ブランド |
縁 -yukari- |
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ジャンル |
ADV |
シナリオ |
有島悠也 |
イラスト |
浅賀葵 |
発売日 |
2024/11/29 |
価格 |
3,000円(税別) |
選評
353:選評 だから私は魔法少女を辞めた ◆qD8InoiNcw:2025/01/04(土) 06:35:42 ID:y.2tuDwc
タイトル:だから私は魔法少女を辞めた
ブランド:縁
定価: パッケージ/ダウンロード 3300円(税込)
発売日: 2024年11月29日
原画:浅賀葵
シナリオ:有島悠也
ストーリー
トリカはある日、友人の一人と連絡が取れなくなる。
最後にあったメッセージで水族館に向かうと、そこは迷宮と化した水族館だった。
友人の姿を探すため、水族館迷宮を歩いていると、化け物に遭遇してしまう。
突然に現れた化け物、それと戦う不思議な格好をした女性。
その女性は、魔法少女を名乗り、炎を使って化け物を撃退していく。
『クイヨセ』と呼ばれる化け物、それと戦う『魔法少女』との遭遇。
それは今までの日常を塗り替える日々の始まりだった。
■問題点
◯音質が悪すぎる
宅録の声優を使っているらしく、キャラによっては令和の作品とは思えないくらいにボイスの音質が悪い。
凌辱シーンだったりで叫ぶシーンが多いため、高いところで音割れしているのが不快でありボイスをミュートにした方がマシだった。
同人のフリーゲームであれば許せるが、ロープライスとはいえ企業が出しているゲームとしてこの音質の悪さは許せるものではない。
また演技についてもお世辞にも良いとは言えない。
アジサイの声優は多くの作品に出演しているため違和感がないが、それ以外は棒読みだったり大げさすぎたりしてセリフが多いノベルゲームの声優としては違和感が大きかった。
◯ぶつ切りの分かりづらいシナリオ
本作は(私の理解が正しければ)現実世界で一般人がカスすぎて魔法少女が化け物と戦うのを辞めてしまい、過去の辛い出来事をなかった事にする仮想世界を作ったという設定で、ストーリーの開始時点では仮想世界の方で始まる。
現実で犯されたシーンが白昼夢のように挿入されるのだが、シーンとシーンの間がぶつ切りとなっていて、頭痛が→暗転→ボコボコにされ犯されているシーン→暗転→この記憶はなんだというような感じのシナリオとなるため意味がわからない。
上記のように凌辱シーンが突然始まるので魔法少女ものの醍醐味である戦闘シーンがほとんどないのも問題であろう。
その他のシーンも合間合間に現実での出来事が挟まるが、後半ネタばらしがあるまで世界が2つあるというのはわかりようがないので、登場人物の一人であるトリカが急に魔法少女狩りになり性格がかわるといった謎のシーンがはじまったりと意味不明であった。
また、ネタばらしがあってもどうして魔法少女狩りがこの世界で魔法少女と仲良くやってるのかや、どうして現実の記憶を見せられていたのかなどは(私が見逃している可能性もあるが)なかったので釈然としなかった。
そしてシステム面であるがシナリオのワンシーンが終わるたびに次チャプターのタイトルが選択肢で表示される。
そのせいで周回の際にはスキップして5秒くらいしたら次チャプターのタイトルをクリックしてまたスキップを繰り返す必要がありだいぶ面倒だった。
次チャプターが分岐している場合にセーブボタンにマウスオーバーすると色が変わるが、クリックしても反応しない嫌がらせまで搭載している。
■まとめ
イラストは魔法少女凌辱モノとして申し分ないクオリティをしている。
しかしシナリオが意味不明で、エッチシーンだけ使おうとしても音声が邪魔をしてくるという二重苦によりつまらないゲームからクソゲーへと昇華させている作品であろう。
せめて宅録ではなくスタジオの機材を使い、演技などを監修したうえで収録を行えばまだマシになったかもしれない。
補足・質疑応答等
371:選評 だから私は魔法少女を辞めた ◆qD8InoiNcw:2025/01/05(日) 17:05:08 ID:.dwxoXls
こんなふうにシーンが切り替わると急に犯されてるシーンになる
最終更新:2025年01月05日 22:13