ブランド |
キャラメルBOXいちご味 |
 |
ジャンル |
アドベンチャー |
原画 |
あのにむ |
シナリオ |
嘘屋佐々木酒人 |
発売日 |
2021/6/25 |
価格 |
8,800円(税別) |
選評
7: 下戸勇者 選評 :2021/08/29(日) 16:51:07 ID:LbFD96I2
下戸勇者 ~酒は飲まねど酒池肉林!~ 選評
ブランド:キャラメルBOX いちご味
定価:¥8,800 (税込¥9,680)
発売日:2021年6月25日
原画:あのにむ
シナリオ:嘘屋、佐々木酒人
◎あらすじ
あるところに、ひとりぼっちで旅を続ける勇者がおりました。
彼は酒が飲めない体質、所謂下戸であったため、しかるべき場所で仲間を募ることもできず、ただ魔王を倒すという信念のみで、長く険しいひとり旅を続けていました。
その身ひとつでたくさんの苦難を乗り越え、いよいよ魔王の城へたどり着いたぼっち勇者。
しかし、彼がそこで見たものは、既に荒れ果て廃墟となった城でした。
万事ひとりでこなさなければいけなかった彼は、何事にも回り道せざるを得なかったため、魔王は他の勇者パーティーに討伐されてしまっていたのです。
人生のすべてを魔王討伐へ捧げていた勇者の信念は、跡形もなく崩れさりました。
心も段々すさんでいきますが、酒に溺れることもできません。
そんなある日、彼は自身の旅路を振り返ることを思い付きました。
『今までできなかったことをやってやろう――』
そう考えた彼は、自分にとって忌むべき場所、街酒場の扉を開けるのでした。
実は彼には、もう一つの目的があったのです。それは――
『どうせなら、女だけでパーティーを組もう。世界を漫遊してやる!』
欲望のままに動く。
これまでの人生を大きく変える決意をした彼は、酒場で初めて“できた”旅の仲間。
「女戦士」を引き連れ、これからはじめる桃色な冒険への一歩を踏み出すのでした。
◎問題点
一言で言うと本作品、ドラクエのパロネタとエロネタだけを詰め込んだ人を選ぶ作品である。
基本はドラクエのパロネタをエロにこじつけた寒い話しかなく、ステータスや村人会話ループ、名前ネタを繰り返し最後までそれしかない。本当に中身がない虚無の産物と言えよう。
バックログに反映されない絵文字、強調の不自然な矢印(↓)、Escスキップ不可なシステム面やあまりにも簡素なコンフィグなども目立つが、ネタがすべて寒いという点で正直語るのもどうかと思うレベル。
ありとあらゆるRPGのネタのみを持ってきているから世界観があったとしてもただのネタ装置にしかならないというところが何よりも許しがたい。
魔王の討伐に旅に出たが、ドラクエ3のパロで酒場でしか仲間を集えないのに下戸である為一人旅となった主人公は旅の祠の爺さんに仲間を連れてこいとループされ海を泳いで渡り世界のバグの存在となり、訳が分からぬまま強くなったら既に別の勇者が魔王を討伐してしまっていたというRPGその後系ストーリーである。
レベルは『65535』、育成順の異なる海を泳ぐというバグ移動で世界との掛け違いが多くなりただ強くなっただけの『はぐれ勇者』。
作風から主人公が一貫して下種であればよかったのだろうが、謎の好感度補正でただの即席奴隷が増えていくだけなので何の楽しみもない。
ヒロインも場所を地図から選択する形式で同じネタの繰り返ししかなく、無駄に長い割にやっていることが一切変わらないなぞ誰も望んでいない。
序盤のパロネタを少しだけ例に挙げるが、ネタレベルが終盤まで変わらないので割愛とする。
・ネタ①
・ネタ②
◎まとめ
ネタが寒い、寒すぎる、キャラメルボックスこれは酷くないか。
ネタが寒すぎて語る気も失せる久々の作品である。
今年は虚無で語るところも無い作品も多い中虚無からマイナスに振り切るネタ、クソの詰め合わせである。
選評を書く気も無くなる作品であったが、被害者が増えないことを祈ってセーブしておこう。
補足
25: 下戸勇者 選評 :2021/08/31(火) 01:12:43 ID:ymosyJdg
