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ライトセーバーのバリエーション

登録日:2026/11/04 Wed 00:00:00
更新日:2026/11/04 Wed 01:02:37NEW!
所要時間:約 20 分で読めます





「……どうやらフォースの戦いでは決着がつきそうにありませんな、マスター」
「ライトセーバーで勝負を付けましょう」
カーブド=ヒルト・ライトセーバーを起動させながら



『STAR WARS』シリーズに登場する、光の刃を発する刀剣、ライトセーバー。
このライトセーバーの各バリエーションについて記述する。



【概要】

スター・ウォーズ・シリーズも数十年にわたり続く現在、その代名詞的なライトセーバーにもさまざまなバリエーションが登場している。
一つには、ライトセーバーは設計図なしの完全ハンドメイド品なので、ライトセーバーにも作り手によって様々な個性がある。
本項は、それらを大まかに大別し紹介するものである。

◆シングル=ブレード・ライトセーバー

直線棒状のグリップの片端から一本の光刃を形成するライトセーバー。
数あるライトセーバーの中でもポピュラーなタイプで、ジェダイ・シスを問わず使用者が多く、一般的にもライトセーバーといえばまずこのタイプを指す。
最もシンプルな分長い歴史の中で構造・機能・使用法などが洗練されており、使い手の力量が最も反映されるタイプといえる。

◆ダブル=ブレード・ライトセーバー

セーバー・スタッフとも。
両刃、正しくは双頭刃のライトセーバー。
柄の両端から刃が形成される。
構造は、通常のセーバーを単に連結したようなもので、そのぶん柄が長い。
光刃を片方だけ出して通常のセーバーのようにも使えるし、仮に柄を切断されても内部機構さえ無事なら引き続き光刃を発する。
柄を回転させたり自分自身が回転したりといった動きで全方位への反撃や攻撃ができ、通常のセーバーとはまた違った苛烈な攻撃が魅せられる。
反面、
  • 自分が切り刻まれる危険性が高い
  • 柄が長くなるため死角が生じやすく密着させると弱い
  • 間合いが取れる広い場所が良い
といった欠点や制約も多く、
  • 自滅を避けるために攻撃方法が限定され、太刀筋が単調になりやすい
  • 味方との連携が困難。一人の相手に複数人が打ちかかるという場面は多いが、複数人側にこの双頭刃ライトセーバーの使い手がいた場合、同士討ちが懸念され、味方の行動を阻害しかねない
などの問題もあり、使いこなすのは難しい。

もともと訓練用に開発されたものであるとされ、ジェダイも訓練の一環として製作・使用する。
しかし上記のように扱いにコツがいるせいもあってか単刃のシングル=ブレードほど実戦投入者は多くないのが実情。
主な使用者はダース・モール、サヴァージ・オプレス、ダース・ザナー、4本腕のジェダイのポング・クレル。クレルのものは折り畳み式で、しかも二本同時に使っている。
また、ジェダイ聖堂の警備員(テンプル・ガード)は全員ダブル=ブレードの類似品であるライトセーバー・パイク(ライトセーバー・ランス)を標準装備している。
このテンプル・ガード仕様のものは刃が黄色い。
ちなみに、ルーク・スカイウォーカーは二本目を作る前の一時期において、破損していたテンプル・ガード仕様のパイクを回収・修復し、シングル化して使用していたことがある。
非正史スピンオフでは希少品という設定で、古代のシス卿が設計したという事になっている。

