四代目 四日目

 845 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/02(木) 19:03:17.07 ID:MqmzUZ+Lo

 
 
《第四日目》 
 
 
朝、貴方はコンビニで買ったパンなどが入った袋を桜に渡す。 
 
桜は、それを小さく頷いて受け取った。 
 
貴方はただ無表情にそれを見る。 
 
廃ビルで、無言でパンを食べる。 
 
その空気はまだ、固い。 
 
貴方は横目に桜を眺めながら、参ったように頭を掻いた。 
 
子供の世話なんて、出来るわけがない。 
 
 
 
 
1:移動する(場所指定) 
2:拠点を決める(場所指定) 
3:ランサーに話しかける
 
850 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/02(木) 19:05:18.87 ID:T8NoD9W0o
3
 
 
854 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/02(木) 19:11:36.70 ID:MqmzUZ+Lo
>>850の判定:3 
 
 
貴方は、同じようにパンを齧るランサーに目を向ける。 
 
ランサーはそれに気づいたのか、パスを通して貴方へと話しかけた。 
 
 
ランサー『マスター、桜はペットではない。無言で見下ろして食事を童女に渡すなぞ、絵図としては最悪だ』 
 
 
貴方はそんなランサーの物言いに、もういい、と会話を区切る。 
 
相談した俺が間違いだった、そう貴方が思うとランサーから謝罪の言葉が入ってきた。 
 
 
ランサー『マスターよ、では貴方の過去を思い出してみるといい。家族との思い出などは、無いのか?』 
 
 
 
 
直後、貴方判定
 
855 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/02(木) 19:11:52.13 ID:T8NoD9W0o
koko
 
 
865 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/02(木) 19:15:17.01 ID:MqmzUZ+Lo
>>855の判定:3 
 
 
 
――――無い。 
 
 
いや、覚えてない。 
 
貴方は、もう思い出せなくなってしまった家族の顔と声。 
 
今は生きているのかも、死んでいるのかも知らない家族。 
 
それと交わした会話も、母の料理の味も、父の優しさと厳しさも、もう分からない。 
 
だから、貴方が桜にそうすることは出来ない。 
 
自分に理解できない感性を、どうやって他人に行えるというのだ。 
 
貴方は、そうランサーに言う。 
 
ランサーは、何も言わなかった。 
 
 
 
 
直後、桜判定
 
866 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/02/02(木) 19:15:19.80 ID:66uLkVB90
g
 
 
874 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/02(木) 19:21:45.63 ID:MqmzUZ+Lo
>>866の判定:クリティカル 
 
 
 
桜「……おじさん」 
 
 
ふと、貴方の下からかかる声。 
 
見れば、地面に座り込む貴方の前には桜が立っていた。 
 
なんだ、と思う前に桜の手が貴方の顔に伸びる。 
 
小さくて、温かい手が貴方の頬に触れた。 
 
 
桜「パン、付いてた」 
 
 
桜が小さく微笑んだ。 
 
貴方が思わず、頬に手を添える。 
 
まだ、温かい。 
 
錯覚かも知れないけど、温かい。 
 
貴方は、この感覚を知っている……? 
 
 
 
 
 
――――――こらっ、___!ほっぺにご飯付いてるわよ! 
 
 
 
 
それは、遠い日の記憶。 
 
磨耗したはずの、家族と囲んだ食卓の記憶だった。 
 
貴方は、不器用に礼を言う。 
 
桜もそれに不器用に、微笑んだ。 
 
 
 
 
 
自由安価 
↓5
 
879 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/02/02(木) 19:23:18.46 ID:7ffDJGFYo
「おじさんじゃない、お兄さんだ」 
 
 
頭を撫でる
 
 
887 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/02(木) 19:28:30.70 ID:MqmzUZ+Lo
>>879 
 
 
だが、貴方は一つ訂正した。 
 
まだそれだけは、譲れない。 
 
 
―――おじさんじゃない、お兄さんだ。 
 
 
そう言うと、キョトンとした桜が小さく、くすくすと笑う。 
 
貴方は気恥ずかしくなって、それを誤魔化すように桜の髪をぐちゃぐちゃに撫でた。 
 
 
ランサー「出来るじゃないですか、マスター」 
 
 
そんな光景を、ランサーは笑んでからそう言った。 
 
………ありがとうな、ランサー。 
 
 
 
もうすぐ昼だ 
 
1:移動する(場所指定) 
2:拠点を決める(場所指定) 
↓5
 
892 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2012/02/02(木) 19:30:51.22 ID:IxEXUpv7o
2りゅうどう寺
 
