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肉じゃが

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肉じゃが 2003/03/08

  いい加減肉じゃが信仰はやめにしないか?

  誰も言わないようだから言わせてもらうが、肉じゃがを「おふくろの味」「家庭の味」などと植え付けて料理が出来るかどうかの目安にした奴は名乗り出ろ。

  正直な話、美味いとは思わんのだ。確かに砂糖と醤油を使った料理で大和煮の基本ではある。見方を変えれば空焚きで水の蒸発したすき焼きとも言える。しかし、しかし、肉じゃがをそれほど神聖視するのは危険であるぞ。料理が出来るかどうかの基準に肉じゃがを持ってくるのは危険であるぞ。肉じゃがはだな、普通に失敗はなかなかしないが、もし失敗したらカレーに化けたり無理矢理牛丼に化けたりするのだぞ。そんな逃げ道のあるようなものを判断の基準にするはおろか思い上がって「家庭の味」ですと?やめろやめろ。肉じゃがはそれほどのものではないぞ。

  関西風の味付けなのか関東風の味付けなのか、肉は何を使うか、白滝か糸蒟蒻か、青豆を入れるかどうか、人参の切り方は、汁気はどうするか、人によって好みが違う以上、基準にはなり得ず、ただ抗争の種となるばかりだ。それぞれ肉じゃがの好みの味があるだろう。それを偶然その通りに作れる女などいるわけがないではないか。くれぐれも言う。女は肉じゃがを必殺技と勘違いするのはやめろ。そして男は肉じゃがを決め手にするのはやめろ。危険すぎるぞ。

  「好みの味に少しずつ修正していけばいい」そんな甘いことを言えるのは今だけだ。味覚に合わせて料理を少しずつ修正していくのではなくて、料理に合わせて味覚を少しずつ修正されていくことになると、何故わからんのだ。

  自分で調理すれば話は簡単なのだが、単純素朴な料理と言われている割には手間と時間がかかる。しかも大量に作っても食べきれるものではない。少量しか作らないのであればあらゆる面から不経済である。しかも肉じゃがはおかずの主役には相応しくないから、草臥れるだけだ。

  じゃがいも人参白菜、野菜を取れば「へるしぃ」。あれだけ醤油をどぼどぼ注いで砂糖を山盛ぶち込んでおいて何が「へるしぃ」か。皆の衆、目を覚ませ。

  魚をさばくことが出来るかどうかを基準にすればよいのだ。

 
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