夢幻のティル・ナ・ノーグ 選評

ブランド あざらしそふと+1
ジャンル 妖精の島で織りなす冒険青春ラブコメ
シナリオ なかひろ
メイン原画 あめとゆき、なのはなこひな
サブ原画 さわやか鮫肌、Moo℃団
音楽 Peak A Soul+
発売日 2024/12/20
価格
(税別)
パッケージ特別限定版:13,800円
パッケージ通常版:9,800円
ダウンロード豪華版:11,800円
ダウンロード通常版:9,800円


選評

【2024】 クソゲーオブザイヤーinエロゲー板 避難所 2本目
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384:選評 夢幻のティル・ナ・ノーグ ◆YqwvIV.sZA:2025/01/13(月) 01:22:47 ID:L7iqJEqA
タイトル:夢幻のティル・ナ・ノーグ
ブランド:あざらしそふと+1
発売日:2024年12月20日
ジャンル:妖精の島で織りなす冒険青春ラブコメ
価格:
 パッケージ特別限定版 15,180円(税込)
 パッケージ通常版 10,780円(税込)
 ダウンロード豪華版 12,980円(税込)
 ダウンロード通常版 10,780円(税込)
メイン原画:あめとゆき、なのはなこひな
サブ原画:さわやか鮫肌、Moo°C団
シナリオ:なかひろ

■ストーリー
湖と緑が広がる自然豊かな田舎町、羽生町。
色とりどりのおとぎ話や伝承が残るこの町には、とある言い伝えがあった。
羽生湖の片隅にひっそりとたたずむ洞窟――羽生洞。
その奥には『フェアリーダスト』と呼ばれる妖精の秘宝が眠っている、と。
幼い頃、主人公・遊佐大和は、異国の幼なじみである女の子とふたりで
立ち入り禁止の区域にこっそり足を踏み入れ、その秘宝を探しに冒険へと出かけた。
しかしその洞窟は、すぐに行き止まりとなっていて。
秘宝なんか、どこにもなくて。
夢は、冒険は、終わったのだと思っていた。
時は流れ。
羽生学園の2年生となった大和のもとに、北欧から留学生がやってくる。
彼女の名はアイリス・マーフィー。
かつて共に冒険に出かけた幼なじみにして、
伝承上の存在でしかなかったはずの『妖精』の血を受け継ぐ女の子だった。
アイリスの誘いを受けて、大和は再び羽生洞に足を踏み入れる。
昔と変わらない寂れた洞窟を前に、彼女が手をかざすと、
入り口が突然光り出し、不思議な紋様と共に異世界へと通じるゲートが出現する。
『フェアリーダスト』は、本当にあったんだ――
ゲートを潜り抜けた先に広がるのは、
大海と群島から成る妖精界『ティルナノーグ』。
その世界に住む妖精からの頼みで、
アイリスと大和、そして彼の所属するキャンプサークルの部員たちは、
力を合わせて異世界の無人島を調査することになる。
部活動の時間を使い、島を探索して。
それはさながら、クラフトゲームのような冒険で。
――やがては、この島に眠る大きな秘密に迫ることになるのだった。
「さあ、大和。私と一緒に、フェアリーテイルを紡ぎましょう」

■キャラクター(説明はホームページから一部抜粋)
  • アイリス・マーフィー
北欧から留学してきた気品あふれる絶世の美少女。
学園の2年生で、大和のクラスメイト。彼の家にホームステイをすることになる。
見た目は普通の人間だが、実は妖精と人間の間に生まれた、いわゆるハーフエルフ。
家出身のお嬢様だが、プライベートではズボラなところがあり、家事も総じて不得手。
片付けも苦手で、部屋をたった数日で汚部屋に変えてしまうほど。

  • 遊佐 香恋
大和の義妹。学園の1年生で、キャンクルの部員。
大和が北欧から帰国した後、父が再婚し、新しい母と共に家族となった。
小悪魔で生意気な性格。
ことあるごとに「ザコのお兄ちゃん(はぁと)」などと大和を煽ったりしている。
反面、内心では純粋な好意を持っていたり、攻められると弱かったりと、
中身は案外普通の女の子。