 
906 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/02(木) 19:40:35.11 ID:MqmzUZ+Lo
>>892の判定 
 
 
貴方は桜を連れ、そのまま街へ出る。 
 
ふらふらと、目的もない散歩みたいな歩き。 
 
ただ、貴方の指を桜が掴んでいるという光景だけが、ランサーには嬉しかった。 
 
ランサーは思う。 
 
自分のマスターは今、何かを守るという行為をしようとしている。 
 
それは、彼と彼女の壊れた心を落ち着かせることが出来るだろう。 
 
獣は生まれたときから獣ではない。 
 
そこに愛を、優しさを、友を知らないからこそ、獣になるのだ。 
 
貴方はそのまま、いつのまにか長い山門の入り口に着いていた。 
 
見上げる先には、寺。 
 
貴方は疲労に顔を歪めた桜をランサーに言われるままおぶさると、階段を登りあがった。 
 
 
 
直後、コンマ判定
 
907 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/02/02(木) 19:40:38.84 ID:66uLkVB90
情け無用のコンマ判定
 
 
915 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/02(木) 19:46:50.88 ID:MqmzUZ+Lo
>>907の判定:4(残り二回) 
 
 
 
どうにも、そこには人気がない。 
 
留守、というにはどうにも場所的に違和感がある。 
 
貴方は桜を地面へ降ろすと、ゆっくりと深呼吸。 
 
ここは空気中に魔力が満ちていて、魔力吸収を持つ貴方は呼吸するだけで疲労など即座に回復できる。 
 
ランサーはランサーで、寺院に興味があるようだった。 
 
 
直後コンマ判定
 
916 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2012/02/02(木) 19:47:14.37 ID:eJYOCHSw0
破ァ!
 
 
923 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/02(木) 19:51:21.02 ID:MqmzUZ+Lo
>>916の判定:7 
 
 
 
貴方が桜を連れ、境内を見回る。 
 
のんびりとするには良い場所だ。 
 
そう貴方が思うと、貴方に向けてかかる声。 
 
貴方がそれに振り返ると、どこか一般人とは違う空気を纏った一人の僧が居た。 
 
 
「……」 
 
 
貴方はただ見つめられる。 
 
少し、苦手な目線だ。 
 
内面を見られているような感覚がある。 
 
 
 
直後コンマ判定
 
924 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/02(木) 19:51:32.15 ID:T8NoD9W0o
uho
 
 
933 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/02(木) 19:56:24.09 ID:MqmzUZ+Lo
>>924の判定:5 
 
 
「なにやら、御身に一身上の都合があるようですな」 
 
 
そう、目の前に立つ僧は言った。 
 
貴方はそれにぎくりと、少し反応する。 
 
それに目の前の僧は、小さく笑った。 
 
 
「まぁ、立ち話もなんでしょう。どうぞ、中へ」 
 
 
そう言って、僧は先に進んでいく。 
 
貴方は少し考えたが、何があってもランサーという存在が背中にあることを思い出し、進んだ。 
 
 
 
 
・直後、コンマ判定 
いつの間にか喋っていた一部の過去+2
 
934 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/02/02(木) 19:56:30.49 ID:66uLkVB90
00
 
 
947 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/02(木) 20:06:23.99 ID:MqmzUZ+Lo
>>934の判定:クリティカル 
 
 
そこで出された茶と饅頭。 
 
それを食べながら、何気ない会話を続ける。 
 
だが気づけば、いつの間にか夕方。 
 
そして貴方も、自分の過去を一部だけ、話していた。 
 
なんでかは分からない。 
 
気づいたら、だった。 
 
この目の前に座る僧は、なんだ? 
 
まるで糸を巻くように、貴方を喋らせた。 
 
見れば、ランサーは感心していた。 
 
 
「あい、分かった……そちら、当ては?」 
 
 
貴方が無い、そう言うと僧は笑った。 
 
それは、有無を言わせないような口ぶりだった。 
 
 
「では、ここで暮らすといい。何分、寺であるから物は無いがな」 
 
 
 
……どうして、こうなったんだろう。 
 
 
 
夜、貴方は… 
自由安価 
↓5
 
950 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2012/02/02(木) 20:07:27.90 ID:IxEXUpv7o
境内を散歩
 
952 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/02(木) 20:07:42.32 ID:kMWf86f8o
>>950 
 
 
956 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/02(木) 20:12:04.43 ID:MqmzUZ+Lo
>>952の判定 
 
