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{2010年3月15日 締 切 新聞論評 学籍番号 200814080 氏名 柏成昭}
1.新聞情報:
2.要約:
国内で98番目となる茨城空港が11日に開港する。首都圏に3ヶ所目となる同空港に決まっている定期航路は2つだけ。採算を確保する道筋は厳しく、公共事業を偏重して需要把握や戦略性の甘さが指摘される航空行政を象徴する存在ともいえる。(110文字)
3.論評:
北関東の茨城で新たに空港が開港する。しかし、すでに決まっている定期航路はソウル便と4月から運行開始の神戸便のそれぞれ1往復ずつの2路線2便のみである。また、全国98の空港のうち利用実績の未到達な空港が実態調査で9割にも及んだ。航空路線の新規開設も航空会社の苦しい経営のために望みにくい状態でもあるのだ。
茨城は羽田や成田の半分近く着陸料を減らす方法で確約航空会社(LCC)を誘致している。しかし、今後羽田と成田の発着枠が年を追うごとに増加していき、羽田は国際線も開設し、「内外分離」が崩れていく事になってしまうのである。つまり、近隣の空港同士においての役割分担が不明確という事である。
京阪神では廃港前提の伊丹の存続やその後の関西との内外分離のすみわけの未成立や神戸の新たな開港がある。この3空港のフル活用は今のところ難航しているとの事である。また、名古屋の2空港でも同じことが起きている。空港を誘致したあとの字自体の努力不足などで空港の機能が発揮していない背景があり、需要興しのために着陸料の低下や搭乗率の保証を実施しているが、企業誘致や観光振興など本質の需要を必要とする見方も出ている事である。(494文字)
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{2010年3月15日 締 切 新聞論評 学籍番号 200814080 氏名 柏成昭}
1.新聞情報:
- 見出し:国内98番目 茨城きょう開港
- 新聞名:日本経済新聞 朝刊
- 発行日:2010年3月11日
- 面数:5面
2.要約:
国内で98番目となる茨城空港が11日に開港する。首都圏に3ヶ所目となる同空港に決まっている定期航路は2つだけ。採算を確保する道筋は厳しく、公共事業を偏重して需要把握や戦略性の甘さが指摘される航空行政を象徴する存在ともいえる。(110文字)
3.論評:
北関東の茨城で新たに空港が開港する。しかし、すでに決まっている定期航路はソウル便と4月から運行開始の神戸便のそれぞれ1往復ずつの2路線2便のみである。また、全国98の空港のうち利用実績の未到達な空港が実態調査で9割にも及んだ。航空路線の新規開設も航空会社の苦しい経営のために望みにくい状態でもあるのだ。
茨城は羽田や成田の半分近く着陸料を減らす方法で確約航空会社(LCC)を誘致している。しかし、今後羽田と成田の発着枠が年を追うごとに増加していき、羽田は国際線も開設し、「内外分離」が崩れていく事になってしまうのである。つまり、近隣の空港同士においての役割分担が不明確という事である。
京阪神では廃港前提の伊丹の存続やその後の関西との内外分離のすみわけの未成立や神戸の新たな開港がある。この3空港のフル活用は今のところ難航しているとの事である。また、名古屋の2空港でも同じことが起きている。空港を誘致したあとの字自体の努力不足などで空港の機能が発揮していない背景があり、需要興しのために着陸料の低下や搭乗率の保証を実施しているが、企業誘致や観光振興など本質の需要を必要とする見方も出ている事である。(494文字)
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