ブランド |
TRYSET MAD |
 |
ジャンル |
ADV |
メディア |
DVD-ROM |
原画 |
風花 |
シナリオ |
橋野次郎 |
発売日 |
2015/09/25 |
定価 |
9,504円(税込) |
選評
104 :名無しさん:2016/01/30(土) 01:57:36 ID:xxBcaq5s
あまりにも足らなさすぎる地の文と、ずっぷをオマージュしたかのようなノリ……のような。
色々とぶっ飛んでるので選評が意味不明になるかもしれないが、よろしくお願いします。
another possibility
アナザー・ポッスィヴィリィティ
この作品は連作になっており、四作目であり最終作なわけだが、前作をやっておかないといきなり意味不明な単語が出てくる。
「ムンムーレ・ムラムレーラ・パンモーロ……」というツッコミどころ満載なやつが凄い魔法の詠唱だったり
「テンダー=ハート」という名称の意味など。
とはいえ、ある程度は無理矢理に察しながらプレイすることができるので、一応は何もやらずとも問題はなし。
というよりも問題はそれどころじゃない。
シナリオは記憶喪失の主人公が少しずつ記憶を取り戻し、巨悪な組織に立ち向かう……とあるのだが、
そもそも主人公の記憶喪失の期間はおおよそ36時間程度であり、取り戻し方も
と、二回で済むので少しずつというのは語弊がある。
またヒロインは五人いるが、そのうち三人が実妹、実母、並列世界(平行世界と考えていい)の主人公とヒロインの一人が産んだ娘(要するに実娘)というラインナップ。
無論のこと手を出す際はノリノリであり、倫理観が破綻していることについての説明は一切ない。
また主人公も周囲もなかなかに頭がおかしいので、
- 衛生録画していると事前に主人公へ伝えたのにもかかわらず、初体験をかましたあげく録画されていることに文句を言う
- 学園で出会った初対面のヒロインが、席について授業が始まった途端にオ○ニーを始める。
- ヒロインが怪我したことで落ち込んでいる主人公を、実母(夫存命)がセッ○スで慰める。
- 並列世界の主人公が産んだ娘(実娘)からセッ○スしながら正体を明かされると、主人公は
心の底から積乱雲級の親近感がこみ上げて、気持ちを真夏の清涼感に満ちあふれた青空に変えたあと
あまりの運命的なうれしさに、腰が踊り狂う。
などなど、枚挙がない。
というより真面目にやろうとすると眩暈がしてくる。
また地の文も足りなさすぎるので、戦闘シーンではBGMと光の点滅で戦闘シーンを察するほかない。
察しきれるかどうかは、また別問題ではあるが。
最後にHシーンだが、ズボンを脱いで待つなど以ての外。
“絶対に笑ってはいけないHシーン”というほうが正しい。
おおよそのシーンで
「う゛ッ!」
が発射合図。これをベースとして
「う゛ッ!?」「う゛ッ!!?」「う゛ッ!!」
という感じで微妙に変化させていく。
ちなみに「う゛ッ!」のあとにある文章も基本は
「う゛ッ! う゛ッ! う゛ッ! う゛ッ! う゛ッ! う゛ッ! う゛ッ! う゛ッ!」
と文章をベースに、ビックリマークだのハテナマークだのと
微妙な変化を加えて笑いを取りに来る。
当然、発射前の会話も笑えるか気持ち悪いかの紙一重。
以上、端的にではあるが纏めてみたものの、馬鹿ゲーなのか何なのかさっぱり分からなかった。
ただ単純に思うことは「絶対に笑ってはいけないエロゲー」として、今までの王者達に比肩しうる存在だと個人的には
思わされた怪作だった。
これで終わりです。
ツッコミどころが多すぎて、どうしていいかわからない。
もし可能なら誰か一緒に検証してくれると凄く助かります。
部室を発掘したときと同じ匂いがするんだ。
最終更新:2016年01月31日 12:01