 
貴方はすでに寝静まった桜をそのままに、外へと出る。 
 
異様に、静かだ。 
 
ここが寺であるというのもあるかも知れない。 
 
だが、それにしては静かすぎる。 
 
貴方は周囲を散策しながら、そう思った。 
 
これじゃまるで、誰もが寝てしまったようだ。 
 
 
 
直後コンマ、接触判定 
・霊地+1 
・夜+1
 
957 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/02/02(木) 20:12:18.33 ID:66uLkVB90
t
 
 
961 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/02(木) 20:15:43.17 ID:MqmzUZ+Lo
>>957の判定:5 
 
直後判定 
奇数で襲撃、偶数で何もない 
0で…
 
962 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/02/02(木) 20:15:51.07 ID:66uLkVB90
t
 
 
969 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/02(木) 20:17:47.76 ID:MqmzUZ+Lo
>>962の判定:7、奇数 
 
 
襲撃対象 
1:ウェイバー 
2:ガトー 
3:凛&時臣 
 
↓5
 
974 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/02(木) 20:18:03.80 ID:T8NoD9W0o
ガトー
 
 
983 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/02(木) 20:20:21.35 ID:MqmzUZ+Lo
判定、ガトー 
 
では続きは次スレで行いますね。
 
22 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/02(木) 20:23:59.52 ID:MqmzUZ+Lo
続き 
 
 
ガトーのアーチャーは? 
 
1:赤い外套を纏う白髪の男 
2:緑の装飾を待とう青年 
3:野性味に溢れた女性 
4:黄金の王 
5:堅琴を持つ青年 
↓5
 
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/02/02(木) 20:24:21.44 ID:66uLkVB90
 
 
34 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/02(木) 20:25:51.62 ID:MqmzUZ+Lo
>>27の判定:4 
 
 
 
直後、ガトー判定(二回行います) 
・神嫌い-2 
・神、サイコー!!-1
 
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2012/02/02(木) 20:25:52.48 ID:eJYOCHSw0
アーチャー(金ぴか)vsランサー(金ぴか)
 
40 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/02(木) 20:26:46.80 ID:MqmzUZ+Lo
>>35の判定:5           ちっ、失敗すればアーチャーはすでに敗退したものを
 
 
61 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/02(木) 20:34:54.71 ID:MqmzUZ+Lo
 
 
 
 
ランサー「マスター、敵だ」 
 
 
やはり。 
 
貴方はランサーの声に頷き、山門へと駆ける。 
 
そこに居るのは、黄金の王。 
 
そしてその傍には、奇怪な姿をしたマスターの男が居た。 
 
 
アーチャー「道化、この寂れた場所が我の戦場だと?」 
 
ガトー「神よ!貴方の御威光でこの世界に光をもたらしていただきたいのです!先ずはここ、冬木の霊脈を貴方に奉げたい!!」 
 
 
道化と呼ばれるマスターと、それを興味もなさ気に見るサーヴァント。 
 
関係は読めないが、少なくとも分かることがある。 
 
こいつは、敵だ。 
 
 
ランサー「さて、マスター」 
 
 
ランサーが口を開く。 
 
その顔には、余裕はない。 
 
ただ確認を取るように、ランサーは言った。 
 
 
ランサー「あのサーヴァントは危険だ……ここは私に、任せてくれ」 
 
 
 
1:任せる 
2:任せない 
↓5
 
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/02(木) 20:35:32.19 ID:ETxjt/3F0
1
 
 
82 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/02(木) 20:40:59.68 ID:MqmzUZ+Lo
>>66の判定:1 
 
 
貴方は、頷く。 
 
ランサーがそうまで言うということは、それ相応の脅威であるということだ。 
 
貴方が一歩、引く。 
 
代わりにランサーが一歩出る。 
 
それを合図にしたように、アーチャーの背後に展開される黄金の霧。 
 
そこに並ぶのは、世界の全て。 
 
 
アーチャー「では、踊れ雑種」 
 
 
ランサーが、駆けた。 
 
 
 
・直後、ランサー判定 
王の財宝-2 
慢心+1
 
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/02(木) 20:41:00.78 ID:HTsXw88Fo
桜のためならやってくれるって信じてる
 
 
93 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/02(木) 20:43:42.66 ID:MqmzUZ+Lo
>>83の判定:7 
 
 
ランサーが駆ける。 
 
そこに降り注ぐのは、無数の宝具の軍勢。 
 
ランサーはそれを弾き、または回避し、アーチャーへと迫る。 
 
だが、アーチャーはそれに笑みをただ浮かべるだけ。 
 
あの王は、まだ本気ではない。 
 
 
アーチャー「では、その倍だ」 
 
 
 
