アッパレーション ~最期の初恋はバッドエンド~ 選評

ブランド アーベルソフトウェア
ジャンル 死神と天晴れな同居生活ADV
メディア DVD-ROM
原画 筆乃咲
シナリオ 梓悠実
発売日 2017/01/27
定価 9,504円(税込)

選評

【2017】 クソゲーオブザイヤーinエロゲー板 避難所 6本目
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/58331/1502448249/
260: アッパレーション選評 ◆XksB4AwhxU :2017/08/22(火) 22:20:42 ID:dOjRe096
タイトル アッパレーション~最期の初恋はバッドエンド~
メーカー アーベルソフォトウェア
発売日  2017年1月27日
価格   8,800円(税別)
ジャンル 死神と天晴れな同居生活ADV

クソゲー界重鎮のアーベルの新作
情報公開時から門番確定などの声があったが、以前のアーベルからすればそこまで酷い代物ではない
ただし、ガチ耐性の歴戦の勇士たるスレ民からしてみればであり、フルプラの価値の無いクソゲーなのは変わりない

まず本作は約9000円という価格でありながら容量が約1.5Gしかない
無論面白いければ問題無いのだが、ヒロイン5人でプレイ時間約4時間ではまともな内容は望むべくも無い

◎シナリオ
まず、説明の都合ルートと書くが本作はほぼ一本道である。一応選択肢はあるものの結局死んでやり直しな為選択肢の意味はほぼ無い

根幹設定はうまい事やればバトル物にも日常ハーレム物にもできそうな良条件なのだが、ライターが力不足なのかどちらも生かせていない
日常パートは共通ルート以外はほぼ描かれず、共通ルートを抜けるとヒロインとちょこっとイチャイチャする程度で、他はほぼ敵を探しているか延命SEXしているかである
ではバトル面はどうかというと、大体のルートは最後の最後にちょこっとある程度であり、それも描写が足りず血沸き肉躍るようなものではない
最たるものがカナタルートで、他ルートで強敵と騒いでいた敵をヒロインがワンクリックで討伐してみたりという始末である
+ ...

また主人公は死ぬと運命を変えてやり直せる特殊能力なのだが、後半はともかく前半は尺伸ばし要員でしか無い
延命セックスして神力(死神の力で主人公は自ら生成できない)を分け与えた結果奇襲されて死亡というパターンが頻出する
一応この運命流図システムの時は別人格で覚えていないという設定なのだが、命掛かってる割に迂闊過ぎないかという印象しか浮かばない
挙句スキップがなぜか止まり、クリックしないと進められない為テンポを悪化させる要因でしかない

本作はシナリオを進めるために設定を意図的に矛盾させるという展開が多い
例えば、夕ルートでは死神が近づくと寿命が縮まるため護衛出来ないとか言いながら、輝梨ルートでは普通に死神と同棲したりといった始末である
はっきり言ってなんでもあり状態で突込み養成器としては優秀だろう

使いまわしも顕著であり、先に挙げた死亡シーンは毎回コピペで死神と別れるシーンも死んでしまう幼馴染以外は完全コピぺ
死神として別れる筈のヒロインに対し人として歩み始めただの彼女の為に死神見習いの給料を使うだの宣う様は何言ってんだこいつ状態である
尚、アーベル過去作からも使いまわしているらしいが、筆者未プレイの為ここでは触れない事にする

261: アッパレーション選評 ◆XksB4AwhxU :2017/08/22(火) 22:21:50 ID:dOjRe096
◎絵
絵柄に関しては好みがあるので置いておくが、下振れしたり時の文や設定と矛盾したりパースがおかしかったりと滅茶苦茶である
明らかに果物の描かれたピンク色のバニラアイスやオッドアイ設定が両目とも同色等突っ込み処に事欠かない
パケ裏に掲載しているものですら両目が同色だったりする始末である
+ ...
また、ヒロインの顔がおっさん化したり、作画崩壊を起こしたりと下振れした時は笑わせにきているとしか思えない
+ ...