◎ システム面
- コンフィグが通常ボタンに無く、上にカーソルを合わせないと出てこない上簡素過ぎる。Escが効かないのにスキップの調整も出来ない
絵文字がそこそこありつつバックログには反映せず
など、数えたらキリがない不満の塊である。
◎ シナリオ面
シナリオは基本パロネタ、
最初の3人が加入するまではシナリオが数回ごとの区切りでヒロイン選択式なのに各ヒロインが仲間になっている順序で序盤シナリオが微妙に異なりCG差分周回作業という序盤から心を折ってくる。
文章は括弧や空白だらけで読みにくく、
ドラクエ3のパロネタなのに他シリーズを混ぜる(名前ネタ・ストーリー等)などを繰り返す。
ボスレベルが基本バグなのでヒロイン戦闘が全て主人公のワンパンのかませとなり、
名前ネタなどの段階でも多大なダメージを負ってしまうほどであった。
中でもちび魔女の呪文だけでも銃キシーショックを彷彿させられた。(キャラは悪くない)
(例)
◎ エロ方面
見事なまでにCGの使い回しがあまりにも目立ち、直前のCGを3~4回使いまわすのも多く、シーンもエロの方向性は悪くないのにシナリオの解説を途中で始めるからシーン単体というよりシナリオの一部と化している。
特定のCGが場合によっては何度も使いまわされているにもかかわらず、最後のネタエンド(女体化)に6分の1近く取られた悲しみが絶えない。
◎軽いまとめ
銃キシーショックの再来とさえ思ったレベルにネタが寒い、最後に『アナキラシタクネー』ショックのCGを置いておこうと思う。
これで察してほしい。
補足2(選評主とは別人)
38: 名無しさん :2021/08/31(火) 10:38:13 ID:vk3.RGqo
横からだけどいくつか補足
エロシーンの途中にストーリーの解説が入るというか
チャプターの冒頭で軽くエロシーンの頭だけ見せて
そこから話に入るって形とってるケースが序盤~中盤の基本パターン
これをエロシーンの途中でって言ってるならちょっと無理がある
↓については、モブが地味能力披露する会話の流れで
「こういううざいことします」っていうやつ
バグとかスクリプトミスってわけではないが、面白いわけでもない
無双系主人公の理由付けがチートとか転生時の能力付与じゃなくて
フラグ無視してストーリーを進めたらバグって65536レベルになった!って設定
戦闘シーンとか低コストで作ってもダレるから、ワンパンなのはむしろ救いだと思ったよ
選評2
217: 下戸勇者の選評2 ◆v0Z8Q0837k :2022/01/31(月) 21:49:06 ID:riFy9dmY
下戸勇者~酒は飲むまねど酒池肉林~ 選評2
キャラメルBOXいちご味 定価9680円(税込) 2021/9/25
■ストーリー (選評1に続き、あえて再度公式紹介文を抜粋しています。Wiki省略可)
あるところに、ひとりぼっちで旅を続ける勇者がおりました。
彼は酒が飲めない体質、所謂下戸であったため、しかるべき場所で仲間を募ることもできず、
ただ魔王を倒すという信念のみで、長く険しいひとり旅を続けていました。
その身ひとつでたくさんの苦難を乗り越え、いよいよ魔王の城へたどり着いたぼっち勇者。
しかし、彼がそこで見たものは、既に荒れ果て廃墟となった城でした。
万事ひとりでこなさなければいけなかった彼は、何事にも回り道せざるを得なかったため、
魔王は他の勇者パーティーに討伐されてしまっていたのです。
人生のすべてを魔王討伐へ捧げていた勇者の信念は、跡形もなく崩れさりました。
心も段々すさんでいきますが、酒に溺れることもできません。
そんなある日、彼は自身の旅路を振り返ることを思い付きました。
『今までできなかったことをやってやろう――』
そう考えた彼は、自分にとって忌むべき場所、街酒場の扉を開けるのでした。
実は彼には、もう一つの目的があったのです。それは――
『どうせなら、女だけでパーティーを組もう。世界を漫遊してやる!』
欲望のままに動く。
これまでの人生を大きく変える決意をした彼は、酒場で初めて“できた”旅の仲間。
