ
(検閲)
ぷしゃああああ
「なんですってええええええええ!あたしのかわいい百万人のファンがあああああ!」
「次はお前だ、食らえ、AK47!」
「次はお前だ、食らえ、AK47!」
ばばばばば
「ぷりんてぃんパワアアアア!」
かきんかきん
「弾きやがった・・キティ、任せた。」
「OK 広告スペース ラブホテル-こんにちわキティ-格安でお泊りいただけます」
「OK 広告スペース ラブホテル-こんにちわキティ-格安でお泊りいただけます」
みょんみょんみょんみょん
(検閲)
ぐべらあああああああああっ
(検閲)
ぐべらあああああああああっ
「ぷ・・・ぷ・・・ぷりん・・ぐえっ」
こうして地球の平和は守られたのだ。
今日もどこかで共産主義のために戦うたあ坊とキティ・・
今日もどこかで共産主義のために戦うたあ坊とキティ・・
エンディング
オウム真理教サマナ合唱団「ガネーシャ体操」
オウム真理教サマナ合唱団「ガネーシャ体操」
次回予告
「たあ坊の大好きなアダルトサイトが資本帝国主義筆頭国のアメリカによって
潰されつつある。たあ坊はペンタゴンに乗り込み国務次官と対決するが?!」
「たあ坊の大好きなアダルトサイトが資本帝国主義筆頭国のアメリカによって
潰されつつある。たあ坊はペンタゴンに乗り込み国務次官と対決するが?!」
おわり
JHK
JHK
- 父を返せ
父を返せ
「林被告、入廷しなさい」
裁判が始まった。
林達朗。
三十一歳、オカルト趣味、大柄な体格。
三十一歳、オカルト趣味、大柄な体格。
この林と言う男は、駅前で、「日本は沈没する!」と喚き散らし、
それを注意した男性を包丁で殺害したのだ。
それを注意した男性を包丁で殺害したのだ。
傍聴席では、被害者の遺族が遺影を抱いて座っていた・・
「林被告、罪状に間違いは無いですね。」
「ええ、一つ言わせて貰えば、使ったのは包丁ではなく真理の刃マハーヤーナ、
と言うことだけです・・」
「ええ、一つ言わせて貰えば、使ったのは包丁ではなく真理の刃マハーヤーナ、
と言うことだけです・・」
ざわざわ・・
裁判長は呆れた様に言った。
「・・ああ、そうですか・・まあ、一般の方に分かりやすいように此処では
包丁と言うことにさせて頂きます、異議は無いですね?林被告。」
「・・ああ、そうですか・・まあ、一般の方に分かりやすいように此処では
包丁と言うことにさせて頂きます、異議は無いですね?林被告。」
林はこくんと頷いた。
検察陳述・・
「七月二十五日、渋谷駅構内で虚言を撒き散らしていた被告は、
被告を止めようとした被害者に逆上し・・」
被告を止めようとした被害者に逆上し・・」
「よって、死刑を求刑します。」
弁護陳述
「彼は、その時心神耗弱に陥っており・・」
「よって、無罪を求めます」
被告人陳述
「私は独自の研究に基づきムー大陸の失われた力が復活し、富士山噴火、
北海道の分離、九州から朝鮮半島にかけての大地震などを予知し・・・・
「私は独自の研究に基づきムー大陸の失われた力が復活し、富士山噴火、
北海道の分離、九州から朝鮮半島にかけての大地震などを予知し・・・・
- よって全てをひっくるめ、日本沈没の危機を探知したのだ。」
「どのような研究によって?」
「霊界通信実験・・恐山のイタコを十人雇い、オウムのマンジュシュリー正大師、
エジソン、キリスト・・・・そして、全ての口から日本沈没を聞き出したのだ、
他にも色々やったが今は言えない、フリーメーソンが殺しに来るから。」
エジソン、キリスト・・・・そして、全ての口から日本沈没を聞き出したのだ、
他にも色々やったが今は言えない、フリーメーソンが殺しに来るから。」
「は、はあ。以上で良いですか?」
「ええ。」
「ええ。」
遺族陳述
被害者の娘が前に出て、林をちらりと見ながら、席に着いた。
「被害者はその日の朝何を?」
「私はまだ寝ていました・・いつもならパンを食べて家を出てバスに乗って駅まで行き
そこから会社まで電車で行くので、その日もそうしたと思います。」
「どのような人柄でしたか?」
「怖いけどやさしくて、困っている人を見ると見捨てられない、そんな感じだったと思います。」
「私はまだ寝ていました・・いつもならパンを食べて家を出てバスに乗って駅まで行き
そこから会社まで電車で行くので、その日もそうしたと思います。」
「どのような人柄でしたか?」
「怖いけどやさしくて、困っている人を見ると見捨てられない、そんな感じだったと思います。」
「お父さんは被告を「困っている人」として抑えようとしたと思いますか?」
「・・そう思いたくありませんが・・そうだと・・思います。」
「・・そう思いたくありませんが・・そうだと・・思います。」
「被告に言いたい事は?」
被害者の娘は、林の方をにらんだ。
「・・貴方は、日本沈没とかいったよね。イタコが何だとか、フリーなんちゃらだとか、変な事ばかり言うよね。
貴方は今まで、愛というのを受けたことがある?
何かあるかも知れない、怖いことがある、とか、そう言う時に、
受け止めてくれる人が居た?居なかったでしょ?
でもあたしには居たの・・あんたが殺したけどね・・
お父さんを返して・・返してよ・・うっ・・うっ」
貴方は今まで、愛というのを受けたことがある?
何かあるかも知れない、怖いことがある、とか、そう言う時に、
受け止めてくれる人が居た?居なかったでしょ?
