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良薬くちに甘し! まとめ
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良薬くちに甘し! まとめ

ルルSS

最終更新:

kutiama

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ルル三姉妹

19錠目


18錠目


428 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/03(木) 14:29:59.72 ID:jCYIMwlz0

保守がわりに中途半端に脳汁
ト書き(学校でぶっ倒れて保健室へ運ばれた。ベッドの上にて)

山「ぁ~、、、」
うっすらと目を開ける。見慣れた顔がぼんやりと見えた。
保健室の先生「あら、気がついた?」
山「あ、すみません。。。」起きあがろうとしてまたフッと意識が遠のく。
保「いいのよ、無理しなくても。今の授業が終わるまでまだ時間あるし、ゆっくりしてなさい」
山「はぁ。。。それじゃぁ。。」ベッドにごろんと寝ころぶ。
動くたびに安物のパイプベッドがギシギシと歪んだ音を立てている。

寝ころびながら保健室を見回す。
山「先生、あんな絵前から有りましたっけ?」
壁に見慣れない絵が掛けられていた。
保「ああ、あれ?あなたの一つ下の子が書いてくれたのよ。キレイでしょう?」
山「へぇ。。。」ふらふらとベッドから這いだして絵の前に立ってみる。

綺麗な朝焼けの風景画。

429 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/03(木) 14:30:34.95 ID:jCYIMwlz0
保「気に入った?」
山「あ、はい。とても」
保「でもその子最近学校に来てないらしいのよね。。」
山「病気か何かですか??」
保「ん~、そんなトコかな?あんまり言えないケドね。」
山「はぁ・・」

>>後日放課後
放送「OーO組、山井くん 保健室までお越し下さい」


山「失礼します、山井ですけど・・・」奥の方に先生が見えた。
保「遅いじゃないの!ささ、こっちきてこっち!」
応接室(と言ってもしきりがしてあって、業務用デスクとソファがあるだけの部屋)に通された。

先生ともう一人、見かけない女の子がソファに腰掛けている。
保「ほら、こないだ話したでしょ?あの絵の作者」

山「ええええぇぇ!?その子が!?」

430 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/03(木) 14:31:24.55 ID:jCYIMwlz0
ソファに座っている女の子がビクッとした。
保「コラ、大きな声ださないの!おびえちゃうじゃないの!!」
山「え・・??あ、ごめん」あまり状況が飲み込めない。

だって、あんな綺麗な絵書くぐらいだから、もっとオトナっぽい子かと思ってたら
どう見ても小学生だぞ!?これで一つしか違わないってのはある意味犯罪だって。

山「で、いきなりなんで呼び出したんですか??」
保「あぁ、アンタの事を色々この子に話して、呼んでも良いかってきいたらOKでたもんだからさ」
シレっと。あくまでシレっと答える。

山「この子の名前は?」
流依「三条・・・流依です・・・」

山「へ?」不意打ちで、しかも消え入りそうなほど小さな声だったので聞き逃してしまう。

保「その子は三条流依ちゃん。確か君んとこの近くにお屋敷が合ったでしょ?そこのお嬢さん」
再び
ええええぇぇええええ!?

あの丘の上の?うちがそのまま10件は入りそうな勢いの!?

431 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/03(木) 14:31:52.93 ID:jCYIMwlz0
保「でね、今日久しぶりに学校に来たんだけど、色々あって帰らなきゃいけなくなったのよ。
 それでその子をウチまで送ってあげて欲しいの」

三度
山「えええぇぇえええ!?」
保「よろしくね~♪アタシは会議行かなきゃならないから♪」

会議の所に副音声でデートって入ってた気がするんだが。
保「ちなみに鍵はしめなくていいから。それじゃあまた明日ね」


山「いきなりそんなこと言われても・・・」
流「・・・・・・」
俯いていて顔はあまり分からない。」

山「えっと・・・流依ちゃん・・・だっけ?」
コクリと頷いた。
山「とりあえずかえろっか?」
今度はブンブンと首を振る。
山「・・・??」
流依ちゃんの目の前のソファに腰掛ける。
山「どうしたの?帰ろうよ」
流「人・・・一杯・・・」
山「え・・・??」

432 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/03(木) 14:32:25.78 ID:jCYIMwlz0
確かにHRがおわったばかりで外には生徒が大勢いた。
山「人・・・嫌なの?」
流「・・・」無言で頷く。
山「そっか・・・」

……………
…………………
………………………
この間には耐えられない
絵の方に目をやりながら、
山「絵、上手なんだね~」
流「ありがと・・・」注意しなければ聞き逃してしまう様な声。
山「習ったりしてたの??」
流「ん~ん、自分で・・」
山「自分で!?すごいね」
流「そうかな・?」

