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偏光

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偏光 05/03/12

  巷には冗談を形にした製品を専門に扱う店がある。

  売る為に商品を集めるのはさほど難しくはないかもしれないが、それを実際に作るのは大変であろう。ミクロン単位を測ることが可能な物差など役に立たないではないか。

  とても実用的なジョーク製品を思いついたからここで公開しておく。「公式などを微小な文字で印刷した鉛筆」が最初に浮かんだわけだが、鉛筆に目を近付け過ぎると挙動が不審になり、そのままの姿勢で判別可能な大きさの文字であれば監視人の目にも留まってしまうだろうから危険極まりない。

  そこで偏光レンズを利用した無色に見える印刷を考えた。特殊な眼鏡でしか見えないという文字ならば発覚を恐れる必要はない。しかしもう一歩進んで「必要な文字列を自ら書き込むことが出来る透明なインクと偏光レンズ眼鏡のセット」ならばよい。

  流石にカンニング用と公言は出来ないので透視だか予言だかの手品用と銘打てばよい。そもそもカンニング自体が手品すれすれなのだから鋭い人ならばその利用価値に気付く筈だ。眼鏡のデザインを全て同じにすれば「何故この辺りの列は全員同じ眼鏡なのか」と怪しまれるかもしれないので、幾種類かの眼鏡を揃えることが望ましい。

  ただし監視人がその眼鏡を掛けていないという前提が必要になることは言うまでもない。
 
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