でもあたしには居たの・・あんたが殺したけどね・・
お父さんを返して・・返してよ・・うっ・・うっ」
林は突然立ち上がり、叫んだ。
「ザオリク!」
「ザオリク!」
何という事だろうか、法廷の真ん中に、焼却された筈の、被害者の遺体が出現・・
いや、遺体じゃない、生きている!
いや、遺体じゃない、生きている!
「ん・・?」
「お父さん!?」
「おおっ!奇跡だ!」
「生き返ったぞ!」
「お父さん!?」
「おおっ!奇跡だ!」
「生き返ったぞ!」
がやがや・・
「林さん!私はあなたの事を見誤っていました!貴方は救世主です!
どうか私たちを導いてください!」
「良いだろう。さあ、あの夕日に向かって出発だ!」
どうか私たちを導いてください!」
「良いだろう。さあ、あの夕日に向かって出発だ!」
法廷、いや、裁判所の中の人間が、林に導かれ、
太陽の沈む彼方へ旅立った・・・
太陽の沈む彼方へ旅立った・・・
(終)
- アルプスの少女廃除 苦羅等死闘編
アルプスの少女廃除 苦羅等死闘編
「苦羅等ァ!まだ立てんのかァ!」
また、廃除が私を怒鳴る。
私は苦羅等、麻痺により足が立たない。
ひょんな事から廃除と友達になって、
リハビリの為に彼女の故郷、アルプスに着たんだけど・・
リハビリの為に彼女の故郷、アルプスに着たんだけど・・
「おい!辺獲太!いっちょごついたれ!」
「おう!」
「おう!」
廃除の腰巾着、辺獲太が私の後頭部を殴った。
「ええ加減、車椅子に頼るんで無ぇ!」
辺獲太は更に私の乗った車椅子を後ろから蹴飛ばした。
運悪く、車椅子が前に向って動き出し、その先が坂道だった・・
「ふはは、あの車椅子、苦羅等乗せたまま下っちまったぜ!」
「ああ、面白い、チーズフォンデュでも食べて待ってようぜ!」
「ああ、面白い、チーズフォンデュでも食べて待ってようぜ!」
数時間後、私は半身不随の状態で、
坂道を這い上がっていた。
坂道を這い上がっていた。
車椅子は岩にぶつかり壊れ、私はそのまま宙に投げ出された。
どうやら頭を強打し、なんだか・・
うへへ・・
ぐひひ・・
あの糞尼と腰巾着・・
打ち殺してやる!
そして、とうとう上りきった。
「おう、遅かったなあ!」
「どうだい、お嬢さん!土にまみれて這い上がる気分はよぉ!」
「どうだい、お嬢さん!土にまみれて這い上がる気分はよぉ!」
知らないうちに、私は動かない筈の足で、地面に立った。
「く・・苦羅等が立った!」
「たったぞ!」
「たったぞ!」
廃除がこっちへ駆け寄ってくる。
どうやら抱擁するらしい。
どうやら抱擁するらしい。
べこっ
私は廃除の顔を突いた。
「ぐぎゃああああああああああ!」
断末魔の叫びの後、彼女の顔面は四散した。
「苦羅等秘儀拳!顔面四散法!」
辺獲太は小便ちびりながら必死に私に助命を懇願したが、
許すわけが無い。
許すわけが無い。
「天地溶解!」
彼の腹部に手を当て、目にも見えない速さで摩擦した。
「ぐ・・げえっ」
腹部は破裂し、苦悶の表情を浮かべた辺獲太の生首が転がった。
「ほう?私の弟子を殺すとはな・・」
いつの間にか、私の後ろに、アルプスの覇王こと、おじいさんが立っていた。
「瑞西聖拳!玉砕!」
おじいさんが私の足元目掛け突進する。
私は寸での所で避けた。
地面がひび割れ、巨大なクレパスが出来た・・
「わはは・・私の拳を避けたのはお前が始めてだ!」
「おじいさん・・悪いけど、あんたも死んでもらうわ。天地溶解!」
「聴かぬ利かぬ効かぬわあ!」
「聴かぬ利かぬ効かぬわあ!」
何と言う事か、私の天地溶解は彼には効かない!?
どんなに摩擦しても彼は倒れない・・
どんなに摩擦しても彼は倒れない・・
「玉砕!」
おじいさんは私の右手に巨大な手を突いた。
「ひっ!」
私の手は破裂した・・・
「ぎゃああああああ!」
しかしどんなに血が出ても、私は倒れる訳には行かない・・
アルプスの新たな覇王は私なのだ!
「血龍!」
私は、流れ出る血をコントロールした。
まるで龍の如く、血はおじいさんを締め付ける。
「なっ・・」
「どう?液体相手に玉砕は使えないわ」
「ふんっ!電功!」
「どう?液体相手に玉砕は使えないわ」
「ふんっ!電功!」
おじいさんは自分を締め付ける血に手を入れると、
血がビキビキと放電し始めた
血がビキビキと放電し始めた
「ひっ、ひいい!」
それは、地を通して伝わる体をえぐられるような苦しみ。
「でも・・最後の・・勝者・・は・・あたし!」
私は放電の痛みに耐えながら、おじいさんに接近した。
今から使う業は、自らも命を落とすかもしれない、
真の奥義であり、一年に一回しか使えない最強の技でも有る。
真の奥義であり、一年に一回しか使えない最強の技でも有る。
「奥義!暗黒世界!」
「ぐ・・ぐ・・ぐがああああああああああ!」
おじいさんは、私のもう一つの手のひらに出来た、
ブラックホールに吸い込まれた・・
ブラックホールに吸い込まれた・・
私も、自らの作り出したブラックホールに吸い込まれそうに成る・・
皮と肉がひっくり返そうな・・
「うぎぎぎ・・はっ!」
ブラックホールは閉じた。
わたしは勝利したのだ!