◎システム
システム面はいろいろ謳っているものの実際は只の演出で、ノーマルなADVであるため特に問題はない
むしろいつものように余計な物を足さなかったのは褒める所だろう

◎良い所
  • エロシーンは豊富
  • OP曲は良曲である。ただし、OPムービーはPVの使い回しでムービー登録されないため起動時しか見られず、警告ボイスと重なる始末である

◎まとめ
以前までの強烈なクソ要素は無いものの、ジャブの様な細かい突っ込み処とカウンターの様な作画崩壊によるアウトボクシングを挑んでくる
大きな伏線は回収されていたりとそれなりに惰性でプレイは出来てしまうのでクソゲーハンター志望者にはぴったりの作品ではないだろうか

選評2

【2017】 クソゲーオブザイヤーinエロゲー板 避難所 7本目
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/58331/1505487735/
831: アッパレーション選評2 ◆riAzz07z1Y :2017/10/09(月) 16:01:54 ID:nwfjjaWI
●シナリオ概要
大元の設定をざっくりまとめると、
 霊感の強い主人公は死神(カナタ)が怨霊に襲われているのを発見、死神の鎌を使って助けるが人間に扱えた道具ではなく生命力を吸い尽くされてしまい瀕死に陥る
命の恩人を死なせるわけにはいかないとカナタは契約の儀式(セックス)を執り行い、主人公は死神見習いとして生き延びて死神の仕事をしばらく手伝うことになる
先輩の死神(ハルカ)も加わって賑やかな同居生活を送る中、病気の幼馴染(雫)や部活の先輩(夕)後輩(輝梨)達に危機が迫っていることを察知した主人公は、大切な日常を守るべく死神の力を使い奮闘する
 ゲーム内マニュアルにもシナリオ説明があるのだが、見直せばすぐに気付くような誤植を早速かましている
+ ...

 死んだら同じ場所からやり直して別の世界線を選択できる能力持ち、セックスで寿命を供給するなど独特な設定の作品なのだが、
全編通じてダイジェスト調であり設定を生かすどころか基本的な描写すらできていない
死神の仕事シーンにスポットが当たるのは最初の最初だけで、早い段階から「これといったことは何もなく終わった」で済まされるようになり、
主要キャラや基本情報を一通り説明し終えると日常生活のシーンも激減し、まるで中身の無いやり取りをたまに垂れ流す程度となる
それどころか、大切なものを守ると言っている割には互いの恋愛感情についての心理描写があるのは幼馴染の雫くらいなもので、他ヒロインにはそうした描写が全くない

 掘り下げられるところを掘り下げないまま、しばらく喋ったら「~について話した」といった具合に地の文での説明を挟んですぐに次の話題・場面に飛ぶ
ひたすらこんな調子であるため、アーベル作品にしては珍しく完全一本道ではなく5ルートあるというのに各ルートが前作の5分の1程度の分量しかなく、これまでも問題となっていた薄さがより顕著になっている
そして個別ルートシナリオに入ると「簡単な作戦会議・捜索の事後報告」と「寿命を分け与えるという名目の唐突なセックス」の繰り返しになるうえに、語られる物語にしても矛盾だらけである

 例えば、雫ルートは以下のような展開となっている
 ・雫を死の危機から救おうとする主人公に対し、「魔物の仕業で減った寿命を死神の力で補えても、病弱な彼女の元々の寿命はどうにもならない」と死神二人は渋り気味
別れが避けられないことを悟りながらも、本来の生を全うさせて出来るだけ一緒にいてやりたいと決意し、犯人撃破後に二人で最後のひと時を過ごしたのちに死別
最終的には雫の死を運命として受け入れ、彼女に幸せな最期を遂げさせるための戦いは無駄ではなかったと振り返り、彼女の分まで長生きすると誓う