少しずつ声が大きくなってきた様な気がする。
流依の方に目をやると、俯いていたのが何時のまにかコチラを見ていた。

433 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/03(木) 14:32:48.17 ID:jCYIMwlz0
流「あの・・・」
山「ん??どうかした??」
流「山井さん、貧血持ちなんですか??」
山「あ、うん。貧血というか半病人みたいな感じかな。よくぶっ倒れるんだ」
流「そうなんですか。。」
山「それがどうかした??」
流「いえ、先生の話が本当なのかなとおもって」
パッと笑顔になる。その少女が笑うとそこだけ華が咲いたように明るくなった。
山「まぁ、あの先生の言うことだしね」
流「はい」にっこりとした笑顔が続いている。

山「そろそろ暗くなってきたし、帰ろうか?人も少ないし」
流「・・・はい・・」さっきまでの笑顔が突然無表情になる。

山(・・・・????)不思議に思いながらも鞄をつかみ、ドアの方へと歩いていく。
流依は後ろに着いてきている。

434 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/03(木) 14:33:22.72 ID:jCYIMwlz0
保健室のドアを開ける。吹奏楽部の奏でる音色が聞こえてくる。
下足場の方へ歩いていく。流依は相変わらず後ろに隠れるようにひっついて歩いてくる。

山「帰りは自転車??」
流「歩きです・・・」

山「そっか、じゃぁ自転車取ってくるよ。正門で待ってて」
流依と別れて自転車置き場へ行こうとした。
が服が引っかかったのか後ろへ引っ張られる。

流依が服の裾をつかんでいた。
流「いっちゃやだ・・・」
山「へ・・・?でも自転車」
流「やだ・・・」
山「じゃぁ一緒に取りに行く?」
流「ん」少し笑ってくれた気がした。

イメージ的には、メンヘルに成る少し前(人は苦手、学校も嫌いだけど、100%ダメではない)
ぐらいの状態のつもりのつもりのつもり(・ω・`)
(編集注:wiki表示の仕様上、一部文中の記号表現が過去ログと異なっています)



17錠目


59 名前:前217 投稿日:2006/08/01(火) 05:46:39.00 ID:+pWGitUg0

(その1)


「私ね、妖精が見えるの」
「……何だって?」
これが、最初に俺が流依と交わした言葉だった。

学校の授業が終わり、その帰り道。
うだるような夏の日差しが肌を焼く。
輝く太陽が目に眩しい。
そして俺はいつものように、
いや、いつも以上に体調不良に喘いでいた。
「暑い……」
むしろ熱い。
自宅まで帰るだけなのに、何でこんなに苦労しなくてならないのか。
ふらふらとする足に力を込め、俺は自宅を目指して歩く。
と、その時、
「あら?」
不意に、一瞬目の前の景色がぐらりと揺れた。
あ、これはやばい……。
今までの経験上、こうなると倒れるまであと少しだ。
軽い眩暈で済んでいるうちはいいが、
このままだといずれ救急車で運ばれる羽目になる。
……仕方ない、どこかで少し休憩しよう。
きょろきょろと辺りを見回してみると、ちょうど近くに公園があった。
木でもあれば、木陰の下で涼もう……。
俺は重い足取りで、公園へと向かった。

60 名前:前217 投稿日:2006/08/01(火) 05:47:22.67 ID:+pWGitUg0
(その2)


「お、いい感じな木を発見」
公園の端に、大きなケヤキの木が1本、
その存在感を示すように隆々とそびえていた。
俺はその木を目指し、歩みを進める。
「ん?」
ふと近くに寄ってみると、そこにはすでに先客が座っていた。
女の子……?
長い髪。
線の細い体。
俺よりも白い肌。
そして、まるで西洋の人形のような整った顔。
その視線は、どこか遠くを見つめている。
「……」
俺はどうしたものかと、彼女の前で立ち尽くした。
隣に一緒に座ってもいいものだろうか?
声をかけようとしたその時、不意に彼女が口を開いた。
「私ね、妖精が見えるの」
「……何だって?」
彼女は、俺の方を見ないでそう言った。
俺も彼女が見ている方向へと目をやってみる。
その視線の先には……何もない。
あえて言えば、砂場があるくらいだ。
……とりあえず、座ろう。
「……隣、いいかな?」
「……」
返答はない。
俺はそれを肯定と勝手に受け取ると、彼女の側に腰を下ろした。

61 名前:前217 投稿日:2006/08/01(火) 05:48:14.28 ID:+pWGitUg0
(その3)