苦羅等は、更なる敵を求め、今日もアルプスのとある山の頂上で
骸骨の山の上に座禅を組み、挑戦者を待っている・・
骸骨の山の上に座禅を組み、挑戦者を待っている・・
(終)
- 2009年、精子の旅
2009年、精子の旅
ここは何処かの、小学校だろうか・・
保健体育の時間を使い、性教育をしているようだ・・
「で、お母さんのヴァギナに・・」
高橋少年が叫んだ。
「ヴァギナじゃないよ、おまんk(中略)
休み時間が終わり・・
「先生、さっき、変な事を言っていた高橋君は何処行ったの?」
「さあねえ・・」
「さあねえ・・」
高橋は、おそらく理科準備室に監禁されて、
良く分からない説教を受けているだろうが、
そんな事は関係ない。
良く分からない説教を受けているだろうが、
そんな事は関係ない。
「それでお父さんの出した数億匹の精子の内、お母さんの卵子に付くのは一匹だけ」
「へえ・・」
「双子は?」
「何かのまぐれで起こるのよ。数千分の一の確立・・」
「へえ・・」
「双子は?」
「何かのまぐれで起こるのよ。数千分の一の確立・・」
坂田少年は、この話を聞きながら、妄想を繰り広げていた。
お父さんのちんちんが、如何にかしてお母さんの何かに迫り、
そこからとてもとても小さいおたまじゃくしがびびっと出る・・
そこからとてもとても小さいおたまじゃくしがびびっと出る・・
後に坂田少年になる、赤い精子・・(妄想なので分かりやすいように色付き)
一番のライバルである鈴木が叫んだ。
「おい、坂田負けんぞ・・」
「えーい、俺が一番だ・・」
「えーい、俺が一番だ・・」
発射されたとき、大勢居た仲間、ライバルは数千匹、数百匹と数を減らしていく・・
そこへ、先生の話し声も加わる。
「・・なので、貴方たちは、数億分の一の確立で、出来たの。すごいでしょ?」
目の前に、大きな球体が迫る。
最後まで共に進んだ仲間、鈴木が、とうとう落ちた・・
「坂田・・頑張れ・・お前ならいける・・」
「鈴木ー!鈴木ー!落ちるなー!」
「鈴木ー!鈴木ー!落ちるなー!」
しかし、鈴木は帰ってこなかった。
涙を振り払い、大きな球体に突撃する・・
そうして、妊娠し、坂田は生まれた。
「もしも、貴方たちが、卵子に付かなかったら・・ね?」
「私たちって、すごいのね。」
「そう、そして、貴方たちのお母さん、お父さん、さらにそのお爺さんお婆さん・・」
「私たちって、すごいのね。」
「そう、そして、貴方たちのお母さん、お父さん、さらにそのお爺さんお婆さん・・」
「・・ひいひいひいひいひいひいひいひいお爺さんとお婆さん・・まあ、とにかく、
こうして奇跡が繋がり、この素晴らしい世界へ生まれたの。」
こうして奇跡が繋がり、この素晴らしい世界へ生まれたの。」
素晴らしい?本当に?
殺人戦争放火その他は起き、他の生命を殺さなければ生きていけず、
差別、いじめ、競争主義などが蔓延るこの世界が・・?
差別、いじめ、競争主義などが蔓延るこの世界が・・?
坂田少年は悟った。
自分たちは、奇跡で生まれたのではない。
進まされたのだ。
自分たちは、奇跡で生まれたのではない。
進まされたのだ。
きっと、鈴木も、他の精子たちも、この事に気付き、この醜い世界へ生まれるよりは、
自ら死ぬのを選んだのだ・・
そしてどんどん自分に道は譲られてゆき、卵子に付けば醜い世界・・
自ら死ぬのを選んだのだ・・
そしてどんどん自分に道は譲られてゆき、卵子に付けば醜い世界・・
奇跡でも何でも無いではないか!
坂田少年は無償に涙が出た・・
「せんせー、坂田君が泣いてます!」
「まあ、きっと感動したんでしょ?ね、坂田君?」
「まあ、きっと感動したんでしょ?ね、坂田君?」
坂田少年は返事もせず、そのまま教室を飛び出した。
「坂田君?坂田君!?」
坂田は屋上に出ると・・
「鈴木・・みんな・・俺、お前たちと同じ道を行くよ・・」
先生が屋上に着いた時、坂田少年の姿は無かった。
そして、おそるおそる、手摺の上から顔を出して下を除くと・・
穏やかな微笑を浮かべた坂田少年の死体が有った・・
(終)
- 小説絵書き大会サンプル品 お母さん
お母さん
母が天国に旅立ってから五年が過ぎました。
とても優しい、素敵なお母さん。
運動会や参観に来れば誰よりも美しく化粧をし、
何でも教えてくれるお母さん・・
運動会や参観に来れば誰よりも美しく化粧をし、
何でも教えてくれるお母さん・・
しかし胃癌がお母さんから全てを奪っていった!
胃癌が憎い!憎い!憎い!
