注:途中まで台本形式なので読みにくいです。
添削するのが面倒だったのでやってません。
???「時は満ちた・・・。全ての刻(とき)がようやくだ・・・。」
男が低く、頭に響く声で目の前にいる少女たちにそう言った。
少女たちは、口元に笑みを浮かべ「はい。」とだけ言うと、音もなくその場から消えた。
そして男は、少女たちが去っていったのを見ると、窓の外を見つめ、
男「全ては・・・プレシアのために・・・。」
と、呟いた。
海鳴町・・・緑豊かで海もきれいな町。
ここに、この物語の主人公が三人ほど住んでいる。
一人は、高町なのは。一年半くらい前に、魔導師として、闇の書と呼ばれる一級捜索指定物の封印の手伝いをした。
もう二人は、フェイト・T・ハラオウンと八神はやて。Tは、テスタロッサの略称。(いわゆる、ミドルネーム)
元々、ハラオウンという名は入っていなかったが、闇の書事件後、時空管理局提督『リンディ・ハラオウン』の養子になった為、ハラオウンという名が入った。
八神はやては、一年半前の闇の書事件に直接関わった人物である。
それもそのはず、はやてはその闇の書の主だったのだ。
足が不自由な為、車椅子での生活をしていたが、リハビリを乗り越え、今では歩けるどころか、走れるまでに回復している。
高町家、道場内。
???「はあぁぁぁぁっ!!」
???「せぇぇぇい!!」
一人の少女と一人の女性が、互いの武器を持って、ぶつかり合う。
???「やるな、美由希。」
西洋の剣のようなものを持っていた、女性が呟いた。
美由希と呼ばれた少女は、苦笑いしながら、
美由希「シグナムさんの方が、凄いですって・・・。私、受け流すのがやっとだし・・・。」
腕を、ふるふると振った。
シグナム「いや、お前の太刀筋もなかなかのものだ。そうだろう?レヴァンティン」
シグナムが自分の剣を『レヴァンティン』と呼んだのは、シグナムのアームドデバイスと呼ばれる、魔法を使うための杖のようなものだ。
レヴァンティン『ja.』
レヴァンティンは、高い電子音でそう答えた。
シグナムは美由希の太刀を受け流しながら、ボソリと呟いた。
シグナム「・・・テスタロッサと一対一で勝負してみたい。この前は、奴に邪魔されてしまったからな・・・。」
美由希はシグナムの呟きを聞き、
美由希「え、フェイトちゃんとですか?フェイトちゃんと一対一は、かなりキツイですよ?私、負けちゃったし。」
と、シグナムノ太刀を受け流しながらそう答えた。
シグナム「それほどのものなのか?奴の太刀筋は。」
美由希「そりゃあ、もう。恭ちゃんですら、苦戦を強いられましたから。」
恭ちゃんとは、美由希の義理ではないが兄である。なのはは、恭ちゃんもとい高町恭也の血の繋がった妹である。
美由希の言葉に少しギョッとするシグナム。
シグナムですら恭也の太刀についていけないというのに、フェイトはその太刀をほとんど見切っているというのだ。
シグナム「(このままでは、勝負が付かんな・・・。)せいっ!!」
美由希「わっ!危ない、危ない・・・!(シグナムさんは本気だ・・・!なら、『アレ』をやるしか・・・!!)」
シグナムの一閃を素早くかわし、美由希は、
美由希「御神(みかみ)小太刀二刀流・奥義!『薙旋(なぎつむじ)』!!」
そう叫び、一撃、二撃、三撃と素早く小太刀を振るっていく。
一撃目と二撃目は何とか、受け流したものの、三撃目が上手い具合に、レヴァンティンに当たり、シグナムはバランスを崩す。
シグナム「しまった・・・!?レヴァンティン!」
レヴァンティン『Phanther Gaist!(パンツァー・ガイスト)』
シグナムの周りが、淡い紫色に輝く。
そして、止めを刺そうとした美由希の太刀が弾かれる。
しかも、勢いよく。
美由希「うわわ!!」
美由希は吹き飛ばされ、壁に叩きつけられ、気絶した。
シグナムは、しまった!と思い、急いで美由希の元に駆け寄った。
恭也「まったく・・・これぐらいで怪我をするなんて情けないぞ、美由希。」
美由希「ごめんね・・・恭ちゃん。」
あの後、シグナムが気絶した美由希を家まで運んできたのである。
その光景を見て驚いた恭也は、シグナムから事情を聞いた・・・というわけだ。
恭也「だけど、危機に陥ったからといって、魔法を使うのは・・・。」
シグナム「すまない・・・。つい、反射的に・・・。」
シグナムはただ謝るしかなかった。
夜・・・町外れの山に三人・・・いや四人の少女が夜空に佇んでいた。
そして、一人の少女が叫ぶ。
???「そろそろ、仕掛けるぞ!グングニール!!」
その少女の腕についたひし形のクリスタルが、
グングニール『広範囲結界・・・展開』
と、電子音で答えた。
そして、もう一人の少女・・・容姿が『フェイト』にそっくりな少女がくすくすと笑いながら、
???「早く来て・・・フェイト・・・。」
と、呟いた。
ビーッ!ビーッ!ビーッ!