「女戦士」を引き連れ、これからはじめる桃色な冒険への一歩を踏み出すのでした。
■概要
本作の概要をラノベタイトル風にすると、以下のようになるだろうか。
「下戸なので酒場に行かず、ボッチのままチートレベル上げしていたら、
勝手に魔王が倒されたので、きままに性奴隷パーティを組んでみた」
酒場でしか仲間を作れないドラゴンクエスト3(以下DQと略す)のような世界で、
一人きりでフラグを無視しながらレベルを上げ、ただただ強くなった主人公勇者が
女戦士、ちび魔女、聖巫女、あらくれ姫といった仲間を手籠めにしながら増やしていく。
圧倒的な力でDQ的なお使いクエストをこなしながら、女敵役を手籠めにしたり、
仲間と複数人プレイを楽しんだりと、一見オーソドックスなファンタジー抜きゲーに
見える本作であるが、かなりの問題点を孕むため、クソのレベルもかなり高い。
■問題点
〇シナリオの問題
本作は抜きゲーであるが、DQ風ファンタジーを設定とする以上、
異世界冒険ものの要素がストーリーの大半を占めている。エピソードの流れとしては、
魔物退治等の依頼や立ち寄る町でのトラブルを解決してはH、解決してはHである。
極めてオーソドックスと思うが、抜きゲーにしては凝りすぎている世界設定のせいで
文章量がかなり多く、抜きを目当てで購入した層の需要をはき違えている感が否めない。
そんな冗長さに対し所々でネタを使う事で誤魔化そうとしているが、
低レベルな上に使い方がおかしい為、むしろ不快とまで感じるところがある。
勇者が過去のボッチ冒険譚やバグの体験談を事あるごとに話すが冗長である。
バグの経験談を笑い話のように語るが、浅いRPGあるあるネタを語られたところで、
それを活かす展開もなければ、当意即妙な受け答えもない。どうやって笑えと?
バグの内容も新鮮味がなく、攻略WikiやらRTAを見た事があれば想像の範囲内と思う。
加えてこのような体験談の挿入箇所にもいとまがなく、Hシーンすら阻害する。
バグによって雑に強くなった勇者が蹂躙する世界にしては魔法やら魔物やら町の設定が
非常に凝っている。そのため、その説明にかなりの文章量がある為、疲れる。
本来美点にも成り得る要素だが、たいていの話の落ちがバグ勇者のワンパンであり、
この文章量で凌辱される女の背景や世界観を説明してきた所で大した意味を感じない。
終盤の伏線回収等、ライターの力量を感じる部分もあるが、如何せんコレジャナイ感が強く、
後述のエロの問題も含め力の入れ所が間違っていると言わざるを得ない。
ネタが多い上に、DQにわかでは拾い切れていない可能性もある為、一部抜粋とする。
① ちび魔女の呪文ネタ
ちび魔女の唱える呪文が童謡・遊び詩等をパロディで使っているが滑り散らかしている。
(元ネタは「コックさん」の絵描き詩。筆者は聞いた事もない)
極めつけはACジャパンCMの「あいさつの魔法」をパロった呪文であるが、
ほとんど電話が切れた時の様なポー音(プー音とも?)の為、伝わりづらい事この上ないが、
実際に聞いてみると、「ぽぽぽぽ~ん」が「ポーぽポーーー」である。
震災でトラウマの人もいるこのネタをポー音で伏せてまで使うのは無神経である。
明らかに一般的なピー音と異なる音程の音源であるが、さすがに偶然であると思いたい。
呪文はHシーンでも登場するが、簡略化もせずいちいちテンポを損なう。
②呼び名の選択肢ネタ
仲間が増えるたびに主人公が呼び名をつけようとするのだが、選択肢がつまらない。
とはいえヒババンゴをネタにした画像のようなものであれば、単につまらないだけだが…
かつて性処理要員として扱われ、「ああああ」と名付けられたちび魔女に対し、
DQ5のビアンカとDQ11のベロニカをもじって選択肢に出した挙句……
「バ行で始まりカで終わる」というバカにする様な例えで使うのは開いた口が塞がらない。
面白くないだけならまだしも、このような愛の無い使い方はいただけないだろう。
③その他のネタ