そんなお母さんの遺言の一つに「箱の中身を見ないで捨てて」と言うのが有りました。
箱とは、いつかお父さんがお土産に持ってきたビスケットの鉄箱の事です。
箱とは、いつかお父さんがお土産に持ってきたビスケットの鉄箱の事です。
あの箱に、お母さんは何か大事な物を入れていました。
死んだ後の忙しさや悲しさで箱の事も遺言の事も忘れていました。
お父さんも北海道へ単身赴任で、別の女でも作っているんでしょうか。
お父さんも北海道へ単身赴任で、別の女でも作っているんでしょうか。
遺言を思い出し、箱を探し出しました。
物入れの奥の方にちょこんと。
物入れの奥の方にちょこんと。
私は遺言、約束を破ってしまいました。
お母さんの思い出に触れたい、感じたい。
お母さんの思い出に触れたい、感じたい。
パカッ・・
異臭が立ち込めます。
「これは・・」
変色した液体の入った小瓶がいくつも・・
「・・?」
白濁としている様な、黄色の様な・・
我慢の限界で、私はまた空けました・・
「・・!?」
精液。
そう、これは精液。
小瓶には男の名前らしき文字が・・
「1998.2.3・・山田太郎より摂取」
お母さんの像が崩れていきます。
ガラガラと、音を立てて。
ガラガラと、音を立てて。
紙切れが入っていました。
雑誌の切抜きです。
雑誌の切抜きです。
「精液ライター・・!」
お母さんは女性向け性情報誌の記者だったのです。
お母さんがあんなに綺麗に化粧出来たのも、高給取だったからか・・
精神が・・アイデンティティーが・・ああ・・
「いやあああああああああああ!」
がしゃーん
ぐちゃっ
ぐちゃっ
ぴーぽーぴーぽー
「何?窓から落ちて?自殺ね。うん。それより、この小瓶何だろう、鑑識に回せ」
(醜)
- ある悲劇の話
ある悲劇の話
ある昼下がりの公園のベンチ、結婚するまで、色々苦労して、
結局「愛の力」とやらで結婚を押し通した新婚夫婦が居た。
結局「愛の力」とやらで結婚を押し通した新婚夫婦が居た。
「ねえ、としおさん」
「なあに、ふみえさん」
「いいことおもいついちゃった」
「なんだい?おしえてくれよ」
「あたしたちだけの国をつくりましょう」
「国?」
「そう、おーすとらりあのこうだいなこうやをかって・・」
「でも、国なんてつくってなにをするの」
「こどもをいっぱいつくって、ともだちもよんで・・」
「でも、とちをかうおかねは?」
「なあに、ふみえさん」
「いいことおもいついちゃった」
「なんだい?おしえてくれよ」
「あたしたちだけの国をつくりましょう」
「国?」
「そう、おーすとらりあのこうだいなこうやをかって・・」
「でも、国なんてつくってなにをするの」
「こどもをいっぱいつくって、ともだちもよんで・・」
「でも、とちをかうおかねは?」
「・・奴隷に稼がせりゃ良いのよ」
「え?」
「結婚を邪魔した貴方のクソデブ親父とヨン様しか言えない異臭お袋を出稼ぎに・・」
「はあ?」
「そうよ、あたしの姉さんも出しましょう、顔だけは良いから、売春でもさせよっと」
「いや・・あの・・」
「そうだわ!そもそもお金なんて要らないのよ!無理矢理奪えば良いの!
オーストラリアまで行って土地を買う必要も無い!北海道の牧場・・
そうね、花畑牧場が良いわ、あそこを包丁と竹やりで強襲して、経営者以下皆殺して、
施設だけは無傷で残して、さっきの奴隷たちに稼働させて、あたし達は甘い生活を
送れば良いの!それでねそれでね、あたしの友達にヨッちゃんて子が居るんだけど、
あの子のお父さんの弟・・つまりおじさんがヤクザなんだって!だから強襲する時も
手伝ってもらって、警護も任せてもらいましょうよ!よし、大丈夫!
あ、そうそう、花畑牧場って生キャラメル作ってるんでしょ?在庫いっぱい有る時に
行けばウハウハよ!ねえ、それよりお腹減ったんだけど、マックにする?
ガストにする?サイゼ?メイド喫茶なんてね、きゃはは!ご飯食べながらもっと作戦
立てましょうよ・・ねえ、返事してよ・・ん?」
「え?」
「結婚を邪魔した貴方のクソデブ親父とヨン様しか言えない異臭お袋を出稼ぎに・・」
「はあ?」
「そうよ、あたしの姉さんも出しましょう、顔だけは良いから、売春でもさせよっと」
「いや・・あの・・」
「そうだわ!そもそもお金なんて要らないのよ!無理矢理奪えば良いの!
オーストラリアまで行って土地を買う必要も無い!北海道の牧場・・
そうね、花畑牧場が良いわ、あそこを包丁と竹やりで強襲して、経営者以下皆殺して、
施設だけは無傷で残して、さっきの奴隷たちに稼働させて、あたし達は甘い生活を
送れば良いの!それでねそれでね、あたしの友達にヨッちゃんて子が居るんだけど、
あの子のお父さんの弟・・つまりおじさんがヤクザなんだって!だから強襲する時も
手伝ってもらって、警護も任せてもらいましょうよ!よし、大丈夫!
あ、そうそう、花畑牧場って生キャラメル作ってるんでしょ?在庫いっぱい有る時に
行けばウハウハよ!ねえ、それよりお腹減ったんだけど、マックにする?