「妖精……って、どういう意味?」
「ほら、そこよ。見えるでしょう?」
彼女が自分の目の前を指差す。
そこにはただ、地面があるだけ。
「えーと……?」
どんなに目を凝らしても、俺には何も見えなかった。
「あの、何も見えないんだが?」
「どうして?」
「どうしてって言われても」
俺が聞きたい。
「綺麗な羽……。私もあんな羽があったら空を飛べるのに……」
「羽?」
虫でもいるのか?
それとも虫を妖精に喩えている……わけじゃないよなぁ……。
「あら、そうなの。あなたも女の子なの……」
彼女が虚空へと呟く。
会話……してるのか?
「そう、そうなの……。それは良かったわね……」
虚ろな目で、何かと会話を続ける少女。
「なぁ、本当に……見えるのか……?」
「あなたはさっきから何を言っているの?」
「さっきも言ったが、俺には、何も見えないんだが……」
「おかしな人ね。すぐ目の前に、こんなにも美しい妖精がいるのに」
「目の前……?」
「そうよ。ほら、分かるでしょう? 今、彼女が羽を開いてあなたに挨拶してくれたわ」
「……」

62 名前:前217 投稿日:2006/08/01(火) 05:49:11.74 ID:+pWGitUg0
(その4)



一瞬、寒気に背筋がゾクリとした。
冷たい汗が流れるのが分かった。
彼女の目には、本当に妖精がありありと見えているのだ。
これは……。
この症状は確か……。
──フェアリーカウンター。
俺の脳裏へと、フッとその言葉が浮かんだ。
見えるはずのないモノが見える、重い精神の病……。
「ふふ、そうなの……」
彼女が楽しそうに笑う。
彼女にしか見えない「妖精」に向かって。
俺はただ、その姿を呆然と見つめていた。

63 名前:前217 投稿日:2006/08/01(火) 05:49:43.73 ID:+pWGitUg0
(その5.ラスト)

「流依!」
突然背後からの声。
彼女がびくりと体を振るわせた。
「こんなところで何をしていたの? 探したわよ」
「流希姉さん……」
俺の目の前に、1人の女性が現れた。
ショートカットの髪。
活発に動く大きな目が印象的だ。
「あら?」
流希と呼ばれた女性が俺に気付く。
「流依のお友達……かしら? 珍しいわね」
「ど、どうも」
とりあえず会釈を返す。
流依というのが、隣に座る彼女の名前なのだろうか?
「ま、お友達でも何でもいいわ。ほら、立ちなさい」
「あ……」
流希と呼ばれた女性は、流依の手を引くと強引に立ち上がらせた。
「帰るわよ、流依」
「……」
流依は俯いたまま、答えない。
「じゃあね、お友達さん」
まだ事態がよく飲み込めない俺をよそに、彼女達は公園を去っていった。
「……」
何だったんだ、一体……。

これが、俺と流依との初めての出会い。
まさかこの時、俺はこの先再び彼女と出会うとは思いもよらなかったのだった……。


16錠目


15錠目


14錠目


476 名前:1/3 :2006/07/29(土) 20:16:42.70 ID:JI2fMmZTO

三女SS

今日は朝から雨が降っていた。
鳥たちがせわしなく空を横切っていく。
暗くよどんだにおい。
こんな日の昼の街は人がまばらで、いつもよりはいくらか静かなのがいい。


「あ、流依ちゃん」
「やまい、おはいお! げんき?」

この人と話すようになったのはいつだったっけな。
薬局に行くとよく会うひと。
青白い顔に痩せたからだをしているからか、妙に近親間があるひと。

「まあまあ元気、かな。流依ちゃんは?」
「いつも通りだよ」

わたしの病気のことを山井は知らない。
山井の病気のことをわたしは知らない。
お互いを熟知し合うような関係じゃない。
熟知したいとも思わない。
ただたまに薬局で会って、たわいもない話をして、本やCDを貸し借りするような仲。
それが心地よかった。

「流依ちゃんはさ、」
「え?」
「病気がよくなったら、何したい?」

478 名前:2/3 :2006/07/29(土) 20:17:54.93 ID:JI2fMmZTO
空気が冷たくなった気がした。
相変わらず雨は降り続いている。
薬剤師が薬の効能を説明する声が、大きなBGMのようで、やけに耳につく。


「……そうだなぁ、やまいと一緒にどこかにいきたいな」

うつむいた声が震えてしまった。
こんなことばしか見付からないわたしは、なんて馬鹿なんだろう。
なにがしたい?
わたしにはそんなことわからない。わからないよ。
逃げたいだけだ。
ただ現実から逃げたいだけ。

479 名前:3/3 :2006/07/29(土) 20:19:51.32 ID:JI2fMmZTO
「流依ちゃん」
『山井さん、山井臥雄さん』
「呼ばれちった。……公園とかならさ、すぐにでも行けるよ」
「、うん」

山井は立ち上がって、少しだけ振り返って、すぐにまた窓口の方へと歩いていった。
薄い体が、ゆらゆらと揺れて見える。
泣かないようにと握り締めていたてのひらが、じっとりと汗ばんでいた。
あの人は強い。
直感がシグナルを鳴らしていた。
遠ざかるべきか、近付くべきか。


どちらにせよ、きっとすぐに、傷口を舐めあうような関係は終わるのだろう、と思った。


どう見てもオナニーです。
本当にありがとうございました。


481 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/29(土) 20:37:08.59 ID:1s+loiya0

ふと空気が冷たくなった感じがした。
外を見てみる、雨は相変わらず降り続いていた。
薬剤師が薬の効能を説明する声が大きなノイズのようで、やけに耳についた。

「……そうだなぁ、やまいと一緒にどこかにいきたいな」

うつむいた声が自分の意図とは別に震えてしまった。
こんなことばしか見付からないわたしは、なんて馬鹿なんだろう。

――なにがしたい?