DQ3の町であるアリアハンをもじってアリエヘン等のダジャレをはじめ、
これでもかとネタをちりばめているが、いちいちおやじギャグレベルで寒い。
挙句の果てにはテキストウィンドウで遊び始める始末である。(選評1と重複)
上記のように独特なテキストで笑わせようとしている事だけは伝わるが悉く面白くない。
ネタ以外にもテキスト上に空白が出る箇所が多く読みにくい。
特に序中盤は読み進めるのが苦痛と言える程で、プレイするやるきの確保に苦労した。
ネタが無かったら無かったで無味乾燥ではあるが、やり方を考えてほしい。
〇エロシーンの問題
ここまでエロを除くシナリオ面を説明してきたが、抜きゲーの本懐はエロである。
しかし、本作はそのエロについても手放しで褒められる出来ではない。
総CG数70枚
シーン数33
数はフルプライスの抜きゲーとして合格点だが、かなりの数のカカシが混ざっている。
本作ではエピソードの冒頭にヒロインとのHシーンを少しだけ見せる演出が度々あるが、
仲間の4人のチョイ見せについてはシーン数にカウントされている。
実用性は皆無に近く、荒くれ姫に至っては8クリックで終了してしまう薄さである。
前述したが、勇者が和姦シーンでは経験談やら裏技やら自身の考え方の話をしてきて
エロに集中できないシーンが多く存在する。画像は荒くれ姫のHシーンであるが、
はぐれ狩りのレベル上げ経験談のせいでエロに集中できない。
性奴隷に奉仕させている最中に自慢話をするのは、本人は大そう気分がいいだろうが、
見せられているプレイヤーはヒロインの喘ぎが聞きたいのではないだろうか。
後にエロシーンで話した経験談を登場させた所で、実用性に貢献してくるわけでもない。
極めつけは「合体フェラ」をさせるシーンにて、CGが表示され始まると思った直後に
勇者が流れを寸断して仲間4人に魔界について長々と説明するのはため息が出た。
やっぱり力の入れ所が間違っt(以下略
終盤の分岐として主人公が女体化し、仲間4人にレイプされるルートがある。(後半は和姦)
CG9枚、4シーンとそれなりのボリュームがあるが、HPでの告知やCG掲載は無い。
主人公が講釈垂れるわけではないので、決して質が悪いわけではないが、
不意打ちに人を選ぶTSかつレズレイプ要素を入れるのは褒められたことではない。
加えて大半のCGは、差分の違いはあるが使い回ししている為、いささかくどいと感じる。
女勇者のCVは有賀桃さんだが、他キャラのCV流用でない為、気合は入っていると思う。
とはいえ力の入れ所がm(以下略
本作はSっ気たっぷり勇者の複数人含めた濃密なエロシーンが魅力のはずだが、
比較的和姦とされるシーンで状況にそぐわないBGMが採用されている。
例えるなら、昼下がりの喫茶店やのどかな農村のような、ゆったりとしたものである。
この間延び感では、せっかくのオホ声が台無しであり、個人的にはげんなりしてしまった。
あえて比較的としたが、女武闘家の凌辱ですら前半はこの眠くなるBGMだったりする。
(その他、凌辱要素が強いシーンでは魔王のようなBGMが流れるので問題ない)
中盤のHシーンの最中に勇者が仲間選びの基準として、ほっとする感覚を上げており、
このBGMの特徴とも符合している。本作においてこのBGMが流れるシーンは
エロ重視というよりは、プライベートな癒しシーンのような位置付けなのかもしれない。
とはいえ、エロシーンなのに抜かせ所が行方不明になるのは許されるべきではないと思う。
気合の入った複数人描写、濃厚な凌辱や魔法を使ったプレイ等、美点もそれなりにあるが、
上記4つの問題が半数近くのシーンで発生する為、抜きゲーとしてのコスパはかなり悪い。
〇システムの問題・バグ
クリックでボイス停止なし。
キーボードでスキップの操作不可、既読・未読スキップの設定なし。(常時既読スキップ)
スキップをすると途中の声が重なりまくりやかましい。
ボイスのマスターボリュームがない為、キャラごとの設定となりボリューム調整が面倒。
なぜかBGVは初期設定で音量最小になっていてほとんど聞こえない。これも調整が面倒。