  • 取沢 碧
学園の2年生で、大和のクラスメイト。キャンクルの副部長。
大和が北欧に引っ越す前から一緒にいた、日本での幼なじみ。
実はギフテッド(特異な才能を持つ者)であり、ずば抜けた暗記力と計算力を持つ。
その代償としてストレスを抱えやすく、防衛機制としてもうひとつの人格を備えている。
この人格は『ミドリ』と呼ばれ、性格は碧と違って自信家で皮肉屋。
ふとした拍子に人格を入れ替えることもあれば、心の中

  • 星子 咲夜
年生で、香恋のクラスメイト。キャンクルの部員。
そのくせキャンプに行ってもスマホでゲームばかりしている極度のゲーマー。
段はダウナー気質で人と積極的に関わらないが、
中二病をこじらせており、テンションが上がると痛々しい発言をする。
魔法を使う際にも痛々しいポーズを取ったりする。

  • パーシィ・ポーション
イリスに仕えるメイドさん。
大和たちが探索する無人島に常駐しており、
彼らのサポート役を務めることになる。

  • ファーファ
大和たちが無人島探索をしている途中で出会う、謎の女の子。
ある理由で大和たちをねらい、事あるごとに襲いかかってくるのだが、
毎回ドジを踏んでは失敗に終わる、美貌とは裏腹にちょっと残念な子。

  • マミー
和たちが無人島探索をしている途中で仲間になる、アンデッドモンスター。
ノーグの一国を治める海神『マナナーン・マクリール』への信仰が厚く、なにかにつけて宗教勧誘してくるのだが、それを無視すれば特に害はない。

■問題点
◯長い上に退屈な共通ルート
異世界のマグメル島という名の無人島を冒険するというストーリーだが、なぜ無人島にしてしまったのかは疑問である。
無人島なので異世界っぽい建築物やそこにいる人などは基本いない。
背景が拠点のログハウスを除くと序盤ではごく普通の海辺の砂浜とごく普通の森の中しか用意されていないため画面が変わり映えしない。
+ ...
冒険というが実際は安全な拠点がすでに用意されていて、メイドのパーシィが荷物を魔法で軽くして持ち歩くし、危険な森の中は魔法で枝を切り落として進むのでたいした障害もない。
歩いていると港町の跡地を見つけたりするが、やはりグラフィックが用意されていないので何も変わらない。
また途中でスカイフィッシュやクラーケン、グリフォンなど地球上に存在しない生物が出てくるが、グラフィックが存在しないため異世界冒険のワクワク感が皆無である。
やっと海岸周りの探索が終わり島の中を進むことになるのだが、森を抜けるとWindows XPの壁紙みたいな草原で異世界らしさがない。
+ ...
デュラハンなどのいる迷宮、魔法で封印された塔の入口などの背景はあるが、出てくるのは島を一周した後に島の中を探索するようになってからなのでそれまでは特に異世界らしさのない背景をかなり長い間見せられることになる。

◯不快なテキスト
そして、その退屈な共通ルートにクソを添えているのがテキストやセリフが不快だということだ。
代わり映えしない上に長い共通ルートの中で繰り返しグダグダという言葉が出てくる。
最初でこそ妖精は適当でグダグダという文脈で使われていたが、だんだんと主人公たちの行動にもこのグダグダという言葉が使われるようになる。
本当にグダグダした展開の時にグダグダと言われると不快であるし、グダグダしていることに自覚があるのであれば話を削ってテンポをよくしてほしい。
+ ...