わたしにはそんなことわからない。わからないよ。

――逃げたいだけだ。

そう。ただ現実から逃げたいだけ。



と自分なりに書き直しちゃった
気分害したらゴメンヨ;;


13錠目


427 名前:デザイン ◆mAyJWs/Ib6 投稿日:2006/07/28(金) 03:36:50.76 ID:yvvyTminO

よし、許可もらったから脳汁投下だ!
デザインとか言ってるけど、クライシスがいる前ではウホッな絵しか描かない約束したからSSで


流依「やまいやまい、こっち来て!」
山井「おお、外車! 流依ちゃん免許持ってたんだ」
流依「でもマニュアルは運転出来ないよ! だからやまい運転して」
山井「ちょっと待て。これは誰の?」
流依「そこで…強奪しました……」

434 名前:デザイン ◆mAyJWs/Ib6 投稿日:2006/07/28(金) 03:44:17.08 ID:yvvyTminO
結局無免許運転することになった山井くん

「そこを真っ直ぐ行って、次の信号を右」
「……はい」
「このまま着いたらね、わたしの家なんだ。今日は家族にやまいを紹介するね」
「ちょ、そんないきなり!」
「高校の同級生で私のことを尊敬し愛している、江田島ですって名乗ってね」
「ギャロwwwwwwww」


12錠目


11錠目


10錠目


953 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/25(火)


18:26:07.83 ID:YM5pIFDRO

三条家2F、三女の部屋のベランダにて

山井「三女、お前また痩せたんじゃないのか?」
三女「そうかなあ、まだね、二の腕掴めるよ?」
山井「それ皮だろ!本当に大丈夫?」
三女「あのね、今すごく体が軽いんだ」
山井「………」
三女「だから、空も飛べるはず!!!!!!」
山井「アッ――――――!!!!」



BAD END

957 名前: 作曲担当1 ◆9yxYMfgVZs 2006/07/25(火) 18:28:46.04 ID:gYJDhmw20

>>953
       ____.____    |
     |        | オッ!!   |   |       |||
     |        | ∧_∧ |   |       |||
     |        |( ・∀・) |   |         三女
     |        |/ ⊃━⊃━━━━┫          ┃
        ̄ ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ ̄ ̄    |    ┃          ┃
                        |    ┗━━━━━┛
                        |
――丶ヽ〃――――――――― ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


9錠目


8錠目


7錠目


194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/07/21(金09:34:45.02 ID:f5JoeaE20)

流れなんて全く読まずに流依ものでSSあたり垂れ流すんだぜ。

キーンコーンカーンコーン。
お決まりのチャイムが授業の終わりを告げた。
現時刻を以って昼休みに突入し、購買及び食堂は戦火に見舞われる事だろう。
以前ならば、俺もその渦中に身を投じ、ただでさえ微少な体力を消耗していた。
しかし、今日の俺はこの消耗戦を回避する作戦を講じていた。
その名も、
   オペレーション・三条姉妹のお弁当を頂けるぜ!
である。
この作戦の水先案内人たる流依は……。

流依「……くー」

寝ていた! この様子だと、授業中から惰眠を貪っていたに違いない。
俺なんか、必死に起きていないとテストが酷い事になるというのに。
何という余裕だろうか、おのれ三条流依。

山井「流依。起きてくれ。起きて俺を弁当のもとへ導いてくれ」
流依「……ん」

眠い目を擦りながら顔を上げる流依の額には、くっきりと跡が残っていた。
机に突っ伏して寝ていれば、まあこうもなろう。

山井「あーあー。おでこ、真っ赤だぞ」
流依「そう? ……んー、まあいいや」
山井「いいわけあるか。可愛い顔が台無しだ」
流依「へ?」

間の抜けた顔をしてこちらを見上げる。

196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/07/21(金09:35:25.61 ID:f5JoeaE20)
流依「可愛いって、誰が」
山井「お前以外の誰がいる」

流依以外の誰かに話しかけていたとしたら、俺は危ない人間だ。
それとも何か、俺は常人に見えない何かが見えるとでも思われているのか。
俺の知らぬ間に、虚弱体質の他に霊感体質の称号を与えられていたのだろうか。
あまり余計な称号を得ても嬉しくないのだが……。

