‥‥‥‥
ヒルデ
「私に出来ることはこれくらいなので‥‥‥‥」
‥‥‥‥‥
ヒルデ
(勇者様‥‥‥
ユージンと一緒に世界を出て、一緒に暮らすようになってどれだけ経ったか)
ヒルデ
(自由を得られず神の手によって縛られていた我々はようやく好きなように生き、
ユージンは漫画家となっていた)
ヒルデ
(私はと言うと、彼に付き添って一緒に暮らしている‥‥‥ただの住み込みのニートだ)
ヒルデ
(こんなことでいいのでしょうか‥‥‥どうにか楽してお金を稼げる手段を見つけないと‥‥‥‥)
ヒルデ
(あの人は私を‥‥‥その、愛しているのかは少し分からないですが、いつも傍に居てくれて‥‥‥とても感謝しきれない)
ヒルデ
(‥‥‥‥私は望んでいたものを手に入れた、子供の頃からあんなに欲しがっていたやりたいことやる生活も、肉も、お金も沢山ある、なのに‥‥‥どうして)
ヒルデ
(どうして満たされないのだろう‥‥‥‥‥)
‥‥‥‥‥‥
ヒルデ
「
ユージン大丈夫かな……もうずっと漫画を描いてばかりで……どうにか休めないのでしょうか」
ヒルデ
「………というよりは再来週分まで書き終えたって聞いたはずなのに、一体何を………?」
……
ユージン
「……………なんか違うな、現実味がない」
ユージン
「こういうのよく分からねぇんだよな………」
………
ヒルデ
「
ユージン、最近何描いてるんですか?漫画はもう出来ているはずでは?」
ユージン
「ま、サンダーに送る方とは別でな……そっちは気分で仕上げるから気にすんな」
ヒルデ
「たまには休んでくださいね、その………私でよければ、何なりと」
ユージン
「っ!?い、いやなんでもねぇ!気にすんな!」
〜翌日〜
ヒルデ
「
ユージンさっきベッド見てましたね‥‥‥何を隠しているのやら‥‥‥‥」ゴソゴソ
………
ヒルデ
「…………私というものがありながら、こんな………えっ、えっ」
ヒルデ
「わ、私と貴方の本!?本人を前にしてよくこんなモノ買えましたね!!」
ヒルデ
「……………実際、なんでこんなもの、買ってきたんですか、使ったんですか………私より先に……あっ、こんなこと………」
ユージン
「いや…………その、それは、なんというか」
ユージン
「最近、趣味で……描いてたんだよ、その、そういうの」
ユージン
「仕方ねぇだろ!!エロ本描いてるなんてお前に言えるか!!」
ユージン
「ただ、なんつーか………描いてて現実味がない、まぁ童貞だし当たり前なんだけど」
ユージン
「この本に出ている俺みたいに、上手くやれないんだ、とても……」
ユージン
「いずれは、その、なんか………するんだろ?そういう仲じゃなかったかもしれなーけど、その…………」
ヒルデ
「私とエッチしたいって……誘っているんですか?」
ユージン
「いや違う!!違うんだよ!!今俺はちょっと悩みをうちあけただけで、いやないってその」
ヒルデ
「私は貴方とここまで来て……共に自由を生きる、貴方へ純潔を捧げる覚悟は出来ています」
ヒルデ
「何より………その、したいんです、貴方と……」
ヒルデ
「この本に載ってるようなこと………気持ちいいこと……私も味わいたい!!」
ヒルデ
「や、やだ………私、なんてはしたないことを…………」
〜その日の夜〜
ヒルデ
(あ、あああああ、遂に
ユージンと、いっ、一緒に風呂はいって、その後に
ユージンと………エッチを…………)
ヒルデ
(落ち着かないと、落ち着かないと…………)
ヒルデ
(
ユージンもう勃ってる………あんな大きなの初めて見た……実物どうなってるんだろう………)
ヒルデ
「特別です、身体の隅々までじっくりと………」
モニッ
ユージン
「
ヒルデ、こんな事言うのも今更なんだが‥‥‥‥‥お前って、胸でかいな」モニモニ
ヒルデ
「は、はーー!?こ、これくらいで感じてなんか、まだ平気で・・・ああっ」
ユージン
「……おっ、おおお、バスタオル越しとは違うすべすべとした……」
ヒルデ
