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熱“呪”症:7スレ目118(短編)

最終更新:

kuroneko_2ch

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『熱“呪”症』

京介の部屋にて
「なあ……」
「なにかしら?」
「の、呪ってもいいか?」
「なっ!……い、いきなり何を言い出すのよこの男は!?」
「い、いや……いつもお前に呪われてばかりだろ? たまには俺から呪ってみようかと」
「だ、だだ駄目よ。あ、あなたが私を呪うなんて……!」
「そっか……ダメか」
「……え、ええ、駄目に決まっているわ」
「わかった。ダメなら仕方ないな」
「……な、なによ。もう諦めたの? や、やっぱりあなたはヘタレなのね」
「ん? だってダメなんだろ? それともやっぱり呪ってもいいのか?」
「……い、いいわけではないけれど……そ、その……呪う相手に許可を求めるのは
 おかしいでしょう。……の、呪いたいなら勝手に呪えばいいのよ」
「ほう……じゃあ遠慮なく……」
「う……ま、待ちなさい。……た、ただし、呪われたら私も呪い返すわよ。
 そ、その覚悟があるのなら……お、おやりなさいな」
「……そっか。んじゃ、やっぱやめとくわ」
「えっ!?」
「呪ったら呪い返されるんだろ? それじゃあできねぇよ。
 なんたって俺はヘタレだからな」
「う……な、なによそれ。私に一方的に呪われろというの?」
「別に。お前を呪うのはやめとくってだけだよ」
「そ、そう……」
「……」
「……」
「呪ってほしいのか?」
「なっ……そ、そんなわけ……!」
「俺を呪いたいのか?」
「う…………」
「じゃあ、二人で呪いっこするか?」
「…………うん」
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