ガストにする?サイゼ?メイド喫茶なんてね、きゃはは!ご飯食べながらもっと作戦
立てましょうよ・・ねえ、返事してよ・・ん?」
振り向くと、俊夫は居なかった。
数日後・・
「花畑牧場に山口系指定暴力団、橘組とそれを指揮していると見られる一人の女が
北海道、花畑牧場に押し入り、経営者以下三十五名が射殺された模様です。
なお、この橘組からは、声明文が出されており・・あ、たった今入りました・・」
北海道、花畑牧場に押し入り、経営者以下三十五名が射殺された模様です。
なお、この橘組からは、声明文が出されており・・あ、たった今入りました・・」
「俊夫さん・・早く来て・・?何でしょうか、暗号でしょうか?」
「あ、道警察が、ただ今突入しました・・」
富士樹海の中を歩く一人の男。
自殺防止キャンペーン番組のテレビクルーが、この男を見つけた。
マニュアルに乗っ取り、この男に近づいて、会話を始めた。
マニュアルに乗っ取り、この男に近づいて、会話を始めた。
「こんにちわ、良い天気ですねー」
「ええ・・花畑牧場はどうでしょうね・・」
「え?今、暴力団に占拠されてる、アソコですか?」
「そうです・・で、あなたは?」
「い、いや、こんな暗い樹海の中を一人で歩くなんて珍しいなあと思って」
「ただの散歩ですよ・・ほっといて下さい」
「でも、ただの散歩にこんなリュック背負って・・」
「うるさい!あっちいけ!」
「は、はい・・」
「ええ・・花畑牧場はどうでしょうね・・」
「え?今、暴力団に占拠されてる、アソコですか?」
「そうです・・で、あなたは?」
「い、いや、こんな暗い樹海の中を一人で歩くなんて珍しいなあと思って」
「ただの散歩ですよ・・ほっといて下さい」
「でも、ただの散歩にこんなリュック背負って・・」
「うるさい!あっちいけ!」
「は、はい・・」
ナレーションが入る。
「我が番組のクルーが追い払われた・・これはもしや・・そこで尾行を開始した」
「我が番組のクルーが追い払われた・・これはもしや・・そこで尾行を開始した」
クルーが、囁き声でカメラに向かい話した。
(あっ、いま、切り株に座りました・・ラジオを聴いています・・)
(あっ、いま、切り株に座りました・・ラジオを聴いています・・)
俊夫は、耳にイヤホンを付け・・
「文化放送のニュースタイムです、小岩井さんお願いします。」
「はい、まず花畑牧場乗っ取り事件からです、先程警察から発表有りました、どうぞ」
「はい、まず花畑牧場乗っ取り事件からです、先程警察から発表有りました、どうぞ」
「えーただ今、13時56分・・制圧完了・・首謀者の鈴木文江、二十一歳の
死亡確認・・生きて逮捕させる事が出来ず・・残念・・声明文の解析は捗らず・・」
死亡確認・・生きて逮捕させる事が出来ず・・残念・・声明文の解析は捗らず・・」
俊夫はラジオのイヤホンを抜き、リュックから青酸カリを取り出した。
(今イヤホンを外しました!・・どうやらイヤホンはSONY製ですね、僕も使ってます!
いやあ、SONYって良いですよね、テレビとかそう言う電化製品が有名ですけど、
音響にも進出してるんですよ!ボーズなんか目じゃない!流石メイドインジャパン、
そこに痺れる憧れるゥ!・・おっと、何の話題でしたっけ、あ、音響でしたね、
いやあ、言って置いてなんですが、SONYに限らず日本製は精密で良い音出ますよ、
あのメスの方のクリントンも歌舞伎座に来たときに同時翻訳のイヤホンが
日本製でしたからね!・・え?あ、そうですよね・・日本の施設なら日本製しか
使いませんよね・・でも、SONYは何処でもスタンダードで、ずっと遠くのEUでは)
いやあ、SONYって良いですよね、テレビとかそう言う電化製品が有名ですけど、
音響にも進出してるんですよ!ボーズなんか目じゃない!流石メイドインジャパン、
そこに痺れる憧れるゥ!・・おっと、何の話題でしたっけ、あ、音響でしたね、
いやあ、言って置いてなんですが、SONYに限らず日本製は精密で良い音出ますよ、
あのメスの方のクリントンも歌舞伎座に来たときに同時翻訳のイヤホンが
日本製でしたからね!・・え?あ、そうですよね・・日本の施設なら日本製しか
使いませんよね・・でも、SONYは何処でもスタンダードで、ずっと遠くのEUでは)
音響談義に講じるクルーとそれにあいづちを打ちながら撮影するカメラマンの
彼方で、俊夫が泡を吹きながら倒れた。
彼方で、俊夫が泡を吹きながら倒れた。
(終)
- ヤーティーエスケー
ヤーティーエスケーは何でそんな電波な文を書けるんだ!ぷりぷり!
電波板行こう、な。
でなかったら出雲崎から突き落とす。
でなかったら出雲崎から突き落とす。
やあ今日は出雲崎へ来ました、ゲストはヤーティーエスケーさんです。
宜しくお願いします。
宜しくお願いします。
最近テレビで余り見かけない、ジェロの人気演歌の舞台である出雲崎、
ここには何時も観光客がおりますが・・
ここには何時も観光客がおりますが・・
しかし、観光客が増えてから、
出雲崎の気品溢れる景観が損なわれているとして、
現地住民と元オウム真理教正悟師のヴァマティ師で作る団体が
観光客排斥、オウム再興、人類全救済、真理の道標を立てる、等を目標として
活動しています。
出雲崎の気品溢れる景観が損なわれているとして、
現地住民と元オウム真理教正悟師のヴァマティ師で作る団体が
観光客排斥、オウム再興、人類全救済、真理の道標を立てる、等を目標として
活動しています。
今日はヴァマティ師さんを呼んでいます、ヴァマティさん!
あれ、返事が無いですね、もう一度、ヴァマティさん!
どうしたんでしょう、どう思います?ヤーティーエスケーさん。
返事してください、あー、ヤーティーさんは統合失調症の様です、
日暮里真理学院付属病院でしっかり検査を受けて貰いましょう、もちろん自費で。
日暮里真理学院付属病院でしっかり検査を受けて貰いましょう、もちろん自費で。
あ、あそこで鳥葬されてるのがヴァマティさん?
うわあ、カラスに食べられてえぐいですね。
周りに出雲崎真理の会の方々が居りますから、話を聞いてみましょう。
周りに出雲崎真理の会の方々が居りますから、話を聞いてみましょう。
ヴァマティさんはどうしたんですか?
ヴァマティさんは最聖・麻原尊師の元へ召されました。
ヴァマティさんはどうして死んだんですか?