 
直後ランサー、コンマ判定 
王の財宝-3 
慢心+1
 
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/02(木) 20:43:45.59 ID:kMWf86f8o
へいへい金ピカビビってる
 
 
109 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/02(木) 20:48:28.52 ID:MqmzUZ+Lo
>>94の判定:7 
 
 
さらに、徐々にと、増える宝具。 
 
その圧倒的な暴力を形成する軍勢は、貴方であればすでに命は無かっただろうもの。 
 
だがランサーは、それを見切ってアーチャーへと詰め寄る。 
 
その目は、上へと挑む者の目。 
 
アーチャーの顔から、笑みが消えた。 
 
 
アーチャー「フン……ステータスの隠蔽か……しかし、気づかぬと思ってか!!」 
 
 
直後、虚空から出る鎖がランサーを捕らえる。 
 
それはランサーへと、強く食い込んだ。 
 
 
 
直後、ランサーの判定 
王の財宝-3 
天の鎖-3 
慢心+1
 
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/02/02(木) 20:48:31.37 ID:66uLkVB90
太陽拳三倍だー!
 
 
133 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/02(木) 20:51:26.68 ID:MqmzUZ+Lo
>>110の判定:2 
 
 
ランサーが鎖に捕らえられ、そこへと降り注ぐ宝具の軍勢。 
 
それは動ける範囲で逸らされるが、幾つかはランサーへと到達する。 
 
貴方は、ランサー!、と叫ぶ。 
 
ランサーはそれに、笑った。 
 
 
 
 
直後コンマ判定 
・宝具開放+2
 
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/02(木) 20:51:28.67 ID:QhCs+xvYo
ほい
 
 
146 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/02(木) 20:57:13.98 ID:MqmzUZ+Lo
>>134の判定:9 
 
 
 
ランサー『日輪よ、具足となれ(kavacha & kundala:カヴァーチャ&クンダーラ)』 
 
 
そう、ランサーは呟く。 
 
それは己の鎧たるそれの真名開放。 
 
ランサーは、一瞬だけ黄金の鎧に包まれたかのような光景を貴方は幻視する。 
 
すると一瞬だけ、鎖の拘束が緩んだ。 
 
それは、神々ですら対抗できない鎧に対する、怯みとも言えた。 
 
 
ランサー「マスター!!」 
 
 
 
貴方は、 
1:令呪使用 
2:駆け出す 
↓5
 
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/02(木) 20:57:43.19 ID:QhCs+xvYo
1
 
 
158 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/02(木) 21:00:34.95 ID:MqmzUZ+Lo
>>151の判定:1 
 
 
貴方はその一瞬、令呪を発動する。 
 
令呪は具体的な命令を、シンプルに魔力を乗せて命じれば良い。 
 
そう貴方は教わった。 
 
なら、貴方は命じる。 
 
 
―――絶対に勝て、ランサー。 
 
 
ランサー「はっ!」 
 
 
ランサーが槍を、構えた。 
 
 
 
 
直後コンマ判定 
王の財宝-3 
令呪+2
 
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/02/02(木) 21:00:39.63 ID:66uLkVB90
 
 
169 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/02(木) 21:04:55.80 ID:MqmzUZ+Lo
>>159の判定:2 
 
 
アーチャー「天の鎖よ!!!」 
 
 
アーチャーが命じる。 
 
それは、呼応するようにランサーの槍を絡めて押さえる。 
 
そして直後に、ランサーは動けなくなる。 
 
貴方は、それを愕然と見た。 
 
 
アーチャー「雑種が、この我を穿とうとする意気込みや見事……だが、王への反逆は、許してはおけぬ」 
 
 
アーチャーの宝具が、貴方へと向き直る。 
 
ランサーは、やめろ、と叫んだ。 
 
 
アーチャー「ではそこの雑種、王を楽しませよ!!」 
 
 
 
直後、貴方判定 
・撤退はない+3 
・王の財宝-3 
・慢心+1
 
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/02(木) 21:04:59.80 ID:kMWf86f8o
 
 
187 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/02(木) 21:08:29.74 ID:MqmzUZ+Lo
>>170の判定:クリティカル 
 
 
発射される宝具。 
 
それを貴方は潜り込むように回避し、ランサーを目指す。 
 
あの鎖が、魔力で操作されているのなら。 
 
貴方はバゼットとの戦いを思い出す。 
 
その魔力の流れを断てば、ランサーの拘束は緩む。 
 
なら、貴方は勝つことを考えるんじゃない。 
 
ランサーの元へたどり着くことを、考えろ!! 
 