「も、もう…さっきから胸ばかり…ちゃんと私の体洗ってくださって……」
ヒルデ
(わ、私の胸……
ユージンに触らせたことはあるのに、こんなにどきどきするなんて……)
さわさわさわ………
ユージン
「あ、そういう意味で言ったわけじゃなくて………」
ムニムニ
…………
ヒルデ
「ちょ、ちょちょ、ちょっと………流石に2人は狭すぎませんか……?」ギュッ
ヒルデ
(湯船の中から
ユージンの……そ、それが丸見えで……あれがもうすぐ私の中に………)キュンッ
ヒルデ
(ダメっ、まだダメ………でも………)ハァハァ
ヒルデ
「
ユージン、私のぼせたみたいなので先上がりますね………」フラフラ
ヒルデ
「大丈夫です、その……先にベッドで待ってますね………」
………
ヒルデ
「
ユージンが上がるまで……ちょっとだけあの本を………」パラッ
ススス
ヌチュッ
ヌッ……クチュックチュッ
…………
ユージン
「やっべ………俺までのぼせちまった………」
ユージン
(いや大丈夫なのか?
ヒルデといきなりこんなことして、これってつまりアレだよな、下手したらアレだな?)
ユージン
「いや1回ヤッたからってそれはねぇだろ多分うん」
ユージン
「ここから勢いでヤッて孕んでそのままデキ婚して家族になるなんて流石に………」
ユージン
「やべえええええええええ!!!!」ガクッ
ユージン
「俺とんでもないこと言っちまったあああああああ!!!」
ユージン
「最初こそ
ヒルデとヤレるとか楽しみにしてたけどこれ結構重大なやつじゃん!」
ユージン
「いやそりゃそうか!重大だから18禁じゃねーかバカ!!」
ユージン
「けど
ヒルデも誘ってきたし、ついさっきまで俺も勃ってたし………」
………………
マグナス
「…………で、いつになく真剣な顔で俺のところに来たわけか」
ユージン
「そうだ、今回ばかりはマジでお前が頼りだ、俺より先に結婚したわけだし」
マグナス
「………予知でお前の慌てぶりを見なければ居留守決め込むつもりだったけどな、性的な話てお前」
マグナス
「…………まあいい、1個ずつ質問するから答えてくれ」
マグナス
「まず………お前なんで自分のエロ本なんて持ってたんだよ」
ユージン
「いやつい出来心で……本当は別のエロ本買いに行く予定だったんだが目に止まって」
マグナス
「まずエロ本買うな女と同棲しながら!あと俺のベッド覗くな!無いから俺は!」
マグナス
「あるわけないだろ結婚したのに!俺は一筋なの!」
ユージン
「じゃあこっちも聞くけど、お前はもう抱いたのか?」
ユージン
「あーそっか、お前相当ヘタレだったもんな」
ユージン
「いつだったか、夜の街に2人で遊びに行った時にお前顔がプルプルしてて面白かったって」
マグナス
「バカやめろそんな話は!アリアいるんだぞ!」
マグナス
「で?次にお前自身は
ヒルデの事をどう思ってる?結婚したいのか?家族になりたいか?」
ユージン
「でも俺が父親になるって言うのはまた別の問題だろ?」
マグナス
「まあな、お前が父親とか子供の成長が不安だ」
マグナス
「色んな意味で二の舞にならないか不安、とでも言っとこうか」
ユージン
「買ったエロ本にヤッた勢いで妊娠してデキ婚エンドしたやつあったから多分それ思い出してな………」
マグナス
「危険日だったら有り得なくもないな………最後!」
マグナス
「それ、昨日の話だよな?結局昨晩
ヒルデとはヤッたのか?ヤッてないのか?」
ユージン
「いや………それなんだけどな………ちょっと複雑で……」
……………
ユージン
『とりあえず着替えて
ヒルデのところ行こう………また今度でいいよな………』
ユージン
「そん時はお互いヤる気満々だったからベッド居るだろうなと思って」
………
ヒルデ
『アンっ♡♡
ユージンっ♡
ユージンっ♡わたくしのナカをっ♡その立派なフレイムソードで♡いっぱいにして♡♡♡♡』グチュグチュグチュ
ヒルデ
『あーーっ!!イクイクっ♡♡♡あっああああーーーー♡♡♡♡♡』プッシャァ!!!