◆スプリット・セーバー

ゲーム『SW ジェダイ』シリーズの主人公であるカル・ケスティスが『フォールン・オーダー』終盤で作った改造型ダブル=ブレード・ライトセーバー。
もとは亡き師であるジャロ・タパルのダブル=ブレード・ライトセーバーがダソミアの神殿で完全に破損したことを受け、銀河帝国占領下のイラムに赴いて仲間であるシア・ジュンダがかつて使っていたライトセーバーのパーツを合体、そして新たに入手したカイバー・クリスタルの欠片を装着するという複雑な工程で完成した。
これ以前にもタイミングは不定だが、オーダー66時に破損してシングルブレード運用しか出来なくなったのを他のジェダイが遺したライトセーバーのパーツでダブルブレード運用が出来るように修復することにもなるため、結構キメラじみた構造。
元が複数のセーバーということもあってか、イラムで修復後は中央から分離させて二刀流にすることが出来る。
さらにゲームという媒体の都合もあってか、光刃の色や集めた柄のパーツでプレイヤーがカスタマイズ出来るという贅沢仕様。
加えてストーリー終盤は先述のギャザリングの過程をプレイヤーが追体験でき、クリスタルをフォースに感応させるところまで操作出来る。
薄赤いピンク(正確にはマゼンタ)の光刃も選べるが「どう見てもダークジェダイ」ともっぱらの評判。さらにはアップデート後のクリア特典でダークサイド側そのものの赤色も追加されている。
続編『サバイバー』ではさらに改造され、片側のエミッターを組み替えることで後述のクロスガード・セーバーとしても使えるようになった。クロスガード使用時は、シングル=ブレード時より刀身が伸びる。また、二刀流の際には片方は後述のショートー相当の短さになるようになった。
ドラマ『アコライト』でも、ある人物が似た仕組みのセーバーを使用する。
こちらは二つのセーバーが同じ向きで接続されているため、一刀流と二刀流はできるがダブル=ブレードとして使うことはできない形になっている。また、片方はショートー仕様である*1。
趣は少々異なるが『反乱者たち』に登場するジェダイの生き残りケイナン・ジャラスのライトセーバーも分割可能な作りになっている。
ただしこちらはあくまでシングル=ブレードのものであるため二刀流になったりは出来ず、あくまでも帝国のジェダイ捜索から免れるための偽装の一環である。

◆カーブド=ヒルト・ライトセーバー

柄が湾曲しているライトセーバー。
( ←こんな感じ
フェンシング的な持ち方をする。
元々角度が付いているので直線の柄と比較して手首のスナップが効き易く、剣の軌道が変則的なものとなり、非常に捉え辛い斬撃を繰り出すことができる。
モデルは柄が湾曲したサーベルで、握った際は外側に向けて柄が湾曲している。
ライトセーバー同士の戦いに有利な性質上、マカシの達人等に好んで使用された。
しかしどうしたってクセが強いため、ブラスターを防御し辛い、使いこなせなければまともな攻撃にならない、自滅しかねない、という欠点もあり、シンプルではない分上級者向け。
主な使用者はドゥークー伯爵、コマリ・ヴォサ、ダース・ベイン、「反乱者たち」におけるアソーカ・タノ。因みにアソーカのものは日本刀をモデルにデザインされたものなので、普通のシングルブレードと殆ど変わりない。

◆上記の2つを合わせたライトセーバー

アサージ・ヴェントレスがドゥークー伯爵から授けられたライトセーバー。
後にバリス・オフィーに奪われた。
通常時は上述の湾曲したライトセーバーが2本あって二刀流をするだけだが、2本の柄尻を合わせることでS字型のダブルブレード・ライトセーバーとする事が出来る。

◆セーバー・ケイン

テラ・シヌーベや晩年のダース・モールが所持していたライトセーバー。
柄の先端または末端に接続可能な棒状のパーツを取り付けることで平常時は杖として使用可能な「仕込み杖」のライトセーバー版である。
テラ・シヌーベは老齢ゆえにフォースの肉体強化を使わない時の補助として、モールはただの老人に見せかけるための偽装として用いている。
なお外した杖部分も、ライトセーバーを持つのとは別の手に持ってそのまま打撃武器として運用できる。

◆ライトセーバー・ショートー

単にショートーとも。
また、ライトダガーという通称もある。
言ってしまえば柄含めて短いだけのセーバーだが、しばしば固有名詞付きで区別される。
ヨーダやイーヴン・ピールなど体格が極端に小さい者が使う短いセーバーで、アソーカやソーラ・バルクのように二刀流の使い手が現実のそれさながらに片方をこちらにすることもある。
因みにShoto(小刀)でありShort(短い)ではない。

◆パワーセルを複数積んだライトセーバー

クワイ=ガン・ジン作のライトセーバー。
外見は他のものと変わらないが内部に複数のパワーセルを内蔵した結果、一般のものよりも出力が非常に高く「エピソード1」作中で宇宙戦艦の分厚い隔壁を破りかけたほどの熱量を発する*2。
反面、内部構造は普通のものよりもかなり複雑化し、ジャイロスコープ効果等と言った起動時の負荷もより強い。
そんな代物を手にアタロというアクロバティックなフォームを中心に戦う辺り、いかに彼が優れたジェダイだったか窺える。