 
 
 
直後コンマ判定
 
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/02(木) 21:08:33.76 ID:QhCs+xvYo
ほい
 
 
196 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/02(木) 21:14:58.96 ID:MqmzUZ+Lo
>>188の判定:6 
 
 
 
ランサーの元へとたどり着く。 
 
そして、貴方は鎖を掴み、能力を最大まで行使する。 
 
それと同時に、ランサーには魔力を移送。 
 
その瞬間、鎖は宝具としての効果を失い、ただの鎖へと至る。 
 
 
ランサー「ふっ!!」 
 
 
それを、ランサーは槍で断ち切った。 
 
そして貴方を抱え、一気に離脱した。 
 
 
ランサー「なんて無茶を……!」 
 
 
ランサーがそう言う。 
 
貴方は、それに笑った。 
 
守るために戦ってみるのも、悪くない。 
 
 
アーチャー「おのれ……おのれ、雑種共!!」 
 
 
アーチャーの背後に、今まで最大の宝具の群れが出現する。 
 
貴方とランサーは、背中を合わせお互いを守りあう。 
 
直後―――― 
 
 
 
貴方とランサーは笑みを交し合い、揃って駆け出した。 
 
 
 
 
 
直後コンマ判定 
王の軍勢-4 
撤退はない+3
 
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/02(木) 21:15:02.88 ID:QhCs+xvYo
聖帝に敗走はないことだー!
 
 
214 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/02(木) 21:22:07.59 ID:MqmzUZ+Lo
財宝でしたテヘ 
>>197の判定:7 
 
 
 
ランサーが駆け、貴方は跳ぶ。 
 
目指すは、黄金の王。 
 
ランサーが弾き、貴方はランサーが生み出した回避ルートを走り抜ける。 
 
直後、また迫る鎖。 
 
それを貴方が腕に絡め取った。 
 
ランサーには行かせない、そう笑う。 
 
 
アーチャー「貴様っ!」 
 
ランサー「余所見だぞ、アーチャー!!」 
 
 
ランサーが王の前に立つ。 
 
王は、剣を手にとろうと霧に手を入れる。 
 
だが、それは遅い。 
 
ランサーはアーチャーの足を払い、そして槍を構えた。 
 
 
アーチャー「貴様……ランサーぁぁぁああああああ!!」 
 
ランサー「私の勝ちだ、アーチャーよ!」 
 
 
ランサーの槍が、振るわれる。 
 
それは、一つの決着だった。 
 
 
 
 
《第四日目終了》
 
 
 
 
227 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/02(木) 21:25:30.21 ID:MqmzUZ+Lo
《貴方》 
・貴方はただの一般人として生まれたが(家系2)、普通に生きるにはそれは異質すぎるものだった(才能0)。 
・戦闘スタイル:近距離特化 
・特性:退かぬ!媚びぬ!省みぬ!!(戦闘コンマに+3、失敗で即死) 
特性その2:封印指定 
>>スキル:追跡封じ 
相手奇襲判定時、マイナス判定を逆にこちらのプラス判定に変換する。 
撤退を選択した場合、その判定に+3が付加される。 
結界構築時、その結果以内では判定が常に+1される。 
・属性:中立 悪 New! 
 
《関係》 
・ランサー:成長していく(信頼) New! 
・間桐雁夜(故):願いは託した(信頼) 
・間桐桜:おじさんの友達のお兄さん(友好) New! 
 
 
【サーヴァント】 
クラス:ランサー 
真名:??? 
宝具:??? 
属性:混沌 悪 
 
 
《その他の陣営》 
クラス:セイバー 
真名:??? 
宝具:??? 
マスター:ウェイバー・ベルベット 
 
『黄金の王』 New! 
クラス:アーチャー 
真名:??? 
宝具:??? 
マスター:ガトー 
 
『蝶の髪飾りをつけた少年騎士』 
クラス:ライダー 
真名:??? 
宝具:??? 
マスター:遠坂凛 
 
『黒い、写し身の鏡を思わせるモノ』 
クラス:キャスター 
真名:??? 
宝具:??? 
マスター:バゼット・フラガ・マクレミッツ 
 
『薄い微笑を浮かべ、背をも超えるような太刀を持つ侍』 
クラス:アサシン 
真名:??? 
宝具:??? 
マスター:間桐雁夜 
 
『岩を削りだしたような巨大な戦士』 
クラス:バーサーカー 
真名:??? 
宝具:??? 
マスター:ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ 
 
《脱落》 
バーサーカー 
キャスター 
アサシン 
アーチャー
 
 
 
 

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最終更新:2012年03月01日 15:19
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