人知れず苦悩していると、流依はふぅと一つため息を紡いだ。

流依「山井君、一度眼科に行った方がいいかも」
山井「眼科?」
流依「そ。可愛いなんて、私じゃなくお姉ちゃんたちに言うべきじゃない?」
山井「そうかなあ?」
流依「どうせ私なんて、あの二人に比べたら十人並なんだし」

言って、流依は席を立った。
俺は足を動かす事が出来ずに、彼女が教室の出入り口に向かう様子を目で追っていた。

『どうせ私なんて』

そう呟いたとき、流依は僅かに笑みを見せた。
しかしその笑みに寂しさと諦めが入り混じっているように思えて、俺はどうしてか動揺している。

流依「……来ないの?」
山井「え、あ、うん。行く」

しばし呆然としていて、反応が遅れていた。慌てて流依の後を追いかける。
三条姉妹の上の二人と合流するまで、俺は流依の見せた笑みを記憶の中に見続けていた。


6錠目


5錠目


470 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/18(火14:14:07.13 ID:KVH2gkVNO)

>>467
三女「臥雄くんどいて!そいつ倒せない!」
山井「は?」
三女「そいつは前世で臥雄くんとあたしの仲を引き裂いた、未確認飛行物体が転世した姿なの!」
明日灯「ひっく…何なのこの娘はぁあああ!!!!!!」
ゴッ
三女「うっ…うう…」

これでまた三女擁護してくれる人が減りました
反省しかしていません


729 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/18(火23:14:28.21 ID:1rYxg+wX0)

前スレにあった三女と山井の出会いの続き書いてみた。



ナース「山井さーん、山井臥雄さーん、3番の窓口にお越しくださーい」

流衣「・・・ヤマイ」

山井「ん?」    

流衣「つまらない話を聞いてくれてありがとう
    ヤマイ・・・また、会える?」


737 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/18(火23:42:17.68 ID:gWgPmQ4GO )

一緒に薬局で薬をもらった帰り,公園に寄る山井と三女。トイレに立った山井が戻ってくると…

山井「ん?三女鳩に餌なんかやってるな…持ってたっけ?てーか鳩も食べてないしあれは何を撒いてるんだ…」
三女「へへー,さっき買った錠剤」
山井「お前,何やってんの!?鳩は薬食べないし,勿体ないし,それにそんな事してたら病気直らないだろ!?」
三女「いいんだー別に治らなくても。薬も半分くらい残ってれば大丈夫!!」
山井「何が大丈夫だ,いいわけないじゃないか治らなくて」
三女「でも,病気も立派な取り柄だよ?私不健康さぐらいだしお姉ちゃんに勝ってるとこ」
山井「正しい日本語を教えてやる。それは健康さで負けてるっていうんだ」
三女「アーアー,キコエナイキコエナイ!!…でもヤマイは?違うの?」
山井「何が」
三女「そんなに病弱だと,逆に誇りに思える!とか」
山井「ない,それは絶対ない。弱い男なんてどこまで行っても半端者さ」
三女「えーちょっと幻滅,ヤマイそういうの気にしてなさそうと思ったのに」
山井「いけないか?お前も趣味とか行動とか奇抜で面白いし,それが取り柄でいいじゃないか。わざわざ病気を取り柄にしなくちゃならないなんておかしいよ」
三女「…喜んでいいのか悲しんでいいのか,わかんないな」
山井「…多分両方。俺先に帰るわ」
三女「あ…ヤマイ…」


山井→病気きらい(健康の知識とか集めてるしね)
三女→むしろ病気好き(取り柄一つ増えたと思ってる)
最初はおもろい子だと思って仲良くしてたが認識の差がはっきりして来て気まずくなる→クライマックスへ,みたいなね


738 :クライシス:2006/07/18(火23:43:32.96 ID:JQHVUW500 )

>もうちょっと基地外

流衣「・・・ヤマイ」

山井「ん?」    

流衣「・--・ -・・- ・・・ ・-・ ・- -・・・ ・-・ --・-・ ・--- -・-・・ ・- ・-・-- ・・・- --- ・-・-- --・-- --・ ・-・・ ・・ ・・-・・ ・・-
    ・-- -・・- ・-    -・・- -・  --・-- -・--- -・--・ ?」

山井「ちょwwwお前は、露美か!!」


759 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水00:33:26.40 ID:LZNar60PO )


>>748
ありがとう
>>715、>>728、>>735を踏まえた上で

それから、何となく気まずいのも手伝って三女とは連絡をとっていなかった。
不安定な彼女のことが心配でなかったと言ったら、それは嘘になる。俺は正直、彼女に惹かれつつあった。
袋がいっぱいになるような量の薬を処方されていても、重く暗い心の病に犯されていても、目に余るほど自虐的でも、
それでも俺には笑顔を見せて、突拍子もないけれど飽きさせない話をしてくれて、俺の話に真剣に耳を傾ける彼女が、愛しい存在になってきていたのだ。
山井「今日こそは、会って話がしたいお」
通いなれた病院でいつも通りの診察を受け、処方箋を片手に薬局への道を歩く。
小雨が降ってきた。夕暮れ色の空気が重たい。