ヴァマティさんはゼリーを喉に詰めて亡くなられました。
ヴァマティさんは何処のメーカーのゼリーを食べたんですか?
ヴァマティさんはマンナンライフのコンニャク畑を食べて亡くなられました。
ヴァマティさんの為に訴訟を起こしますか?
ヴァマティさんの為には、その様な面倒な事は入りません。
ヴァマティさんの為に、ではどうするんですか?
ヴァマティさんの為には、この出雲崎からマンナンライフの重役を突き落とします。
どうも有難う御座いました。
それより生贄が欲しいのですが。
ではこのヤーティーエスケーを使って下さい。
有難う御座います。
ヴァマティさんは最聖・麻原尊師の元へ召されました。
ヴァマティさんはどうして死んだんですか?
ヴァマティさんはゼリーを喉に詰めて亡くなられました。
ヴァマティさんは何処のメーカーのゼリーを食べたんですか?
ヴァマティさんはマンナンライフのコンニャク畑を食べて亡くなられました。
ヴァマティさんの為に訴訟を起こしますか?
ヴァマティさんの為には、その様な面倒な事は入りません。
ヴァマティさんの為に、ではどうするんですか?
ヴァマティさんの為には、この出雲崎からマンナンライフの重役を突き落とします。
どうも有難う御座いました。
それより生贄が欲しいのですが。
ではこのヤーティーエスケーを使って下さい。
有難う御座います。
(醜)
- アフラックのアヒルよ永遠に
アフラックのアヒルよ永遠に
ここは熊本県のとある場所にあるアヒル園。
いつもニコニコな通称「アヒルのおっちゃん」は
数十羽のアヒルを飼い、近所の評判も上々。
いつもニコニコな通称「アヒルのおっちゃん」は
数十羽のアヒルを飼い、近所の評判も上々。
だが、極悪保険会社が牙を向いた・・・
「おっちゃん、アヒルの調子はどう?」
「皆元気だあよ、ほら、今日も卵できたあよ、あげるよ」
「わあ、有難う。」
「アファク!アファック!」
「おっちゃん、ピー太がしゃべってるよ!」
「あひゃあ、おったまげたァ!」
「皆元気だあよ、ほら、今日も卵できたあよ、あげるよ」
「わあ、有難う。」
「アファク!アファック!」
「おっちゃん、ピー太がしゃべってるよ!」
「あひゃあ、おったまげたァ!」
アヒル園のアヒル、ピー太がしゃべったと言うニュースは
一日で近隣に広がり、一週間もすれば地元のテレビ局が
直接取材に来る様に。
一日で近隣に広がり、一週間もすれば地元のテレビ局が
直接取材に来る様に。
「此処に居るのがアヒル園のプリンス、ピー太くんです!園長、何を喋るんですか?」
「まあ見ててくだあさい。ほらピー太、ア、ア。」
「アフラアク!アフラアク!」
「すごい!ピー太君!鮮明にカタカナを喋っています!」
「まあ見ててくだあさい。ほらピー太、ア、ア。」
「アフラアク!アフラアク!」
「すごい!ピー太君!鮮明にカタカナを喋っています!」
アヒル園にも人がいっぱい来るようになり、
おっちゃんもご機嫌。
おっちゃんもご機嫌。
だが・・・
熊本で休暇を取っていた国内最大手保険会社デリコ(仮)の社長、田中は
このテレビ中継を見て、有る事を思い出す。
このテレビ中継を見て、有る事を思い出す。
「そう言えば今度うちでやる新プランの名前が決まって居なかったな・・
そうだ、アフラックと言う名前にしよう!ついでにこのアヒルをマスコットに!」
そうだ、アフラックと言う名前にしよう!ついでにこのアヒルをマスコットに!」
そう思ったら行動は早い。
田中は直ぐ本社に連絡し、新プランの名前はアフラックに決定。
アヒルを確保するためデリコ特務部隊が
熊本へ飛ぶ。
田中は直ぐ本社に連絡し、新プランの名前はアフラックに決定。
アヒルを確保するためデリコ特務部隊が
熊本へ飛ぶ。
「こんにちは。」
「おんやあ、こんなところへそんな綺麗な服着て、何の様だねえ?」
「保険会社デリコの者です。実はおたくのアヒル、ピー太君を買取に来ました。」
「そう言う奴は何人も来たけど、おらは絶対に売らないだあよ、帰ってくんろ。」
「これでどうでしょう。」
「おんやあ、こんなところへそんな綺麗な服着て、何の様だねえ?」
「保険会社デリコの者です。実はおたくのアヒル、ピー太君を買取に来ました。」
「そう言う奴は何人も来たけど、おらは絶対に売らないだあよ、帰ってくんろ。」
「これでどうでしょう。」
そう言って積まれたのは5億円。
しかしおっちゃんは
「富山の大富豪なんか10億も出したっけねえ、俺は結局売らなんだ、さあ帰れ帰れ」
しかしおっちゃんは
「富山の大富豪なんか10億も出したっけねえ、俺は結局売らなんだ、さあ帰れ帰れ」
部隊長は最後の手段に出た。
「ねえ、園長。貴方の大切な園が、明日燃えていたらどうなるでしょうねえ?」
「・・・!?、か、帰れ、警察呼ぶぞ!」
「残念ですねえ、警視総監どころか全国の警官がが当社の保険に加入されているのを
ご存じ無いのですかあ?」
「あわわ・・あわわ・・」
「これで決まりですな、5億円で買い取らせて頂く。」
「・・・!?、か、帰れ、警察呼ぶぞ!」
「残念ですねえ、警視総監どころか全国の警官がが当社の保険に加入されているのを
ご存じ無いのですかあ?」
「あわわ・・あわわ・・」
「これで決まりですな、5億円で買い取らせて頂く。」
「アフラック!アフラック!」
「ええい、うるさいアヒルだ!」
「ほら、早く行くぞ!」
「ええい、うるさいアヒルだ!」
「ほら、早く行くぞ!」
「ピー太・・・許してくんろ・・」
数日後、早速「アフラック」に改名したピー太のCMが放映。
かわいいアヒルを登用した事により、新プラン「アフラック」の
加入者は倍増、田中社長もご機嫌顔。
かわいいアヒルを登用した事により、新プラン「アフラック」の
加入者は倍増、田中社長もご機嫌顔。
だが新シリーズが放映されるたびにアフラックことピー太の健康は
悪化している様だった。
それでもなお、「アフラック!」の声は鮮明であった。
しかしおっちゃんにはそれは助けを求めている声にしか聞こえなかった。
悪化している様だった。
それでもなお、「アフラック!」の声は鮮明であった。
しかしおっちゃんにはそれは助けを求めている声にしか聞こえなかった。
おっちゃんは決意した。
アヒルのピー太を救い出す!