◆トレーニング・セーバー

ジェダイ・イニシエイト(候補生)に支給される訓練用のライトセーバー。ライトセーバーは非殺傷用のトレーニング・モードを持つものがあるが、このトレーニング・セーバーは常にトレーニング・モードに設定されており、未熟なイニシエイト達が訓練中に取り返しのつかない傷を負う可能性を極限まで下げている。

◆ダークセーバー

TV版クローンウォーズに登場した旧式の黒いライトセーバー。
マンダロリアン初のジェダイであるター・ヴィズラが作成したとされ、イメージ映像ではそのままターの墓標に捧げられたかのような描写がある。
通常のライトセーバーの刃が円筒状なのに対して、ダークセーバーの刃は平べったく先が尖っており、通常の刃物に近い形状をしている。また柄も円筒状が多い通常のセーバーと違い、日本刀を思わせる楕円形である。柄の材質はマンダロリアンが神聖視するベスカーであり、数あるライトセーバーの中でも柄の素材が明言されている数少ないセーバーでもある。
また、刃の色も通常は中心部が白く周囲が青や赤い色をしているのに対して、ダークセーバーは中心部が黒く周囲が白い。音も通常のライトセーバーとは異なり、金属の剣が空を切る音を電子化したような高い音を発する。
  • メタ的にはジェダイではないヴィズラ総督がレーザーブレード(特撮)的な武器でライトセーバーと対戦するという絵を作っていたのを急遽ライトセーバーに設定変更したらしい。ぱっと見はライトセーバーとは別物に見えるのも、急な設定変更によるものだろう。

昔の戦いでマンダロリアンのヴィズラ氏族の者がジェダイから盗難ないしは奪取し、デス・ウォッチと呼ばれるテロリスト集団の長にしてターの子孫であるプレ・ヴィズラが所有していたが、EP1の重傷から復活したダース・モールが決闘の末勝利。戦利品として手に入れる。
クローン戦争末期に敗走し行方をくらます前にモールがダソミアに隠していたが、「反乱者たち」におけるダソミアの亡霊の件にて主人公一行の一人でマンダロリアンのサビーヌ・レンの手に渡り、さらにサビーヌからボ=カターン・クライズの手に返却されるが、ドラマ『マンダロリアン』以前のどこかのタイミングで帝国のモフ・ギデオンによって奪われており、以後彼が武器として用いている。
後にギデオンの手からマンドーことディン・ジャリンが奪還。
その後は紆余曲折あってボ=カターンの下に戻るが、ギデオンとの最終決戦において、パワードスーツを着用したギデオンの馬鹿力でねじ折られてしまい破損。永遠に失われる事になった。
なお、通常のライトセーバーと打ち合ったベスカー鋼の槍が特に異常は無かったのに対し、ダークセーバーと打ち合った際は槍が赤熱していたことから、ダークセーバーは通常のライトセーバーより出力が高いとする見解もある。
また、金属製の一般的な刀剣に形状が近い事から、後述するフォーム1に非常に向いているとされる(一部の考察では、ターが自身のセーバーをこの形状にしたのは、非フォースユーザーのマンダロリアンが使用する事を想定していた為とされている)。
そして最大の特徴として、このセーバーにはターの残留思念が今なお宿っており、その影響により「マンダロリアンの指導者、または指導者たらんとする者にしかまともに扱えない」という特性を持っている。
ダークセーバーから認められた=マンダロリアンの指導者たるに相応しいと見做された者が握って振るえば数多の敵を容易く斬り伏せる軽やかさを見せるが、逆に言えばただの武器として使用するとまともに振るう事すらままならないという事である*3。
また、その特性は使い手とのリンクにあるらしく、ケイナン・ジャラス曰く「クリスタルが使い手と呼応し、力を貸す。使い手の意思が、行動が、全て刃に乗る」との事であり、一時期所有者であったサビーヌ・レンは、ダークセーバーとのリンクが深まった際「刀身が軽くなった」と言っており、ジャリンのボスであるアーマラーがダークセーバーに悪戦苦闘するジャリンに対し「刀身に抗おうとするな」と助言していることから窺える。

