ブランド |
アトリエさくら |
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ジャンル |
アドベンチャー |
原画 |
綾風 柳晶 |
シナリオ |
中森 南文里 |
発売日 |
2024/2/23 |
価格 |
2,800円(税別) |
選評
559:名無しさん:2024/08/18(日) 14:36:11 ID:mzDp0rXo
タイトル:ビッチになっていた俺の幼馴染について ~俺と真凛とセックスフレンド
ブランド:アトリエさくら
定価:3,080円(税込)
発売日:2024年02月23日
原画: 綾風柳晶
シナリオ:中森南文里
◎あらすじ
主人公、尾野久志(おのひさし)には、桜井真凛(さくらいまりん)という小さい頃から一緒にいて、
今もゲームでよく遊んでいる幼馴染がいる。
関係をからかわれることはあるけどただの腐れ縁であり、
交友関係の広い真凛にすでに彼氏がいても不思議ではなく特に何も感じないと思っていた。
ある日、真凛とゲームで遊びチャットをした後、しばらくして画面を見るとカメラを切り忘れている。
そこには見知らぬ男を部屋に入れ、パイズリをしている幼馴染の姿があった。
後日、見ていたことが本人にバレてしまうが、たいして気にしていない。
さらにその相手の男、志多賀栄毅(したかえいき)は彼氏ではなく、セックスフレンドだと言う。
真凛が他人と性行為をしているだけでも驚いたのに、
セフレがいて他にも複数の男とシていることを知り大きなショックを受ける久志。
そういうことは止めるように言うが、自分もヤリたいだけでしょとフェラをされてしまい、
さらには抵抗出来ないまま童貞も奪われてしまった。
そこから久志は真凛を意識してしまい、他の男と遊びまくっていることに複雑な心境になる。
改めて不特定多数と性行為をする関係をやめさせようとするが、
それは自分が身体を独占したいだけと指摘されてしまい、ヤリたいならセフレになれと言われる。
でも、俺たちの関係はそれじゃないと意地でそれを断る。
それから久志は真凛との関係に悩み続けるが、
その間もなお挑発するように彼女はセフレとの痴態を見せつけてくるのであった……
◎問題点
まず第一番に主人公はヒロインに対して一切の恋愛感情等はなく、ただの腐れ縁と言ってのけている。
その段階で本作はコンセプト崩壊していると言えよう。
その上で幼馴染が偶然多数の男と関係を持つビッチだと判明してお前には関係ないと言われても説教を続ける。
そして、他の男とヤッているところを見て興奮して自分とだけ関係を結んで欲しいというようになる主人公。
主人公がNTR属性持ちと間男に言われているが、実際の行動は逆では?
そもそも落ちる過程もなく最初から主人公は遊び相手の関係でしかないのに、どうこう言う資格があるのかという疑問が常に付きまとう。
最後は間男がセフレではなく彼女を作ったから間男との関係が終わり、主人公がいたからくっついただけなのだが、比較的間男の言い分がまとも過ぎて主人公のクズ具合が感情移入を阻害する為抜きゲとしての需要もあまりないという誰得となってしまった。
◎まとめ
セフレとの痴態を見せつけてくるという主人公を沼に落とすような売り文句でありながら主人公がクズ&寝取り側というコンセプトミスが致命的という印象になった。
間男の言い分が比較的正論ばかりで、ヒロインがそれに同調している時点で主人公がただ障害となり存在するだけ迷惑なものとなり感情移入しろという方が無理である。
最終更新:2024年08月25日 13:25