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2010年5月17日 締 切 新聞論評 学籍番号 1914060 氏名 植田豊
1.新聞情報:
2.要約:
ゼンショーは、2010年度の連結売上高が3600億円を超える見通しで、外食業界トップの日本マクドナルドホールディングス(以下「HD」に省略)を抜く予想を立てている。(75文字)
3.論評:
今年度(10年度)、牛丼店「すき家」を運営をするゼンショーは、連結売上高を3600億円超える見通しで外食業界をトップになる見通しである。一方、長年トップにいた、日本マクドナルドHDは、フランチャイズ(FC)店への転換と同時に不採算店・小型店433店を閉鎖するが原因で3130億円と前の期に比べて14%減収を見込んでいる。
連結売上高ベースの両社が逆転する背景には、ともに低価格を強みとするファーストフード店でありながら、チェーンの運営戦略が大きく異なることがある。ゼンショーは、大半が直営店でスピード感を持って、本部の指示を店舗に与えることやコストを抑制するために直営店での店舗網拡大にこだわっている。一方マクドナルドは、約半分がFC店。将来はFC店比率を7割に上げる計画で、ロイヤルティー収入で利益を安定的に確保し、効率的に利益を上げることが目的としている。
学生の私としては、どちらもよく利用をするお店でとても馴染みがあるが、運営戦略が相対的なことに驚いた。ゼンショーは、まだまだ伸び盛りで様々な企業をM&Aして拡大なども行い、外食業界でトップになるためにの体力をしっかりつけようと考えているのではないだろうか。マクドナルドは、事業拡大などで利益を上げて体力はしっかりつけたので、商品などの質や接客(ホスピタリティー)の部分で付加価値をつけて、利益効率を上げるのではないかと思った。どちらも大きな収益を持っているが、私はこの記事を読んで、マクドナルドがまた首位になると考えている。ゼンショーは今は大きくなっているが、いつかコントロールできなくなり、どこかで、転びそうな気がしてならないと思っている。
今後も、外食業界は目が離せないので、どうなっていくのか見ものである。(717文字)
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2010年5月17日 締 切 新聞論評 学籍番号 1914060 氏名 植田豊
1.新聞情報:
- 見出し:「すき家」運営のゼンショー連結売上高、外食首位に
- 新聞名:日本経済新聞 朝刊
- 発行日:2010年5月12日
- 面数:13面
2.要約:
ゼンショーは、2010年度の連結売上高が3600億円を超える見通しで、外食業界トップの日本マクドナルドホールディングス(以下「HD」に省略)を抜く予想を立てている。(75文字)
3.論評:
今年度(10年度)、牛丼店「すき家」を運営をするゼンショーは、連結売上高を3600億円超える見通しで外食業界をトップになる見通しである。一方、長年トップにいた、日本マクドナルドHDは、フランチャイズ(FC)店への転換と同時に不採算店・小型店433店を閉鎖するが原因で3130億円と前の期に比べて14%減収を見込んでいる。
連結売上高ベースの両社が逆転する背景には、ともに低価格を強みとするファーストフード店でありながら、チェーンの運営戦略が大きく異なることがある。ゼンショーは、大半が直営店でスピード感を持って、本部の指示を店舗に与えることやコストを抑制するために直営店での店舗網拡大にこだわっている。一方マクドナルドは、約半分がFC店。将来はFC店比率を7割に上げる計画で、ロイヤルティー収入で利益を安定的に確保し、効率的に利益を上げることが目的としている。
学生の私としては、どちらもよく利用をするお店でとても馴染みがあるが、運営戦略が相対的なことに驚いた。ゼンショーは、まだまだ伸び盛りで様々な企業をM&Aして拡大なども行い、外食業界でトップになるためにの体力をしっかりつけようと考えているのではないだろうか。マクドナルドは、事業拡大などで利益を上げて体力はしっかりつけたので、商品などの質や接客(ホスピタリティー)の部分で付加価値をつけて、利益効率を上げるのではないかと思った。どちらも大きな収益を持っているが、私はこの記事を読んで、マクドナルドがまた首位になると考えている。ゼンショーは今は大きくなっているが、いつかコントロールできなくなり、どこかで、転びそうな気がしてならないと思っている。
今後も、外食業界は目が離せないので、どうなっていくのか見ものである。(717文字)
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