 その一方で輝梨ルートはその真逆を行くストーリーとなっている。
 ・輝梨の家の当主は人の寿命を吸い取る能力を持っており、数百年間にわたる暗躍で大成功を収めてきたが
その分権限も絶大で、家の女子が当主に命を捧げるという掟により彼女の命は風前の灯火だった
それを知った主人公と死神二人は家に輝梨を保護して寿命の供給をしながら捜索を続け、最後には当主を倒して家の宿命から輝梨を解放させて自由な人生を送れるようにする

 他にも、個別ルートの最後で死亡する雫が最後の大団円シナリオであるカナタルートの終盤に輪廻転生で死神として蘇り、劣勢の主人公たちに加勢する場面がある
今度は自分が助ける番だと語る一つの山場なのだが、共通ルートにて語られていた「死神として生まれ変わった際には前世の記憶が失われる」という設定を完全無視している

 その場その場で都合のいいように話を進めるせいで他ルートの内容が台無しになっているのであるが、その最たるがカナタルートでの最終決戦である。流れを要約すると
  • 他4人のルートでは事件を解決して人間に戻った後に真の敵に襲われて結局死んでしまうので、過去4ルート分の記憶を統合して万全の状態で戦いに臨もうとする
  • その過程で他4ルート分の敵を事前に倒しておくのだが、あらかじめ回答がわかっているので各数十クリック程度の超巻き展開で始末していく(当然主人公は死なない)
  • 幻術が使えるカナタ、真の力を取り戻したハルカ、死神として復活した雫の3人で陽動する間にステルス能力を持つ主人公が一撃を入れる作戦だったが、あっさり見つかる
  • 案の定一騎打ちで致命傷を負う主人公だったが、「死神見習いから死神への本採用あり」という契約内容を逆手に取った奥の手で死神として復活し、そのまま反撃して一撃必殺
 ここに至るまでの過程などあってもなくても一切関係なく、「人間に戻る前に戦ったから勝てた」、本当にただそれだけとしか言いようがないのである 
やけに緊迫感の無いCGも相まってこのルートでの下準備や過去4ルートで獲得した記憶とは一体何だったのかとやるせない気分にさせてくれる
+ ...

●戦闘シーン
 死神対死霊のバトル物という側面もあるはずなのだが、
死神の鎌がまともに当たれば決着がつく世界観とそこに至る過程をろくに述べない合わせ技でスカスカである
ハルカルートに至っては実力者同士の因縁の対決なのにわずか4行で終了してHシーンに直行、直前のハルカ覚醒シーンの方が長い始末である
+ ...

 唯一輝梨ルートでの当主戦は大きなカットはなく分量もそこそこあるのだが、それはそれで悲惨な出来となっている
潜入した主人公が当主と会話→当主の攻撃をさばきつつ結界を破壊→死神二人が駆けつけて決着、
という流れなのだがあろうことか撃破時のCGまで(約150クリック分)敵の立ち絵がまるで変化しないのである
子悪党面してにやけた爺さんがずっと映し出され、変化があるとすれば小道具のカットが入るか表情一つ変えずに触手を生やすだけ
戦闘の演出にしてもブンブン触手を振り回す音が絶え間なく鳴り響く中で
時々非常にチープな打撃音がする程度、そして死神が到着するや否や瞬殺、なのである
+ ...
 前作不条理でも激薄かつ全く盛り上がらない戦闘がネタ…問題視されたが、本作は間違いなくさらに下を行っていると言えよう

●システム面
  • 基本システム
 きわめて貧弱、そもそも2011年のゾンビの頃から何も進歩していない
+ ...