つづく

765 :759つづき:2006/07/19(水) 00:52:47.08 ID:LZNar60PO
薬局のドアが開くと、すぐに彼女の姿が目に入った。初めて見たときと同じ、華奢な体に不釣り合いな大きいヘッドフォン。相変わらずシャカシャカと音を漏らしている。
まさか本当に会えるとは思っていなかった。少し緊張しながら、薄い、消えそうな肩に手をかける。
山井「三女」
三女「……フセオ…」
山井「ちょっと話さなさないか」
三女「…いいの?」
山井「もりろんだお」
薬を受けとり、二人で向かう先は件の公園。雨から逃げるように鳩がバサバサと飛んでいた。
山井「やっぱりさ、俺三女には病気、治って貰いたいんだ」
三女「だって、だって…あたしが病気じゃなくなったら、誰もあたしのこと心配してくれなくなる。あたしのこと見てくれなくなる。
……病気はあたしのアイデンティティなんだもん。治ったらお母さんもお父さんも、みんなみんなあたしのことなんて心配してくれないんだ、愛してくれないんだ!!!ああああああ!!!!111」

次で終わり
770:765つづき:2006/07/19(水) 01:26:17.00 ID:LZNar60PO
俺には三女の価値観はわからない。でもどこかで、彼女だけが原因じゃない何かで、彼女の感情はこじれてしまっているのは痛いほど感じた。
山井「…三女、俺はお前の付き抜けた感じが好きだ。苦しんで作った優秀さなんていらない。三女は三女らしくあればいい」
三女「……」
山井「ご両親だって、お前が言いなりだから愛してくれるんじゃない。理由なんてなくても愛してくれてるんだ。……俺寒いこと言ってるかな」
三女「……フセオ…」
声が震えている。ちら、と三女の顔を覗くと、感情を抑えるでもなく泣いていた。
涙やら鼻水やらで顔はぐちゃぐちゃだ。
山井「だからさ、健康になってもっといろいろなことするお。三女にも俺にも、今は出来ないことがいっぱいだけどさ。でも健康になったら、いろいろな夢がひろがる」
三女「……チュパカブラに会いに、プエルトリコも行けるかな」
山井「行けるよ。まずは日本でツチノコを探せるようにさ、健康になろう。
俺はずっと付き合う。三女と一緒にいる」
三女「……薬、飲む。ご飯も食べる。あたしもヤマイと一緒にいたい」
山井「……ああ」
そうして俺たちは初めて手を繋いだ。指切りげんまん。小学生みたいだ、と二人で笑いった。
三女には笑顔が一番似合う。それがたとえ化粧が落ちてぐちゃぐちゃな顔でも。
いつの間にか雨はやんでいた。夜の空気は雨上がりにも関わらず、水色に澄んでいる気がした。

おわり

779 :しつこく三女で悪いね皆さん:2006/07/19(水) 02:25:56.08 ID:ARv3OaqPO
後日談
(山井の独白)
心配だったのか,惹かれていたのか。…多分,両方だったのだろう。何にせよ,自分をちっぽけだと思い込んでもがいていた彼女――まるで昔の俺のような彼女の,支えになる事が出来てよかったと思う。
飛び切りの美人じゃなくても,笑顔が素敵ならいい。男だって,ムキムキに強くなくても誰かを支えたい気持ちがあればいいはずだ。
そして,珍獣に会いにカリブに飛ぶことは出来なくても,俺達には薬局のそばのいつもの公園があるのだ――

(場面,公園に)

山井「今度は鳩に何をあげてるんだ?」
三女「小石!!投げると餌だと勘違いして寄ってくるんだ,それで結局どこにもないからトボトボ帰っちゃうんだけどその姿が可愛くて」
まず鳩が可哀相と思ってほしいものだ,が面白いからよしとしよう。
山井「お前の考えてることはやっぱり分からんよ」
三女「でも『突き抜けたとこが好き』なんだよね!」
山井「…(゚Д゚〃)」
三女「それに,薬投げてるよりはいいでしょ??」
山井「……自虐ネタは嫌われるぞ」
三女「ごめん,そうだったよね!!特にこのスレでは」
山井「すれ????」


相変わらず彼女の言葉を理解するのは難しい,それでも彼女の気持ちは理解してやりたい。彼女がまたおかしな取り柄に頼らなくて済むように。
「オハイオー!!」まあそれも考え過ぎかな。彼女はあんなに無邪気に鳩と戯れている。
見たこともない程,素敵な笑顔。そう,きっと彼女は大丈夫。


