南柏のお話第2作

くろすての2021年4月12日の夜の放送で南柏が話した物語である。なお、作中に出てくる人物と実際の人物との関係は全くないので注意。作:南柏

本文

ある日、かぶるくん[?]とぬけないくんが遊んでいると、かぶるくん[?]がぬけないくんのトンネル(土管)にひびが入っていることに気付いた。
「ぬけないくん、ひび入ってるぞ?」「そうかー もう長い事ぬけないからねー しょうがないよー プラスチックは劣化するからね」
2人でかくれんぼで遊ぼうとしたその時である。手前が坂になっていてぬけないくんが転がって行ってしまった。
かぶるくん[?]が急いで追いかけるが、速すぎて追いつけない。ぬけないくんは坂の終端で石に強くぶつかってしまった。
石に当たった強い衝撃によって、ひびが広がりぬけないくんのトンネルは真っ二つに割れてしまった。砂埃がたっている。
砂埃が落ち着くと、ぬけないくんが立って出てきた。トンネルに入っていないぬけないくんをかぶるくん[?]は初めて見た。特に普通のハムスターであるが。
ぬけないくんはこれまでトンネルに隠れていて出せなかった手が解放され、体が自由になったが、なぜかぬけないくんは泣いてしまう。
ぬけないくん「このトンネル・・・ボクが小さいころから一緒だったトンネルでぐすん しかもトンネルから抜けたら、もうボクぬけないくんじゃない。」
かぶるくん[?]も落ち込んでいたが、ふと思い出したかぶるくん[?]は「ちょっと待ってて」といいぬけないくんのそばから離れた。
しばらくすると、かぶるくん[?]はハムちゃんずを連れてきた。かぶるくん[?]「皆!ぬけないくんのトンネルが割れちゃったんだ。そこで皆には・・・」
「新しいトンネルを探してきてほしいんだぞ。ぬけないくんにひったりのトンネルを。」ハムちゃんずはそれぞれの家に行き、トンネルを持ち寄る。
しかし、ぬけないくんの体が小さいために、皆が持ち寄ったトンネルでは体が抜けてしまう。ここでかぶるくん[?]はあることを思い出した。
かぶるくん[?]「確か、ボクの家に昔小さい頃使ってた小さめのトンネルがあるんだぞ。」しばらくするとかぶるくん[?]はそれを持ってきた。
それはぬけないくんにぴったりのようであったがぬけないくんはトンネルに入ろうとしない。かぶるくん[?]が理由を聞く。
ぬけないくん「もう、これでいいよ。トンネルに入ってるより、皆と同じようなほうが動きやすいしいいなと感じた。名前は気にしなくていい。」
ハムちゃんずは黙ってぬけないくんの言葉を聞く。そこに、工作が得意なパンダくんが「そのトンネル貸して。」と言う。
パンダくんは、そのプラスチックのトンネルを改造して、自由に取り外しができるトンネルに改造した。ハムちゃんずはおお!と言う。
パンダくん「これなら、トンネルをつけたり、つけなかったりできるよ。ぬけないくん、これはどう?」ぬけないくんは笑顔になった。
ぬけないくん「わあ!これなら便利だ!ありがとうパンダくん!」とニコニコする。それから、ぬけないくんはそのトンネルを装着した。
そして、かくれんぼが得意なぬけないくんやかぶるくん[?]ももちろん、ハムちゃんずみんなでかくれんぼで遊んだ。

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最終更新:2023年04月06日 08:41