タイトル |
メガスキ! ~彼女と僕の眼鏡事情~ 伊波乙葉編 |
 |
ブランド |
GLASSES |
ジャンル |
眼鏡をかけていないヒロインなどいないAVG |
メディア |
ダウンロード |
原画 |
月杜尋 |
シナリオ |
もみあげルパンR |
発売日 |
2020/6/26 |
価格 |
980円(税込) |
選評
808 名前:メガスキ! 伊波乙葉編 選評者[] 投稿日:2020/06/28(日) 13:00:36 ID:DIQnybTU
メガスキ! ~彼女と僕の眼鏡事情~ 伊波乙葉編
ブランド名: GLASSES
発売日 : 2020/06/26
原画 : 月杜尋
シナリオ : もみあげルパンR
ゲームジャンル : 眼鏡をかけていないヒロインなどいないAVG
定価 : ¥980
〇ストーリー
主人公・樹の所属する美術部は、ここ数年、部員不足で部として機能していない。
この春いよいよひとりになったことで、樹も退部するつもりだった。
しかしそこに新入生として乙葉が入部してきた。
後輩をひとり放ってはおけない。
どうせすぐに来なくなるだろうと、樹はしばらくだけ部に残ることにする。
が、その予想を裏切って、乙葉は毎日休まず美術室にやってくる。
かといって絵を描くわけでもなく樹が描くのをじっと見ているだけ。
表情が乏しくて感情が読みづらい乙葉に、樹は困惑する。
そんなある日、樹は乙葉の鑑賞眼に気付く。
どうして自分では描かないのかを訊ねるが、絵を描くのは好きじゃないと彼女は答える。
「じゃあ何で入部したの?」
「先輩が好きなので。え? 気づいてなかったんですか?」
いきなりアクセルを踏み込んできた後輩との美術室という密室で繰り広げられるディスコミュニケーション
相変わらずマイペースな乙葉に振り回される樹だが、
絵の理解者として、そして異性としての彼女の魅力に徐々に気付き出す――
〇問題点
本作品はメガスキシリーズ3作品目になるトリを務める作品であるが、前作から眼鏡は借り物や終始主人公が気持ち悪いなどの問題であまり良いとは言えていなかったものの最後の期待で裏切られ爆発してしまった。
まず、一番に語らなければいけない問題点としてヒロインである伊波乙葉についてである。
この作品は見ての通り眼鏡好きのために作られたものとしてあるべきである。
なのだが、主人公に過去に眼鏡を拾ってもらっただけで学校を調べて入学し、主人公の過去の行動をすべて調べて手持ちのタブレットに記録をしていて付き合い始めていきなりお外でおっぱじめる。
完全にただのヤンデレ淫乱ストーカーである。
その割に感情表現に乏しく、自分のアピールにパワポで淡々と説明しだしたり、メールを3桁送ってくる・情事の回数をカウントして記録するなど正直論外そのものである。
更に主人公がかなり気持ち悪い。
独り言は多く、後輩の乙葉の胸が頬に当たってから長いこと胸への思考や胸のみのカットが続く。
エアバッグのようだとかタピオカチャレンジだとかを考えつつオナネタにしたことを一人で勝手に正座してあやまるなど頭がおかしいところばかりであるが、主人公の股間や後輩の胸などやたら『ヨシ!』ネタをするのはいかがなものかと思われる。
後輩をデッサンにしてポーズが安定しないからとポーズも何も無しに椅子に縛り付けるなどこちら側もとても正常な頭とは言い難い。
背景に美術部とコンクールがかろうじであり、ラストは謎の入選をしているが背景設定もおかしい。
5人以下で廃部の学校で3人卒業して1人になったからお目こぼしで残っているとあるが足し算引き算をやり直してきてほしい。
入部した後輩の乙葉は頑なに絵を書かず、結果も残っていない部でありせめて辻褄ぐらい合わせてほしいものである。
CG・シーンは6・4つと非常に少なく、抜きゲーとして使いたくてもこのありさまでは使い物にすらならない。
〇まとめ
眼鏡属性目当てで買うには論外そのものである。
仮に許容できたとしても褒められる部分が皆無のためそういう頭のおかしいノリが好きな人にはウケるのかもしてないが売り方を大幅に間違えている今作は私にはとても許されざる暴挙と感じた。
最終更新:2020年09月26日 13:13