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トリオン兵

登録日:2026/11/04 Wed 09:27:02
更新日:2026/11/04 Wed 09:31:45NEW!
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門(ゲート)発生 門(ゲート)発生

座標誘導 誤差7.66

近隣の皆様はご注意ください


トリオン兵とは、漫画『ワールドトリガー』に登場する架空の兵器。


【概要】

トリオンが動力源の兵隊人形で、基本的に有機的なデザインをしているが生き物ではなく機械。
トリオンでできているため重火器や戦車など一般の兵器は効かず、トリガーでしか対抗できない。これは他のトリオン製品も同様。

ボーダー隊員は一貫して「トリオン兵」と呼んでいる*1が、詳細を知らない一般市民たちにとってはこのトリオン兵こそが近界(ネイバーフット)に住む異世界生物「近界民(ネイバー)」として認識されており、誰かに操られている兵器という認識は無い。

あくまで機械であるため、一見動物のように見える動きも実際はプログラムに沿って行われており、その性質を利用すれば特定の動きをするよう誘導して隙を作るということも可能。
口内にある眼球のような器官が弱点となっており、ここが破壊されると機能停止する。

平時は小型の「卵」の状態で保管・輸送されており、使用する際に卵から取り出す。
基本的に使い捨てであり、一度出したトリオン兵をもう一度卵に戻すことはできない。

トリオン兵を作る技術自体はボーダーも持っているが、ボーダーの主な任務である防衛任務においては使い捨てのトリオン兵を使用するのはコスパが悪いこと、一般市民がトリオン兵に対して良いイメージを持っていないためイメージ政策的に良くないことから基本的にボーダーはトリオン兵を使用していない。


【トリオン兵一覧】

通常トリオン兵

  • バムスター
捕獲用トリオン兵。2~3階建ての家位の大きさ。三門市民の言う「ネイバー」は大体コイツ。
大きな口を持った四足歩行のずんぐりしたトリオン兵で、口で人間をばくんと食べて捕獲する。
トリオン能力が高い人間ならそのまま生け捕りにするが、トリオン能力の低い人間の場合はトリオン器官だけ抉り出して捨ててしまう。トリオン器官を失った人間は死亡してしまうため、捕獲用ではあるものの、放っておけば人的被害はかなりのものになる。
捕獲用のため内部容量に余裕があるのか、ラッドやラービット、ドグなどの他のトリオン兵を腹の中に隠してる事がある。

硬くてデカい反面、武器は無く戦闘力自体は低いので倒すこと自体はそれほど難しくない。作者的には「こいつに負けそうになったオサムは、ボーダー的にはちょっと恥ずかしい」とのこと。
C級隊員の訓練の中には小型化したバムスターとの戦闘訓練があり、撃破まで1分を切れば見込みのある隊員らしい
現在判明している中では遊真の0.4秒が最速で、そこにヒュース(1.5秒)、緑川(4秒)、木虎(9秒)、黒江(11秒)が続く。ちなみに新三馬鹿リーダーの甲田は58秒。

  • モールモッド
戦闘用トリオン兵。車に脚が生えた位の大きさ。
左右に5本ずつ、計10本もの脚が生えた虫のような見た目で、ゴキブリのように速く動き、ビルの壁も普通に動く。キモい。完全にゴキブリ。
脚の先にあるブレードはトリオン兵の中では最高の硬度を誇るが、ブレード部以外の脚部そのものの強度は大したことはなく、修が使用するC級用トリガーでも切断できる程度。
捕獲機能は無く、あくまで戦闘に特化したトリオン兵。作中ではあっさり倒される場面が多いが、鬼怒田室長によると「B級下位の隊員にはモールモッドに一対一で勝てない隊員も多い」とのことで、作者的には「こいつに負けそうになったオサムは、別に何も恥じることはない」らしい。

