ブランド |
アトリエさくら |
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ジャンル |
アドベンチャー |
原画 |
綾風 柳晶 |
シナリオ |
中森 南文里 |
発売日 |
2024/5/31 |
価格 |
2,800円(税別) |
選評
549:名無しさん:2024/08/17(土) 16:58:44 ID:qTwgIw8s
タイトル:快楽堕ちさせられる義妹・実奈美 ~淫らな肢体は快感にイキ狂う
ブランド:アトリエさくら
定価:3,080円(税込)
発売日:2024年5月31日
原画:綾風柳晶
シナリオ:中森南文里
◎あらすじ
主人公、法川考太は小さい頃に親を亡くし、親戚の家で法川実奈美と共に育てられた。
ずっと仲の良い兄妹だったが、成長するうちに考太は妹としてではない、特別な感情を抱き始める。
また実奈美も自分に対し、兄以上の想いを抱いていることに気づいていた。
しかし義親など周囲は兄妹が結ばれることを快く思っていないことを知っており、
考太自身も実奈美を受け入れ幸せにすることはできないと考えていた。
そのため、進学を機に実奈美に行き先を教えないまま家を離れ、義妹への想いも断ち切ることにする。
一年後、都会で生活を送る考太の部屋に、突然実奈美がやってくる。
彼女も春から進学のために上京し、考太の住所を調べて訪ねてきたという。
以降、頻繁に考太の部屋を訪れるようになった実奈美は、実家にいた時と同じように接してくる。
だが、そんな彼女にかつて封じた想いが甦りそうになるのを、考太は必死で抑えるのであった。
ある晩、部屋に泊まった実奈美は、主人公に迫り想いを打ち明ける。
しかし主人公はそれを拒絶し、想いを受け入れることはできないと言葉を絞り出す。
そして、自分よりもいい人を見つけるように諭す。
その後、部屋に来なくなった実奈美。
それからしばらくして彼女を見かけたとき、実奈美の隣には別の男性がいた。
考太は未練を抱きながらも、兄として彼女の幸せを願うしかなかった。
しかし、実奈美はもうすでに、その男によって身体に性の快楽を仕込まれつつあった――
◎問題点
本作は義妹という比較的恋愛にはなりづらい立ち位置で血縁関係でのトラブルもあり、互いに思いあっていたとしてもその関係にはならないと頑なに否定する主人公が受け入れないことが原因にある。
ただし、その葛藤を無視して初回の選択肢から純愛へ移行するので背景があまり見えないこともありNTR感が非常に薄い。
否定されたから実奈美は普通の恋愛を探した結果間男と正式に関係を結んでいった結果、順当な手順を踏んでいるので主人公がどうこういう立場にもないという義妹という珍しい立ち位置から本人が否定したくせにNTR?という疑問が湧いてくる。
その上で快楽落ちをしていくヒロイン側が主人公とのセックス事情に満足出来なくても最終的に主人公を選ぶか、主人公が諦めるという選択肢が出てくるが、
間男:微妙な男女関係をかき回したいだけの恋愛感情もないモブA
主人公:否定しておいて未練がある
ヒロイン:身体が主人公では満足出来ないといいつつ主人公への未練がある
間男は本作で役割を頑張ってくれているが、ほぼ純愛ストーリーで進んでしまっていて最初から純愛or最終的に純愛方針or恋愛関係にもない主人公が全部諦めるというあまり見ない構図となってしまった。
完全に未練を捨てたヒロインが見れるわけでもなく、シーンも落ち切っていないのであまりエロくないという誰得状況である。
◎まとめ
NTRを売りにしておきながら恋愛関係になりづらいヒロインを選択したのがよろしくない。
最初に結ばれた後に間男にやられていくならまだ納得が行くが、ストーリーが丁寧過ぎて体感純愛7割という微妙な方向性を見出してしまいNTRが負けているという本末転倒となってしまった。
最終更新:2024年08月21日 23:25