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2010年10月18日 締 切 新聞論評 学籍番号 1914083 氏名 須賀亮治
1.新聞情報:
2.要約:
厚生労働省は定額を支払い、自宅で複数の介護サービスを一定量受けられる24時間の訪問介護サービス導入の検討に入った。定額負担の導入で訪問介護サービスへの新規参入を促し、高齢者の在宅介護を支援する考えだ。(99文字)
3.論評:
厚生労働省は2012年度の介護保険制度改革で、定額を支払えば自宅で複数の介護サービスを一定量利用できる24時間の訪問介護サービスを導入する検討に入った。定額負担を導入することにより、利用した分だけコストがかかる現行の制度に比べて、使いすぎによる負担増を防ぐことができ、事業者にとっても収入安定につながる。また、訪問介護サービスへの新規参入を促し、高齢者の在宅介護をより支援したいという考えもあるようだ。
しかし、この改革を実現するにはまだまだ問題が山積みである。一つは人員の確保だ。現在でも介護職の人手不足が囁かれており、今後も団塊の世代の方々が退職していき高齢者の増加が見込まれており、今以上に人手不足になるのは明らかである。そして、もう一つの問題は財源の確保だ。この定額サービスを導入するにあたって、国からの援助は必要不可欠となるだろう。ただでさえ、財源が不足している状態なのに、これ以上の負担を求めるのは難しい。今後の展開からは目が離せない。(419文字)
4.コメント
2010年10月18日 締 切 新聞論評 学籍番号 1914083 氏名 須賀亮治
1.新聞情報:
- 見出し:訪問介護、定額で24時間、厚労省検討、利用者の負担増抑制、事業者の収入も安定。
- 新聞名:日本経済新聞 朝刊
- 発行日:2010年10月18日
- 面数:1面
2.要約:
厚生労働省は定額を支払い、自宅で複数の介護サービスを一定量受けられる24時間の訪問介護サービス導入の検討に入った。定額負担の導入で訪問介護サービスへの新規参入を促し、高齢者の在宅介護を支援する考えだ。(99文字)
3.論評:
厚生労働省は2012年度の介護保険制度改革で、定額を支払えば自宅で複数の介護サービスを一定量利用できる24時間の訪問介護サービスを導入する検討に入った。定額負担を導入することにより、利用した分だけコストがかかる現行の制度に比べて、使いすぎによる負担増を防ぐことができ、事業者にとっても収入安定につながる。また、訪問介護サービスへの新規参入を促し、高齢者の在宅介護をより支援したいという考えもあるようだ。
しかし、この改革を実現するにはまだまだ問題が山積みである。一つは人員の確保だ。現在でも介護職の人手不足が囁かれており、今後も団塊の世代の方々が退職していき高齢者の増加が見込まれており、今以上に人手不足になるのは明らかである。そして、もう一つの問題は財源の確保だ。この定額サービスを導入するにあたって、国からの援助は必要不可欠となるだろう。ただでさえ、財源が不足している状態なのに、これ以上の負担を求めるのは難しい。今後の展開からは目が離せない。(419文字)
4.コメント