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ID:gendkmPS0様

「フヒヒ、大金何に使うかなぁ。」
大金を懐に、意気揚々と歩いているのはマロユキア大陸の主要街道。
ルネーニから商業都市バロシアへと続く道だった。
なぜそんなところを歩いているかと言うと、バロシアから南に下ったところにある、サメジマという小さな街がある。
ここに隠居した勇者が居るという噂を聞いたのだ。
「隠居した勇者に会ったら魔王討伐まで一直線だよな。常識的に考えて。それまでに遊んでおかねば。」
貧乏人に大金を持たせてもろくな事にならない、という見本である。
「バロシアとか言うとこに行けばどんな店でもあるらしいからな。バニーちゃんとか・・・ふひひひ」
独り言をぶつぶつと呟き、にやにやとする舞人は有体にいって不気味である。
「お?うっすらと見えるアレがバロシアじゃね?」
遠くにうっすらと街の姿が見えてきた。後1、2時間も歩けば着けそうだ。
ルニーネからバロシアへは、歩くと5日はかかる。
舞人は転移魔法で9割程ショートカットしているのであった。
「よーし、パパ張り切っちゃうぞー。」
あーんなことやこーんなことを目指し、突っ走ろうとしたその時だった。
「ガノタダ、いっきま~す。」
しゅごっ!
すんごい勢いで風を切り、何かものすんごいのが飛び出してきた。
がしょーんと舞人の目の前に降り立ち、ポーズを決める。
「誰が読んだか街道の白い悪魔。斧を片手に飛び回、今日も今日とて獲物を刈る。俺、参上!」
きゅぴーん
その白い悪魔とやらは満足そうに目を光らせた。
何とも奇妙な偉丈夫、いや、異常夫とでも言うべき物体だった。

テラ中途半端、続きはwebで。

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最終更新:2007年05月12日 17:42