………
ユージン
「ベッドにいたのは聖女じゃなかった、欲求とフェロモンが漏れて我慢出来ずに結構激しめのオナニーしていた性女の姿だった」
マグナス
「何ちょっと上手いこと言った感出してるんだよ、お前のはフレイムソードどころかポイズンナイフだろ」
アリア
「そ、そうです!
マグナス様の股間は朝はそれは大層なロンギヌス………」
マグナス
「それはいい!それでお前のフレイムソードはどうなってたわけ?」
ユージン
「それどころじゃねぇから普通にシナっと萎えてた」
ユージン
「まあ正直、あの時のヒルデすげぇエロかったんだけど」
…………
ヒルデ
『あっ………きゃあああ!!?す、すみません!軽く済ませるつもりがついヒートアップして………』ハァハァ
ヒルデ
『わ……私はもう覚悟は決めました!今夜は………』
ヒルデ
『私もう我慢できません!!』シュバァ!!
ヒルデ
『………あ、あれ?
ユージンのあれ……なんでしなって………』ハァハァ
ヒルデ
『………だったら、また私が大きくしてあげます♡これがありますから』プルンッギュッ
………
ユージン
「とても話を聞き入れるような精神状態じゃなかった、なんというか……餌を貰いたくてお強請りしてるわんこのような………」
マグナス
「気を使うな、それはもう思いっきりタガが外れた野獣だよ」
ユージン
「もう言わなくても予知しなくても察するだろ?」
ヒルデ
『ふーーっ♡♡♡男の人はこういうの好きなのですよね♡♡♡』ムニュウウッ
ユージン
「
ヒルデの1番の武器によって再び覚醒した俺のフレイムソード………」
ユージン
「ああ勢い余ってそのままミラクルビックバンしちまったんだけどな」
ドビュッ
………
ヌプッ!
ヒルデ
『ああっ!!♡♡
ユージン!!
ユージン!!わたしっ!!あなたとっ!!あなたとひとつになって!!』パンパンパンパン!!
ヒルデ
『あなたのことしかかんがえられない!!こしがっ!!とまらないのっ!!』パンパンパンパン!!
ドビュビュビュビルルルル!!!
ビュルルルルル!!!
ヒルデ
『もっと………もっとおお♡♡』ガクッガクッ
…………
ユージン
「初めての経験だった、それで頼みがあるんだが予知で
ヒルデが孕んでないか確認してくれない?」
マグナス
「あと
ヒルデが獣にならないように定期的に発情したら解消してやれ」
マグナス
「うちの妻をそっちの淫乱モンスターと一緒にするな」
ユージン
「そのモンスター俺の妻(仮)なんだが?」
マグナス
「まぁその話は後日!長いこと予知することになるから時間がかかる、今度は
ヒルデを連れてこいよ」
マグナス
「悪いなアリア、朝っぱらからこんな話して……」
パンパンパンパンパン
アーーーーーーーっ!!!!
_______________________
ヒルデ
「やってしまった……抱かれるつもりだったのに思いっきり…あれってレイプ……」
ユージン
「気にするな、俺も最初は乗り気だったしな」
ユージン
「俺はお前を離さない、たとえ何があっても幸せにしてやる」
パンパンパンパンパン!!!
__________________________
END
最終更新:2021年06月01日 08:32