完
てな具合に。


813 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水07:25:52.93 ID:LZNar60PO)
電話
三女「ヤマイ、オハイオ!」
山井「オハイオ…まだ早いよ、どうしたの…」
三女「すごいひと見た、あのひと絶対宇宙人だ」
山井「どんなひとだよ…」
三女「モールス信号で喋ってた」
山井「露美のことかー!!!!」


4錠目


828 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/17(月21:08:17.76 ID:9Xon5wcuO)

>>823
ちゃんと処方箋を書いてもらう薬局だと売ってる


処方を待つ間、俺は薬局の固いソファに腰かけていた
俺の他に客は数人、ヘッドフォンからシャカシャカという音を漏らしている少女がやけに目につく
薬剤師「三女さん、三条三女さん」
……返事はない
きっとヘッドフォンの少女だ、音楽に夢中で声なんて聞こえていないのだろう
山井「あの…」
少女の肩を軽く叩いた
びくっと大きく体を揺らし、ヘッドフォンを外して振り向いた少女は、どこか淀んだような瞳をしていた
三女「……はい?」
山井「あの、あなたが三条さんなら呼ばれてますよ」
これが三女との出会いだった

文才ください><


3錠目


644 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/07/16(日01:39:37.42 ID:siyxAttQO)

>>627
麻之葉オチだいすきwwwww

>>632
山井「流依、悪い!ちょっと途中で血を吐いて……ってそれ」
流依「??臥雄くん、オハイオ。服にも血ついてるよー」
山井「……オハイオ。じゃなくてさ、あのな…」
流依「あ、ヘッドフォン変えたの気付いてくれたんだ!」
山井「ちげーよwwwwお前胸おかしいだろ、急にでかくなりすぎだろ」
流依「これは機能わたしの胸にツチノコが寄生したの」
山井「こえーよ」

麻之葉「あの少女…要注意ですね…ククク」


661 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/07/16(日02:05:42.91 ID:siyxAttQO)

>>650

三女が麻之葉ショッピングに興味を持ったようです

三女「あの、それ…」
麻之葉「ククク……胸部肉増加機、ご要り用ですか…?ククク」
(ククク…こいつも所詮女だな…)
三女「…それ、チュパカブラにつけたらどっちが勝ちますか?」

麻之葉の口調がうまく書けません><


2錠目


464 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金00:21:02.46 ID:M5XzDmkK0)

お待たせしました

流華「山井さん!」 流希「山井!!」 流依「や、山井さん!」
山井「うわぁ!!ど、どうしたの、急に・・・」
流華「実はですね、私たち、お弁当を作って参りましたの」
流希「それで~山井に食べてもらいたいんだけど~」
流依「だ、誰のお弁当が一番か決めてもらいたいんですけど・・・」
山井「は、はぁ~・・・」
流華「まぁ~山井さんのコトですから、きっと私のお弁当が一番だと言ってくれますわ~!」
流希「い~や!流華ねぇより私の方がきっと上だね!!」
流依「わ、私も頑張りましたです~・・・」
山井「ま、まぁまずは弁当を見ないと何とも言えないんですけど・・・」
流希「じゃあまずは私の弁当からだ!」
流華「何を仰ってるのですか?最初に食べてもらうのは当然私でしょう」
流希「い~や!私の弁当だ!」 流華「私です!!」
山井「じゃあ間をとって流依ちゃんのお弁当で・・・」
流華、流希『それは絶対ダメ!!』
流依「ふ、ふえええぇぇぇん・・・おねぇちゃん達こわいよ~・・・」

流華「私です!!」 流希「い~や私だ!!」
『キーンコーンカーンコーン』
一同「あ!!!」
山井「昼休み・・・終わったね・・・」
流希「流華ねぇのせいで昼休みが無くなっちゃったじゃないか!」
流華「いいえ、貴女がいけないんでしょう!」
流依「ふえええぇぇぇん!おなかへったよおぉぉぉ~・・・」


594 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金05:36:14.01 ID:HqpSYbsrO)

>>592
ありがとう
お前いいやつだな

ついでにSS書いてみる
山井「流依はいつも音楽聴くか本読むかしてるよな」
流依「うん」
山井「何聴いてるんだ?」
流依「普段はロックが好きなんだけどね、今ね、私のなかでロマンポルシェが熱いんだ!」
山井「……」
流依「……?」
山井「その本は?」
流依「魁!男塾だよ」
山井「…………」
俺には無理だった


596 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金05:51:08.99 ID:HvCEIQYEO)

>>594
男塾とかwwwwもはやギャグwwww

しかしそこにお姉さんやってきたりして
流希「ちょっと流依,筆箱忘れたから貸しなs…なに?この変な本」
流依「ちょ…お姉ちゃん!?」
(姉への対抗のため付け焼き刃的に趣味にしてる→まだ自信がない→隠す→取られる)
流希「魁…男塾?あんたこんなもやしみたいな男子と話してんのにこの男臭い本?ホントに好きで読んでんの?」
流依「う…あ…(対抗心,ばれてる?)」

