おざわゆみ

公式

八十神高等学校の2年生で、演劇部部員。
切れ長の瞳の女子生徒で、主人公達と同じ学年。

本作における「太陽」コミュの担い手。
文化部で演劇部を選んだ場合、「太陽」は彼女とのコミュになる。
「堅物な女性」と思われがちだが、感情の起伏は激しく、見た目とは裏腹に激情型の性格の人物と言える。

演技に打ち込む情熱は強く、演技に打ち込んでいる間は時間が経つのも、周りの部員がいなくなっていることにも気づかないほど。
その姿勢があまりに強い為に他の部員―特に部長・副部長―と温度差が生じることもしばしばあるが、それをものともしないだけの実力と自信を兼ね備えており、事実、他の部員よりも一歩抜きん出た演技力を持っている。

家庭環境は母一人の母子家庭だが、父とは離婚して以来疎遠になっており、結実自身も「自分と母さんを捨てて出て行った」との思いから現在も反目している。
その父が病に倒れ、母が「末期を看取る」と言い出したことから母とも距離を取るようになり、さらに部活動にのめりこんでいくが、病院と仕事先とを行き交う生活を続けて過労で倒れた母だけに看病を任せるわけにもいかず、打ち込んでいた部活動に穴を開けて父の看病を手伝うことになる。
そんな境遇を「自分の将来を親が邪魔する」として行き場の無い感情を溜め込んでいくが、看病を続けていくうちに2人とも和解し、最後は父の死を母と共に看取る。

コミュの初期に「役を演じているときは、違う人の人生を生きていられるような気がする」と語っていた彼女は、その後「役を演じて、違う人の人生を生きたつもりになって、自分の人生から逃げていた」と認識を改め、逃げ場所にしていた演劇部から自ら退部。
そして、父が遺した、彼女の名前の由来でもある「良い実を結ぶように」という言葉を胸に刻み、自分の人生と向き合うことを誓った。

コミュランクMAX後に話しかけると、それまでの彼女とは別人のように明るくなる。悩みが払拭した結果、太陽に相応しくなったといえる。

なお、アニメ版「Persona4 the Animation」では19話で、もう一人の太陽コミュ担当者松永綾音のエピソードを太陽コミュとして扱っているため、残念ながらアニメ版での登場は文化祭の時の1カットのみ。セリフもなく鳴上悠とも絡まない。

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最終更新:2013年01月24日 15:57