◆セーバー=ブラスター

「反乱者たち」の主人公エズラが使用していた最初のライトセーバー。
形状はナックルガード付きのセーバーだが、ブラスターピストルが内蔵されている。
是非オビ=ワンの感想を聞いてみたいものである。
ブラスターの方に十全なエネルギーを割けなかったらしく、非殺傷用のスタンブラスターとしての使用しかできない。
また、二つの武器を同時に使える程の出力はないので、ブラスターとして使うときは刀身を消しておく必要がある。
しかし、このスタンブラスター弾はライトセーバーで反射されないという低リスクな特性があり、セーバーを手にしたケイナンは大尋問官に反撃を許さない二刀による怒涛の猛攻を仕掛けた。
ただしヴェイダーに一度破壊されて以降、エズラは一般的なジェダイ仕様のセーバーを持つようになった。

◆回転式ダブル=ブレード・ライトセーバー

別名「インクィジター・セーバー」。
「反乱者たち」初出の尋問官たちが使用するライトセーバー。「インクィジター」とは尋問官のことで、主に彼ら専用だからこの名がついた。
ダブル=ブレードの派生型のようなもので、柄の周囲にリング状のパーツがあり、その円周上を二つの刃が移動し扇風機のように高速回転するというギミックを持つ。
これにより通常のダブル=ブレード以上に激しい攻撃を繰り出すことができ、正面に構えるだけでも高い威圧効果を発揮する。
当然回転させずシングル=ブレードやダブル=ブレードとして使うことも可能。
更に、頭上で水平に掲げた状態で回転させることで短距離飛行が出来る。
もはやライトセーバーとは別種の武器になってる感が強い。
ぶっちゃけビームローター。
あまりにシュールすぎるからか、大尋問官やセカンド・シスターといった大ボス級の尋問官がこれで飛行する描写はない。
一方でこれはライトセーバーが単体で飛行出来るためセーバーを投擲した際の威力・射程・操作性に優れるという強みにもなっており、このセーバーの投擲は例外的に強力な一手として描写されることが多い。
やっぱり別モノの武器になっている気がする。
使用者毎に形状も微妙に異なり、リングを半円状に折り畳んでナックルガード状にしたり、リングの円周に実体のブレードを出して回転ノコギリのようにしたり、分離して二刀流にできたりするものまである。
一方、グリップの実体部分が大きくなったせいで被弾率がやや上がっている。
作中ではリングの内側にセーバーを滑り込まされあっさり破壊されてしまったり、戦闘で損傷し飛行して逃走しようと起動させた回転ギミックのせいでリングが益々損傷して飛行中にセーバー自体が空中分解を起こして高所から転落死したり、大型化・複雑化したことによる弱点も垣間見える。
また、隔絶した実力の持ち主ならばフォースにより力づくで回転を止める芸当すら出来る。

◆クロスガード・ライトセーバー

EP7~9に登場するカイロ・レンが使うライトセーバー。
柄がT字型になっており、使用時には通常の刃に加えて鍔の両端から短い2本の光刃を形成し十字架のようなシルエットとなる。
どうやら、ひび割れたカイバー・クリスタルを使用しているため出力が不安定で刃から火花が漏れていたりするが、この構造によって余剰エネルギーを逃しているようだ。
ちなみに、一部の西洋剣には鍔の先端部分がスパイク状になっていて攻撃用途に転用可能なものが実在している。
古代シスの設計法に基づいて作られたらしく、内部回路が露出していたりと登場する時代に反して全体的に古めかしく、実際映画本編の時代における使用者はレンと先述のカルくらいしかいない。
一方で、映画本編から数百年前の高共和国時代にはジェダイの使用者もそれなりにいた模様。
当時は割と一般的な構造だったようで、側面の光刃が短いのみならず細くなっていたりその角度を調節可能だったり手を保護するパーツが付いていたりと、クラシカルながら洗練されたデザインとなっている。
カルのものも高共和国時代の当時品から取り出したパーツを使っているためこちらの仕様に近い。
また、『反乱者たち』で描かれたマラコアのシス・テンプルの古代戦場跡にはさらに昔の時代のジェダイのもの(刃が緑色)が登場している。
エズラが拾って起動したものの、経年劣化により数秒で故障して電源が落ちた。