→やだなあお姉さん,僕らは一緒に真の男を目指してるんですよ
 この子の趣味はホントに分かりませんよね

きっちり擁護し切ると三女ルートみたいなね


598 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金06:22:35.74 ID:HqpSYbsrO)

>>596
三女ルート選ばねぇよwwwwww真の男wwwww
ちなみに男塾はギャグのつもりじゃなかった
今は反省している

流依「朝だねー」
山井「俺…徹夜しちゃったよ…死ぬ……」
流依「徹夜って本当は鐵埜って言う人と垂岷って人の一対一の殺しあいがもとの言葉でね、勝負を制した鐵彌の名前がもとになってるらしいよ」
山井「……は?」
流依「?だって民明書房にそう書いてあったよー」
俺には民明書房は無理


673 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金13:03:21.45 ID:HqpSYbsrO)

山井「なあ流依、明後日の遊びに行く約束なんだけどさ」
流依「うん」
山井「せっかくの夏休みだしちょっと遠出してみないか?流依はどこか行きたいところある?」
流依「え、で、でも、山井さん、遠出は体によくないんじゃ…」
山井「大丈夫だよ。明日一日寝て過ごして体力温存するし、エネルギードリンクも沢山用意したんだ」
流依「じ、じゃあ!……ムー大陸に行きたい!」
山井「…………」
流依「……む、無理だよね!国外は!えっと、恐山…いや…樹海………」
山井「……………」 流依「後楽園がいいです」

オラに文才を分けてくれ


711 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金16:00:26.17 ID:HqpSYbsrO)

流依で泣きルート

流希「何で!何で気付かなかったのよ!」
流華「流希、落ち着きなさい」
山井「流依…流依…俺……」
流希「臥雄!あんた流依のこと好きだったんでしょ?おかしいと思わなかったの!?」
流華「流希、山井さんも戸惑っていますわ。それにここはICU。静かになさい」
流希「………」
山井「……説明…してください…」
流華「落ち着いて聞いてくださいね。流依がおかしなことを口走る事には気付いてらっしゃいました?」
山井「……はい…」
流華「それが最近酷くなっているのも?」
山井「はい……カンガルーはUMAだとか…いろいろと…」

つづく

717 :711続き :2006/07/14(金16:28:08.69 ID:HqpSYbsrO)
山井「でも俺は…それに癒されていました…」
流希「流依は!流依はあんたが喜ぶのが嬉しくて、…明るい気分になる薬を飲んで…」
山井「………」
流希「それでもっとあんたに好かれるようにってどんどん飲む量が増えてって、
それにあんたのためにって、私たちの名前を驕ってまで献血に行ったりしてたのよ!」
山井「…それで……」
流華「弱った体で大量の薬を飲んで、今朝部屋で意識を失っているのを私が見付けましたの」
山井「……俺の…せい……」

ごめんつづくよ

729 :717つづき :2006/07/14(金17:57:46.33 ID:HqpSYbsrO)
山井「流依……」
流希「意識が戻るかはわからないって、もう戻らないかもしれないって、…お医者様は言ってる」
山井「……!!そんな、流依…流依が……俺のせいで…俺が、俺が流依を…」
流華「……山井さん」
山井「俺が、俺が流依を殺したも同然じゃないか!俺がいなければ流依はこんな目にあわなかった!うわあああああああ!!」
流華「山井さ
流希「臥雄!!しっかりしろ!お前が流依を信じないでどうする!
流依はお前を信じきって、お前の笑顔が見たくて、ただお前が好きで、…それだけだったんだよ!
わかんなかったの!?ばか!うんこ!」

まだつづくよ

743 :729あたりの続き :2006/07/14(金19:04:33.07 ID:HqpSYbsrO)
山井「…!!」
流華「そうですわ、山井さん。流依は生きていますのよ。
確かに私たちに出来ることは生きたいという気持ちを信じることだけですわ。
でも山井さんが流依を信じて愛し続けること、きっとこれが流依の一番の望みですわ…」
山井「……はい。俺、またあの少し変わってるけど最高に優しくてかわいい流依と一緒に笑えるって、信じます…」
流希「わかってれば言わなくていいのよ!恥ずかしい奴!面会時間ももう終わりだから帰るよ!」
流華「まったく流希ったらどうしてそんな言い方しか出来ないのかしら…」
山井「はは…」

744 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金19:11:40.41 ID:HqpSYbsrO)
バタン
流希「それにしても…まさか流依が運ばれる前に臥雄がICUに入ってるとは思わなかったよ」
流華「どうりで携帯に繋がらないわけですわ」

その後の二人のことはご想像にお任せします
おわり

ぐだぐだですみませんでした
まったく泣けません
もうしません
流依は姉コンプでも姉二人は可愛がってたらいいな
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