  • 命数授与システム
 人の残り寿命が見えるようになり、セックスによって自分の寿命を相手に分け与えることができるというもので
これで人間ヒロインを助けたり、逆に死神と交わって自分の寿命を回復したりするのだが、
プレイヤーに「セックスするか」「どのくらい寿命を移すか」といった選択権が一切なく、システムとしてまるで機能していない
問答無用で主人公たちがHに突入し、その前後でろうそくが勝手に伸び縮みするだけ、これではただのHシーン導入のための演出でしかない
 ちなみに大団円ルートにて「3Pだと少ない消費で二人とも大回復させられる」というご都合主義にも程がある隠し仕様が明かされる

  • 運命流図システム 
 主人公が死亡すると発動する能力であり、死後の世界から自分の運命を見返し
死の運命から回避できる分岐点を作り出してその直前の場面に遡ることができる特殊能力
こう書くと複雑に枝分かれしたチャートを進んで真実を明らかにしつつ、行き詰まったらまた別の世界線に進んで解決の糸口を探っていく、
というようなゲーム性を想像するかもしれないが実際のところそんな高等なものになるはずがなかった
本作のシナリオ分岐は攻略ヒロインの選択のみで、各ルート全てが実質一本道展開となっている
+ ...
 分岐を作り出してやり直せる仕様なのに一本道になる理由は至って単純で
「主人公が判断を誤って死んだ後に、全く同じ事を繰り返すか別の事をするか」の選択肢を出すだけの代物だからである
通常のゲームであれば普通に選択肢が出て来るような局面であっても、本作では死亡する方の選択肢を問答無用で選ばされる羽目になってしまう
いうなればバッドエンドフルコンプ縛りを強要されるようなものである
しかも蘇って再開してから選択肢が表示されるまでの間テキストが一切変わらないにも拘わらず
そこが別枠扱いされて既読スキップで飛ばせないという嫌がらせ仕様になっている

 システムとしてクソであればそこで描かれる中身もまたクソである。死の運命から逃れると謳ってはいるが
実際には主人公が勝手に悪手を取って自滅しているだけなのである
「人間ヒロインにセックスで寿命を供給したために自分が生命力不足に陥るが、死神とのセックスでの回復を怠って疲弊していたところ奇襲を受けて絶命」
というパターンがその代表格であり、ゲーム全体で計6回も発生する
復活した主人公の記憶がリセットされる設定も足を引っ張り、主人公は同じような初歩的な判断ミスを幾度となく繰り返しては死に続けるのである
うまく機能させればゲーム性に深みを出せたはずだというのに、現実にはプレイ時間を水増しにしかなっていないうえに
主人公の無能っぷりを際立たせるだけなのだから、まるでいいところなしである

  • 神の視点システム
 全ルートクリア後に追加されるモード、ヒロインの立ち絵が常に裸になるというもの
ただそれだけのおまけ要素なのだがこれも痒いところに手の届かない仕上がりとなっている 
イベント時のCGは変化しないとの注意書きが一応は出るが、より厳密にいえば「メインヒロインの立ち絵以外は変化しない」が正しい
すなわちこういうことである
+ ...
 本作では5人のメインヒロインの他にサブのヒロインが3人いるのだが彼女達には一切適用されないし
メインヒロインの裸立ち絵は通常の本編に元から存在するもので、このモード限定の立ち絵があるわけではない

●グラフィック
 根本的な問題があるわけではないが、構図・骨格がおかしかったり、表情がやけに不細工になったりしているCGが多い
絵柄に関しては個々人の好き好きであるといっても、過去作と比較してCGの質が低いことは間違いないだろう
参考までに、サンプルCGとして登場した際に雑技団みたく逆立ちして繋がっているみたいだとネタにされていたCGがこちら
一応神社境内での背面騎乗位とのことだが…
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 またCGのディテールもいい加減であり、前戯パートで脱いでいたはずのヒロインが後半で着衣している、
オッドアイのヒロインの目が一部CGで両目同じなどの矛盾が生じている箇所がある他、
いつぞやの紫色のレモネードさながらの赤いバニラアイスもあれば(なお別のシーンで登場する新発売の新味アイスにもこのCGが使用される)
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スーパーの商品棚が異常なまでの数のマグロの刺身でびっしり埋め尽くされていたりと、ツッコんでくださいと言わんばかりの物もある
+ ...