玉狛支部では訓練で宇佐美謹製のカスタムモールモッド「やしゃまるシリーズ」と戦うことができる。


  • イルガー
爆撃用トリオン兵。横長の小学校位の大きさ。
ジンベイザメにも似た平たくて巨大なトリオン兵で、腹部から爆弾を投下して攻撃してくる。徹頭徹尾「市街地破壊」に特化したトリオン兵。
高空を飛ぶため、等身大の火力ではなかなか墜とせない。背中に乗れば放電で反撃。
上手くダメージを与えても自爆モードへ移行、防御を固めて人が多い所目掛けて特攻してくる。非常に厄介な敵。

トリオン兵の中ではマイナーな種類で、使用している国家は少ない。
使用状況について現状判明している中では、キオンとアフトクラトルの二国が使用しており、レオフォリオとリーベリーは使用していないらしい。


  • ラッド
隠密・偵察用トリオン兵。お掃除ロボット位の大きさ。
八角形の身体に虫のような足が生えた、モールモッドに若干似た見た目のトリオン兵。
バムスターやバンダーやラービットの腹の中に隠れていることが多く、撃破されたバムスターたちの死骸から出て来て人気のない所や物陰へ移動し隠密行動をとる。
当初はレーダーにすら映らない厄介な存在だったが、遊真からサンプルを入手できたことでボーダーのレーダーでも捕捉できるようになった。
戦闘力は皆無。キモい。完全にゴキブリ。



  • バンダー
砲撃・捕獲用トリオン兵。バムスターが激ヤセした位の大きさ。
口内の眼球からレーザーを撃つ。砲撃直後の目が弱点。
攻撃と捕獲という相反する役目を両方押し付けられたせいでどっちつかずになっており、作者からも「コンセプトが緩い」と評されている。捕獲を諦めて、遠方で砲撃に徹するのが最適な使い方とされる。


  • バド
偵察・捕獲用トリオン兵。
左右に一対の蛍光灯丸いリングが付いている飛行型トリオン兵。
大規模侵攻で空に沢山出てきたが、武装がついていないのか、攻撃する場面は特に見られなかった。
ボーダー内の隠密行動訓練ではUFOさながらに人を浮かせて誘拐する能力を見せており、おそらくはこれが捕獲機能なのだと思われる。

名前はゲーム「ワールドトリガースマッシュボーダーズ」で判明した。

  • ラービット(プレーン体)
トリオン使い捕獲用のトリオン兵。アフトクラトル(ワールドトリガー)で開発された新型トリオン兵で、第二次大規模侵攻で投入された。通常のプレーン体とカスタムタイプのモッド体の二種類が存在するが、どちらもものすごく強い。
今までのトリオン兵と比べて非常に小柄(3m弱)だが、B級隊員は瞬殺、A級でも単独では食われるほどの今までとは一線を画する戦闘力を持つ。初登場時の絶望感は異常。

捕獲の為に過剰な威力の火器は搭載されておらず、圧倒的なパワーでのゴリ押しが基本戦術。ただし片腕で人一人を吹っ飛ばして家を複数貫通させるレベルの脅威的な膂力の持ち主であり、ゴリ押ししかできないというよりはゴリ押しで十分というレベル。長期戦闘試験ではそのパワーを活かし、戦闘員を投げ飛ばして長距離を高速で移動させるカタパルト代わりに使用される場面も見られた。
また、ボーダー隊員は捕獲しようとしてもベイルアウトで逃げられる可能性があるため、トリオン固着などのベイルアウト対策が取られている。
ちなみにベイルアウトの情報が漏れたのは、修が原因だったりする(初期の彼がやられたモールモッドがアフトクラトル製であるため)。
そのほか、死角となる頭上の敵に対しては、後頭部からトゲを生やして放電し動きを止める能力も存在する。

頭部と背中、特に腕部の硬度が極めて高く、現状、腕部を破壊することができたのは空閑の黒トリガーの「強」印を使った攻撃と千佳の膨大なトリオンで強化されたアイビスやアステロイドによる攻撃のみである。
また、第二次大規模侵攻では捕獲用のスペースに改良型ラッドを仕込んでおき、倒された傍から直ぐに増援のラービットを転送して連戦を強制するという戦法も披露している。

