神話

インド神話に伝わる女神で、「山神の娘」の名を持つ母性神。
ヒマラヤ山の神ヒマヴァットの娘であり、破壊神シヴァの正妃神。
最初のシヴァ神妃・サティの転生した姿がパールヴァティとされる。

俊足の軍神カルティケーヤ・象頭の神ガネーシャなど、神話において絶大な影響力を誇る神々の母でもある。

暗黒の女神カーリーはパールヴァティの暗黒面であるという説もあるが、これはパールヴァティ・カーリーが太母神ディーヴァ崇拝と同一視されたために生まれた説。

また、神話における夫シヴァとのアツアツぶりは有名。
例1:シヴァの額に輝く「第三の目」は、パールヴァティが「だ~れだ?」をやったために出来た。
例2:パールヴァティの入浴中に問答無用で浴場に押しかけてくるシヴァを見張る目的でガネーシャが生み出された。
※このあと、事情を知らぬシヴァにガネーシャは首をすっ飛ばされ、代わりに象の頭が据えられた。

……これほど「バカップル」という名称が似合う神夫婦はそういない。


非公式

  • 真・女神転生II
初登場作品。
夫神のシヴァがシリーズ通して「最強レベルの悪魔」としての存在感を誇示しているが、シヴァには劣るもののタルカジャ・メディアラハンなど多彩な回復・補助魔法の使い手として「非常に有用な仲魔」として重用されるケースが多い。
特に、本作や「II」のデータの大半が流用されている真・女神転生if...で彼女にお世話になった人は多い筈。
GBA版ではメガCD版の追加悪魔をメモリーチップから抽出するというイベントが追加されたが、何故か彼女が仲魔にいる場合、霊鳥タクヒは召喚できない(逆にタクヒ召喚後だとパールヴァティは普通に仲魔にできる)。
高田裕三作『3×3EYES』のヒロイン・パイが「パールバティー4世」と呼ばれるため、それにちなんでの制約だろうか(パイが行使するのがタクヒ)。

  • デビルサマナー葛葉ライドウ対コドクノマレビト
※作画:綾村切人、脚本:真壁太陽・原田庵十による、アトラス公認の「デビルサマナー葛葉ライドウ」のアナザーエピソードを描いた漫画作品。
十四代目葛葉ライドウと対立し、帝都の裏で暗躍する秘密結社・コドクノマレビトの幹部「八神将」の紅一点・舎那が自らの身体を依り代として悪魔を召喚する「悪魔変身」によって変化した姿が、パールヴァティである。
「飛電」を始めとする電撃属性の魔法を得意とするが、ライドウと同じく「ヤタガラス」の傘下で「殺眼」の異名を持つデビルサマナー・壬生綾女が使役する「まつろわぬ神」ヤトノカミによって惨殺される。

能力

初期LV37

ディアラマ(初期) シシリディ(初期)

メディラマ(39) マハラクカジャ(40) 電撃見切り(41) 神々の加護(43)

火炎弱点、氷結無効 

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最終更新:2017年01月01日 19:22