また、天丼ネタをやっているときに天丼と言ってくるくらいならバリエーションを増やしてほしかった。
特に「いつから錯覚していた」など同じパロディネタを繰り返すのはネット語録で会話する人にしか思えず痛々しさを感じてしまうのでやめてほしい。
その他にも主人公が錬金魔法を使うと妹の服を素材にしてしまい全裸にさせてしまう、脱衣所に入るとアイリスが全裸でいて裸を見てしまうなど、一回だけならラッキースケベでうれしいネタも繰り返されると新鮮味がなくまたかと呆れてしまう。
わかってますよと免罪符代わりに天丼をキャラクターに連呼させるのであれば、このシーンを削ってテンポよくストーリーを進めてほしかった。
特に誰かの口癖というわけでもなく、まんべんなく全員が天丼というので会話が不自然になっている。
+ ...

途中で集落跡からモードレッドの手記という手がかりを見つけて無人島の謎の手がかりを手に入れるのだが、この内容がクソ長い上に不快でバカバカしい下ネタギャグである。
+ ...
これがシナリオの中で何度も出てくるので不快だが、重要な手がかりにはなりそうなので飛ばすわけにはいかず、内容を読みつつクリックをせざるを得ない。
ライトノベルであればページの先を見ればどれくらいで終わるのかがわかるので斜め読みできるが、これはADVなのでいつ終わるかわからずただ不快さを浴びせられるだけである。
せめてボイスがついていればまだマシだったのかもしれない。
+ ...

◯不足しているグラフィック
CG枚数は79枚と充分に思えるが、世界観とストーリーの内容に対してグラフィックが圧倒的に不足している。
前述したが、その辺に出てくる異世界の生物どころか、咲夜の催眠魔法で仲間になるモンスターのクラーケン、グリフォンにもグラフィックが用意されていない。
これでは異世界で冒険をするワクワク感を感じることはできない。
背景も一部を除けば無人島であるので異世界っぽい建築物は登場しない。
序盤のほとんどが海岸と森の中を探索するためただの無人島サバイバルみたいな光景が続いてしまう。
主人公の友達には立ち絵が用意されているが、松葉杖をした立ち絵なので冒険にはついてこないし登場回数もそれほど多くない。
友達よりもストーリー上重要な役割のある主人公の父親、アイリスの父親とその政敵には立ち絵がないので背景だけが表示されている中ストーリーが展開される。
そのため、ここでも立ち絵の表示されていない背景だけを見ながら長々とクリックを進めることになってしまう。
また異世界では主人公たちが魔法を使えるようになり、主人公は錬金魔法を使い色々なものを錬成する。
中には伝説の剣を錬成したりするが、その剣を持っているグラフィックが存在しないので、剣を錬成して攻撃したら終わりとだいぶ迫力のない戦闘シーンになっている。

◯不快なキャラクター
共通ルートの中盤でファーファというキャラクターが主人公たちの邪魔をするのだがとにかくウザい。
ただでさえ邪魔しかしないのだが、テンションの高い中二病で演技も人をバカにしたような感じである。
後半なにかフォローがあるのかと思えばそんなこともなかった。
また、捕まえてもちょっとの隙をつきワープで逃げるという展開を繰り返すので性格を除いても何回同じことするんだというフラストレーションがたまる。
プレイヤーを不快にさせることだけを目的として生み出したのであればその目的は見事に成功している。