最大の特徴は「キューブ化」。
腹部の鋸状の触手を対象に刺す事でトリオン使いのトリオン体をキューブの形へと変化させることができ、これによって相手を無力化しつつコンパクトに収納することができる。
全容量は不明だが、キューブ化すれば相当な量の隊員も収容出来るようである。
一度決まってしまえば相手の自由を完全に奪ってしまうことのできる能力だが、反面、この機能を追加するだけで多大なトリオンが必要になるという欠点もあり、ラービットが高コストなトリオン兵である理由の大部分は戦闘力の高さではなくこのキューブ化能力のせい。そのため、この機能をオミットしてしまえば製造トリオンをかなり節約できる。
また、不幸中の幸いと言うべきか、キューブ化された状態は「正しい解き方」をしなければ傷一つつかないほど堅牢な構造になっており、捕獲された仲間を気にして攻撃できない、というような心配は無用。

モッド体は通常のラービットにトリオン使いのトリガーの能力を追加したカスタム型。両肩に元になったトリガー使いのエンブレムが書かれている。
単純なパワー自体はプレーン体のほうが高いが、代わりに火力の強化や特殊武装の追加などが行われており、ただでさえ強力なラービットが手に負えない存在になっている。しかも捕獲機能も健在。
ランバネインの雷の羽(ケリードーン)やヒュースの蝶の楯(ランビリス)のみならず、限定的とはいえ黒トリガーの泥の王(ボルボロス)の能力すら再現されているところにアフトクラトルの技術力の高さが現れている。
また、脳みそパーツがいいためか相手の動きに合わせて対応を変化させる学習能力が存在しており、劇中では千佳の砲撃を警戒して距離を取るなどの動きを見せている。劇中ではモッド体しか見せていない動きだが、プレーン体にも同じ機構が存在するかは不明。

登場初期こそ圧倒的な性能でボーダーを翻弄したが、機能が判明するにつれて徐々に撃破される場面や苦戦する場面が多くなっていき、登場人物の噛ませになっていく可哀想なトリオン兵でもある。
これはモッド型も同様で、特に「鉛弾」のような動きを阻害するトリガーを無効化する能力が無いため、三輪の鉛弾であっさり完全無力化される姿にはどことなく哀愁が漂っている。*2。


  • ドグ
偵察・集団戦闘用トリオン兵。犬型。一つ目でちょっとキモい。
下記のドグ・バトリーレ以外はビームによる遠距離攻撃が可能だが、太一が噛んだまま離れないドグ・タキアの生首を取ろうとしていたため、荒船にとっては残念な話だが噛みつき攻撃による接近戦も可能なようである。
単体での戦闘力は低いが複数体が集まれば面倒なザコぐらいにはなる。ただし、連携や処理の問題なのか、一度に出せる数には限界があるようだ。

ガロプラ侵攻の際にはロドクルーンよりガロプラに派生機も含めて計200供与されている。


  • アイドラ
集団戦闘用トリオン兵。ヒト型。部屋にいたらジャマなくらいのサイズ。
目から放つビーム、腕から展開するブレード、さらにシールドまで兼ね備えた遠近防御完備の万能トリオン兵……と言えば聞こえはいいが、近接性能はモールモッド、射撃性能はバンダー、あとやられっぷりはバムスターに劣る器用貧乏。
単体で運用するよりも複数体で小隊を組ませて連携させることで真価を発揮するトリオン兵で、集団で集まると互いにシールドを重ねがけして防御を固めたりと厄介な相手へと変貌する。
また、手動によるマニュアル操作も可能で、操縦者の腕次第ではA級隊員相手でも対等以上に立ち回ることも可能。

ガロプラ侵攻の際にはロドクルーンよりガロプラに95体供与された。


ご存知レプリカ先生。
炊飯器位の大きさの多目的型トリオン兵。
遊真の父、有吾に作られた。詳しくは記事参照。


遠征選抜試験で登場したトリオン兵

閉鎖環境試験5日目に配布された「トリオン兵つくーる Ver.1.05」で作成されたトリオン兵たち。
あくまでシミュレーション上で作成されたもののため、現実で実際に動かせるかは不明。