基本的には通常のライトセーバーに近い使用法だが、鍔迫り合いの際には強引に押し込み鍔の刃でダメージを与えることが出来るなど攻撃的な仕様。
レンのもののみ他のライトセーバーとはまた違った独特な音(テレビの砂嵐みたいなザザザザという音が含まれている)をしており、ブレードが不安定で炎のように見えることから、ライトセーバー=フランバージ(フランベルジェ)と呼ばれる事もある。

◆ガードショートー

別名「セーバー・トンファー」。
現在ではレジェンズに分類される外伝ゲームフォースアンリーシュドで登場した、トンファー型のライトセーバー。
現実のトンファーよろしく2本ワンセットで使用され、柄の素材はライトセーバーの斬撃にも耐えるフリクが用いられる事が多い。
そのため、カーブド=ヒルトと同じくセーバーコンバット向けのセーバーと言える。

◆ライトフォイル

ショートーと同等の短い柄から通常のセーバー並の長さを持つ刀身を発振するライトセーバー。
片手で操作する為、セーバーコンバットに特化したマカシ専用と思われる。
未翻訳のレジェンズ作品に登場。
劇中登場したものはタパニ宙域に属する惑星で構成された国家において、非フォースユーザーである貴族階級の者が自らの武器として使っているライトセーバーもどきである。
威力は本物のライトセーバーとは比べるまでもなく低いが、非フォースユーザーが得物にしているのでライトセーバー特有の扱いにくさは改善されている模様。
オリジナルは無論、普通のライトセーバーだが、ジェダイのものではなくシスのものだった。
因みにフォイルとはフェンシングの競技で用いられる剣の一種であるフルーレの英語読み。
正史では「フォールン・オーダー」に登場したタロン・マリコスのライトセーバーがこのタイプに近い。

◆ライトウィップ

レジェンズにおいてダークジェダイの一人ルミヤや、シスの暗黒卿ギサニーが使用した、鞭状のフレキシブルな光刃を発する特殊なライトセーバー。
ジェダイやシスですら時には自傷してしまう程扱いに苦慮する癖の強い武器であった為、使用者はほぼいなかった。
非正史短編集『ヴィジョンズ』の1エピソード「The Twins」にはセーバーとウィップが切り替え可能なタイプも登場。しかもアーマーに仕込まれた機械の腕も使っての6刀流での使用となかなかブッ飛んでいる。
このように、長らくカノン(正史)では存在するかさえ不明な代物だったが、ドラマ『アコライト』にて当時のジェダイマスターの一人ヴァーネストラ・ローが使用し、正史での存在も確定した。

◆ブロードセーバー

レジェンズに登場したブロードソードめいた幅広薄身のブレードを発振するライトセーバー。特殊な焦点レンズとカスタムエミッターを用いる事でこのスタイルになる。かなりクラシックな部類のライトセーバーらしいが、現代でも一定数の使用者がいたらしい。

◆ライトセーバー・パラソル

非正史短編集『ヴィジョンズ』の1エピソード「The Duel」に登場したライトセーバー。メインヴィランである野盗の頭目が使用した、傘の骨部分が全てブレードで、尋問官のセーバーと同じく高速回転により飛行ユニットや盾にもなる番傘型セーバー。仕込み傘でもあり、相手が実力者である場合は仕込まれた通常のライトセーバーを引き抜いて起動し、それで戦闘する。

◆ライトセーバー・カタナ

上記のパラソルと同じく「The Duel」に登場。主人公であるローニンのライトセーバー。ヒルトの意匠が日本刀である意外は通常のライトセーバーと殆ど変わらないが、最大の特徴は鞘がある事。というか、ON/OFFボタンが存在しない、あるいは破損していて機能していない模様で、常にブレードが出っ放しである為、鞘が無いと安全に携行できないのである。

◇関連ある武器

◆エナジー・ソード

レジェンズのみに登場した光の剣。
古代シス帝国の影響下にあった惑星にライトサイド帰還後も伝わる名残。
帝国派の摂政と反乱同盟軍派が内紛を起こしており、フォースを使えない、王位簒奪を企む摂政が使いこなし、素人を装って試合をしたルークももしや既に正体がバレていて殺されるのではないかと疑ったが、本気のルークには通じなかった。