◯ありきたりな設定・超展開の各ルート
共通ルートを終え各ヒロインのルートに入るが、ここにも問題がある。
  • 香恋ルート
まず義妹の香恋と碧のルートだが、島に不法侵入者がいたため冒険が中止になってしまうので期待していた異世界での冒険が描かれない。
香恋のルートの終盤、人間の世界で突然香恋が交通事故にあい意識不明の重体になる超展開だがありきたりな展開となる。
作中で安全な冒険と危険な冒険のどちらを選ぶという問いかけが繰り返し出てくるし、おそらく作品の重要なテーマの一つだと思う。
しかし現実の世界で普通に暮らしていたら交通事故にあったという展開が出てきてしまうと台無しに思える。
その後、主人公が錬金魔法で怪我を治した代わりに植物状態になる展開となる。
父親からマグメル島の秘宝を使えば目を覚まさせることができるようになるかもしれないと言われ探検を再開するが、特に見つかることがなく1年経過してしまう。
香恋は絶望してしまうが、過去に死んでいる主人公の本物の妹の亡霊が見えるようになり、ついていくと兄妹以上になると誓った場所で目を覚ました主人公と出会いエンドとなるが、このシーンの解釈に迷う。
何らかの奇跡で主人公が目を覚ましていてここに来ていたという解釈ができなくもないが、特に説明もないため香恋が精神崩壊して幻覚を見ている可能性も捨てきれない。
  • 碧ルート
碧のルートでは多重人格、記憶喪失というまた超展開だがありきたりな設定がテーマになる。
完全記憶を持つ代わりに印象の強いエピソード記憶から忘れてしまうため記憶の整理のためもう一人の人格を生み出したが、マグメル島にいるとマナが高まったため主人格が入れ替わってしまうという話の展開自体は面白いと思えた。
しかし人格を錬金魔法で再構築することで解決と主人公の魔法が便利すぎるクライマックスはやはり無理やりに思えた。
  • 咲夜ルート
咲夜のルートでは危険があっても無人島で探検を続けたいという咲夜の意思で探検を続けることになるが、主人公たちがなにかするまでもなくアイリスのメイドであるパーシィが捕まえたことが語られるので特になにもない。
先述のモードレッドの手記が実は行方不明だった咲夜の祖父が200年前のマグメル島に迷い込んで書いたものと発覚したり面白い展開はあったのだが、実は心臓病があり長く生きられないことが発覚するというまたよくある展開になった。
そしてまさかのアメリカで手術して終わるという異世界も魔法も関係ないエンディングは肩透かしを食らった。
また、碧ルートも咲夜ルートも展開や経緯こそ違うが、主人公が傷つくので一度付き合うが別れることを切り出すというバリエーションのなさが仇となり、個別の話は面白いところもあった全体で見ると微妙という評価をせざるを得ない。

  • パーシィルート
練習でセックスさせてくれるが、主人公のことを好きになってしまうというそれはそうだろという展開。
メイドという立場で主人と同じ人を好きになってしまった悩みをマミーに相談するが、マミーの正体が実は海神マナナーン・マクリールでありパーシィを捕まえる。
アイリスと主人公で後を追うとパーシィは拘束されていて、主人公にアイリスとパーシィのどちらかを殺すように命じるというただでさえ超展開であるが、主人公が神剣を錬成して首を切り落とすというまた超展開で上書きをするのでついていけない。
サブヒロインだが結構しっかりめのルートがあったのはよかったのだが、妖精界では男が複数の女性と結ばれるのはよくあるというセリフがあり、マナナーンからもお墨付きをもらったので3Pがあることを期待していたがそんなものはなかった。
  • アイリスルート
いろいろな要素が多いが一つ一つが消化不良である上に話にまとまりがない。
島にいた不法侵入者がアイリスの父親の政敵が送り込んだものだということがわかったと思ったらその政敵はアイリスの父親が射殺。
ファーファが魔王の娘であることがわかったと思ったらマナナーンと魔王が決闘をするなどのイベントは多い。
しかしアイリスの父親にもその政敵にも立ち絵が用意されておらずセリフと背景のみで語られるため取り残された感がある。
魔王とマナナーンの決闘のシーンも描かれず、結果が後で語られるだけというなぜそこを頑張らなかったんだという具合に消化不良。
その後もアイリスの父親の死んだ妻が実は200年前のマグメル島から時空を超えてやってきたこと、アイリスの父親がマグメル島を探索させていた目的は時空を超えて過去の妻に出会うためだったなどが語られるが、ここも駆け足感が否めない。
主人公が神剣を錬成した影響でマナ不足になり昏睡状態になってしまうという展開になるが、これは香恋のルートで見たので予想通りである。
が、主人公の正体がホムンクルスであり過去に死んだ主人公の実の妹の魂を収めておくための器として用意されたことが主人公の父親から告げられるなど話がいろいろな方向にとっちらかりどれも消化不良。
主人公が一度死んだ後にヒロインたちのマナを主人公に注ぎ込んで復活するという展開は面白かったのだが、その後主人公の中に眠る妹の魂が主人公と一緒に死ぬことを目的としていたので阻止されてラスボスとして立ちはだかるというのは蛇足に感じた。