一部は閉鎖環境試験後の長期戦闘試験でも使用されている。

  • 歌川1番隊
空閑の「情報量の多いコマを用意して敵に深読みや対策を強制し、自分たちはとにかく速攻」の作戦を採用したため、やたら絵面の濃いトリオン兵が揃っているのが特徴。
見た目の情報量を増やすために一人で数種類のデザインを設計したメンバーも多く、バリエーションは他の隊と比べてもかなり多い。特に志岐が作ったトリオン兵は非常に凝った造形をしており、遊真や虎太郎から好評を得ていた。


  • 王子2番隊
判明している範囲では特に作戦は無く、各々好きに作成した様子。



  • 柿崎3番隊
太一の「トリオン兵は近界では元々輸送用だったのではないか?」という発想から、戦闘用のトリオン兵とは別に人を乗せて運ぶトリオン兵を作成している。
戦闘シミュレーションのほうは凝った作戦は無かったものの、「トリオン兵を作る」特別課題では太一の発想力が評価されたのか、100点×5人分の満点というかなりの高評価を獲得している。


  • 北添4番隊
トリオン兵の見た目を操作できることを活かし、狙撃型トリオン兵で統一した特化型編成に見せかけて爆撃型やアタッカーなどを織り交ぜて敵の意表を突くというコンセプト。
狙撃タイプをベースに選んだ理由は、狙撃タイプは狙撃銃を装備しなければならず外見がある程度固定されてしまうため、それに合わせたものと思われる。


  • 来馬5番隊
詳細は不明だが、おそらく遠距離で撃ち合っているところに弓場のステルス鉄砲玉による奇襲をかけるというコンセプトと思われる。
しかしこちらの作戦を押し付けるというよりは敵の出方を伺う受け身寄りの作戦だったらしく、初日は他の隊の奇策に翻弄されてしまっていた。


  • 古寺6番隊
詳細は不明だがアタッカーやシューターをバランス良く揃えた編成で、近接連携による連撃で一気に勝負を決めるというコンセプト。


  • 諏訪7番隊
「継戦能力を下げることで最初の数ターンの間だけ数と質を併せ持った強力なトリオン兵を使用できる」という三雲の作戦を採用し、それをアシストする形で編成されている。


  • 二宮8番隊
作戦の立案は主にユズルが担当。
加賀美が粘土細工の応用で作ったインパクトが強い代わりに雑魚なトリオン兵と、一見すると普通のトリオン兵にしか見えないが高い戦闘力を持つ千佳の高コストトリオン兵の二種類を用意し、ギャップを利用して逆に千佳のトリオン兵の印象を植え付け対策を強制させるというコンセプトで設計されている。


  • 水上9番隊
水上の「見た目と性能が一致してるとも限らへん」という言葉から樫尾と照屋がこちらの仕掛けを押し付ける戦術を提案。デザインを操作できることを利用し、モールモッドなどの既存のトリオン兵の見た目で能力や武器が異なるトリオン兵を取り揃え、見慣れた敵と油断した相手の意表を突くというコンセプトで設計されている。


  • 村上10番隊
当初はバランス型の構成で編成していたため特化型の隊を相手に辛酸を舐めさせられていたが、堤の「今日明日の対策をさらに進めて『四日目』の対策を行う」作戦によって対策に対策を重ね、後日の戦闘ではかなりの戦果を挙げていた。


  • 若村11番隊
ヒュースの重装甲飛行型トリオン兵を中心とする作戦を採用し、他の面々は小型のトリオン兵でそれを援護するというコンセプトの下トリオン兵を設計している。



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最終更新:2026年11月04日 09:31

*1 最も入隊式のチュートリアルではバムスターを「大型近界民(ネイバー)」と紹介していた。大規模侵攻編ではC級隊員でも「トリオン兵」の呼称を使っており、その辺りは入隊後に教えられると思われる。

*2 念のため言っておくと、あくまでボーダー側が素早く効果的な対策をしてくるために起きている噛ませ化であり、決してラービット本体が弱体化してるわけではない