円高(えんだか)とは、円の他通貨に対する相対的価値です。
言い換えると、円 1単位で交換できる他通貨の単位数が相対的に多い状態のことです。
その逆に円安(えんやす)とは、円の他通貨に対する相対的価値(円 1単位で交換できる他通貨の単位数)が相対的に少ないことです。
例えば、旅先のアメリカで買い物をするために手元にある1万円をドルに両替します。
為替レートが 1ドル= 100円であれば、 1万円を両替すると 1万を 100で割った 100ドルになります。
一方、為替レートが 1ドル= 200円となった場合には、 1万を 200で割った50ドルにしかなりません。
つまり同じ金額の円について、 1ドル= 100円の場合の方がより多くのドルを取得できるので、こちらの方が円高ということになり、
逆に 1ドル= 200円の場合の方はより少ないドルを受け取ることになり、円安ということになります。
もし 2つのケースでアメリカの物価水準が同じであれば、円高の方が同じ額の円を使ってより多くの買い物をすることができ、円安ではそれよりは少ない買い物しかできないことになります。
【参照】
http://www.boj.or.jp/oshiete/intl/07101001.htm
【担当】
高井