アヒル園を助手に任せ、
アヒルのおっちゃんはカマと竹やりを武器に列車を乗り継ぎ東京のデリコ本社へ。
アヒルのおっちゃんはカマと竹やりを武器に列車を乗り継ぎ東京のデリコ本社へ。
デリコ本社の正面玄関を堂々と歩く。
人々の異様な目が突き刺さるがおっちゃんは気にしない。
人々の異様な目が突き刺さるがおっちゃんは気にしない。
以前、CMの撮影を特集する番組で、ピー太はデリコ本社10階の
飼育室で飼われている事を知った。
さっそくエレベータに乗り10階へ行こうとしたが
警備員が行く手を阻む。
飼育室で飼われている事を知った。
さっそくエレベータに乗り10階へ行こうとしたが
警備員が行く手を阻む。
「おたくう、どちらから来たのかなあ?」
「熊本だべ。」
「そんな田舎から何の様だ!?」
「熊本だべ。」
「そんな田舎から何の様だ!?」
ぷち・・
「熊本を馬鹿にするで無ぇ!」
おっちゃんはすばやくカマを取り出し警備員を切りつける。
鮮血が飛び散り、人々は騒ぎ、逃げ出した。
非常ベルがけたたましく鳴る。
おっちゃんは隙を付きエレベータに乗り十階へ。
鮮血が飛び散り、人々は騒ぎ、逃げ出した。
非常ベルがけたたましく鳴る。
おっちゃんは隙を付きエレベータに乗り十階へ。
確かに飼育室は有ったが鍵が掛かっていた。
逃げ遅れた社員を捕まえ、脅す。
「飼育室の鍵は何処に有るべか!」
「しゃ、社長室に有ります」
逃げ遅れた社員を捕まえ、脅す。
「飼育室の鍵は何処に有るべか!」
「しゃ、社長室に有ります」
最上階の社長室へ。
しかし最上階に着きエレベータの扉が開き、そこに居たのは
デリコ特務隊であった。
しかし最上階に着きエレベータの扉が開き、そこに居たのは
デリコ特務隊であった。
「社長室へは通さんぞ!」
「よくもピー太を奪いやがってぇ!」
「よくもピー太を奪いやがってぇ!」
おっちゃんは竹やりを振りかざし、激闘に次ぐ激闘
気づいた時には回りは特務隊員の死体だらけであった。
気づいた時には回りは特務隊員の死体だらけであった。
「しゃ・・社長・・申し訳・・ぐ・・」
そして社長室の扉を開ける。
そこには外を見つめる田中が。
そこには外を見つめる田中が。
「・・私の負けだ。」
「だったら早く飼育室の鍵をよこしてくんろ。」
「だったら早く飼育室の鍵をよこしてくんろ。」
無言で社長は鍵を投げ渡した。
「・・だがな園長よ、お前の望む未来は無いと思え。」
おっちゃんにはそれが何を意味しているのか分からなかった。
田中はそう言うと部屋を出て、エレベータではなく階段で降りていった。
十階。
飼育室の鍵が開けられる。
飼育室の鍵が開けられる。
「ピー太、迎えに来たぞ!」
確かにピー太は居た。
千羽も。
「・・!?」
「アフラック、アフラック、アフラック・・・」
「アフラック、アフラック、アフラック・・・」
たくさんのゲージにそれぞれ十羽ずつ入れられ、
アフラックの声は留まる事を知らない。
アフラックの声は留まる事を知らない。
そして、一番奥の粗末なゲージの中に、本物のピー太は居た。
しかし、死んでいる・・
そのゲージの横にあったディスプレイが突然起動し、そこには田中社長が居た。
「ふふふ・・・確かにそこにピー太が居るだろう?おっと、クローンピー太かな?
死ぬ前に細胞を取り出しておいて正解だった。ああ、クローンピー太は元の奴より優秀でな・・」
死ぬ前に細胞を取り出しておいて正解だった。ああ、クローンピー太は元の奴より優秀でな・・」
話が終わらない内におっちゃんは絶叫し、本物のピー太の死骸を掴み、
十階飼育室の窓から飛び降りた。
十階飼育室の窓から飛び降りた。
終
- 子宮太郎
子宮太郎
昔々と言えば無責任ながら子供達は耳を傾けるであろう。
そして昔の出来事であるのは真実なのだ。
そう、昔の事だ、此処におじいさんとおばあさんが居た。
おじいさんが平家か源氏がと言う問題は置いて置こう。
これは戦国絵巻ではなく桃太郎なのだ。
そして昔の出来事であるのは真実なのだ。
そう、昔の事だ、此処におじいさんとおばあさんが居た。
おじいさんが平家か源氏がと言う問題は置いて置こう。
これは戦国絵巻ではなく桃太郎なのだ。
おじいさんとおばあさんの間には子供が居なかった。
おじいさんはインポなのか?セックスレス?避妊具を使ってるからでは?不妊症?