◆テイジ・プロトブレード

銀河帝国時代、大手食品会社であるテイジ・コーポレーションがジェダイのライトセーバーを再現しようとして作り出した試作武器。
だが当時はライトセーバーの製法など帝国によって徹底的に秘匿されて久しく*4、テイジ・コーポの開発陣は胡散臭い逸話や信憑性の低い寓話などから情報を得て、何とか開発に漕ぎ着けた。しかしその出来は本物と比べるまでもなく悪く、純粋プラズマで構成されたブレードや、本体に内蔵されたバッテリーすらなく、それぞれ起動するとプラズマを纏うコートシス製ブレードや、外部電源で代替している。
しかも形状は大型で手甲剣のような姿をしており取り回しも悪い。
しかし劣化コピーとはいえ腐ってもライトセーバーなので、威力は金属製の刀剣やエレクトロソードといった実体剣とは比べものにならない程高かった。
テイジ・コーポはこれを量産して帝国に売り込むつもりだったが、使用する素材が希少だったため生産性に難ありで、結局試作品一つ作られただけでプロジェクトは凍結された。

◆エレクトロウィップ

上記のライトウィップとよく似た武器。
円筒状の柄から光の鞭を作り出し、相手に叩き付けるという点ではよく似ているし、光の鞭の部分はライトセーバーの光刃とも反発するが、
用途は奴隷商人が奴隷を制圧・調教するためのもので、痛みは与えるが殺傷力は低く、技術的にもライトセーバーとは無関係。
『クローンウォーズ』ではアナキンがこれを拾ってドゥークーに挑んだが、慣れない武器では勝負にならず、一蹴されてしまった*5。

◆ライトセーバー・ライフル

コミック作品に登場したジェダイ騎士団による試作型ブラスターの一種で、パワーセルではなくライトセーバーそのものを装填し、セイバー内のカイバー・クリスタルを介してエネルギー弾を発射する。
クリスタルで収束させたエネルギー弾を撃つという原理はあのデス・スターのスーパーレーザーと同じ物であり、故にその威力は並のブラスターなぞ足元にも及ばない。作中では、このエネルギー弾をライトセーバーで受け止めたヴェイダーが吹っ飛ばされている。
が、それだけに銃本体への負荷…特に発砲時の発熱量が高過ぎるという欠点も抱えており、数発撃っただけで銃が融解してしまいかねない危険性も孕んでいた。
その欠点の改良が出来なかったのか、あるいはやはりブラスターはジェダイの武器に非ずと見做されたのか、たった一丁作られた試作品がジェダイ聖堂公文書館の秘密倉庫に死蔵されていた。
しかし銀河帝国樹立から数年後、そこに秘匿されていたデータの数々を回収し後の世に伝えんと潜入した、元公文書館司書ジョカスタ・ヌーが最後の抵抗として持ち出した。
上述の欠点に加え経年劣化により5発ほど撃った所で銃身どころか装填されていたライトセーバー丸ごと融解し、更には収束されたエネルギーが一気に不安定になったことでクリスタルが公文書館の壁に大穴を空けるほどの大爆発を起こしてしまった。





「これだ!」と思うライトセーバーのデザインを見付けた人、追記・修正をお願いします。

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最終更新:2026年11月04日 01:02

*1 とある時代劇では似たような構造の日本刀が登場する為、これをモチーフにしたのかもしれない

*2 とある学術論文によると、その熱量は摂氏5万度らしい

*3 事実、マンダロリアンの指導者になる気など毛頭なかったディン・ジャリンは、ダークセーバーを使用した際、終始ダークセーバーに振り回されており、他の使い手と比べて非常に危なっかしかった。なお、使い手がジェダイとして振るうと特に何もなく、普通のライトセーバーとして使える模様(実際、ジェダイであるエズラは普通に振るっていた)。

*4 ジェダイの技術なので、帝国の政治指針からして存在を許されるものではなかったのは勿論、シスの技術でもあるため、独占状態を維持したかったのであろう。

*5 ちなみにアナキンがこれを拾った際、ドゥークーは露骨に怪訝になり、嫌悪感を剥き出しにした。アナキンがライトセーバーをなくしたことに気付いたか、あるいは変な武器で自分に挑むという愚行に唖然としたかであろうか。