■まとめ
超展開のエンディングを除けば好きなルートはあったし、キャラクターも可愛い。
エッチシーンもヒロインが感じまくってとても良かった。
もしファンディスクが発売されたら買うと思う。
選評を投稿するかは正直悩んだし、もしかすると後で取り下げるかもしれない。
それでも共通ルートは退屈であるどころかストレスでしかなかったし、選評を書くというモチベーションがなければ序盤でリタイアしていたと思う。
また期待していた異世界の冒険とは程遠いものであり、クライマックスは超展開で置いてけぼりを食らうので不満はかなり大きかった。
共通ルートを短くしてアイリスルートなどの足りていない部分をもっと盛ってくれたら、グラフィックをもっと用意できていたら……用意できないのであればせめてそれにあった規模感になるよう取捨選択できていればと、良作になれたポテンシャルはあっただけにとても残念に思えた。

余談
ヒロイン4人を攻略するとアイリスルートが開放される。
ホーム画面にあるボタンからルートに入れるのだが、後ろの画像と重なり見つからなかった。
というのも本編で誰と一緒のタイミングで寝るかを選ぶ選択肢があり、周回するとここに表示されるのかと思っていた。
が、セーブデータをロードしてここを見たときにアイリスのアイコンが表示されておらず、一応選んでみたがルートに入らなかった。
一応パーシィルートは碧ルートの選択肢から分岐するので変則的なものがあるかもしれないので、すべてスキップで周回したが分岐がわからなかった。
攻略サイトを見るとタイトル画面からと書いてあり、よく見るとスカートのリボンにかぶさった位置にボタンがあり肩を落とした。
人によってはすぐに見つけられるかもしれないし逆恨みでしかないので余談とするが、タイトルロゴの下とかもっとわかりやすい位置にボタンを配置してほしかった。
+ ...

余談2
アイリスは性格にも難があるように感じてしまうシーンがある。
ホームステイ先の部屋を掃除せずちらかしてしまうという内容だが、家事は家政婦にやらせていたお嬢様の設定としてよくある。
慣れないことにチャレンジしてだんだんと身につけていくという成長を見せていくのが王道であるので、だんだんと改善していくんだろうなと思っていた。
が、アイリスは言い訳を連発して自分は悪くないとの主張を続ける。
これを、「北欧から留学してきた気品あふれる絶世の美少女。」として描写しているのであれば気品も何もない。
+ ...
アイリスの父からも死んだ母親ができなかったことをやってほしいと頼まれた、だからあなたを叱っていると言われアイリスへ部屋の掃除をすることになる。
が、このシーンの後も反省せず掃除をすべて主人公の妹にやらせようとするどころか、ちらかってきたら部屋ごと交換をするような提案を行う。
さっきの説教のシーンはなんだったのかと思わずにはいられない。
+ ...
その後もせっかく用意した汚部屋差分がもったいないとばかりに部屋をちらかし、パーシィに怒られる始末。
その後は部屋が出てこないのでどうなっているのかは不要だが、成長を描く目的があるのであればそういうシーンを用意するはず。
このような成長を描かないのであればなんのために用意したのかわからないシーンの積み重なりが全体の冗長感を出してしまっているのだとも思った。
+ ...

余談3
香恋がざことかプークスクスとかメスガキのステレオタイプみたいなセリフを何度も言うのだが、同じライターが書いていて10月に発売したばかりの遥かなるニライカナイにも同じようなメスガキが登場する。
特にプークスクスというわざとらしいセリフを10月、12月と短時間で浴びせられたので語録で会話しているように感じてしまった。
どちらかだけをプレイしていればあまり気にならないかもしれない。
+ ...
最終更新:2025年02月02日 17:36