 CGモードも問題である、本作のCGはなんと76ページ分684枠もあるのだが、それは前作同様CGの差分を一枚一枚別々に表示しているからである
実質的には約80枚相当だから相当な水増しであると言わざるを得ない
やっていること自体は前作と同じだがページ数が約2倍に増えている分、見たい画像を探す際の手間がさらに増している
しかも一部どう見ても同じにしか見えないCGが別枠としてカウントされている
+ ...

●Hシーンの使いまわし
 本作はHシーンが44枠とかなり多い(前戯と挿入が別枠のヤマタノオロチ方式であり実質34回だが、それでも過去作よりも十分多い)
ここは素直に評価すべきだが、その多くで前作不条理からテキストを使いまわしている
それも似たフレーズが何度か続いて出る程度の生易しいものではなく、該当箇所で細かい言い回しや名前以外ほぼ全て一致するレベルである
参考までに一部抜粋
+ ...
 もちろん話の流れやキャラクターの性格等の要因から、導入部の会話が違う・前作にはなかったやり取りが一部挿入
(逆にカットされているケースもあるが)等の違いはあるが、
根幹ともいえるHの内容、描写に関してはどのシーンに関しても上に示した通りな有様となってしまっている

 過去作から流用するのは確かに問題ではあるが、本作単品の内容としては無関係と言われればその通りである
しかしそれだけでなく前作から引っ張ってきたテキストの中には本作の中でさらに複数シーンに使い回されている物も存在する
(もっと言うと本作新規と思われるテキストでも本作内でダブっているものがある)
+ ...
 何をもって使いまわしとするかは判断が分かれるし、厳密に比較をしたわけではないので決して断言はできないが
選評者が前作不条理と本作の両方のHシーンのテキストを多少メモなど取りつつ一通り目に通した感覚では
本作44枠中の約半数で前作からの使い回しテキストを使用、本作内でテキストが重複しているシーンも9組程度はあるといったところだった

 Hシーンのテキストが使い回されること自体は決して珍しいことではないと思うが、本作の使い回しは量・質ともに強烈であると言えよう 
「雫の命を吸収していた悪霊ナースに犯されるシーン」と、そこからほとんど間を置かずに発生する「敵を倒した後に雫と結ばれるシーンの後半」
この二つが実質同じ内容になっていたことに関しては、あまりの雑さ加減に一周回って感心してしまった
また本作で二回分ある3Pシーンの挿入パートのテキストが両方とも同じなのも非常にわかりやすい

●誤植
 シナリオ説明画面の文章に入力ミスがあることは初めに示した通りだが、本編中においても誤植が数多く存在する
選評者がプレイ済みの過去2作、不条理とゾンビでも誤植が多かったが本作はそれ以上に多く分量も少ないため登場頻度がより上がっている
シリアスな場面だろうがHシーン中だろうがお構いなしに変な言葉遣いがちょくちょく出没してはプレイヤーを脱力させてくる
 実際にはもっと存在するが、ひとまずプレイ時・検証時に見かけたものからいくつかピックアップしてみた
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 激薄ボリュームのはずなのに初歩的な入力・変換ミスが大量に放置されているという、本作の手抜きっぷりを如実に表したいい例である
なお前述のHシーンの使い回しテキストでも誤植は過去作から修正されずに放置されている

●まとめ
 様々な新しいシステムを売りにしていたが、いざやってみれば既視感のある問題点のオンパレードであった
凶悪なクソ要素で蝕むというよりは、前作不条理同様に分量・内容ともにスカスカでシンプルにダメな出来のタイプのクソゲーだろう
だが前作と比較してもシナリオ・CG・システム・テキスト等々あらゆる要素が輪をかけて低クオリティかつおざなりに仕上がっており
こと手抜きという点に関していえば、ここに来るようなクソゲーの中でもかなりの水準に達しているのではないだろうか

参考資料


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最終更新:2018年01月08日 09:44