バックログに入るのにホイールを使えない。(入った後のスクロールのみ)
加えてバッグログジャンプはおろか、バックログのボイス再生すら出来ない。
今時なかなかお目にかからないレベルの不便さである。
DQ3パロディとはいえ、システムまでレトロにする必要はない。
ロード時やシステム画面からタイトルに戻る等の確認ログが出ているときに
右クリックでログを出したままゲームに戻れるバグが発生する。
ここでNoを選ぶと、真っ暗背景になり「シーンを終了します」と表示され、
YES一択をクリックすると、立ち絵のみ、真っ暗背景のままゲームがフリーズする。
特にバグ探しはしておらず、たまたま発見した。割とありがちな操作ミスと思う。
意外と立ち絵の鑑賞には使えるかもしれない。
ちなみに右クリックゲームに戻るとエンターでゲームも進むし、エンディングも見れる。
エンディングでエラーを起こすと、文字は流れるが背景CGだけブラックアウトする。
確認ログYES、NOの選択肢はドラッグ&ドロップで画像データをコピーできたりする。
■まとめ
某所で「これ本当にキャラメルBOX作ったんか?」と疑われてしまうのも理解できる。
化石システムに寒すぎるネタ、冗長な説明文に需要不明な女体化等総合力はかなり高く、
幾度となく投げ出したくなる気持ちにさせるゲームであった。
あえてフォローすると、ファンタジーRPGを題材とした異世界物として一定水準の
世界設定はあり、DQ3クリア後世界の再解釈として成立はしている。力の入(以下略)
とはいえ、愛の無いネタとおざなりなエロシーンを前に言い訳は出来ないのではないか。
元から癖の強いライターだとの事で、ファンであれば感想も違ってくる可能性はある。
最後にサブブランドで滑り散らかした挙句、製作関与を疑われたキャラメルBOXに対し、
本作ストーリー紹介文にある勇者の決意への反論を贈る事でこの追加選評を終いとする。
「メインブランドで『今までできなかったことをやってやる』のは結構ですが、
プレイヤーのやるきを奪わないでください」
補足
228: 下戸勇者の選評2 ◆v0Z8Q0837k :2022/01/31(月) 22:20:24 ID:riFy9dmY
選評1に対する補足(構成上、選評本文には入りませんでした)
選評1で差分回収の周回作業が必要と出ているが、実は回想画面で簡単に全開放出来る。
画集用途への配慮と思うが、苦行なシナリオをスキップ出来る慈悲とも取れなくもない。
ちなみにそうでなくても、同じCGを一つでも見たら全て差分回収される仕様である。
おかげでチョイ見せエロCGを見た後、後で何をされるのか回想画面で分かってしまうし、
戦闘CGを見ると次に何と戦うのかわかってしまったりするが、些末な問題だろう。
230: 下戸勇者の選評2 ◆v0Z8Q0837k :2022/01/31(月) 22:32:09 ID:riFy9dmY
雑感
締めの一言、「やるき」をあえてひらがなは「キャラメルBOXやるきばこ」から。
随所の寒いネタと長い説明でやるきをなくして投げたくなるクソゲーだったと思う。
内容的には好きな人もいるだろうし、着想より品質(クセ)の問題のような気はする。
抜きゲーとして光るシーンはあるが、そこまでちゃんと読む気になるかが問題。
検証する使命感が無ければ4人仲間にした時点で投げていたと思う。
特に序盤はくだらないRPG文字遊びパロディが多く、つらかった。
一方で我慢して読めば最終盤は意外と楽しく読めたりする不思議。
勇者のキャラも最初は腹立たしかったが、徐々に慣れてくるのが意外だった。
面白いかは置いといて、やりたい事が伝わるのはスワン系とかとは違うと思う。
一方で、筆者のプレイ時間は15時間近かったが、えろすけのプレイ時間中央値は8時間と
かなりの乖離があり、多くの人が全部読まずに投げているんだろうとも思う。
まぁ、メモを読み返すと腹立つ箇所もかなり多かったので、選評追加と相成りました。
最終更新:2022年02月02日 21:27