| タイトル |
かけぬけ★青春スパーキング！ |
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| ブランド |
SAGA PLANETS |
| ジャンル |
かけぬけ★青春学園アドベンチャー |
| メディア |
DVD-ROM + DLコード |
| 原画 |
ほんたにかなえ、とらのすけ、有末つかさ、羽咲せいか |
| シナリオ |
瀬尾順、砥石大樹、保住圭、にっし～、モーリー |
| 発売日 |
2020/8/28 |
| 価格 |
8,800円（税別） |
選評
315 名前：名無しさん[sage] 投稿日：2020/09/22(火) 20:30:48 ID:ccPRWPWs
かけぬけ★青春スパーキング!
ブランド：SAGA PLANETS
発売日：2020年8月28日（金）
販売価格：8,800円（税別）
ジャンル：かけぬけ★青春学園アドベ
原案：瀬尾順
ディレクター：kuro
シナリオ：瀬尾順、砥石大樹、保住圭、にっし～、モーリー
原画：ほんたにかなえ、とらのすけ、有末つかさ
ＳＤ原画：ぴこぴこぐらむ
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本作品は以前から『カルマルカ・サークル』と製作メンバーが共通という事前から少々怪しい状態でのスタートながら体験版の時まではまだ許せる範囲内ではあったが、蓋を開けてみれば中々のお粗末具合でかつてのカルマルカより酷いという結論に至った。
問題としてシナリオ間でのあまりのテンプレート行動のオンパレードがあまりにも目に余る。
『～は青春だ』という議題を挙げて取り敢えずそれらしいことをしようの繰り返し、その間のヒロインの行動や反応が同じ繰り返しが目立ってしまいには無為に時間を過ごすのが青春だと言い出すこともある。
いや、違うだろとこれはエロゲでシナリオの緩急ぐらい多少つけないと掴みから台無しだと。
ヒロインもヒロインで、周囲に迷惑をかけても反省せず生活がかかっている主人公すら振り回す終始迷惑幼馴染や主体性が皆無を固有√以外貫くモブ対応する後輩などで無理矢理繋げているあたりも如何なものかと思われる。
主人公も常時『ツレェ』が口癖で何故か生活がかかってアルバイト中心の生活でいたのに個別√になると迷いもなくアルバイト日数を大幅に減らしていたが、その理由に妹√で敵対している叔母が共通√で勝負に負けた時に残していった弱みにつながるはずの小切手を使っていて生活の足しにしていたという......
……叔母の手を借りずに親族の遺産に振り回されないためと働いていたのにそれを使ってしまうのかと共通√すら否定される流れに絶望した。
個別√も後輩・先輩√は比較的まだ見れる範囲ではあるが、幼馴染・クラスメイト√は上記のテンプレートの繰り返しが酷くてクラスメイト√での親の奉仕の精神の強制には特にドン引きした。
キャラクターの性格や反応もシナリオ内で統一出来ておらず、こっちのシナリオでは正反対の意見がという事態も多々、メタ発言を繰り返して使い世界観も何もあったものでもない。
せっかくの魅力的なキャラをどんなに使用してもシナリオが間違ってしまうと黒歴史ものになる良い例となってしまった。
叔母も結局別に悪い人でもなく、自分を捨てていなくなって病気で入院した母親に会わせようとしたからという理由から主人公が思い込みしただけ。
結局母親と再会しても悪びれもせず義父との結婚は金目当てで好きになった男について行って何がおかしいと開き直る始末。
唯一評価されている神出鬼没詳細不明の後輩（不明）√のみが確かに良いとはいえその過程に空虚で雑なシナリオ群を見なければいけないということを再確認してしまって私的には完全にアウトだった。
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〇まとめ
『議題⇒テンプレ』のオンパレード。
中身スカスカ設定は統一できずにキャラはブレブレ、メタ発言を繰り返し部活仲間は冷やかし要因としてのテンプレートを繰り返すとても人に勧められない作品である。
True√だけで許せるようにも思えたが、その前で息絶えてしまっては何の意味もない。
カルマルカはキャラシナリオとしては実は個人的にはアリなのだが、この作品だけは擁護のしようもなくキャラクターが非常にもったいないと感じた。
コロナショックの影響もあるのだろうがとても前作との落差が激しすぎるため、次回作に期待したい。
最終更新：2021年09月18日 15:46