???「広範囲結界・・・!?艦長!」
艦長と呼ばれた女性は、フェイトの母親のリンディ・ハラオウンである。
リンディ「エイミィ、状況の確認と局員の呼び出し、それに・・・なのはさん達に連絡を!!」
リンディがエイミィと呼んだ少女が、威勢よく、
エイミィ「了解!すでに、クロノ執務官が現場に向かっています!」
と、叫んだ。
リンディは、何か嫌なことが起こるのでは、と予感する。
リンディ「(この予感・・・当たらなければいいのだけれど・・・。)」
???「アリシア・・・本当に良いのか?」
アリシアと呼ばれたフェイトにそっくりな少女は、
アリシア「何が?ミカ。フェイトをこの手で倒すこと?」
と、笑いながら言った。
ミカ「それもあるが・・・何よりも、『奴』の言うことを信用して行動して良いのか・・・。
と、そう聞きたいんだが・・・。」
ミカのその先の言葉を、長髪の少女が遮る。
???「来たよ・・・!この魔力数値・・・奴らだ!」
すると、その言葉と同時に、黒い服装に特徴的な魔導師の杖『デュランダル』を握っている少年が現れた。
???「お前達か!この付近に現れた魔導師というのは・・・!」
少年は、デュランダルを少女たちに向けた。
アリシア「久し振り?それとも初めましてかな?クロノ・ハラオウン執務官。」
クロノ「何・・・!?君は・・・!アリシア・・・テスタロッサ!?」
クロノがそう言った瞬間、後ろから、
なのは「クロノ君!」
フェイト「遅れてごめん!」
はやて「あの娘(こ)達が・・・!?」
と、聞きなれた声が聞こえた。
すると、フェイトがあることに気付く。
フェイト「・・・!」
フェイトの様子がおかしいと感じたなのはは、フェイトの視線を追った。
なのは「・・・嘘・・・あの娘(こ)は・・・!!」
驚くなのは達に、アリシアはクスリ、と笑い、
アリシア「久し振り・・・フェイト。初めまして、なのは。」
長い夜が・・・始まった。
久遠「魔法少女リリカルなのはA’sの闇の書の事件後、一年半後の世界を舞台としたものです。
アリシアを出そうか、出さないかはとても悩みました。
でも、イリーガルナイツという、ヴォルケンリッターに似たキャラを出したので、
アリシアも出してみたら面白いかも・・・と思い、アリシアを出してみました。
で、次回予告。」
ユーノ「困惑するフェイトとなのは・・・。」
アルフ「突然現れた、アリシアは何故、フェイト達を倒そうとするのか・・・。そして、周りの少女達の目的とは・・・?」
ユーノ&アルフ『次回、
第二話~ヴォルケンリッター対イリーガルナイツ~に、ターミナル・イグニッション!!』
久遠「リリカルマジカル!頑張ります!!」
最終更新:2013年08月21日 17:42