様々な問題が頭を過ぎるが、私は知らないし話には関係ない。
おじいさんはインポなのか?セックスレス?避妊具を使ってるからでは?不妊症?
様々な問題が頭を過ぎるが、私は知らないし話には関係ない。
「お前さんちと山いいて芝かってくるてぇがなあ」
「おんや私は川で洗濯をするべがあ」
「おんや私は川で洗濯をするべがあ」
つまり彼らは諸君の知っている桃太郎と同じような会話をしている。
爺さんは山へ芝刈りに行き、婆さんは川で洗濯。これで良いのだ。
爺さんは山へ芝刈りに行き、婆さんは川で洗濯。これで良いのだ。
普通の桃太郎では爺さんが本当に山で芝刈りをしていたのか、
と言う事に焦点が与えられていない。
よって此処でも取扱わない。
と言う事に焦点が与えられていない。
よって此処でも取扱わない。
婆さんは川で洗濯をしていた。
彼らの世帯人数は二人しか居ないはずなのに、私の持っている絵本には
5人分以上の衣服が洗濯されているように表現されているが、
目の錯覚であろう。
彼らの世帯人数は二人しか居ないはずなのに、私の持っている絵本には
5人分以上の衣服が洗濯されているように表現されているが、
目の錯覚であろう。
そこへ、桃が流れてきた。
川の上流では何をしているのだろうか?
そうめん流し?農薬の垂れ流し?いや違う、桃流しだろう。
しかしここでも絵本を参照すると
桃が流れてくるシーンの川は永久に続くような地平線の果てから
流れている。
上流など存在しないのに流れが有りせせらぎが有り、
なんと素晴らしい事であろうか。
桃が流れている事などどうでも良くなりかけたが、
やはりおかしい。
なぜ桃が?
そうめん流し?農薬の垂れ流し?いや違う、桃流しだろう。
しかしここでも絵本を参照すると
桃が流れてくるシーンの川は永久に続くような地平線の果てから
流れている。
上流など存在しないのに流れが有りせせらぎが有り、
なんと素晴らしい事であろうか。
桃が流れている事などどうでも良くなりかけたが、
やはりおかしい。
なぜ桃が?
おばあさんは桃を家に持ち帰ったそうだが、
絵本で見る限りおばあさんと同じ背丈の桃をどうやって運んだのか
不思議である。
おばあさんはエスパーなのか?
絵本で見る限りおばあさんと同じ背丈の桃をどうやって運んだのか
不思議である。
おばあさんはエスパーなのか?
なんとか桃を家に持って帰ったところで
おじいさんも帰宅。
おじいさんも帰宅。
こんなにでかい桃が食用なのか怪しい所だが、
とりあえず食べようと桃を切ると、
こつんと何かに当たる。
とりあえず食べようと桃を切ると、
こつんと何かに当たる。
そして桃がパックリ割れ、出てきたのは桃太郎。
頭の包丁の傷は一生残るだろう。
頭の包丁の傷は一生残るだろう。
いや、まて、なぜ桃から?
もしかしてこの桃は子宮なのか?
そうなれば子宮太郎という名前になる。
子宮太郎、良い名前だ。
もしかしてこの桃は子宮なのか?
そうなれば子宮太郎という名前になる。
子宮太郎、良い名前だ。
そうして子宮太郎はすくすくと成長していった。
孫位に年の離れた息子を甘やかさずに育てられたかは不明。
孫位に年の離れた息子を甘やかさずに育てられたかは不明。
そして子宮太郎が大きくなった頃、
鬼と言う怪物が村を荒らしまわって、大変な事になった。
しかし荒らしまわったと言うのは勝手な解釈で、
鬼は友好を図ろうと武器も持たずにやってきた、素晴らしい鬼であった。
しかし言葉も何も伝わらずただ逃げられるだけで、
とうとう悲しくなって鬼島に帰ってしまった。
鬼と言う怪物が村を荒らしまわって、大変な事になった。
しかし荒らしまわったと言うのは勝手な解釈で、
鬼は友好を図ろうと武器も持たずにやってきた、素晴らしい鬼であった。
しかし言葉も何も伝わらずただ逃げられるだけで、
とうとう悲しくなって鬼島に帰ってしまった。
この後人間達は最悪の対応をする。
おじいさんは鬼退治にと、子宮太郎に家宝の鎧を着せ刀を持たせ、
おばあさんは黍団子を渡し旗を持たせ、一通りの説明をするとそのままぴしゃりと戸を閉めた。
こんなに酷い親が居るだろうか。
おばあさんは黍団子を渡し旗を持たせ、一通りの説明をするとそのままぴしゃりと戸を閉めた。
こんなに酷い親が居るだろうか。
そして子宮太郎は現代からは考えられない物で釣る方法で犬・猿・雉を手下にした。
きっとおじいさんが吹き込んだのだろう。
きっとおじいさんが吹き込んだのだろう。
そしてこの後、子宮太郎は瀬戸内海を漕ぎ回り、鬼島に上陸。
しかし彼らは温厚で戦を知らない種族であった。
まったく知らない事で攻撃を受けた彼らは降伏する事しか出来なかった。
まったく知らない事で攻撃を受けた彼らは降伏する事しか出来なかった。
たくさんの宝をとられた挙句、族長の首を取られ、
鬼はこの世の地獄を見た。
そして全ての鬼の角は抜かされ、
鬼は泣き叫ぶしかなかった。
鬼はこの世の地獄を見た。
そして全ての鬼の角は抜かされ、
鬼は泣き叫ぶしかなかった。
子宮太郎は凱旋し、歪んだ正義を後世に伝えたのだ。
終
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